50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【山梨、都留市】富士山大展望の高川山。2024年12月9日(月)


秀麗富嶽十二景・高川山山頂から、こんにちは。(インカメです、、つまり左右逆に写ってます)


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


ブログアップをサボっていて、ごめんなさい💦

最近小説熱が再燃しておりまして、本ばかり読んでいたので、すっかりブログの存在を忘れ去っておりました(涙)

何かに夢中になると、他のことをすぐに忘れてしまう許容量極狭の脳ミソの持ち主なのであります。

山に登って、YouTubeを作成して、YAMAPに記事を載せて、完了~、、さぁ、読書、読書、、となっていたのです。


このところ面白いミステリー小説を立て続けに読んでいて、それこそページをめくる手が止まらない!!という状態でした。

しかし、友人に勧められてというか、友人が最近読んだと聞いて調べてみたら、我が家の積み本と化していた「夏への扉」を発掘し、お、あった、あった、読んでみるね~!!

、、、となったのは良いのですが、久しぶりの翻訳物、しかもどうやら名作と言われる古い作品で、言い回しが難解だし、説明臭いし、、進まねぇ~となっております。

友人に読んでみるね!と宣言した手前、途中で止める訳にはいかず、、でも早く昨日購入した「地雷グリコ」読みたい!となって気が散るんですよね、、進まない小説ってほんと集中できない、、あ、でも、途中から面白くなるかもなので、最後まで読みますよ、、これと次の記事を書いた後で、、


ということで気が散りまくりの読書の合間、コーヒーを淹れようと立ち上がった際に、ふと、、あれ?私、しばらくブログ書いてない気がするけど、いつからだっけ??と思い出し、このページを開いてみた次第です。

あら、最後に記事を書いたのは、11月30日の鐘撞堂山、、それも一週間もたって12月8日にアップしているという情けなさ。

そして、あれからもう二週間、ほったらかしにしとったではないの!?

あぶねぇ、あぶねぇ、、私としたことが、、。


前置きが長くなりました。


今回は珍しく平日にターボと二人で山に出掛けました。

ターボと私が勤める会社では「健康増進休暇」なるものを3ヶ月に一回取れるようになっております。

できれば火曜日に取得して、火曜日しかお休みがないウォーリーを山に連れて行きたいと思っているのですが、12月はウォーリーも忙しいらしく、山には行けないと言われたので、月曜日にお休みをもらったのでした。

土日も山に行けないことが多いターボが富士山を見れる山に行きたいと言うので、久しぶりに秀麗富嶽十二景のひとつ、高川山に登ることにしました。


都留市観光協会発行の「都留市トレッキングマップ」に載っていた高川山の説明です。

私たちが登ったのは昼間なので、この写真のように夜景は見れませんでしたが、富士山の形の美しさと、富士山に向かってくねくねとのびる平野部の前景がとてもバランス良くて、素晴らしい景色ですよね。

秀麗富嶽十二景の中でも「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」に続く人気の山なのだそうです。


特に人気なのが、中央本線の初狩駅と富士急行線の田野倉駅を繋ぐ縦走コースです。

私たちは都留市側の田野倉登山口から登るピストンコースにしました。

駐車場は稲村神社です。

トイレは道の駅つるを利用しました。


道の駅つるの裏手から見えた山並み。

かつて登った山(雁ヶ腹摺山、小金沢山)と登ってみたい山(黒岳、ハマイバ丸)がずらり!

眺めが良さそうな山ばかりですね。

お気楽でも歩けるコースを考えて、いつか行ってみたいです。


《コース定数 15(ふつう)》



稲村神社の駐車場に車を停め、8時34分に歩き出しました。

稲村神社のすぐ裏手にある高速道路の下を潜って、登山道に入ります、

最初のうちは急登が続き、息が上がりました。

高川山は距離が短いものの、標高差650Mを一気にあがるので、急勾配の道が多いです。

足が重く疲れた様子の私と、荒い息づかいのターボが沢山動画に残っていました(笑)

平日だけあって、山頂まで後から追ってくる人は一人もいません。

歩みの遅いお気楽は、追い抜かれることが常なので、追い抜かれなかったと言うことは、この日稲村神社側から登った人は多分私たちだけだったのだと思います。

紅葉はほぼ終わってしまいましたが、その分足元は落ち葉サクサクの楽しい道。


少し道が平らになり一休み。

この辺りは黄色い低木が残っていました。


この木はなんでしょう??

日の光を浴びて、黄金色に輝き、登山道を明るくしてくれていました。


ジブリに出てきそうな木の怪物!

細長い枝の足で、今にもこちらに動き出しそうです。

ターボに「木の怪物だよ!」と言うと、「エイ!ヤァ!トー!!」などと戦う真似をしていました(笑)

(動画を見てね)


緑色が鮮やかな草の道。

正面から射す光が幻想的でした。

「松葉コース」という名にふさわしい針葉樹の森を行きます。


弁慶石とターボ、、神々しい。


こちらは馬頭観音です。

分岐までまだかね?と思いながらの急登でした。

ここまで来れば、尾根まではあとわずか。


9時31分、分岐で左に折れ、尾根道を登ります。

尾根に出たらなだらかになるかと思いきや、まだまだ急登だった~(涙)

ターボが「一気に息がきれる」「意図してないです、いい歳して」とダジャレ二連発していました。


おぅ、なんとなく城址の雰囲気じゃん。

葉を落とした木々の影が落ち葉に覆われた地面に落ちて、とてものどかな雰囲気です。


時々左手、木々の間に富士山を見ることもできました。

そして、20分間隔位に聞こえるリニアモーターカーがトンネルを通過するゴーーッという音。

その度に振り向いて探すのですが、見た時にはトンネルの中に隠れてしまうところでした。

この後、岩場を登る場面もありました。

この頃には、多分初狩方面から縦走してきて、下ってくるハイカーに何人もすれ違うようになりました。

やはり縦走コースが人気なんだと思います。


ようやく高川山の肩に乗り、一旦少し下って分岐から再びの登りになります。

この分岐は帰りに私たちが利用する予定の「中谷コース」への入り口です。


11時4分、高川山山頂(976M)に到着しました。

高川山は山梨百名山でもあるようです。


山頂からはほぼ360度の大展望ですが、特にやはり富士山の眺めが最高です。

岩の多い山頂でしかが、まぁまぁの広さでしたし、人もそんなに多くなかったので、富士山を正面に見える岩に座ってランチタイムにしました。

山頂に50分位いたかな?

風もなく、寒くもなく、穏やかな時間が流れていました。

しかし、これ、土日だと多分座ってゆっくりすることは難しいかも!?

平日で正解だったかもしれません。


さぁ、下山開始です。

分岐から右手に下る「中谷コース」です。

たんまり積もった落ち葉の中に枝車が隠れた滑りやすい道。

転がらないように慎重に、慎重に。

そうそう、写真を撮り忘れましたが山頂直下に「狼煙台跡」がありました。

お、高川山はやはり城址跡なのか!?とターボと二人で大興奮(笑)

下山途中には石垣があったりして、やっぱり城址なんじゃん??と嬉しくなりました。

後で地図で調べると、高川山の麓にある小さな丘が

勝山城址でした。

小山田氏の居城だったそうです。


途中、とても大きなもみじの木があり、紅葉真っ盛りでした。

紅葉が残っていて、嬉しかったです。


落ち葉で顔を作ってみた(笑)

いっけんさんみたく、ユーモラスたっぷりに作るのって難しいですね、、センス皆無(涙)


午後になると、どんどんお日さまが傾いて、まるで夕方みたいになる森を下り、下界に降りると、やっぱりまだお昼間でした。

少しだけ里道を歩いて、稲村神社の境内に帰りついたのは、13時46分でした。

エノキの巨木が迎えてくれました。


高川山って、一般的には都留市のパンフレットにあるような「手軽なハイキングコース」なのでしょうね。

しかし、私にとってはなかなかに急登が疲れましたよ、距離は短いのですが、、。

山頂からの富士山は絶品でしたね。

何より富士山の形が美しかったです。

前景とのバランスもとてもいいし、、あ、これは一番最初に書いたか(笑)

高川山は、秀麗富嶽十二景の名に恥じない素晴らしい低山でした。


https://youtu.be/qThJEbcXn5o?si=13yZNpaO5zeFpnYy

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動画をまとめています。

良かったら覗いてみてください。


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

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