50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、榛名】初めての榛名天狗山で大展望を楽しむ。2023年2月25日(土)


榛名・天狗山東峰から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


この日はハガレーナと花子と三人で出かける予定にしていたのですが、花子が急遽参加できなくなり、ハガレーナと二人のつもりでいたところ、おちゃださんから「土曜日山に行くなら混ぜて~🎵」とお誘いがありました。

「場所は天狗山だけど、いい??」「スノーシュー歩きじゃなく、展望の山に行きたいのよ、私は」と伝えると「混ぜてくれるならどこでも~⤴️」とのこと。

だったら🆗✌️だよん。


ということで、、

おちゃださん、アジさん、ハガレーナ、私の4人で行くことになりました。

このメンバー、聞き覚えあります??

そう、つい先日、みなかみ町の大幽洞窟に行って「おちゃだ大反省会」をしたメンバーですよ。

あの時、お気楽からの一撃を受け、おちゃださんは大いに反省し、一皮も二皮もむけたはず。

さぁ、その成果はどんなもんか、、??

見せてもらおうじゃないのよ。


アキロックさんといっけんさんお二人が声を揃えてオススメしてくれた大展望の「榛名天狗山」へ、、

、、

題して「おちゃだ禊の旅」の始まりです。


《登山難易度 3》


🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶


6時に自宅を出発し、榛名神社の町営駐車場に着いたのは集合時間ぴったりの7時半でした。

今日は暖かいのかと思いきや、榛名神社周辺は日陰だからかめちゃくちゃ冷え込んでいて、「おや、洋服選び間違えたか??」と少し不安になりました。

まぁ、先日の赤城と違って雪はないですから、歩き出せば何とか大丈夫だろう、、と思うことに。


参道入り口のトイレをお借りし、YAMAPを7時間53分にスタートしました。

参道を登り、山門手前の赤い橋の右手から山に入って行きます。


しばらく林道を歩き、途中「地蔵峠」の標識が現れるので、そこを左へ入ります。

ここで、「そうだ、そうだ、お二人にまだ渡してなかった!お気楽ニューバッジだよ~🎵ひま総隊長のイラスト入り~⤴️」🐶🐶


上空はゴーゴーと風の音が聞こえましたが、森の中は静かでした。

少しずつ体が温まってきた!


(上)あの岩、、ちょっとワニの顔に見えませんか??

2つの洞窟が目で、真ん中の平たい岩が鼻で。

(下)ワニの右目に近づいてみると、通り抜けられそうだったので、、


おちゃださんがくぐり抜けてみました。

よくある「胎内くぐり」的な??

お?

穴から出てきたおちゃださん、、なんとなく晴れ晴れとした表情してますよ!(笑)

生まれ変わった新生おちゃだの誕生です。

(大幽洞窟でも同じことを言った気がするが😅)


(上)地蔵峠に到着しました。

暗い森から朝日の当たるエリアへ。

(下)小さなケルンがあったので、「修行のために、崩さないように上に載せてみて!」と言うと、めちゃくちゃ小さな石を申し訳程度に載せておりました。

修行が足りんな。


地蔵峠からの道(?)はとんでもなく急坂です。

てか、道というより、ただの崖。

そこをロープを使ってよじ登るしかない。

おちゃださんが私のストックを持ってくれました。

(感謝!)


尾根に乗ってからも、険しい道は続きます。

(右)右側が崩れている痩せ尾根!

(左)大股で登らないとクリアできないような場所もあります。

しかも尾根は風が強い!!

めちゃくちゃ冷たい風が右側から吹き付けていました💦


(右)おちゃださんが「ねぇさん、こっち向いて~⤴️めっちゃエモいよ~🎵」と言いながら撮ってくれた一枚。

この日この後何度も、意味もわからず「エモい」を連発することになります。

ちょっとでもいい雰囲気だったら、「エモいわ~⤴️」と言いながら写真をとるアラフィフの男たちと、アラ還の女たち。

(左)振り返るとこの展望!!

うわぉ!こりゃすごい!


正面の三角は天目山かな?

右手には相馬山が見えます。

左奥は烏帽子岳と掃部ケ岳だと思います。


大展望の尾根をわずかに登ると平地に出ました。

大鐘原ケ岳(1252M)に到着です。

冬枯れなので木立の間からいくらか見通せますが、基本的には展望なし。

木々で風が遮られていたので、バナナ休憩しました。


そこからの尾根歩きが楽しかった!

これ両側、たぶんツツジですよ!

春にはツツジの小路になることでしょう。

楽しみだ🎵


時々展望も得られます。

素晴らしい眺めに思わず手を合わせるおちゃださん。

この日おちゃださんのこんな姿を何度目にしたことか!

ハガレーナが「また反省しておりますよ😅」と指差しているところ(笑)


(上)榛名富士も見えてきましたね。

写真中央左手にある大きな岩は硯岩というそうです。

その奥に見えるのが三ツ峰山(1315M)らしい。


小鐘原ケ岳を通過してからは、多くの神様の石碑が現れました。

(左下)この石碑は一番大きかったと思います。

「国常立命」と書いてあります。

(右)「コノハナサクヤヒメ」の石碑も。

この石碑にトランジットする位置に榛名富士がありました。

「コノハナサクヤヒメ」は榛名富士の神様ですもんね。


尾根を離れ道が下りになると、辺りは笹原になります。

ここ、冬だからいいですが、夏になると藪っぽくなって道が分かりにくいんじゃないかな??

T字路に出たので、「TT 兄弟」しておきました。


T字路を左手に歩き、少し凍った日陰の道を登っていくと、天狗山東峰と西峰のコルに出ました。

(左上)左の東峰側へは赤い鳥居を潜っていきます。

(右上)まずは右に進み、西峰を目指します。

(左下)落ち葉が沢山の冬枯れの道をなだらかに登っていくと、、

(右下)天狗山西峰(1179M)に到着しました。

今日の最高到達点はさっき歩いてきた大鐘原ケ岳のようです。


(左)西峰は展望なしなので、ちょっと尾根を奥まで歩いてみることに。

(右上)すると、小さな祠がありました。

すかさず手を合わせるおちゃださん。

禊の旅継続中です。

(右下)ここにも神様の石碑が。

青空と冬枯れの尾根と、、なんとも「エモい」(?)


では、本日最大の見所、、天狗山東峰に向かいましょう。

この小さな鳥居、、アジさんが「ハードルみたい♥️」と言っておりましたが、飛び越えちゃだめだよ~😆


岩場を登ったところに東峰の標識がありました。

大天狗・小天狗の石碑が!

先ほどからの神様の石碑といい、天狗の石碑といい、この山はきっと修行と信仰の山なんでしょうね。

ここは展望があまりないので、更に奥に行ってみます。


すると、赤い鳥居と石の祠があり、またまたおちゃださんが何やら真剣に念じておりました。

何をそんなにお願いしているのかと問うと、「お願いしているのではなく、反省していることを伝えて、二度と過ちを犯さないように決意表明しているのだ」とのこと。

何度も何度も手を合わせて、決意表明しないと、心がぐらつくんでしょうね😅

男とはなんと弱い生き物なのか、、

いつまでも過去に囚われず、清々と前に歩き出してもらいたいものです。


この展望を見よ!!

この絶景を前にジクジクしてるのもったいない!!

(左上)天狗山西峰の左手には真っ白な浅間山。

(右上)遠くには雲があり、八ヶ岳は見えませんでしたが、、妙義山の急峻な壁がそそり立っています。

(左下)奥には奥秩父の山並み。

どれかは武甲山だと思うのですが、どれだかは特定できず。

(右下)赤城の裾野と遠くに筑波山。

大・大・大展望!!

これをアキロックさんといっけんさんが見せたかったんですね!


手持ち式の山名板があったので、アジさんとおちゃださんがそれぞれ岩の上で。

強風が吹いていて、体を煽られるので、岩に乗ることはできませんでした。


ハガレーナと私はラウンドガール風に(笑)

こうやって持つと、風圧で転びそうになります💦💦


(左上)岩の上でまだまだ禊の旅継続中のおちゃださん。

(右上)アジさんと私は日向ぼっこするじいさんとばあさんにしか見えない(笑)

(下)ハガレーナは岩の一番奥に行って写真を撮っておりました。

さすがのハガレーナも風には勝てず、岩にもたれかからないと無理💦


素晴らしい展望にとにかく感動!!


はあったものの、素晴らしいお天気と大パノラマに、「この季節に来れて良かった!」と心底思いました。

この空気の透明感はこの季節ならでは!

かなりここでゆっくり景色を堪能しました。

さて、ランチの場所に移動しましょうか。


風の当たらない場所を探して、山頂付近に戻ってきました。

多くの神様に見守られながら、ランチ休憩です。

この時「人に全く会わなかったね~」「うん、だ~れも来ない」と会話していると、一組の男女が登って来たので思わず「キターーー!」と言ってしまいました(おちゃださんが)。

そのかたも誰にも会わないと思っていたらしく、とてもびっくりされていて、後でわかったのですが、YAMAPで相互フォローしている「KAZU さん」でした。

後日コメントのやり取りをして、次に出会った時の合言葉は「キターーー!」ってことになりました(笑)

私たちは顔出ししていますが、「KAZU さん」のレポには顔が載っていないので、あちらに気づいてもらわないといけないのですが😅

いつかどこかの山で「キターーー!」と言われたら「KAZU さん」だということになります(笑)


では次に向かいます。

(左上)大鐘原ケ岳の山腹を巻く形で道があります。

(左下)とても大きな岩が現れました。

なんだかハリウッドにある大きな岩みたい。

(右)あれ、あれ、あの岩、、「う~ん、マンダム」の俳優さん(ジャックニコルソンでしたっけ?)に見えません??

たれ目で口ひげ生やしてて。


(上)ここは落ち葉が深く堆積して、ふくらはぎ辺りまでありました。

アジさんが足で谷側に払い落としていたけど、上から無限に供給されてましたよ(笑)

(下)この灰皿はジャイアント馬場さんじゃないと使えないね(笑)


そして、鏡台山(1079M)に到着です。

北峰は展望ゼロなので、南峰に移動~⤴️


南峰も大展望の岩場でした!!

(上)まだやってるよ、おちゃださん、、、どんだけ引きずるん??

忘れっぽい私には全く理解できない(笑)

(下)こんな景色が見れたら、もう人生大成功ですよ!


(上)浅間山の雲が少し取れました。

浅間山の右手には浅間隠山、、カッコいい!

(左下)榛名外輪山。

(右下)歩いてきた峰々。

左が大鐘原ケ岳で、右が天狗山です。


最高の一日になりました。


(左上)そこからはめちゃくちゃ滑りやすい急斜面をロープを頼りに下りました。

(右上)下山途中のアジさんとハガレーナ。

(左下)ここが登山口です(振り返って撮影)。

(右下)しばらく林道を歩き、参道が見えてきたら今日の山行は終了です。

(ここでYAMAPは終了しました)



おちゃださんが「御朱印」をいただきたいと言うので、榛名神社にお参りします。

いつ見ても迫力とパワーに溢れた「矢立杉」。


屋根が銅ぶきの山門が改修されていました。

扉の彫刻が見事です。


本殿はまだ改修中。

右手にある滝は面白い形に凍っていました。


凍りついた榛名湖。

おちゃださんが端っこに乗ってみましたが、結構な厚みがあったようです。

(湖面は立ち入り禁止です)


最後は榛名湖温泉「ゆうすげ元湯」に入って、汗を流して帰宅しました。

おちゃださんとアジさんは、山歩きのあと必ず温泉に入るのが定番みたいです。



アキロックさんといっけんさんに強くオススメされた榛名マイナールートの天狗山。

出会ったハイカーは天狗山での一組(KAZUさん)だけでした。

こんなにいい山なのに、何故に人気がないのか!?

まぁ、あの岩場がこみ合って順番待ちなんてことになるのは嫌なので、人気がないくらいが好都合ではあります。

私のブログの読者さんにだけ、こっそり教えますね!(笑)

めちゃくちゃいい山でした!

以前相馬山に登って、「こんなに簡単に登れて大展望で、めっちゃいい山見つけた!」と思いましたが、そのあとに登った二ツ岳で「うわわわ、これは相馬山を越えたわ!」と思ったのもつかの間、この天狗山はその二ツ岳をも凌ぐ、お宝のようなお山でした。

相馬山 < 二ツ岳 < 天狗山です!

ここだけの話ね!

みんなに内緒にしてね(笑)


これからも折に触れ、登って行きたい山を発見した旅でした。

おちゃださん、反省会、、そろそろ終了でいいかね?

禊の旅、、もう終わりにしよう😂


山は楽しいのが一番!!


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【群馬、赤城】雪と大展望の黒檜山~駒ヶ岳縦走。2023年2月23日(祝)


赤城・黒檜山から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


天皇誕生日のこの日、お気楽が訪れたのは赤城山でした。

この冬、あまり霧氷を見てなかったので、標高が2000Mに満たないにも関わらず、上越国境から流れてくる雲がかかることが多く、霧氷天国となる黒檜山に出かけることにしました。

今回もお気楽イツメンのターボは不在なのですが、ハガレーナと花子が参加できるということで、三人で赤城を目指しました。

自宅出発は5時。

雪道(凍結)だと2時間はかかるかと思っていましたが、前日暖かかったこともあり、そこまで道路状況が悪くなかったので、所要1時間半でおのこ駐車場にやってくることができました。

幸先順調!

おのこ駐車場に着くと、今まで黒檜山は雲の中ということが多かったのですが、この日は山頂まで良く見えています。

あれ?あれ?

山が白くないぞ!!

これは霧氷はできてないってことか??(涙)

高曇りですが、展望には恵まれるかもしれません。

霧氷が無理ならせめて展望を!!

期待を胸に歩き始めました。


《登山難易度 2》


🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶


朝車に乗った時に花子に「軽アイゼン持ってる??ないなら私のを貸すよ!」というと、「ん?アイゼン?持ってる、持ってる、持ってきたよ」と言うので安心していたのですが、現地についてみると、花子が持参していたのは「チェーンスパイク」でした。

あら、チェーンスパイクだと雪が深かったら下山で苦労しそう(涙)

するとハガレーナが「私が10本爪と軽アイゼンを持ってきてるから、軽アイゼンを貸せるよ!私は10本爪アイゼンにする」と言ってくれました。

よって、ハガレーナは10本爪(前爪あり)、花子と私は軽アイゼン(6本爪、前爪なし)で歩くことになりました。


いつもよりゆっくり支度をして、7時19分に歩き出しました。

大沼は全面凍結し、ワカサギ釣りに興じる人々が大勢いました。

「じっとしているのはきっと寒いよね~(涙)」などと話しながら、車道を黒檜山登山口に向け歩きました。


(左上)黒檜山登山口からはいきなり急登です。

(右上)間も無く「猫岩」に到着!

昨日(2月22日)は「にゃんにゃんにゃんの日」だったとハガレーナが教えてくれたので、猫のポーズにて。

(下)凍った大沼と地蔵岳を見晴らせるようになりました。


おっと、道を間違えたちった💦

ここ、斜面が凍りついています。

しっかり足を蹴り混んで、軽アイゼンの爪を突き刺すように登りました。


更に見渡せる範囲が広くなってきます。

地蔵岳の左手には笠雲富士山!

もしかしてお天気下り坂??


黒檜山への道はこの斜度です。

大沼を背中にヒーフゥ言いながら登っております💦


(上)ようやく尾根に乗りました。

(下)黒檜山山頂への道はまさにビクトリーロード!

今まで見られなかった雪のついた白い木々が右手に現れ、雪質がモフモフに変わります。

尾根に乗った辺りから、青空が見え始め、、


黒檜山山頂に到着した時には、晴れ渡っていました!

これぞ晴れ女パワー!!!

山頂でだるま型を作っていた男性に「山頂に着いた途端に晴れるとは、持ってますね~🎵」と言われました(笑)


そして、徒歩2分の展望地へ向かいます。

右手前方に日光の山々が見えるようになりました。


展望地に到着!

これ、これ、これ、これーーっ!

黒檜山の一番の見所!

日光連山から上越国境の山並み、そして、草津白根や浅間山までずずずいっと見渡せる、大・大・大展望です。

高所恐怖症の花子はちょっと内陸(?)に立ってますが(笑)


(左上)榛名山と浅間山。

(右上)四阿山、草津白根山、白砂山。

(左下)谷川連峰。

(右下)上州武尊山、至仏山、燧ケ岳。


最高の景色で、しかも風がほぼありません!

大体どっちかなんですよ。

大展望で強風か、霞んでいて無風か。

今日は大展望で無風という、最高のコンディションです。


(上)ひときわ白く輝く谷川岳。

(下)憧れの上州武尊山と日光連山。

展望地をあっちに行ったりこっちに行ったりしながら、何枚も写真を撮りました。


さて、次に向かいます。

山頂に戻る途中の景色にため息が出ました。

墨絵のような山並みのグラデーションが美しいですよね。


今日は花子が夕方用事があるということで、寄居に15時までには帰り着きたいと思っています。

なので、ある程度展望を楽しんだら、どんどん次へ。

(右上)再び山頂を通過。

登頂した時にだるま弁当の空き容器で男性が作っていた雪だるまが完成したようです(笑)

苦労していた鼻の部分、、諦めたみたい(笑)

(下)黒檜大神に手を合わせておきました。

ここでターボなら、「赤城なのに黒檜」という(毎回!)


そして、わずかで反対側の展望スポットに着きました。

北側の展望スポットからは見えないもう半分がこちらから見えるのです。

2つを足して360度の大展望!!


赤城の山々と大沼・小沼を見下ろすことができます。

小沼と大沼の標高の違いがよくわかりますよね。

上の稜線はこれから歩く「駒ヶ岳」までのルートです。

一番奥は長七郎山。

右手の電波搭が立っているのが、子供たちとお正月に登った地蔵岳です。


三人でいっぱい自撮りしました🎵

だ~れも来なくて、展望独り占め!!

そうそう、この時時刻は10時だったのですが、なんと、この1時間50分後にウサ亀さんがここに立っていたのですよ!!

花見ケ原森林公園からのルートをラッセルしながら登ってきて、黒檜山ピストンしたらしいのです。

YAMAPレポでわかったので、「ウサ亀さんニアミス~😆」「会いたかったよぅ~😆」などとコメントすると、「展望スポットに着いたら突然雪面が圧雪されてた。あれはお気楽が歩いたからなんだな」とか「赤城の方からドシンドシンと音がしてたのはお気楽だったんだ!!」などと、ウサ亀悪魔がいっておりました😒💢💢

フツーに「会いたかった~♥️」とならないことは、百も承知していたが、、😡😡😡


さて、下りますよ~😆

夏道だと段差の大きな階段がずーっと続くエリア。

階段は全て雪に埋もれていますが、急坂であることに変わりはなし!

ハガレーナは前爪後爪があるので、スタスタ下れますが、花子と私は横向きになって、ヨタヨタとしか進めません💦


(左)大きな斜度の場面ではハガレーナが花子をアテンドしてくれました、

(右上)私の必死の形相😅

何しろ膝に不安を抱えていますからね(涙)

膝がグラッとならないように、転ばないようにめちゃくちゃ慎重に下りました。

(右下)とはいえ、展望はサイコー!!

ついつい眺めちゃうんですよ。


(左上)駒ヶ岳へは尾根を歩いて行きます。

(右上)左の写真の真ん中のピークに着きました。

標識がこんなに雪の中に埋まっていますよ。

1メートルくらいは積雪ありそう。

(左下)下ってきた黒檜山からの道を振り返ってみたところ。

実際見ると、めちゃくちゃ急なのがよくわかるのだけど、写真では伝わらないかなぁ。

(右下)急な下りで軽アイゼンがすっかり後ろの方にずれていたので、埋まった標識に座って調整しました。


ピークを一旦下り、広い鞍部からは一気に登って、駒ヶ岳山頂に到着しました。


駒ヶ岳からの眺め。

(上)大沼と赤城外輪山、全部見え。

(下)谷上連峰が今日は本当に美しく見えました。

冬の谷川岳に行ってみたいのだけど、なかなか実現しません💦

お天気悪いと地獄ですし、お天気いいと蟻の行列なんですよね~😆


駒ヶ岳からはしばらくなだらかに尾根を行きます。


雪庇が面白い形になっていました。

表面がとけちゃったんでしょうね。

まるでベールを被った雪女みたい!


雪庇には決して近づかないように、、。

下は断崖絶壁です。

崖が茶色くて、まるで生クリームをかけたザクザクチョコ入りガトーショコラみたいでした。


最後まで大展望!!

関東平野、遠くに雲に浮かぶ筑波山を見ることもできました。


そして、駒ヶ岳名物(?)の鉄製階段です。

今回は雪が積もっているところと、階段がむき出しのところと様々。

雪の下はもちろんガチガチの氷なので、とても怖いです。

ここからの滑落で昨年死亡事故も起きているそうです。


まだまだ急な下り💦

鉄製階段あり、石の段差あり、、最後まで気が抜けませんでした。

黒檜山~駒ヶ岳はやはり前爪ありのアイゼンにすべきでした。

来年からはそうしたいと思います。


最後、あれ?

登山口に出なかった!

ん?どこで間違えたんだろう??

まぁ、車道に出れたので、問題ないんですが、、。




帰りにコンビニに寄ってお弁当を買い、車中で食べながら帰宅しました。

寄居到着は14時半!

花子を無事時間までには帰宅させることができました🎵


今回は主目的だった霧氷こそ見れませんでしたが、黒檜山山頂に着いた途端に晴れ渡るという晴れ女パワーを発揮し、素晴らしい展望に恵まれました。

久しぶりに花子とも歩けて、楽しかった🎵


赤城はやはりいいところです。

春になったらツツジなど、花を見に訪れようと思います。


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

【群馬、榛名】再びの二ツ岳。今回はいっけんさんオススメコースにて大・大・大展望を楽しむ。2023年2月18日(土)


二ツ岳にある孫岳山頂から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今日は久しぶりにターボも参戦して、イツメン三人で出かけることになりました。

翌日、ターボに早朝から予定があったので、あまり帰宅が遅くならないように、サクッと登れる山として、榛名の二ツ岳を選択することにしました。

先日ハガレーナと二人で訪れて、その絶景と、お気楽なコースなのに見所が沢山あることで、すっかりお気楽のお気に入りエリアとなったのです。

ヤマッパーの「いっけんさん(多分榛名が地元なのだと思う)」に「次に二ツ岳に行くなら、雄岳の大岩と、孫岳にも登るといいよ!素晴らしい展望だよ」と教えていただいたので、前回スルーして見れなかった景色を三人で見たいと思います。


自宅を6時に出発し、ヤセオネ峠を目指しました。


高速道路が前橋インター手前から混み始めたからか、ナビは前橋で下道に誘導し、伊香保経由ではなく榛名のユウスゲの道側に出る林道(?)を案内しました。

その途中で出会ったカモシカさん。

普通に車道を歩いていて、一旦追い抜いた後車を停めて眺めていると、逃げることなく、トボトボと歩いてきて、私たちの方をチラッと見ていました。

私たちを追い抜いていく場面です。


しっかり目があった!!

こんなに近くで、ゆっくり観察できたのは初めてです。

お腹が大きいように見えるけど、日頃の彼らを知らないので、そういう体型なのか、妊娠しているのか、そもそも雄か雌かも分かりません💦💦

とっても可愛かったのだけは確か!(笑)


《登山難易度 2》


🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶


榛名湖畔のトイレに立ち寄りましたが、ヤセオネ峠到着は7時半頃でした。

榛名は寄居からとても近くて助かります。

早朝のヤセオネ峠に、私たちを含めて車3台のみ。

今日は静かな山歩きになりそうです。


まずは車道を歩きます。

初めのうちは道が乾いていましたが、途中からは雪道となりました。

カメラを向けると必ずひょうきんなポーズをとるターボとハガレーナ。


車道(冬季閉鎖中)の終点は伊香保森林公園の敷地です。

左下はトイレ。

ターボが「あの緑の建物?」と言うので、ハガレーナが「あれは苔で緑になってるんだよ」と答えていて、笑えました。

登山道は凍結していそうだったので、東屋でチェーンスパイクを装着しました。


では登山開始です。


お、お、お、いきなり凍結注意!!

先日の雪が少し残っていて、その上を歩いた登山者の足跡が見事にカチカチです。

チェーンスパイクをつけていれば問題ナッシング!

氷をがっちりとらえて、夏道より踏ん張りが効いて歩きやすいくらい。


日の当たる斜面は雪がとけて夏道になっていました。

いちいちつけ外しが面倒なので、チェーンスパイクつけたまま歩いております💦


そして、あっという間に孫岳分岐!

今日はこっちにも行ってみるよ~🎵をおきらっくポーズで(笑)


(右)まずは谷(とういか窪地、鞍部)まで下り、

(左)右手の斜面を登って行きます。

YAMAPにはルートが載っていないので、念のため「いっけんさん」の軌跡をダウンロードしてきましたが、雪があって踏み跡が明瞭なので迷うことはありませんでした。

先頭を行くターボが道がわかるのかと心配していたので、いっけんさんの軌跡をダウンロードしているから心配ない旨伝えると、「じゃあ、まごまごしなくていいね!」といつものダジャレを飛ばしていました😅

この日は雪の踏み跡があり、結果的にダウンロードは不要でしたが、夏道だと分かりにくいかもなので、軌跡ダウンロードをオススメします。

この斜面はちゃんとした登山道ではなく、斜面を無理矢理登る感じなので、チェーンスパイクをつけてない夏道の方が滑って怖いかもしれません。

とはいえ、距離はわずかなもんです。

山頂がすぐそこに見えていますし。


孫岳は横長の形をしています。

後から見たら潜水艦の形に似ているなと思いました。

その潜水艦の甲板を歩いているイメージ。

稜線の真ん中には大きな四角い岩があります。

この岩のお陰で、周囲から見た時、「あ、孫岳だね!あれは!」と見分けられるようになりました。


またまたあっという間に孫岳山頂到着です。


正面に見えるのはまあるい雌岳。

その左手には、、


子持山の向こうに冠雪した上州武尊山。

お気楽未踏の憧れの山です。

いまだにピッケルは私しか持ってないので(ま、持ってるだけですけど😅最近はもっぱら娘に貸し出し中)、他のメンバーも購入したら、是非雪山シーズンに訪れたいと思っています。


左手には雄岳ドーーン!!

真ん中の岩が屏風岩なのではないかと思います。

電波塔と屏風岩の間にある横長のギザギザがこの後登ろうと思っている大岩です。

あそこからは足元に孫岳が見えるってことですよね。

楽しみだ~🎵


(左上)次に目指したのは雄岳。

電波塔が見えてくれば、山頂はすぐそこです。

(右上)電波塔管理の建物横を通って山頂に向かいます。

(下)山頂の祠前から見えた景色。

ここまで来て初めて訪れたターボが「おおぉーーーっ!」と雄叫び(?)をあげました(笑)


岩の上に登って大展望を楽しむターボ。

素晴らしい展望に万歳三唱です(笑)


ターボが見た景色がこちら!

(上)正面に榛名富士と外輪山。

榛名湖の両端が見えるのわかりますかね?

榛名富士とトランジットする形で真っ白な浅間山です。

(左下)右に目を転じると、枝や電線が少々邪魔ですが、前回は雪雲に隠れていた谷川連峰もくっきりはっきり見えました。

(右下)左手にはいつみても迫力満点の相馬山です。

あの下にオンマ谷が隠れているのです。


山頂標識にて記念撮影。

イダブルー直伝の「直立真顔」やってみたら、楽しくなっちゃって、、

それぞれ違う方を向いてみました。

まるでお気楽仲違い!?


な~んてね!

いつも仲良しな三人組です♥️


では、本日のメインイベント!

前回ハガレーナと「あそこ登れるのかな?気になるよね~。でもわかんないからやめておこう」となった大岩へのチャレンジです。

私たちは山頂下部の平地から行こうとして、道がなくなり、無理矢理岩をまたいでルートに乗りました。

電波塔建物の横から入るのが正式(?)ルートです。

ピンクテープがあるので、登り口はよくわかります。

とはいえ、心配なので、岩場が得意なハガレーナが切り込み隊長になりました。

前の方からハガレーナの「ひょえー」とか「わっ、わっ、ここどうしよ??」などの声が聞こえていたので、ターボが「私は行けないかも、、」と心配しておりましたが、、


なんとか三人ともてっぺんに立つことができました。

いや、立つことはできなかったな。

とても怖くて立っていられません💦

足元は大きな岩の重なりで、平らなところがほとんどなし!

ハガレーナは昔石塔があったと思われる台座辺りに収まりました。


私はその手前の斜めになった岩の上に座りました。

横から見ているハガレーナが「みほさん、そのままま前に滑り落ちないでね!下は断崖絶壁だよ~、見てると怖いよぅ」と言っておりました。

そんな私の真っ正面には、ピラミッドみたいな相馬山。


その左にはさっきまでいた孫岳が見えます。

ここから見て「潜水艦みたい!」と思いました。

真ん中に四角い岩があるので、あれが潜水艦の見張り台に見えるんですよね。

屏風岩は私の足元すぐそこなんですが、木がはえていていまいち形が分かりませんでした。


こちらは雌岳と水沢山、遠くに赤城山です。


後ろには電波塔。


電波塔と肩を並べる形になります。


右手は雄岳からも見えた榛名富士と外輪山です。


二ツ岳の中でもピカイチの大・大・大展望にワクワクが止まりません。

足元が不安定なので、そのドキドキも加わって、より爽快感マシマシです。


イェーーーイ!!

ハガレーナは岩場が似合う♥️

この後めちゃくちゃ慎重に岩場を下りました。


次に向かうのは、雌岳。

一旦鞍部まで下ります。


雌岳への登りは階段、階段、階段です💦

掘れている所もあって、これが登りにくいんだわ💦


そして、雌岳山頂到着です。

ここからの景色をターボに見せたかったのよ!


(左上)水沢山をポチっとな!

(右上)ハガレーナは水沢山をふんずけた!

(左下)ターボも!

でもストックがないと足を上げられない(笑)

(右下)私は水沢山のトンガリをお尻にさしてみた(笑)

はしたなくて、スミマセン💦

三人が同じポーズじゃつまらないかと思いまして😅


谷川連峰が美しい~🎵

ターボと山座同定中です。

AR 山ナビで、巻機山も見えていることがわかりました。


雌岳を後にし、次に向かうのは「オンマ谷」。

途中ターボが「急に足が重くなった!!」と騒いでいるので、見るとスパイクの後ろの部分に大きな石がすっぽり収まり、なかなか取れませんでした。

雪の高下駄にはよくなるけど、石が挟まったのは初めて見た!👀

七合目避難小屋にあったダジャレ看板。


「山を汚す登山者に熊もあきれて困(熊)ったと」


もちろん食いついたのはターボです😂

私たちは汚さないから、熊さん、出てこないでね~😅


オンマ谷への道は苔苔のいい雰囲気になります。

前回はなかった雪があちこちに残っていて、また違った表情を見せてくれました。


オンマ谷の入り口に着きました。

奥に見えているのは「総魔の山=相馬山」です。


ターボに「オンマ谷は魔の谷だからね~、日が当たらなくて暗いんだよ~😆」と伝えていたのですが、、

あれ?あれ?

この前より明るい気がするんですけど。

春が近づいていて、太陽が前より当たるようになったからかしら??

前回は日が当たる場所とずっと日陰の場所にくっきりラインができていて、とても不思議な雰囲気だったのですが、今日は光の明暗があまりなくて普通の谷になっておりました(笑)


雪がまぁまぁあったので、こんなイタズラしたりして楽しんでいると、、

突然「ガラガラガラドーーーン!」という音が谷にこだましました。

なに?なに?なに?なに?

落石!?


音の方向はこちら。

多分相馬山支尾根のあの壁から大きな岩が落下したのだと思います。

少し距離がありましたし、間には多くの木々がありますので、私たちの方へ飛んでくることはありませんでしたが、、怖い、怖い((( ;゚Д゚)))

ハガレーナが「落石注意ってこのことなんだね~😆」と言っておりました。

大岩から見た相馬山は北側が断崖絶壁で、今もどんどん崩壊が進んでいるのかなと思いました。

いつかこのオンマ谷が立ち入り禁止とかになると悲しいな(涙)


緑色のトイレ見学をしてからヤセオネ峠へ戻ります。

伊香保森林公園の苔むしたトイレは中がとても清潔に整えられ、ポットンなのに臭いもありません。

頻繁に掃除してくれているのだと思います。

ありがとうございます。




今回は、雄岳・雌岳に加えて、孫岳と大岩にも登れて、大展望を楽しみ、オンマ谷では思いがけず雪道歩きもできて、とても楽しかったです。

ターボも「二ツ岳いいね!二人が絶賛するのがよくわかったよ!」と言っておりました。

でしょ?でしょ??

二ツ岳、いいのよ!

登山者が少ないのが不思議なほどです。


この日出会ったのは伊香保森林公園管理棟の方から登ってこられたカップルと男性一人の計二組のみ。

終始静かな山歩きができました。

まぁ、お気楽ですから、静かなわけないですけど(笑)

熊にあって、熊ったとこになるのは嫌なので、いつも賑やかに歩くことを心掛けています。

なので、幸い、今まで熊にバッタリ経験はありません。

(私は高校時代、山岳部の合宿でお会いしておりますが)

和気あいあいと楽しくいこう🎵


お昼は前回と同じ食堂にて。

ハガレーナはやまかけ定食、ターボと私はワカサギ重をいただきました。


今度はツツジの季節に訪れようと思います。

水沢山方面からのルートにもチャレンジしてみたいです。


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