50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、太田】石井スポーツにて雪山ギアを買ってきました。2019年12月29日(日)

こんにちは❗

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます(^-^)


今日はハガレーナと二人で太田の石井スポーツへ行って来ました。

昨年は装備不足で行けなかった山に今年こそ雪道歩きをしに行きたいと思っています。

そのための雪山ギアを補充したいのです。

ターボは所用があって一緒に行けなかったので、ターボの冬靴(本当はこれを冬靴とは呼ばないらしいですが)を預かって来たので、それに合うアイゼンも購入したいと思います。

私が購入したものです。

結構な金額になり、私の冬のボーナスがまあまあふっ飛びました(涙)

ひとつひとつ見て行きましょう。

すでに雪山ギアをお持ちの方には百も承知の話で、退屈だと思います😅

これから雪道歩きしてみようかなとご検討中の方向けの記事になりますので、ご了承ください。

まず、アイゼンです。

今まで6本歯の軽アイゼンしか持っておらず、それで行ける範囲のみウロウロして来ましたが、雲竜渓谷の最後の巨大な氷瀑を見ようと思ったら12本歯が必要だと感じましたし、黒檜山でも凍った急な下り坂では前爪がないことで怖い思いをしました。

その為今年は12本歯を購入するんだ!と張り切ってやって来ましたが、石井スポーツのMさんに相談すると、私たちレベルの山だと10本で充分だとアドバイスいただきました。

要するに前爪さえあればいいんだそうです。

12本歯だと前の部分(土踏まず辺り)の横に二本加わるだけ(爪の鋭さも変わりますが)なので、私が前述した山くらいなら必要ないとのご指摘です。

しかも12本歯は縦に長いので、足の小さな女性の靴だと後ろに長さ調整用の金属が長く飛び出してしまうのだそう。

そりゃ冬の赤岳とか行きたかったら12本歯なのでしょうが、そんなところ夏でも行けませんから、冬の八ヶ岳などトンでもはっぷん!

決して私たちは足を踏み入れませんので大丈夫です。

また私たちが冬靴だと信じていたこの靴は実は夏用の靴なのだそうです。

本物の冬靴と何が違うかと言うと、第一に保温性。

これは夏用の靴なので保温性がなく、長時間雪の中にいると足が冷たくなるのだそうです。

あ、やはりそうかのか。

今まで冬靴と信じて雪道を歩いて来て、そりゃ前のおんぼろの靴に比べたら水が染み込まないから全然ましですが、そんなに温か~い!という実感はなかったのです、実を言うと😅

でも「これは雪道歩き用の冬靴なんだ!」と信じていた私は「この冷たい感じはきっと気のせいだ」と思うようにしていました😁

本物の冬靴は保温性が高く、足が冷たくならないとのこと!

素晴らしいですね。

お値段も素晴らしいですがね(7万円以上します)。

それとこの爪先部分の形状。

本物の冬靴はここにアイゼンの金具を引っ掛ける溝があります。

私の冬靴もどきには後ろにだけ溝があります。

でも前はツルンとしているので、前後ともカチッと止めるバネのような仕組みのアイゼンはつけることができないそうです。

なるほどね~👀

ということで、10本歯アイゼンを長さ調整してもらって購入しました。

GRIVEL(グリベル)の10本歯アイゼン、、、17,820円なり。

お次はなんと、なんと、ピッケルです!

今年はピッケルとヘルメットは買わないつもりだったのですが、石井スポーツのMさんに持ってなきゃダメだと強く勧められ、私が試しに購入してみることにしました。

Mさん曰く「黒檜山のあの下りを下るつもりならアイゼンは6本歯でも横向きに歩けばいいけど、もしも滑落したら身を守るためにピッケルは絶対持って行かなきゃ!」とのことです。

ピッケルの持ち方(登りでは尖った方を前に、下りでは後ろ向きに)や、自分のサイズ(手を伸ばして持った時に足首辺りに先がある位)を教えてもらいました。

あまり長すぎると雪道をズルズルズルズル引きずって歩くようになるそうです。

そして足を滑らせた時にピッケルをどう使うかも講習してもらいました。

何度か真似していると、段々扱いに慣れて来ました。

明日は赤城山に行く予定なので、他のハイカーがいない森で、ピッケルの使い方をみんなで練習したいと思います。

ピッケルを落とさないようにするための、体に掛けるシートとカラビナも合わせて購入しました。

ピッケルはClimbing technology社のもの、、、12,100円なり。

シートはROCK EMPIRE 社、、、621円なり。

カラビナはマジックマウンテン社、、、980円なり。

そして、手袋です。

手袋というものは、写真を撮るためなどに外して、右手だけ行方不明になるのが常でして、、(涙)

雪道歩きの場合、手が冷たくなるのは嫌だし、雪を触って滲みてくるのも困るし、かといって分厚いと何かを出したりしまったりの細かい作業で不便だし、、と結構なストレスでした。

今回、ストレッチがきいて薄めで、スマホ操作もできる上防風にもなる手袋と、謳い文句が「わずか26gで実現した超軽量完全防水グローブ」というシャカシャカ手袋を二枚重ねしてみることにしました。

MOUNTAIN HARD WEAR社のストレッチグローブ、、、7,150円なり。

AXESQUIN社のライトシェルウォータープルーフグローブ、、、7,480円なり。

お次は雪道用(?)ロングスパッツです。

今まで使って来たスパッツ(ゲーター)はアイゼンを使うと引っ掛けてしまうので、所々小さな穴が開いてしまいました。

こちらは前開きのゴアテックスです。

アメリカ製の何とかいう有名メーカーのがカッコ良かったのですが、私の太いふくらはぎが収まらず(涙)、日本製のものにしました。

日本製は足の短い日本人に合わせて作られているそうです😅

ファスナーの所にマジックテープで貼りつける覆いがあるので、温かそうですね。

PAINE社のロングスパッツ、、、8580円なり。

最後は購入するつもりが無かったのに買ってしまったもの😅

保温性に優れた撥水ストレッチパンツ二枚と、「寒さを感じるときの肌をドライにするアンダーウェア」です。

肌に直接着用することで、汗を外に逃がし下着は濡れずにその上に着ているシャツが濡れる構造みたいです。

冬の山では登りで汗をかき、尾根に出ると強風で一気に汗がひいてブルッとなる事が多いので、どれだけ保温性の効果があるか楽しみです。

MILLETのモンテローザパンツ、、、10,780円(セール品)

phenixのサーモパンツ、、、8,470円(セール品)

finetrackのドライレイヤーウォーム、、、4,840円なり。

合計、、、78,821円の買い物でした。

くーーーっ、購入予定はアイゼンとゲーターのみのはずだったのに💦

年も押し迫ってただでさえ財布から万札が飛んで行くこの時期に、散財💸してしまいました。

でも、ボロボロになるまで使いきりますから、ま、いっか!

明日は早速赤城山へ!

本当は今日の方が良いお天気だったのだけど、、、明日も先週に引き続きドボボンお天気かなぁ。

だとしても森の中を散策して、10本歯アイゼンとピッケルの練習してきます!

私とすれ違った方に「こんなところでピッケル!?」と軽蔑の目で見られませんように🙇

ピッケル練習中って背中に貼っておくかな😁

では明日の様子はまた報告しますね✨

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました❗

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