50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【栃木、奥日光】あきっこさんと出掛けた奥日光の森歩き。しゃべり倒し、笑い転げた、色々にラッキーな一日《後編のつづき》2019年6月22日(土)

《登山難易度 2》

奥日光、刈込湖からこんにちは。


いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます(^-^)


あきっこさんと出掛けた奥日光の旅の記録なのですが、昨夜ブログを書きながら寝落ちしてしまい、めちゃくちゃ途中で投稿してしまったようなので、その続きを書きます。


小峠まではあとわずか。

しかし「接写は拙者にお任せ!」コンビが接写に夢中で、なかなか先に進みません(笑)

11時21分、標高1672Mの小峠に到着です。

湯元から歩いた場合、刈込湖までの中間地点になります。駐車場から標準コースタイム40分のところ、写真をパシャパシャ撮りながら、所要44分でした。

朝ごはんをクルマの中で(5時半頃)食べたっきりでお腹が空いたので、各自バナナやウイダーを食べ、水分補給しました。

カツラの木からツルツルの石経由の「小峠」なのですから(お笑いタレントの小峠さんをご存知かしら?若いのにツルッツルの方で「なんて日だ!」が決まり文句)、中二病というより小学三年生並みの発想で、ズラ談義が続いたことは言うまでもありません。

本日初の三脚記念撮影です。

私は小峠の「K」を表現してみました。

11時28分、ズラ談義しながら賑やかに出発です。

空が抜けてきて、青空が広がって来ました。

普通のてんとう虫の2倍位ある鮮やかでつやっつやのてんとう虫発見!

階段を登り、

更に岩場を登ると、そこからは再びの苔ワールド!

益々北八ヶ岳の雰囲気になってきました。

コメツガに囲まれた平らな道となり、亜高山帯に入ったことがわかります。

フッカフカの苔のジュータン。

みんなで触ってみます。

かっけの人がむくんだ時みたいに指の形が残るほど、厚みがあってふかふかです。

ターボが「ここ!ここ!ここ触ってみ!フッカフカ!」と騒いでいるところです。

大きな岩を根っこで掴んだまま朽ち果てた巨木とターボの大きさ比べ。

ターボ、でかっ!(違うか😁)

苔女(こけじょ)にはたまらない、水をたっぷり吸い込んだ苔の世界。

ホント北八ヶ岳みたいです。

小さな八ヶ岳、「小八(こやつ)」だねと話しました。

道は平らでとても歩きやすいです。

辺りがいい香りに包まれるようになり、「この匂い大好き!」とあきっこさん。

私が「フィットチーネだっけ?」と言うと「フィットンチネとか、なんとか」と訂正されましたが、みんな明確にこれっという名前が出てこず(笑)

正解は「フィットンチット」でした。

どうしてもこの呼び名を覚えられない。

雨上がりで幹が濡れているからか、森の匂いが濃くて、爽やかな森林浴を楽しめました。

するとこんな説明板がありました。

木を見分けるのって難しいんですよね。

なので針葉樹が現れたらすぐに「コメツガなどの、、」とごまかします😅

湯ノ湖の側で見た「クロべ」もこの辺りに多いみたいですね。

その看板の上にも苔ワールド発見!

こんな時こそ、ハガレーナの狼人形が必要だった!

あるいは「ふちこさん」(笑)

「この苔、艶々してプラスチック的で造花みた~い」と私が言うと、ターボが「ぞうかしてるぜ!」と一言。

度々立ち止まって写真を撮ってばかりでなかなか先に進まないので、ギアチェンジをして刈込湖を目指そうと言うことになりました。

ターボが「私のケツについといで!」というので、「ターボの尻(しり)はがり追いかけるのは嫌だなぁ」と言うと、「いいじゃないのよ、おしりあいなんだからさ!」「私はしりません!」とダジャレ二連発してました。

平らな道が終わり、階段が現れます。

濡れているので滑らないように慎重に。

赤松でしょうか?

落ち葉で赤くなった地面と赤い幹、赤い世界に迷いこんだみたいです(織田信長を連想するのは私だけ?)

そこに苔の緑が映えます。

岩場と階段が交互に現れ、どんどん標高を下げていきました。

「あっ、怪獣だ!」

「ひょえー、襲われる~!」

、、、と、こんな苔むした枝で遊ぶ50代のお気楽隊です。

この怪獣、アゴヒゲを生やしています。

そして、やはり禿げている。

するとターボが「全くはげしいなぁ」「はげましてくれてるのね~」と、再びのダジャレ二連発です。

この頃にはみんな気分が最高潮で、今日のラッキーはみんな「カツラの神様のお陰説」が浮上し、「カツラの神様」のことを「ズラ神様(ズラガミサマ)」と呼ぶようになっていました。

前方に湖が見えてきました。

いよいよ刈込湖です。

刈込湖切込湖は水が流れ出る所がない不思議な湖なのだそうです。

地下に吸い込まれているのだろうと。

ズラ談義の中で「刈込湖切込湖」という名前が髪の毛の刈り込み切り込みだと思っていましたが、昔大蛇を切り殺して湖に埋めた伝説から来ているんですね。

今ブログを書きながら知りました😁

12時19分、刈込湖に到着です。

小峠から58分もかかってしまいました。

標準コースタイムは35分ですから、遊びすぎでしょう😅

ハイカーが数人、座ってランチしたり、眺めを楽しんだりしていましたが、とても静かで雰囲気が良いです。

ここでランチかお茶したかったなぁ。

心地よいくらいの風が吹いていて、湖面がさざめいています。

薄茶色の砂浜と対岸の名もなき山が美しいです。

「日光国立公園 奥日光国有林」。

「周囲にはコメツガ、アスナロ、シラベ、トウヒなど、、」と読み上げ、「トウヒ!?」=頭皮!「やはりズラ神様だ!」となったのは言うまでもありません。

刈込湖右手の森(切込湖への遊歩道がある)も、様々な濃さの緑色がモコモコしていて、素敵です。

山地帯の植生と亜高山帯の植生が共生しているのが良くわかりますね。

ザーザーと音をたてて湖に流れ込む沢で、記念撮影です。

晴れていれば、湖の色がもっと鮮やかなのでしょうが、まぁ小雨予報だったのですから、雨が降ってないだけで大満足です。

面白い形の木があったので、、

三脚を使って四人でカメラにおさまりました。

20分程湖畔で景色を眺めました。

時刻は12時38分です。

お腹も空いてきましたので、そろそろ切込湖に行ってみましょうか。

刈込湖右岸の少し高い所に遊歩道があります。

木立の間から刈込湖を望みます。

刈込湖のはじっこまでやって来ました。

刈込湖と切込湖の境目です。

朝大雨が降っていたので繋がっているかと思いましたが、湖底が見えていますね。

あきっこさんが「北八ヶ岳の双子池みた~い!やっぱりここはミニ八ヶ岳だよ~🎵」と嬉しそうです。

白い枯れ木と翡翠色の湖面がキレイですね。

「切込湖」の標識が現れました。

しかも左手にルートがあるような標識ですが、標識の方向を見ても倒木があったり、斜面が崩れていて道が見えません。

もしかしたらかつては湖畔に降りるように道があったのに、崩壊してしまったのかもしれません。

何とか湖畔に降りるルートはないかと思い、少し先に進んでみることにしました。

「木の香り」に関する説明板なのですが、右下に現在地が載っており、すでに切込湖の端までやってきていて、このまま進むとどんどん湖から遠ざかっていくことがわかりました。

「湖畔には降りれないのかぁ」とがっかりしました。

仕方ないので今日はここまでとして戻ることにします。

お腹がペコペコなので、ターボの蒸しパンと、私のゼリーを皆で分けて食べました。

では来た道をもどりましょうかね。

湖畔の道を戻りながら、もしも湖畔に降りられるとしたら可能性あるのはこの辺りだよね~という場所を見つけました。

往路で白い枯れ木が美しいと思った所です。

「ちょっと降りてみる?」「降りるとしたら誰が行く?」となり、「そりゃハガレーナでしょ。運動能力高いハガレーナが降りれるか試してみて!」とお願いしました。

「あ、案外行ける、行ける。意外と地面が固いよ」と言いながら、ハガレーナがスルスルと降りて行きましたので、私たちも後に続きます。

「うわ~、きれいだよ~✨」というハガレーナの声が前方から聞こえてきます。

そしてターボとあきっこさんの「キレイ~🎵」の声。

お日さまの光が湖面を照らしていたこともあり、素晴らしい眺めです。

みな呆然とその美しさに見とれ、そして写真を撮りまくりました。

少しさざ波がたっていますが、対岸の樹木が湖面に映り、それはそれは美しい。

刈込湖との境目方面です。

先ほどの刈込湖ではお日さまが雲に隠れていましたので、湖面の美しさにここまで感動しませんでした。

やはり雲がきれて、青空が湖面に映ると、湖の美しさは何倍にもなるのですね。

エメラルドグリーンの湖面に映る山がキレイです。

対岸の山のてっぺんが何だかかわいいことになってます。

大きな岩の上は箱庭のよう。

倒木に三脚を取り付けて、10秒タイマーをかけ、私が「10.9.8.7、、」と、数を数えながらみんなの元へ走り記念撮影です。

ぐずぐずと崩れるような腐葉土の斜面なので、なかなかに疲れます😅

ここでも20分程写真を撮って遊びました。

時刻は13時17分。

いい加減お腹が空っぽな感じになってきましたので、戻ることにします。

今日はレストランでランチの予定だった(小雨予報だった)ので、ジェットボイルや食料を持って来ませんでしたから、戻らないとお昼にありつけません。

登山道に戻ります。

近くのバイケイソウが一本踏まれて倒れていましたが、私たちが踏んだのではありません。

私たちが歩いた時には既に倒れていました。

倒木の上にタオルの忘れ物があったりもしましたから、皆さん考えることは同じなのだと思います。

登山道まで戻って来ました。

復路はあまり写真を撮らずにスタコラサッサと戻ることにします。

、、と思ったのですが、登山道脇に行きには気がつかなかった現象が。

木の表皮の中に他の木が根を伸ばしています。

ゲゲゲゲゲゲ~、キッモチ悪ぅ、、💦

木の皮の中に根を伸ばす他の木の存在が恐ろしくて、近くから見ると(写真なら拡大してみると)、私は全身カイカイができる程気持ちが悪いです。

オゾケがたつ😱

なので苦手な方は拡大しないでくださいね~(涙)

あー、これを書いている今も首や腕の内側が痒くなります。

う~、痒い~😭

気を取り直して、先に進みます。

湖畔に枝を伸ばす木々が素敵ですね~✨

目を浄化しなくては!

早くあのおぞましい残像を消したい!

帰りは写真が極端に少ないです。

こんな階段をいくつもいくつも登ります。

次の階段こそが最後の階段じゃない?と何度言ったことか

こんなに階段がいくつもあったっけ?って言うくらいいくつも現れました。

やっと、やっと、五度目の正直くらいなイメージで、平らな道まで戻ってきました。

ここの標識の場所は右手に下って行きます。

前方に「立ち入り禁止」の標識がありますが、これがないとそのまま真っ直ぐ進んでしまいそうですよね。

北八ヶ岳の雰囲気の岩場を下ります。

木のいい香りもして、あきっこさんが「北ヤツみたいで楽しい~」と言ってました。

階段を下ると、一気に植生が山地帯になります。

木漏れ日の楽しい広葉樹の道です。

14時37分、小峠まで戻って来ました。

切込湖を後にして約1時間の道のりでした。

ズラ神様(カツラの巨木)に、「切込湖で青空にしてくれて、ありがとうございました!」とお礼を言っているところです。

「やはりこのズラ神様はご利益がある」「禿げのパワースポットとして売りだそう」「ターボが木の側で拝観料を徴収してはどうか?」「ズラ神様のキャラクターを作ってキーホルダーにしたら売れそうだ」などと、「ズラ神様信仰」を興す決意を固めたのでした。

このブログが初めの第一歩です。

そのうちあきっこさん辺りが教祖さまとして怪しげなお経を唱え始め、ターボが参拝者から金をムリしとる役になると思います。

ハガレーナは木の後ろに隠れて時々効果的に大うちわで風を起こす役かな(笑)

私は広報なので、テレビ出演でこの教えを広めたいと思います!(いいとこ取り😁)

などと下らないことを考えている間に駐車場が見えてきました。

15時4分、登山口に到着です。

小峠から27分でした。

お腹が空きました!

ランチへゴーです。

少し前からターボが顔に雨が当たる気がすると言っていたのですが、他の3人は「そうかぁ?」という感じだったのですが、森を抜け駐車場に戻ると、小雨が降り始めていました。

なんてグッドタイミングなのでしょう。

歩き始める前はどしゃ降りで、駐車場に着くと雨が止み、切込湖では青空まで見えたのに、車に戻ってきたら小雨が降り始めるという、この絶妙にラッキーなお天気。

「やはり誰かが持ってるね~」「いやいや、ズラ神様のお陰でしょう~」と話したのですが、今考えると、もしかしたら何度も手を合わせている中禅寺湖畔の千手堂さまのお陰かもしれないなと思いました。

その後15時4分出発、車でビュンっと移動して、三本松園地へ15時16分に着きました。

ランチは三本松茶屋のお蕎麦とチマキのセットにしました。

三本松園地に着くころには雨は再びのどしゃ降りに。

やはり「持ってるわ~」となり、「持ってるのは誰だ?」っていう話になりますが、多分四人それぞれが「きっと自分だ」と思っていそうな気配でした。

お店の中からどしゃ降りの雨の世界に「三本松」はないかと目で探してみましたがどれだか良くわからず、お店から出てきたら駐車場の真ん中にそれらしき三本の木を発見。

なんだこんなところにいたのかよ!と思い皆で記念撮影しました。

(実際にこれかは良くわかりませんでした)

その後16時15分に車で三本松園地を出て、日帰り温泉に向かいます。

訪れたのは中禅寺湖の北岸から少し入ったところにある「四季彩」というホテルでした。

露天風呂の回りには赤色が鮮やかなツツジやしゃくなげが咲いていて、白濁のお湯はぬるめだったので、花を見ながらいつまでも入っていられました。

露天風呂で四人まあるくなって昨日から今日の楽しかった思い出話をしました。

そこであきっこさんに昨夜初めて会った姫があきっこさんの前で若干よそ行きだったことをバラしておきました。

あきっこさんが「姫っていいお家のお嬢さんなの?」と聞いてきたので、「どうもそうらしいんだよね。でもなんかしんないけど私たちから見るとパチモン感があるんだよね~」と話し、あきっこさんに「女って怖っ!私のこともいない所で何て言ってるのかな~😒」と言ってましたが心配ご無用です。

本人の前で言える悪口しか言わないから大丈夫😁

お気楽隊は様々な個性のメンバーを取り揃えておりますが、それぞれに甲乙付けがたい魅力があるのです(自画自賛)。

わがままなところも、抜けてるところも、勝ち気なところも、ぶっ飛んでるところも、いい加減なところも、自由気ままなところも、そしてダジャレを連発するところも、、み~んなひっくるめてお互い意外と認めあい、尊重しあい、そしてディスりあいながら、面白がっています。

そして同じ場所に立ち、同じ景色を見て、心地よい時を共に過ごしているのです。

あきっこさんは初めて会ったハガレーナとも意気投合し、もうすっかりその一員です😁

あきっこさん、また同じ時を過ごしましょうね!

次は金峰山?

それとも鬼怒沼山?

はたまた平標?

行きたいところが次から次から湧いてきて、計画立てるのが楽しいぞ!

その後あきっこさんを東武日光駅に送ってから帰路についたのでした。

それにしても、今回は早朝のどしゃ降りからのインター通りすぎから始まり、タイヤのパンク、救世主の登場、再びのどしゃ降り、そして奇跡の天候回復、ズラ神様との遭遇、ミニ八ヶ岳の発見、湖畔の絶景、そしてレストランから見た再びのどしゃ降りからの、花に囲まれた露天風呂のゆったりタイムと、まさに変化に富んだ盛り沢山の一日となりました。

あんなに目まぐるしくお天気の変わる一日だったのに、ハイキングしている間は雨に降られなかったというラッキーな日でした。

やはりいつも千手堂さまに手を合わせているからかな?

いやいや、一週間、それぞれが仕事を頑張ったご褒美です(*^^*)

はたまた「持ってる」人がいるのかも!?

あきっこさんは「私かな~?」と言ってたけど、案外ハガレーナ辺りかもしれないよ。

何しろ正面衝突回避事件もあったし(今日ではない)、あれはホントに奇跡だったから。

ま、誰一人欠けても、今日の楽しい一日は実現できなかったと思います。

そんな風に感じる最高に楽しい奥日光の旅でした\(^^)/


累積標高差が313Mもあったんだ!

歩いた距離は約8キロ。

歩数は11000歩でした。


登山口1037~(44分)~小峠1121(7分)~(51分)~刈込湖1213(19分)~(32分)~切込湖1310(29分)~(58分)~小峠1437~(27分)~登山口1504

全行程 4時間27分

(うち歩行時間、3時間32分)


最後までお付き合い頂き、ありがとうございました☺️

【栃木、奥日光】刈込湖、切込湖を巡るハイキング。北八ヶ岳を思わせる苔の森と木々を映す静かな湖に感動した雨上がりの一日《後編》2019年6月22日(土)

奥日光、三岳の麓にある切込湖からこんにちは。


いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます(^-^)


《登山難易度2》


ブログ友達のあきっこさんと一緒に出掛けた奥日光の旅【後編】です。


9時56分に丸沼を出発し、金精峠に向かいます。

今日は朝からインター出口通り過ぎやパンクなどのアクシデントに見舞われ、自宅出発から既に4時間半経過していますが、未だに目的地に到着していません😅

それにしても丸沼を出発してから(というよりも自動車修理工場を後にしてから)道路は森の中となり、全くお店や民家などはなくなりましたから、パンクに気がつく最後のチャンスを逃さないで対処できていたんだねと、自分たちの幸運に「持ってるね~✨」「誰が持ってるの?」「私かな~?」とあきっこさん得意の三段論法で、「持ってる人=あきっこさん」ということになってました😁

どこが「人見知りで小心者」なんじゃ!

モットーが「騒がず目立たず慎ましく」だと!?

聞いて呆れるぜ!

おっと、ヤバい、ヤバい、またクリさんとの扱いが違いすぎると鉄拳がとんでくるところだったぜ。

いや、クリさんと扱い違っちゃうでしょ、そりゃ。

クリさんはそんなラッキーを「私のお陰かな」なんて絶対言わないもの、そういうキャラじゃない、多分。

今これを書いてて、本当に言わないかな?と少し不安になった😅

誰が「持ってる」かはともかくとして、この後も「持ってるね~✨」という現象が何度も現れることとなります(*^^*)

ついに、金精トンネルに入ります!

そして、金精トンネルを越えると、そこは青空が広がっていた!と「持ってるあきっこさん」にしてもらいたかったけど、実際は、、

ドボボーン(涙)

↑この表現、やっほっほ亭さんの真似です😅

写真はありませんが霧と雨の世界でした。

木立の間に時より見える湯ノ湖を眺めながら道は蛇行して一気に下ります。

途中おサルさんのお迎えもありましたが、動いていて、ちゃんと写真に納めることができませんでした。

時刻は10時半近くです。

何なら先にどこかでランチにして、そのあとどこかをハイキングするか、と話していましたが、湖まであとわずかの所で左手に「←刈込湖、切込湖」という標識と小さな駐車場スペースがあることに気がつきました。

あれ?あれ?

今刈込湖への登山口があったよね?

あそこに車を停めて刈込湖切込湖まで行ってピストンすることにする!?と急遽決まり、湯ノ湖の側まで行ってUターン!

今日はUターンの多い日ですから、ためらいありません。

こちらが道路から見えた標識です。

登山口駐車場に着いたのが10時26分。

支度を整えて、歩き始めたのが10時37分でした。

支度を整えながら見ていると、車道の反対側から息を切らして登ってくるハイカーが何組みかいました。

私たちの当初の予定だと湯元温泉に車を停めて、ハイカーたちと同じ道を登ってくることになっていたのです。

ここに車を停めることができて、だいぶショートカットできました。

光徳に抜ける周回コースならできない所業ですが、今日は出発が遅くなったので、刈込湖切込湖まで行って戻ってくるピストンにすることにしましたから、この駐車場でOKです(^-^)

若いグループが光徳まで7.7キロかぁと言いながら山に入って行きました。

さっきまで降っていた雨は、私たちが駐車場に車を停めると同時に上がり、薄日が射すようになっています。


登山口からわずかで出会った巨木です。

何の木かはわかりませんが、雨に濡れた太い幹はゴツゴツと黒光りして迫力

満点でした。

たまに登りもありますが、比較的平坦な道で歩きやすいです。

「植生のさかい目」の説明板です。

刈込湖までのルートは亜高山帯と山地帯のさかい目なので、山地帯のブナやミズナラ、ウラジロモミジなどと、亜高山帯のコメツガ、ダケカンバの植生が混ざっていると書いてあります。

朝のうち雨が降ったこともあり、豊かに水を蓄えた苔類が辺りを覆い尽くしています。

キレイな苔や滴があると、接写が得意なiPhone持ちのハガレーナに「ハガレーナ、これ撮っといて~!」と言って通り過ぎると、ハガレーナが「接写ね!接写なら拙者にお任せ!」と言いながら撮影してくれました。

ハガレーナが撮影していると、先を行くターボとあきっこさんが立ち止まるので、(今日は時間が足りないこともあり)「立ち止まらないで先に行って~。ハガレーナは後から追い付くから大丈夫」と私が言うと、あきっこさんが目を丸くしていました。

グループ登山のリーダー失格かしらね?

大丈夫、うちはいつもこんなスタイルです。

接写ができるとこんな小人の世界が写真に納められるので、いいですよね。

エクスペリアは画像がキレイですが接写に弱い(涙)

ターボの購入予定の最新機種に期待が膨らみます。

恐竜の足の鱗のようなもみの木の新芽です。

これは日光白根山に沢山あった「カニコウモリ」じゃないかな?

階段が現れ、若干高度を稼ぎます。

すご~く小さなキノコです。

奥日光に住む野鳥たちの紹介です。

鳴き声が書いてあったので、それを踏まえて耳を澄ますと、辺りからは無数の鳥の鳴き声が聞こえてきます。

みんなで必死に聞いていても、書いてある鳴き声の中に答えを見つけられません。

私がバードコールを持ち出して鳴らしてみると、それに応えるように(張り合うように)鳴いてくれますが、どの鳥の鳴き声なのかわかりませんでした。

登山道は苔だらけなので、あきっこさんが「北八ヶ岳みた~い」と嬉しそうです。

「苔がいっぱいだね~」と言うと、ターボの常套句、後ろを振り返りあきっこさんの耳元に「こけないでね」。

あきっこさんが苦笑いしながら「はーい」と答えるとすかさず「うそこけ!」とコンマ1秒返しをしていました。

今日は湿気がおおいこともあり、かなりお口が滑らかです。

ハガレーナの大好物、食べかけのパンのような肉厚の猿の腰かけ。

「これはなんだろうね」と言うと、ターボが「何だけにナンじゃない?」。

あ、パンじゃなくナンなのね。

前方に美しい森が現れました。

大きな大きなカツラの木です。

この森の主のような、みんなの視線独り占めの魅力があります。

あきっこさんが「新緑のシャワーだ~❗」と名言。

お、その表現素敵!

次回から使わせていただくわ😁

カツラの丸い葉の重なりが美しく、薄い貝殻で作った飾りのように見えます。

このカツラの木に感動した私たちはその後このカツラの木のネタでイマジネーションを膨らまし続け、あきっこさんに「自由過ぎる」と言わしめる結果となりました。

カツラの木から小峠まではわずかです。

ここだけどこかの河原から運んで来たようなツルツルの丸い石を並べた階段になります。

「ツルツルじゃん!」「だからカツラが必要なんだよ」と、中学生並みの発想で、みんな暴走が止まりません。

「こんなツルツルの話を大きな声でしてて、前後に本当にツルツルの人がいたらどうするの?」するとターボが「ズラかろう!」と。

これには若干笑ってしまいメモしてると、「トンズラするぞ!」とも言ってました。

あきっこさんが「でた!早いよね~」と関心し、ハガレーナは「メモして、メモして~」と続ける、、。

そんな中二病のオバチャンたちです。

こちらはハガレーナのiPhoneでないと撮影できないほど小さな「ワチガイソウ」だそうです。

あきっこさんに教えてもらいました。

更に登って、、


、、、あちゃー、ここで私は寝落ちしてしまったらしく、途中でアップしてしまったようです(涙)

あきっこさんに「隊長、やっちまったな。めちゃめちゃ途中でアップされてるよ~」と教えてもらって今気がついた😱

まだ続きますが、それは【後編のつづき】として書きま~す💦

中途半端でスミマセ~ン🙇🙇🙇

【群馬、沼田】曇り時々雨予報の週末、あきっこさんと一緒に奥日光に出掛けました。のっけからアクシデントの連続!いつも以上にドタバタ珍道中となりました《前編》2019年6月22日(土)

片品自動車整備工場前から、こんにちは。

何故に修理工場の前にいるのかって?

それはおいおい、、😅


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます(^-^)


今回はブログ友達のあきっこさんと出掛けた旅の記録です。

あきっこさんは今年5月の袈裟丸山以来の登場となります。

元々の計画では、あきっこさんに秩父の駅前ホテルに前泊してもらい、金峰山に登る予定にしていましたが、週末のお天気はまたまた下り坂です。

富士山などの展望を楽しみたい金峰山では、ドボボーンな結果になると思われましたので、雨が多少降っても楽しめそうな奥日光池巡りの旅に変更することにしました。

前日の夕方最寄り駅にあきっこさんを迎えに行き、深谷市(旧花園町)にあるHANAホテルへ送り届けました。

あきっこさんが室内を撮影してくれました。

昨年辺りできたばかりのおニューのビジネスホテルなので、とてもキレイで快適だったらしいです。

ロビーのコーヒーは飲み放題だったらしいですし。

あきっこさんは「お気楽隊に参戦するときは、ここを常宿にするかな」と言ってました。

なるほど、前泊でここまで来てくれていれば、どんなに朝早い出発でも、一緒に山に行けますもんね🎵

ホンダの大きな工場が近くにできたこともあり、出張のサラリーマンや、また土日は近辺のゴルフ場に行く人などで結構利用されているらしく、あきっこさんが予約したのが最後の一部屋で、玄関には「満室です」の札が下がっていました。

その後近くの「ガッテン寿司」に夕食に出掛けました。

お気楽隊メンバーに声を掛けると、ターボと姫が参加できるというので、あきっこさんと四人で前夜祭(?)です。

あきっこさんはゲコですし、翌日朝が早いのでお酒はありませんが。

がってん寿司は寄居町発祥(?)の高級(?)回転寿司です。

おしゃべりに夢中で初めに注文した「初夏の五貫盛り」等を撮影し忘れたので、メニューを撮影してみました。

あ、値段が書いてある。

大して高級ではないことがバレてしまったぜ。

いやいや、大飯食らいの息子を持つ身としては、「がってん寿司」は充分高級なのですよ。

デザートはうちの子供達も大好きな「小町娘アイス(だったかな?)」。

濃厚バニラアイスの下に温かいさつまいもが隠れています。

姫とあきっこさんは初対面だったのですが、あきっこさんは私のブログで姫に見慣れていますし、姫はあきっこさんのブログを読んだことがあるので、何の違和感もなくすぐに打ち解けて色んなおしゃべりをしました。

姫は新しもの好きなので、あきっこさんに興味津々の様子(笑)

毎回あきっこさんの口にお寿司が入ったタイミングで質問攻めにしてました😁

あきっこさんはクリさんと自分の扱いが違い過ぎると、酔った勢いで(お酒は飲んでない)、私に異議申し立てしていたようですが、私は「そうだっけ?」(´゚з゚)~♪と、とぼけてスルー😁

最後はあきっこさんの筋肉自慢で締めました。

がってん寿司のオリジナルキャラクター(湯呑みに注目)と同じポーズで😁

あきっこさんが細い体に計り知れないパワーを秘めていることがわかりましたよ。

発言には気を付けよう、怒りの鉄拳が飛んで来ないようにと思った瞬間でもありました😱

ま、そんなことはまたすぐに忘れるんですけどね😅


そして翌日。

朝からどんより曇り空。

ターボが4時45分にホテルであきっこさんを拾いハガレーナ宅に集合。

今日は晴れ女隊+あきっこさんの四人で出掛けます。

今日のコースは、奥日光湯元温泉に車を置いて、まずは小峠経由、刈込湖切込湖を目指し、時計回りにぐるっと回って、光徳温泉のアストリアホテルでランチし、光徳牧場のソフトクリームを食べて、戦場ケ原の北側を横断して湯川に沿って北上、湯滝、湯ノ湖の側を歩き、最後は湯元温泉で締めるというルートです。

なかなか盛り沢山でしょう?

文句なし百名山の金峰山の代替案として、仮に雨でも少しでも楽しめるように、ターボと二人で無い知恵を絞って考えました😁

登り下りは少ない楽なルートですが、意外と行程が長いので、朝早くから(予定では8時頃から)歩き出したいと思っています。

湯元温泉までの行程を検索すると、グーグルマップでは高速を使って沼田から金精道路経由で行くのが2時間5分と出るのに、私の車のナビだとそのルートが出て来なくて3時間以上かかるルートだったので、車のナビは使わず携帯のグーグルマップを使って向かうことにしました。

ハガレーナとあきっこさんも本日初対面ですが、ハガレーナは飾らない気さくな性格なので、会った瞬間からあきっこさんと普通におしゃべり全開でした。

昨日の秩父線の話題(Suicaが使えないこととか)から始まり、車内はおしゃべりの嵐です。

関越道を北上すると、高崎インターを過ぎた辺りから、猛烈な雨となりました。

車内はみんなのピーチクパーチク、そして外は叩きつける雨の音で、とにかく賑やかです。

私のスマホのグーグルマップが何か言ったとしても聞こえるはずもありません。

本当なら《沼田》でおりるべき関越道を、おしゃべりしながらドンドン北上。

あきっこさんがトイレに寄りたいと言うので、谷川岳のパーキングに寄りましたが、どしゃ降りの雨の中、車の中で待っていた間も、「谷川岳パーキングは以前はチェーンを着脱するために寄る位の、トイレしかない所だったのに、随分きれいに改装されたんだね~」などとのんきに会話していて、おかしいことに誰一人気がついていなかったのでした。

実を言うと初めに違和感を感じていたのは私で、「なんで奥日光に行くのに谷川岳に向かっているんだか、不思議なんだよね」とターボとハガレーナに言いながら運転していたのですが、二人に「金精道路を通るルートだから、沼田から回り込む形なんだよ」と言われ、「へぇ、そうなんだ、よくわからん」となっていたのです。

今思えばあのどしゃ降りの雨が降り始め、みんなが雨雲を見上げて「すごいことになってきたね」「多分この雨雲を抜ければ大丈夫だと思うんだけどね」などと会話していた頃に、おりるべき「沼田」を通り過ぎてしまったのだろうと思います。

車のナビを使っていなかったので、グーグルの声など全く聞こえず、この辺りの地理に詳しいターボとハガレーナも全く気がつくこともなく、谷川岳パーキングまで走ってきてしまいました。

違和感を感じていた私は「沼田」がどこなのか良くわかっていなかったので、その違和感を活かすことができず、、(涙)

トイレを済ませたあきっこさんを乗せ、再び走り出すとすぐに関越トンネルになります。

私が「は~い、トンネルを抜けるとそこは雪国だったのトンネルに入るよ~🎵」と言うと、ハガレーナが「え?え!?え!?」「ちょっ、ちょっと待って、関越トンネルまで来ちゃったの!?」「え?え?間違い、間違い、沼田を過ぎちゃったんだ!」と、ようやく道間違いに気がつきました。

「え?ナビが何か言ったっけ?!」とターボが慌てていますが、「車のナビはセットしてないから」と私。

グーグルマップを見るとずーっと先まで行ってUターンする表示に変わっていました💦

チーン😢

谷川岳パーキングで5分近くも停まっていたのに、その間も全くおかしなことに気がつかなかった二人(もちろん私もですが)は、ショックを隠しきれない様子でした。

なんで気がつかなかったんだろう。

バブルの頃には毎週のようにスキーに出掛けて、奥利根スキーパークや沼田でおりて川場スキー場などに行っていたという二人ですから、この辺は庭みたいなもののはずなのに、、何故?

何かに気を取られると(今回はおしゃべりとどしゃ降り)、肝心なことに注意がいかなくなるお年頃。

三人寄っても文殊の知恵にならないことを思い知ったのでした。

長い長い関越トンネルの中で反省会です。

昔はマップルなどの道路地図を見ながら、方々に出掛けていたターボとハガレーナも、今いかにナビ頼りになっているのか、人は人工知能に頼ると考えることをやめるのだと痛感したのでした。

昔そんなSF小説があったな。

神のように知能の発達した宇宙人に地球を支配され、目指すべきものを失った人類が進化を止め、どんどん退化していくというお話。

これって仕事や子育てにも通じてるな。

部下や子どもに細かく指示を与えすぎると、自ら考えることをやめるので、そこで思考停止して、そうなるとずーーーっと手がかかり続けるんだよね、、、あ、これは車中ではなく、今ブログを書きながらしみじみ思っていることです。

だいぶ話がそれました。

思考を車中に戻しましょう。

一通り原因究明を終え、ま、仕方ない、前に進むしかありませんから、新潟に行くしかありません。

もしも関越トンネル越えて、意外や意外いいお天気だったら、平標山行っちゃう? となりましたが、トンネルを越えてもどしゃ降りはおさまったもののどんよりとしていて普通に雨が降っていたので、その思惑もオジャンに。

湯沢ICをおりたのが6時36分、Uターンして再びのったのが6時40分。

湯沢滞在わすが4分のショートショートトリップでした😅

「またきて湯沢」と書いてあります。

はい、近いうちまた来ますから、今回はこれにて!

出発が当然遅くなりますから、コースを変更することになるかもしれませんが、予定通り奥日光を目指すことにします。

相変わらずのどしゃ降りの雨の中、トラックのはね飛ばす水しぶきをフロントガラスに浴びながら沼田インターに向かいます。

ハガレーナが後ろの座席から、「タイヤを取られると危ないからゆっくりでいいよ~」と言っていますが、遅れを取り戻したい気持ちもあり、右側車線を走りました。

ターボが「今度は絶対沼田を通り過ぎないよう、ナビに集中するから!」と言っています。

「関越トンネルを抜けたら、もうしゃべらない!」と誓っていたのに、結局そんな決意などすぐに忘れてピーチクパーチク。

結果、一番「沼田」を気にしていたのはあきっこさんで、「沼田まであと3キロだって!そろそろ集中した方がいいよ!」と後ろの座席から言ってくれました😅

沼田インターをおりたのが7時9分。

そこからは国道120号を北東に向かい、吹割の滝や丸沼高原スキー場(日光白根山登山口)などを抜けて金精峠に向かいます。

雨もほぼ止み、「晴れてきてない~?」などと言いながらご機嫌に走っていたのですが、途中道路工事をしていた辺りを通り過ぎてから、何となく変な音がし始めました。

初めはカーブ地点などの地面にスピードをゆるめるためかスリップ防止のために塗装されている箇所を通る時の摩擦音かなと思っていたのですが、徐々にその音が絶え間なく聞こえるようになり、ハガレーナが「もしかしてパンクした?」と気がつきます。

「とりあえず停めて見た方がいい」と言うので、近くの広場に停めて外に出てみると、、

再びの、チーン😢

右後ろのタイヤが見事にペッチャンコです。

釘か尖った石を踏んでしまったようです。

時刻は8時5分です。

車を停めさせてもらったのは、今は廃業しているガソリンスタンドの敷地内。

そこで三井住友海上に電話しているところです。

場所を聞かれ、ハガレーナがこの場所の住所を調べてくれています。

とりあえず貨物室にあった荷物を外に出して、スペアタイヤを取り出せるようにしておき、三井住友海上が手配した業者からの連絡を待ちます。

「防犯連絡所」の札の前で。

この辺りで同じ敷地に車でやって来た男性がいたので、事情を説明してここに車を停めさせて頂けるか聞くと、「大丈夫ですよ」とのことでしたので一安心。

その男性、つなぎを着ておられたので、もしかして車の修理とかする方?と思いましたが、保険会社に電話した後でしたし、パンクの件を伝えても何もおっしゃらなかったので、停車の許可をいただいただけになり、どこかに行ってしまいました。

まぁ、雨も幸い止んだことですし、座ってゆっくり連絡を待ちましょうや。

車に四人が写っていて、面白い写真が撮れました。

今回はのっけからアクシデントの連続で、いつ奥日光に着けるのかもわかりません(涙)

でもみんな悲壮感の欠片もなく、イライラすることもなく、「こんなこともあるわな」的にのんきにしてくれるので助かりました。

そんな私が一番のんきにしているように見えるのは見た目だけね、見た目だけ。

内心は一応「困ったなぁ、今日ハイキングできるのかなぁ。ルートをどうしようかなぁ」などと考えてます。

それにもちろん今後の出費のことも本当は心配です。

スペアタイヤに交換したら、できるだけ早く(できれば明日)新しいタイヤを購入して付け替えた方がいい、一本付け替えるとバランス悪くなるのでできれば4本全部、とハガレーナが言っていたからです。

はぁ、痛い出費です(涙)

ハガレーナに安いタイヤ屋を教えてもらったりしました。

そこへ業者と保険会社から連絡が来て、到着まで1時間かかってしまうとのこと。

あちゃー、やはりだいぶ山の方まで来てしまったから、そのくらいかかるのか。

一時間は長いな、、ってことで、近くにある「道の駅」に行ってみることにしました。

その旨業者に連絡して、一時間後の少し前に戻ってくると伝えると、「道の駅でゆっくりしていてもらえればそこに迎えに行って、こちらの車で停車の場所まで乗せますから、それまで道の駅で休んでてください」と言ってもらえました。

あら、なんて気が利くのかしら。

ありがとうございます、じゃあそうしますね、ってことで歩き始めると、、

車を停めた場所の壁の向こう側はなんと自動車修理工場ではないですか。

ここで直してもらえば良かったのか、でも業者手配してもらっちゃったし、、と話していると、そこへ二人目の男性登場です。

一人目の男性と同じくつなぎを着ています。

どうやら修理工場が稼働し始める時間帯だったみたいですね。

またまたお隣の敷地(多分その自動車修理工場の駐車場として使用している模様)に車を停めさせてもらっている事情を話すと、「もう業者手配しちゃったの?うちで直せるよ」との申し出が。

え?そうなの?

え、え、でも業者手配しちゃったし、、と迷いましたが、せっかく申し出てくれている(しかもそこの敷地に車を停めている)ので、業者をキャンセルできるか、さっきの親切な関越レッカーサービスに電話をすると、「あ、キャンセルですね。大丈夫ですよ。保険会社の方にそう伝えてもらえれば」とのことでした。

うちで直すよと言ってくれた二人目の男性です。

ということで、こちらの工場にお願いすることになり、冒頭の「片品自動車修理工場前からこんにちは。」になるわけです。

感謝の気持ちを込めて冒頭写真にしました。

今は事務室で休ませてもらってます。

ターボが読んでいるのは「上毛新聞」。

遅れて出社してきて(遅刻ではないと思います)タイムカードを押す若者に二度見されながら、朝も早よからオバチャン四人が、修理工場の休憩室で地元のオッサンのように新聞を読んでます(笑)

こちらは顔出し🆖のあきっこさん。

こうすれば顔が隠れてるのに顔があるみたいに見えるから、今日はこれで行こう!と提案しますが、「前が見えない」らしく、却下されました。

スペアタイヤの交換をしてくれるのかと思いきや、タイヤを修理してくれているみたいです。

のんきに写真を撮って遊ぶオバチャンたちの為に、一生懸命、しかもスピーディーに作業してくださいました。

タイヤを運びながら「今日はどこに行くつもりだったの?」と聞かれ「奥日光なんだけど、『つもりだった』じゃなくて現在進行形なんですよ。まだ今でもいくつもりなの」と答えました。

無事修理を終え、料金は2500円でした。

安っ!

安くないですか?

私は経験がなかったので「6000円くらいかな?」と思い、ハガレーナは「3000円かな?」と考えていたらしいので

皆で口を揃えて「安っ!」となりました。

「片品自動車修理工場」の皆さん、ありがとうございました。

とてもとても助かりました。

お陰で一時間待つ必要がなく、また修理してもらってタイヤを買い換える必要もなくなりました。

感謝、感謝🙇

なので、皆さん、国道120号から金精峠に向かう際に車のトラブルに見舞われたら、この「片品自動車修理工場」をオススメします!

片品修理工場を出発したのは9時7分でした。

業者に頼んでいたら、まだ到着してないですよね。

たまたま停めた所が自動車修理工場の敷地で、しかも時刻がその始業時間帯だったなんて、ラッキー過ぎません?

まぁ、そもそも沼田通りすぎもパンクもアンラッキーと言えばアンラッキーなのだけど、、(^^;

でも沼田通りすぎがなければもっと早くここを通過していたので、もしもパンクする運命(?)だったのだとしたら、どしゃ降りの雨の中、ひたすら業者が到着するのを待っていることになったと思いますから、あの失敗が幸を奏したとも言えます(前向き!)。

ということで、金精峠に向け出発進行~!

と張り切っていましたが、なぜか車は丸沼方面へ下っていきました。

、、って車が意思を持って勝手に行ったみたいな言い方ですが、何となく「丸沼」の看板が気になって、「(どうせ元々計画していたコース全ては歩けないだろうし)遅れついでに寄ってみる?」と思い、私がハンドルを左にきってしまいました。

ちょっと湖が見える辺りまで行ってUターンしようなどと言ってましたが、その美しさに導かれて、結局湖畔まで。

うわ~、キレイじゃ~ん!

ってことで、トイレに寄りたい気持ちもあり、結局車を降りてちょっと散策。

雰囲気のあるホテルと標高1430Mの標識です。

「日本観光地百選湖沼の部、第一位!」と思ったら、昭和28年か~い!

まだまだ日本に観光地が少なかった時代から、ずっと景勝地としてここにあるのですね。

丸沼に行ってみましょう。

うわ~、キレイなところだ~🎵

しかも静か。

観光地的な余計なものが何もなくて、自然そのまま残されています。

「丸沼ってこんなに素敵な所だったんだ~」とターボとハガレーナが感動しています。

今まで何度も金精道路を通ってきたけど、一度も立ち寄ったことがなかったそうです。

釣り好きなどの一部の人以外はみんな通り過ぎてしまうのでしょうね。

湖のほとりに標識がありますので側まで行ってみましょう。

「丸沼の湧水」だそうです。

丸沼に注ぎこむ水の大半が湧水と書いてありす。

へぇ~、それは凄い、キレイなはずだわ。

標識の側に水が湧出ている場所がありました。

写真にはうまく写せませんがポコポコと色んな所から水が脇だしています。

あきっこさんと私は飲んでみました。

雪解け水なのでしょう。

無味無臭で冷たい!

こういう水でコーヒーを淹れたら美味しいのでしょうが、今日はランチやお茶はお店でする予定だった(小雨予報でしたから)ので、道具を持って来ませんでした😢

西側の山も新緑がモコモコしていてキレイです。

紅葉の時期にまた訪れたいですね。

丸沼西岸には2時間ほどの遊歩道があるようですね。

南岸から歩いて、北岸のボートを借りて南岸まで戻るとかできると楽しいけど、多分そんなサービスやってないだろうな。

一応ここでもクリさんポーズやっときます😁

正面に見えるのは丸沼温泉環湖荘です。

釣り宿なのでしょうか?

いつか泊まってみたいねと話しました。

庭にかわいいベニサラサドウダンが咲いていました。

岩の上のわずかな土に根をおろす逞しいツツジがありました。

丸沼は湖岸延長6キロ、最大深度47mだそうです。

辺りの森にはトチ、カツラ、カンバ、カエデ、ニレ、ナナカマドがあるのだそうです。

美しく紅葉する木ばかりじゃないですか。

これは秋に再訪するっきゃない❗

ボート遊びも楽しめると書いてありますから、あのボートを釣り客でなくても借りられるのですね。

秋が楽しみになってきました😁

なんならこの夏、ボートに乗りに来ましょうか?と思います。

今回は低い雲がありましたから山を見ることができませんでしたが、晴れていれば日光白根山が湖から望めるはずです。

またまたお気に入りの場所を見つけてしまいました。

行きたい所が次から次に増えてきて、困ってしまいますね(笑)

丸沼を後にしたのは9時56分でした。

私たちは奥日光を目指しております😅

では、この後金精トンネルを越えて、湯ノ湖まで下って行きますが、それは【後編】としたいと思います。

私たちは果たしてハイキングできるのでしょうか?

【後編】へ続く!です。


【後編】でもっともっとキレイな写真を載せます。

どうぞ最後までお付き合いください❗