50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【埼玉、小鹿野】シマクマちゃんと小鹿野アドベンチャーランドで遊ぶ《後編》2021年2月20日(土)

《登山難易度  4》

小鹿野アルプス・鬼の鉄塔前から、鬼ポーズでこんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


ナツの友達シマクマちゃんをお迎えし、総勢6名でワイワイとアドベンチャーランドのような小鹿野アルプスを歩いております。


「三の峯」からの展望です。

(絶景スポット⑤)

では大展望の「三の峯」でお待ちかねのランチにしましょう。


暑くなったシマちゃんが上着を脱いだらビックリ!

スノボのウェアだったのでサスペンダーが現れ、ナツ曰く「木こり感」、私が思うに「童話感」が増しました。

キャラクターが立ってるね~😆

そんなにぴったりしたパンツにサスペンダー必要ですか!?

狙っているとしか思えません(笑)


リュックではなく斜め掛けのバッグが、より童話の主人公感を演出してるんですよ、きっと。

青い鳥を探すチルチルを演じるシマちゃん。

ヤマップにはヘンデルと書いてしまいましたが、青い鳥を探すのは「チルチルとミチル」でしたね。


さっき車道の自動販売機で水を買いたかったのに、サイダーしか買えず、太陽に向かって爆飲みするチルチル。


「青い鳥見つからなかったねぇ」と言いながら、コーヒーを飲むチルチルと兄のクマクマ。

後で聞いたところによると、このランチでチルチルことシマちゃんは、おにぎり2つ、パン3つ、カップ麺1つを平らげたそうです。

人喰い魔法使いに捕まったら真っ先にステーキにされそうですね😅


最後に「三の峯」の岩場で記念撮影です。


みんなのポーズを真似しているのに、「母さんだけなんか違う」と言われた😒


ではでは午後の部のスタートだよ~。

まずは鎖場下りから!


二の峯の鎖場よりは難易度が低いです。


おやおや、シマちゃん、今度は帰還兵みたくなってますよ!

みんなに「恥ずかしながらシマダ少尉、帰って参りました!」と言われておりました。

それにしてもシマダ少尉が潜んでいた無人島には食糧がたんまりあったようですね。

栄養が行き届いている(笑)


お次は「四の峯」!


しばらくなだらかな尾根道を進み、最後再び急坂を登って、、


「五の峯」に到着しました。

クマちゃんが「アレーグラー!」と言っております。

どうやら彼は花粉症らしいですよ。


「五の峯」からなだらかに進み、道は左手に折れ植林帯を左に見ながら下ると鉄塔のある鞍部(布沢峠)に到着しました。

そこらじゅう切り株だらけで、木こりのチルチルが休憩中。

するとその背後に背の高い切り株が見えました!

あそこにはさすがに座れないよねぇ?と私が言うと、、


真っ先にクマちゃんが跳び箱の要領で座りました。

ケイもチャレンジし、


おおお、座れるもんだねぇ。


二人の指差す方向には、、


こんな鉄塔があるのですよ。


お次はナツと木こりがチャレンジしました。

木こりは一度失敗し、


二度目のチャレンジで、、


乗れたーーーっ!

嬉しそうねぇ。

隣のナツも爆笑しています。


鉄塔と。

するとハガレーナが「今度は私!」と言って、、


立っちゃいましたけどーーーっ!

若者たちが「すげぇ」と感心してました。

前編でも言ったと思いますが、ハガレーナの運動神経はお気楽隊の自慢ね!

なら私も!とナツも、、


自由の女神かよ!

なら私も!!ってことで、、


立ってみた!!!


高さ30センチの切り株に!😅


ほいほい、先に進みましょ!

次なる絶景スポットが見えてきましたよ😃


「ほほ~」とまたまたシンクロする姉と弟。


そこからの展望です。

(展望スポット⑥)

右奥に両神山、正面のバッドマンは和名倉山です。


絶景スポットにて記念撮影です。


では、お次に参りますよ~。


次にやってきたのは、こちら!

「モミの巨木」です。

(絶景スポット⑦)


若者4人で巨木の幹回りを測ります。


どうやら三人で手が届いたようです。

ということは、、

約170×3=510だから、、樹齢500年ってとこですかね?

と私が言うと、社会科教師のシマちゃんがボソッと「室町時代末期かぁ」と呟きました。

鉄砲伝来の頃ですね。


木に張り付いている子供達が撮ってくれました。


見事な枝振りで、とても神聖な雰囲気のモミの巨木です。

圧倒的存在感!



展望のない「中の沢の頭」に到着しました。

ここは今日歩いたコースの中で一番標高が高い地点になります。


竜神山を通過します。

ここはあまり展望はなく、あるのは杉の木です!

花粉を撒き散らされる前に早々に立ち去りましょう。

さぁさぁ、お次は私の一番のお気に入りスポットです。

「次の絶景はこれまたすごいよ!日本じゃないみたい。もっと言えば地球ですらないみたいだよ」と言うと、子供達が「えええ!?そうなの!?そりゃまたハードルをあげたね~」「地球じゃないみたいって、これ以上のハードルある!?」と言っております。

あ、言い過ぎたか?

なので「SF映画みたいなんだよ」と言おうとして、噛んでしまい「FF映画」と言ってしまいました😅

さすがに耳のいい若者たち。

聞き逃すはずがありません。

「FF映画!?」「ファイナルファンタジーってこと?」「あんな不思議な世界が待ってるのか!?」とハードルうなぎ登りです💦

ファイナルファンタジーの現場が近づくと、「なるべく下を見て歩いてきて!母さんが『いいよ』って言うまで顔をあげないでね!」と言いながら坂道を下り、


「いいよ!」と言うと、それぞれにあちゃこちゃ見てしまう四人。

シマクマちゃんは全くとんちんかんな方向を見て(そこには何の変哲もない斜面があっただけなのに)、一応「おおお」と言ってました😅

違う違う、そっちじゃないよ!こっちだよ!と私が指す方を見た四人。


お世辞ではなく、「おおおお!」となった四人。

彼らが見た景色とは!


こちらです!


荒れた痩せ尾根に立つ、電線のない鬼形鉄塔。

(絶景スポット⑧)

初めてこの景色を目にした時は度肝を抜かれました。

な、なんじゃこりゃ!?

なんなのだ、この不思議な世界感!

子供達も「ファイナルファンタジーじなかったけど、確かにこれはこれで面白い!」と言ってくれました。

でしょ?でしょ?


私はどんどん進みましたが、子供達は何やら相談しています。

鉄塔のピークに向け登りかけていた私にナツが「母さ~ん、戻ってきて~」と私を呼び戻しました。

どうやら、何かの撮影会をしたいようです。


シマちゃんの登山風景を撮影するケイ。


クマちゃんが鉄塔への坂道を登ります。

絶妙な角度とこのスピード感!

ナイスショットですね。


さてさて鉄塔のピークで何やら始まりましたよ。


どうやら、「三送会」で流すビデオを作りたいようです。

音楽をかけて、最近このブログでも時々登場するNiziUの「make  you  happy」でした。


やっとる、やっとる。


大きな切り株に座って眺めているハガレーナ。


ようやく一曲終わり、私たちも登ります。


登った先でもまたまた撮影会。


何の関係もないケイが撮らされております😅

そうそう、この鉄塔の尾根からの眺めはこちら。


この小鹿野アルプスはどこもかしこも、素晴らしい展望なのです。


さっきお昼を食べた「三の峯」が見えます。


あちらの鉄塔が立っている場所は、木こりのスツールがあった布沢峠です。

こんな風に小鹿野アルプスはいくつも筋になった尾根を歩くので、歩いてきたスポットを眺められる楽しさがあるのです。


鬼の鉄塔を背景に「鬼滅の刃」ポーズにて。


その後ナツの指導の元、あたふたしながら指示に従う。


やりたかったのはこれ。

星🌟

苦労した割に盛り上がりませんでした😅


かなり苦労して撮影した一枚。

この鉄塔のピークで一体どれだけ過ごしたことか!

さぁ、そろそろ次に行きましょうか!と言うと、、


何やら子供達が騒いで写真を撮っています。

何かというと、、


花粉だ、花粉だーーーっ!

逃げろーーーっ!

花粉が追いかけてくる😱😱😱


そこからはすたこらさっさと下ります。

花粉に追いかけられてると思うと、歩みが速い!!

ここはさいの河原ですが、スルー!

それどころじゃないんです💦


さぁ、どんどん下るよーーーっ!


ここは前回とても滑りやすくて怖かった場所ですが、ここでも新たに青いロープが設置されていました。

これは安心安全だ~。

柴崎さん、ありがとうございます!


さあ、最後の絶景スポットまであと少し!


「兎岩」です。

(一応絶景スポット⑨)

一応とつけたのは、散々絶景を見てきて最後に現れる兎岩は、そのどれをも越えてこないからです。

どこが兎なのか分かりませんし、「で?」となります😅


みんなでウサギポーズ🐰


最後は落ち葉の中に枯れ枝や石車が潜んだ滑りやすい急斜面を下り、


車道を歩いて法性寺の駐車場に戻りました。





3D画像だと尾根の様子が良く分かりますよね。

無事楽しい一日が終わりました。

陽気で気さくなシマクマちゃんと静かな小鹿野アルプスを賑やかに歩くことができました。

子供達にもこの小鹿野アルプスの魅力が伝わったようで、ナツが「冒険してるみたいだった~🎵」と言っておりました。

そう、小鹿野アルプスはアドベンチャーランドなのです。

タイプの異なる絶景の連続、意外性溢れた景色の変化に、心も体もジェットコースターに乗っている気分にさせます。

最後にシマクマちゃんの(特にシマちゃんの)「ありがとうございました!」が森に響き渡っていました。

ナツとケイに「選挙活動かよ」と言われるほどに(笑)

愛すべきキャラクターの楽しい仲間が加わり、お気楽隊は今後益々パワーアップしますね😁

3月に再会を約束して別れました。

どうやら次回は「おじいちゃん」を連れてくるるしいです。

さて、どこに行きましょうかね?


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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