50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【埼玉、小鹿野】小鹿野アルプス再チャレンジ!《前編》2020年3月7日(土)

法性寺奥ノ院、お船観音様と一緒にこんにちは👋😃


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


《登山難易度6》


今日は先週訪れたばかりの小鹿野アルプスに再びやって来ました。

先週は般若山に立ち寄りたくてルート変更したことにより、当初予定していたコースを半分しか歩けなかったので、道迷いのリスクがある小鹿野アルプスですから、記憶が新しいうちに再チャレンジすることにしたのです。

先週立ち寄らなかった亀の岩展望台、兎岩、モミの巨木など楽しみがいっぱいです。

今日は先週も一緒に歩いたハガレーナに加え、ターボと亀ちゃんも参戦です。

岩の上に立つお船観音の写真を見て「あんなものがあったなんて知らなかったよ!是非見てみたい」と言っております。

今日歩く予定ルートです。

山門前のトイレをお借りし、歩き始めたのは6時21分でした。

今朝は自宅を5時に出てみんなを拾ってきたのですが、夜明け前で道が空いていたこともあり、コンビニ経由したにも関わらず6時にはこちらに到着できたのです。

7時から歩き出すつもりだったので、40分も時間に余裕が生まれました😁

私たちは感動の沸点が低い特異体質なので、色んな所でいちいち引っ掛かり、その度にスマホでそれぞれが写真を撮るので、ただでさえ歩くのが遅いのに、そのコースタイムは長大になります。

なので、このブログのコースタイムはあまり参考になりませんので悪しからず💦です😅

法性寺の山門には「般若山」「お船観音」の文字が!

先週は気がつかなかったのですが、ちゃんと私たちの感動ポイントが入り口に書いてあったのね😊

春には山野草が咲くという本堂への階段を登ります。

山野草(花浄土)保護のための協力金一人300円の支払いです。

先週訪れたときには人の気配がなかった本堂に今朝は沢山の靴が!

このときは全く音がせず、中で何が行われているんだろうと思いましたが、後ほど太鼓の音などが響いてくるようになりました。

それに気づく前までは足跡の上に立つターボに「お船観音見えた!?」「え?どこどこ!?」「あれだよ!あの岩の上!」等とはしゃいでいたのですが、お堂に信者の方がいらっしゃると知ってから、そーっと通過しました😅

初めの頃の声が聞こえちゃったかもです。

ごめんなさい😣

お邪魔にならないよう先に進みます。

前方右上に観音堂(般若堂)が見えています。

先週は写真を撮らなかった「お船慈母観世音」だそうです。

台座が船の形をしていますね。

その足元に沢山の小さな子供のお地蔵さま。

皆さんのヤマップに良く登場してますよね。

観音堂に上がってみます。

「うわ~、これはすごいね~😍」と言ってる亀ちゃん。

朝の光が射し込んでより不思議な雰囲気です。

穴の空いた岩壁の陰影がくっきり。

龍虎岩に亀ちゃんとターボが登ってみました。

鎖場の体慣らし😁

ハガレーナと私は「次の足は右のもうちょい下!」とか下で指示してました😅

月光坂を登ります。

岩のステップが「ど、ど、どーするの?これ?」「足幅に合わない~💦」などと叫びながら登っております。

細かいステップが切られた岩場の先には岩の窪地に沢山のお地蔵さまです。

ターボがやはりリュックをスリスリ移動中。

ではお船観音へ参りましょう。

ストックは木立の側に置いてきぼり。

今日も立ってます!

お船観音様!

「うわ~、素敵だね~😍」と二人。

この景色に感動しない人は多分世の中一人もいないと思う。

朝日を浴びてより神々しい聖観音様。

横顔が素敵です。

鼻から眉にかけての陰影が美し過ぎる!

同じような写真を何枚も、スミマセン💦

この絶景の中に立つ雰囲気をお知らせしたくて😅

正面から見た姿です。

孤高感が半端ない。

船の先端まで行ってみました。

これより先は無理💦

船首からは法性寺が良く見えます。

ハガレーナのシータでこんな面白写真を撮りました😁

奈良の大仏並みに大きくなり、ちょっとお茶目な観音様になっちゃった😂

ではそろそろ歩き出しましょう。

次は大日如来に立ち寄ります。

先を行くハガレーナが振り返って撮ってくれました。

空を飛んでるイメージだったけど、、😅

先の三人も鳥のイメージで。

広角にするとこんな感じ。

どんだけすごい断崖絶壁の上に立っているのか、お分かりいただけますかね?

歩いている本人たちはあまり怖くはないです。

船尾へ向かいます。

大日如来に会うために、二人が鎖場と格闘中。

そこからの眺めです。

今日も視界がクリアで、大展望!

途中までは足場がしっかりあるので意外と怖くないのですが、写真に撮ると奈落の底に向かって歩いているように見えますよね。

最初の一歩がちょっと怖いです。

ここでも今日は登らなかったハガレーナと私が、足の置場所などアドバイスしました。

この先は先週も書いたので、ルート説明省略します😁

7時35分、鉄塔の場所に出ました。

ここから右手の柿の久保方面へ下ると200mの巨大船体(岩)とその船首に立つ観音様の後ろ姿を見ることが出来るのではないかと思っていて、行ってみたい衝動にかられますが、見えるという確証はなく、みんなを道連れにすることは出来ない(涙)

残念ですが、今回は(また来るんか~い!)諦めます。

今日はこの後般若山に登ってから左手の谷に降りようと思っています。

なので、ここは直進!

般若山直下は(わずかな距離ですが)急斜面です。

使えるもの(笹だとか木の枝だとか)は何でも使って登ります。

ハガレーナが「いてっ!」と言ってます。

またイバラにやられたらしい😅

7時50分、標高478Mの般若山に到着です。

相変わらず(ま、先週と変わるはずもなく)標識はありません。

、、、と二回も登ってそう思っていましたが、同じ日に登られた方のヤマップ記事でちゃんと標識があることを知りました!

その写真によると「般若山」と書かれた銀色のプレートが朽ちた切り株に打ち付けてありました!

なぜ私たちは気がつかないんだろう???

この景色のせいですよね😁

こちらにばかり目が行ってしまうからです、きっと。

どうですか!この大展望!

小鹿野アルプスを歩いている方の多くがさっきの鉄塔から谷に下っていますが、ここ(般若山)に立ち寄らないのは勿体ないと思います。

鉄塔からわずか15分ですから、是非こちらに足を伸ばしてください。

あれ?

前回来たときは気がつかなかったですが、あれはお船観音ではないですか!?

ズームにしてみました。

ほらほら、お船観音が立っているのが見えますね!

やっぱりここからも見えるってことは、隣の峰に立てばきっと見える場所があるはずですよ!

「ほら、あそこの木がない所とか、あの鉄塔の所とか!」と、私が騒ぐと、みんなが「どーしても違う方向からお船観音を見たいわけね」と少し呆れていました。

「うん、見たい。あの大きな岩の上に立つお船観音の後ろ姿を見てみたい!」と答えました。

いつかひまと一緒に探しに来ようかな?

ターボと亀ちゃんにもこの大展望を見せることが出来て良かったです😊

こちらはハガレーナのシータ写真です。

般若山の山頂にてしばらく展望を楽しみ、先に進みます。

前回「こちらに降りれそうな道があるな」と思いつつ通り過ぎた斜面への分岐に到着です。

時刻は8時4分。

般若山山頂出発から10分かかってないくらいです。

「えええ、本当にここを下るの~?」と言いながら、先頭をハガレーナが歩いています。

前回ここを訪れているハガレーナが二人を案内してくれています。

まぁ、この分岐からは私たちも初めてなんですけどね。

滑りやすい結構な急坂です。

私はルートから外れないよう片手にヤマップを起動させたスマホを持って下りました。

前方に何となく拓けた場所が見えてきました。

森を抜けると、そこには鉄塔が立っていました。

時刻は8時16分。

尾根からの所要時間は12分で標高差50M程下って来ました。

皆さんがヤマップに○○号鉄塔とか書いているので、私たちも番号を探してみると、これは「六五五」でした。

そのまま進むと大きな岩が現れました。

どうやら右を巻いて行くようです。

岩の隙間があったので、ターボと私が裏側に回り込み穴から覗いた写真をお互いに撮りました😁

その岩の右側を下っているとき、前方から「うわっ、結構怖いよ~」という声が。

ステップが切ってあるのですが、落ち葉が積もって滑りやすいようです。

下り終わった三人が振り返り、「ほらほら、婆さんが来るよ」と爆笑してます💢

おっ、谷が見えてきました。

8時29分、谷底に到着です。

振り返ると歩いてきた岩場から沢まで一枚岩のように見えます。

秋には紅葉がキレイかもしれませんね✨

皆さんのヤマップで見かけた忘れ物のメガネ。

「寂しそうだね。これ老眼鏡かな?」「ここで地図とか確認して忘れちゃったのかな?」と言うと亀ちゃんが「ご自由にお使いください!ってことじゃない?」と(笑)

亀ちゃんは時々ボソッと面白い事を言います😁

先に進みます。

おっとーーっ!現れましたよ、崩壊地。

先を行くハガレーナが「ヤマップに載ってた道が崩れてる場所ってここなんだ~!」と言っています。

亀ちゃんが「ど、ど、どうするの?ここ?」と不安そう。

するとハガレーナが「崩れた所は無理やり登れって書いてあった!」と。

ドッヒャー、そうなのね😱

亀ちゃん、山を初めてまだ3回目の山行なんですよ。

元々は奥日光の戦場ケ原辺りの平らな道からスタートして、徐々に標高差ある所に行こうねなどと言っていたのに、、。

初ハイキングが赤城の雪道&凍った湖面歩きで、2回目に垂直壁のある四阿屋山の獣道を歩かされ、3回目にしてついに崩壊地を無理やり登らされているという、なかなかにスリリングな初心者プランになっております😅

あの鉄塔の所まで行きたいのだけど、、。

先を行くハガレーナが「うわっ、これは無理!これ以上行けないよ!崖が今も崩れて来てる!」と。

なるほど目の前の崖から(私たちの声に反応してか)今もポロポロと小石が転がって来ます。

確かにこれは無理だ。

行くなら右から巻かないと、、と思いながら辺りを見回すと、、

あれ?あんなところに階段があるよ!

「あ、ホントだ。まったく気がつかなかった」とハガレーナ。

少し手前に長く垂れ下がったピンクテープがあったようなのですが、下から登って来るときは足元ばかり見て全く目に入りませんでした。

どうするか?

下までまた降りて登り返す?と言うとハガレーナが「私はこっちを行くよ!」と言うので、

じゃあ試しに行って私たちでも行けるか確認してとお願いしました。

ハガレーナが「行ける、行ける。ちゃんと踏みあとあるよ。みんな同じこと考えるんだよ!」と。

では私たちも同じルートで。

確かに倒木はがっちりしていてしかもちょうど切り株が倒木を乗り越える足場になってる👍

無事階段に乗れました。

と思ったら階段の先は道がな~い!

階段の上の部分も崖崩れに巻き込まれたようです。

左の崖をよじ登ると再び階段が現れました。

もう崖崩れの上に出たよ!

鉄塔のある尾根に到着です。

時刻は8時45分です。

般若山に登る前に通過した鉄塔が見えます。

ではでは、この後は亀の岩展望台のはず!

ヤマップ地図に亀の岳と書いてありますし。

きっとこの先に展望台があるはずですよ!

ワクワク😃💕

、、という事で、連続ドラマも大概いいところで次回に続くになりますので、私のブログもそうしたいと思います😁

長くなってますしね。

最後までお付き合いください。

×

非ログインユーザーとして返信する