50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【埼玉、神川】金鑽神社から御嶽山へ。岩山からの大展望を楽しみました。2019年12月7日(土)

神川町、御嶽山からこんにちは✨😃❗


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!


《登山難易度0.5》


今週末は土曜日夜に用事があり(忘年会シーズン突入です!)、遠くに出掛けられないので、赤城の地蔵岳を計画していました。

ところが土曜日のお天気は曇りの予報です。

赤城界隈では私は二度も濃霧に巻かれているので、展望を期待して出掛けてまたまた何も見えないなんてことは嫌です!

なので地元の山に紅葉を見に行くことにしました。

金曜日の夜にターボと相談して、一昨年春の新緑の頃に訪れた『堂平山』へ向かうことに決定!

新緑がめっちゃきれいでしたから、きっと紅葉も素晴らしいと思います。

7時半にターボに迎えに来てもらい、東秩父を目指しました。

が、しかし!

にゃ、にゃ、にゃんと!

通行止めか~いっ!(涙)

どうやら秋の台風の影響で崖崩れしているようです。

台風15号と19号、やってくれちゃってますよ😢

『途中店舗営業中』とあるのは定峰峠のお茶屋さんのことでしょうか?

とにかく今日予定していたコースは無理なので、大人しくUターンです。

さて、どうしましょうか?

2年前くらいから、ターボが度々登ってみたいと言っていた神川町の御嶽山にしましょうか。

簡単に登れて少し岩場もあり、展望もよいと聞きます。

下山したら白寿の湯で温泉に入ってお昼も食べて、夕方の忘年会までゆっくり過ごせばいいよね!となりました。

以前の『白寿の湯』は小さな田舎の温泉という感じでしたが、最近『おふろカフェ』なるものに改装されているらしいですから、それも楽しみです。

ということで金鑽神社(かなさなじんじゃ)まで瞬間移動~😁

(実際はコンビニトイレ休憩も含め50分かかっています😅)

大きな鳥居の横には神川町ガイドマップがありました。

細長い神川町。

埼玉県の最北西部、神流川を境にお隣は群馬県藤岡市です。

金鑽神社・御嶽山はハイキングコースとなっているようです。

地図は持って来ていないので、標識があるのは助かります。

神川町マスコット『神じぃ』と『なっちゃん』だそうです。

神川町の梨がモチーフですね。

なかなか面白い組み合わせです😁

金鑽神社の駐車場に車を停めて歩き始めます。

時刻は9時12分。

ヤマップに堂平山の行程は提出してきたので(丸山の地図)、そこから移動させて登山口をスクショしました。

小さな山なのでポイント表示はありません。

この地図ではなんのことやらですが、一応ね、一応。

すぐ右手に多宝塔がありました。

1534年、阿保郷丹荘の豪族『阿保弾正全隆』が寄贈したものだそうです。

国の重要文化財指定です。

神川町には『阿保』『丹荘』という地名が残っています。

歴史的貴重な建造物なんですね。

特に二階部分の装飾が趣がありました。

500年近くの歳月、ここに建っているという歴史と風格を感じます。

神社の境内に入って行きました。

おびただしい数のおみくじ。

みんなの幸せになりたい思いが結ばれているようで、静かで薄暗い境内のここだけ白く輝いているように見えました。

『金鑽神社』は日本武尊が東征の帰途、天照大神とスサノウノミコトを祀ったのが始まりとのこと。

本殿はなく、背後の山が御神体だそうです。

鳥居をくぐって更に中へ。

正面に見えるのは神楽殿です。

拝殿へ。

(薄汚れておりますが、、😅)

全体の案内図です。

御神体は御室ケ嶽(ミムラガダケ)という山なのですね。

御嶽山じゃないんだね!

へぇ、そうだったんだ、、と今頃気がつく😅

拝殿には灯りが灯され、厳かな雰囲気がありました。

確かに社殿がない!

塀の扉の手前にお供え物があり、その向こうは森になっています。

そういうことだったのか!

「この時はちゃんとお供え物がある~。今朝取り替えたのかな~?信仰が生きてる感じが清々しいなぁ」などと思っていただけでした😅

なんだかとても素敵ですね、金鑽神社。

境内には赤や黄色いもみじがありました。

曇り空でも十分美しいです。

神楽殿の銅葺屋根がイチョウの落ち葉で黄色く染められています。

う~ん、いい雰囲気😊

静かな金鑽神社がすっかり気に入ってしまいました。

以前初詣で訪れた時には気づけなかった魅力です。

御嶽山には4つのコースがあるようですね。

今日歩くのは金鑽コースです。

『御嶽の鏡岩』の案内板です。

約1億年前の岩断層活動によってできたもので、表面が鏡のように月の光や火災の炎を反射するとのこと。

どんなものなのか、ちょっと興味ありますね。

ここから更に400m(標高差ではなく距離)登ったところみたいです。

登山道入り口には可愛い日本武尊が立っています。

最初おサルさんか孫悟空かと思いましたが、よく見ると幼少期の日本武尊でした😁

階段を登って行きます。

階段脇には歌碑がずっと並んでいます。

こんな福々しいお顔の神様も。

この顔は癒されますね。

牛若丸と同じポーズでパチリ😁

顔の丸さがそっくりですね😅

親子のようだ。

『鏡岩』に到着しました。

うーん、これはビミョーですね~😅

タモリさんなら大コーフンなのでしょうが、大して知識のない私たちには「・・・」です。

表面のツルツルが剥がれ落ちてしまったのでしょうか?

所々ゴツゴツとした岩肌がむき出しになっています。

確かに赤銅色の所もありますが、月の光を映すようには見えないですね。

地質学的には多分大変価値のあるものなのだと思います。

私たちにはその価値がよくわからないだけで(涙)

鏡岩の上部に倒木があり、そこから少し展望がありました。

真っ直ぐな階段を登ると尾根に出るようです。

分岐に到着。

弁慶穴に立ち寄ります。

少し下の方から登山道脇には石仏が並んでいましたが、ここにも沢山ありました。

四国八十八ケ所を模して、かつては88体あったようですが、現存するのは70余りなのだとか。

上州武州、遠くは江戸からの寄進もあったそうです。

弁慶穴に行ってみましょう。

岩場なので石仏の側にストックを置いて行きます。

細い木立の中の狭い道を行くと、

弁慶穴がありました。

中は意外と奥行きがあり広いです。

手前の枝にピントが合ってしまうというので、少し前に顔を出してターボに撮ってもらいました。

穴に入ってだからどうした?って感じですが、穴があると入ってみたくなるのが人の心理というもので😅

正規のルートではないと思いますが、弁慶岩の先に歩けるスペースがあったので、先に進んでみました。

岩山へ向かう道に上がります。

この上が正規のルートかな?

岩山に到着です。

展望表示板がありました。

ほぼ360度の大展望。

更に岩の上まで登ってみます。

続いて、ターボも。

岩場の上でお互いに写真を撮りました。

360度の大展望はこちら。⬇️

神川のゴルフクラブを起点に左へターンします。

素晴らしい眺めですね!

写真だと遠くが白っぽく霞んでいますが、肉眼だとよく山が分かりました。

すぐ側に燕岳でよく目にする『イルカ岩』のミニミニバージョンがありました😁

私たちは当分アルプスへは行けないので、標高300Mのミニミニイルカ岩で我慢します(笑)

それでは岩山を後にし、御嶽山山頂に向かいます。

こちらが本来岩山へ登る正規ルート。

歩きにくさは裏ルートと大して変わらなかったです😅

石仏広場(?)を抜け登山道へ。

山頂直下まで登山道脇で石仏が見守ってくれました。

山頂手前にはロープが登場です。

根っこが縦横無尽に張り出していて、若干歩きにくい💦

細長い御嶽山山頂に到着しました。

山頂は木立が繁り、展望は一部しかありませんでした。

時刻は10時34分。

出発から1時間20分でした。

ヤマップはかなりビミョーですが、こんな感じ😅

標高差163M登ってきたみたいです。

お茶にしましょうか。

コーヒーと栗大福です。

地蔵岳→堂平山→御嶽山と予定変更して、にわかにやって来た割には満足度が高いです。

岩山に登って展望を楽しめたのが大きいですね😄

山頂標識の神じいとなっちゃんはハイキングの装いでした😁

たまには登場させとくか、、といつものカエルとターボの人形を山頂標識に座らせてみました。

すると寝相の悪いターボの寝坊助カエルが落下しそうになり、こんな形に(笑)

この子はいつ見ても幸せそうだねぇ。

癒される😄

では下山開始です。

登りでは必要なかったロープを使って慎重に下りました。

石仏広場を過ぎて階段を下ります。

境内まで戻って来ました。

帰りは境内に入らず、沢沿いの道を歩いてみます。

イチョウの葉に埋め尽くされた太鼓橋です。

絵になりますね~✨

イチョウの道を違った角度で撮影してみます。

ターボが「あ、また篠山紀信だ!」の声が。

私が撮影したイチョウと欄干。

ターボが撮影した黄色い道。

ターボに軍配が上がりましたね。

色が鮮やかです。

橋を渡って沢の反対側から見た神楽殿です。

美しいですよね。

美しい石垣の道を下り、

最後はベコベコする鉄製橋を渡って駐車場に戻りました。

駐車場でのヤマップ画面です。

最後までビミョーな画像ですが、一応ね、一応😁

今日のルートです。

全部で2時間半の行程でした。

ではでは、このあとはランチとお風呂が待っています。

神川の『白寿の湯』に向かいますよ。

かつては小さな田舎の温泉といった雰囲気だったのに、いつの間にやら『おふろcafe』などというオシャレな温泉に変身してました。

入館料は850円で、他のお買い物と一緒に最後まとめて精算です。

お風呂場は二階にあります。

階段には可愛い手拭いが飾ってあまりました。

ここから先は撮影NG。

ここまでね😁

温泉は海水並みに濃い塩分成分が空気に触れることで茶色く変色するらしく、薄茶色をしています。

その成分が固まってあちこちに『棚田』と呼ばれるデコボコを作り、湯船の周りだけでなく、洗い場まで棚田が広がっていました。

露天風呂には泥パックもあったので、ターボと二人顔を泥だらけにして寒空の元、ゆっくり露天風呂に浸かりました。

露天風呂には泥を洗い流すシャワーもあり、脱衣所にはドライヤーが7個もあって、快適でした。

足りないものが何もない。

素晴らしい温泉です。

その後はレストランでランチにしました。

人が写り込まない瞬間で急いで撮影。

向こうにいるグレーのセーターは私。

このオシャレなウォーターサーバーを撮影しておりました。

ヤマキ醤油が展開しているお店みたいです。

お豆腐のセットもありました。

私たちはお肉のランチをいただきました。

食後は本庄の有名なコーヒーやさんのコーヒーとしょうゆソフトです。

しょうゆソフトは少し塩気があって、芳ばしいような黒蜜のような塩キャラメルのような、どう表現したらいいのか、とにかくとても美味しかったです。

その後はお休み処(無料)にいって、マッサージチェアでウツラウツラしたり、ハンモックに乗って揺られたりしました。

壁一面が本棚になっていて、コミック雑誌がズラリ。

丸くくりぬいた床にはこたつがあったりします。

他に(人がいたので撮影できませんでしたが)四角い箱を重ねたような面白い空間に横になって雑誌を読んでいる人や、寝ている人が沢山いました。

当たり前ですが皆さん温泉に入った後の清潔な体なので、他の方が使った後でも全く不潔な感じがせず、とても居心地のよい空間でした。

皆さんそれぞれに休日の午後をのんびり過ごされているご様子でした。

これは素敵な場所を見つけてしまいました。

今度次女を連れてきてあげようかな。

いくらでも長い時間過ごせると思います。

それと、ハンモック、超気持ちいいですね。

ユラユラ揺れて無重力空間にいるみたいで、お昼寝するのに最高だと思いました。

ターボのデバイスデータに今日歩いた場所と白寿の湯が載っていました。

距離感わかりますかね?

すぐ側です。

今回は山が半分、温泉半分の楽しい一日でした。

のんびりし過ぎて若干体がだるい感じを引きずりつつ、ターボに駅まで送ってもらって、熊谷での忘年会に向かったのでした。


来週はターボもハガレーナも用事があるようなので、長男ケイとどこかに出掛けようと思います。

どこにしようかなぁ~?


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

×

非ログインユーザーとして返信する