50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

[長野、霧ヶ峰]日本の中央分水嶺を歩く!鷲ヶ峰&霧ヶ峰16㎞ハイク。2023年8月18日(金)


霧ヶ峰・蝶々深山山頂から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


夏休み前にいくつも登った山の記録を夏休み中にまとめて投稿し、長女ナツに「昔の方が面白かった」と言われてしまいました。

あら、やっぱりそう??

そうだよね、、投稿が遅れることにより、ブログを書き始める前に次の山行があり、記憶はどんどん上書きされ、その時の記憶は遠い過去のものとなって薄れるばかり。

結局写真を見ながらわずかに思い出せることを記事にするという作業が続いていて、はっきり言ってって全く楽しくない!

私が楽しくないのですから、楽しい記事を書けるわけもなく、自分でも正直「つまんないブログに成り下がってしまったなぁ(涙)」と思っておりました。

山行後、速やかに(できれば翌日か翌々日に)ブログアップするのが理想的なのですが、、日々のアレコレにおわれてなかなかできないのが現実なんですよね(涙)


そこで、私なりに考えて、二つのことを始めることにしました。


ひとつは山行中、メモをとること。

皆がどんな会話をしていたか、どんな風に思ったか、、なるべくメモを残して、ブログの材料にしたいと思います。

YAMAPを始める前は記録媒体がなかったので、盛んにメモを取っていたのですが、YAMAPをはじめてからすっかりその習慣がなくなっていました。


もうひとつは、動画で残すこと。

私の文章力の足りなさを映像で補てんする、、。

つまり、「百聞は一見にしかず」作戦ですね(笑)


ということで、「YouTubeを始めました!」


え?ブロガーからYouTuberに転向かい!?


いやいや、私はどこまでいってもブロガーです。

記録はブログという媒体で残したい、、そう思っています。

ブログの方が写真もじっくり見れるし、自分のペースで読み進めることができるので、好きなんですよね。

YouTubeはどこまでもブログで説明しきれない楽しさや雰囲気、景色の雄大さ、岩場や登山道の様子、そして一番はメンバーの個性を映像で補足したいと思っています。


なので、今回の「鷲ヶ峰&霧ヶ峰」から、ブログの最後に動画を貼りつけておくことにしました。

是非最後までご覧いただけたらと思います。

説明など何もない、ただ動画を継ぎはぎした簡易YouTubeになってます😁


そして、今回選んだ山は日本の中央を大きく分ける中央分水嶺の一部である鷲ヶ峰&霧ヶ峰です。

ホントは日光白根山ロングコースにして、距離11.4km累積標高差1200mを歩きたいと思っていたのですが、やっぱりお天気の都合で変更した次第。

色々みて、八ヶ岳方面だけが晴れ予報だったのですよ。

八ヶ岳は、先週天狗岳に登っちゃったし、明後日(日曜日)に硫黄岳に行く予定だし、はて、どうしましょう?となり、「おぉ、鷲ヶ峰はどうよ!?中央分水嶺、歩きたいって思ってたよね!?」となりました。

この鷲ヶ峰は、前回霧ヶ峰の中央分水嶺の一部を歩いた時に見過ごしていた山。


⬆️その時の記事です。


後日いっけんさんやアキロックさんのYAMAP記事を見て、その大展望に「行けば良かったーーーっ!」となった場所なのです。

鷲ヶ峰のあと、ゼブラ山や北の耳・南の耳、殿城山分岐と中央分水嶺を歩き、車山からコロボックルヒュッテ(車山肩)に立ち寄って、今まで歩いたことのない車山湿原の中を横断、蝶々深山・物見石経由で八島湿原に戻ってくるルートにしましょう。

標高差がわずかしかない分、距離を歩く練習ということで。


ターボと二人で取得した「健康増進休暇」。

折角なので、晴れた山域へ、、

今回は夏休み中の花子と三人の旅になります。




《登山難易度 9》

※距離が長いので難易度が高く出ましたが、実際はそこまで大変ではないです。


自宅を3時45分に出発し、八島ケ原湿原駐車場に到着したのは、6時10分でした。

トイレや支度を整え、6時26分には歩き出したのですが、初め登山口が分からなくて車道をウロウロ。

YAMAP地図を拡大して、登山口が車道の下にあることに気がつき、駐車場に戻ってきました。


見ると、トイレの奥に「八島湿原入口」の看板が。

トイレの向こう側に秘密のトンネル発見!

八島ケ原湿原は付近の水面より7mも高く、その生成に一万年要しているのね、、、貴重な自然遺産です。


鹿よけ網のかかるトンネルを抜けて、湿原と鷲ヶ峰への分岐へ。

あちゃー、ガスがかかって、辺りは真っ白。

本来ならこの辺りから湿原を見渡せるはずなのですが、何も見えません💦

ターボ「湿原がしつげん(出現)しないね」

、、、今回は前置きで言ったように、メモを残しているので、ちょこちょこターボのダジャレが出現します😅

一緒に山登りしている気分でお付き合いください。

明け方雨が降ったのか、朝露なのか、草にいっぱい水滴がついていて、草をがさがさと掻き分けて進む登山道で、腰から下がずぶ濡れになりました💦💦


鹿よけゲートをくぐります。

二段になっていて、ターボに「リンボーして、チャッチャチャチャッチャチャッチャチャチャッチャ🎵」とBGMを入れられますが、無理に決まっとるがね。

開けたら閉める。

「(鹿よけなので)しかと閉めたよ」と言うとターボ「しっかり閉めとけ!」

なんだろ、この人、今日は特にハイテンション、、浮かれ気味です。

以前から歩いて見たかった中央分水嶺の鷲ヶ峰だからか?

今日は標高差があまりない楽な登山だからか?

はたまた、花子がいるからか?

その3つの理由があるから、ウキウキなのです。

私と二人で男体山や谷川岳登った時は、ひとっことも冗談言わなかったのに🤣

(左下)ガレた斜面にはケルンがいくつもありました。

このケルンはまるで五輪塔のように気高く絶妙なバランス!


いつも以上に浮かれ気味のターボと、そんなターボが大好きな花子。

(最後に添付した動画をcheck✔️)

今回は写真を撮って、動画撮って、メモを取って、大忙しの私。

今回はまたまた暑いだろうと思って半袖にして、日焼け対策でアームカバーをしてきましたが、とっても気温が低くて、アームカバーが寒さよけになりました。

下界は猛暑でしょうから、ありがたいことだ。


登山道にあった花や苔。

若い松ぼっくりはキレイな緑色で、抹茶チョコみたいでした。

きのこの山、たけのこの里の次は、抹茶の松ぼっくりでお願いします、、明治さん。

中をクッキー生地にして、サクサク食べれるようにしてくれたら、絶対買う!

マツムシソウも沢山ありました。

花子が「なぜマツムシソウと言うのですか?」と話しかけていました。

ん?誰に聞いてるの?なぜ、丁寧語??


この尾根道、、晴れていれば、素晴らしい展望!!だったはず(涙)

今日は真っ白な世界でございます。

上空に青空も見えるのだけど、諏訪湖側からどんどんガスがわいてきていて、尾根を越えていきます。

途中ガレ場の真ん中でカメラをセットして、八島ケ原湿原を撮影しようとスタンバイしていた男性、私たちが下山する時にもそこにいて、「こっちからガスが出る時はあまり良くないんだよねぇ」と言ってました。

まじか!

なんとか晴れてほしいけど。


真っ白な鷲ヶ峰山頂(1798M)到着~😆

記念撮影一枚目、自撮り5秒もあるのに、カウントダウン中に帽子を直す花子😒

私に「余計なことしてんじゃないよ!」と叱られたのは言うまでもない😁

そして、、360度、、な~んも見えんよ(涙)

ベンチに座ってガスがはれるのを待ちつつ、早くもおやつ休憩しました(笑)

時刻は7時25分。

晴れろ、晴れろと祈りながら真っ白い空間を眺めていると、途中サーッとガスがはれてアルプスの峰がチラリ!!

おおぉーーっ!となりましたが、ほんの一瞬でした(涙)

これはリベンジ案件決定でございますな。

花子はご両親たちとこの中央分水嶺巡りで、鷲ヶ峰から和田峠へ下ったことがあるそうです。

その時は雨だったので、どんな景色なのか知らないと、、。

この鷲ヶ峰からは南・中央・北アルプス全部見えの大・大・大展望なのですよ、、諏訪湖だって見えちゃうんだから!

うーーん、残念!!!

こっちを後にすれば良かったかなとも思いましたが、午後雷予報も出ているので、朝のうちに登っておきたかったのです。

さっきも言いましたが、リベンジ案件確定!

再訪したいと思います。


さて、今日のロングコースへ向かいましょう。

一旦鷲ヶ峰から来た道ピストンで下ります。

(上)諏訪湖方面からガスがどんどん昇ってきます。

(下)ここはズミの林でした。

私が「ズミだね」と言うと花子が「花が咲いてないのに良くわかるね」と言うので「木を見れば分かるよ」と答えると「木を見ただけでわかるなんて凄い」

するとターボが「気(木)のせいじゃね?」

花子、爆笑🤣

こんなやり取りが歩行中幾度となく繰り返されます。

ターボ、浮かれ気味。


お、なんだかガスが薄くなってきたぞ!!


朝真っ白だった分岐まで戻ってくると、わずかに湿原が見えているではないですか!?

もとい、湿原が出現したではないですか!?(笑)

低木が生い茂った狭い道をがさがさ下ってくると、、

おおぉ、晴れてきてる~⤴️


花が咲く八島湿原です。

木立の間に見えるのは、八島ケ池。


(上)今日歩く山並みが見渡せます!

これは気持ちいい!

「あっちにも大きな池があるね」と言うと、

ターボ「池に行け!!」

花子「プッ」

(下)鎌ケ池です。

とても美しい。


ハクサンフウロの色が鮮やかで沢山あります。

ターボ「タクサンフウロだね!」

このダジャレはちょっと微笑ましい😊

今頃はあのカメラマンのおじさん、シャッターきりまくりかなぁ、、晴れて良かったね。

木道を歩いてトイレのある奥霧小屋付近へ。


バイオトイレを協力金を払ってお借りし、木陰でバナナ休憩しました。

30分ほど休憩し、出発!

今日はロングコースなので、標高差がそこまでないとはいえ、先を急がないと、午後の雷雲が怖いよ~⤴️


ここからゼブラ山~山彦耳(北の耳と南の耳)経由で車山へ向かいます。

ペースメーカーのターボがご機嫌で、足がのんびりになっている気がしたので、少しペースをあげるようお願いしました。

中央分水嶺の標識が現れましたよ✨

ススキの原をまたまたガサガサと掻き分け登っていきます。


私にペースをあげるよう言われたターボ、、頑張っております!

ゼブラ山へのガレた登り、、ひたすら黙々と。

そうなると、軽口一切なし!!(笑)

人格が変わる(笑)

そして、9時35分、ゼブラ山(男女倉山)山頂(1776M)到着です。


山頂からの眺め。

(左上)皆さんご存知の美ヶ原と三百名山の鉢伏山(1928M)。

(右上)お、北アルプスが見えた!!

穂高岳と槍ヶ岳ですよ~⤴️

(下)八島湿原とさっきまでいた鷲ヶ峰、、晴れとるよ~⤴️

今頃鷲ヶ峰からは大展望が広がっていることでしょう。

くー、この瞬間にあそこにいたかった!!


とりあえず、三人で記念撮影。

今回は一発で撮影成功(笑)

晴れて良かったね~⤴️


これから歩く稜線をわざとらしく指差す二人。

さぁ、次へ向かいましょう。


この辺り、昨年7月に歩いた時(その時は反対周り)は私が熱中症気味になって、何度も木陰で休んだ記憶が。

今回は涼しくて、めっちゃ快適に歩けています。

(左下)いつみても可愛い大笹峰の避難小屋。

(右下)北の耳への最後の登り。


北の耳(1829M)に到着しました。

蓼科山が目の前にドーーン!

その右下には雪道歩きが楽しい八子ケ峰も見えています。

頬を撫でる風は気持ちよく、まさに「霧ヶ峰~🎵」、、天然クーラーの世界。


この時は二回目で撮れました。

一回目はシャッターがきれる瞬間、花子が後ろを向きましたから💢🤣

あの人は5秒が数えられないのだろうか???


北の耳で中休止。

お昼ご飯を少しと、ターボの差し入れの「抹茶大福」をいただきました。

これがめちゃくちゃ美味しかった。

次もヨロピク♥️


さて、次のピークは南の耳。

一旦下って登り返し、、


南の耳(1838M)に到着です!

この写真、とても明るいご婦人三人組に撮っていただきました。

所沢からいらした私たちより5~10才位先輩の女性たち。

今日はコロボックルヒュッテに泊まって明日は車山で日の出を見てゆっくり帰宅するんですって。

なんと贅沢な旅なんでしょう。

私たちが「寄居」だと答えると、「寄居!?行った!行った!この前鐘撞堂山に登ったの!」ターボ「ええぇーーーっ!めっちゃ地元ですぅ~⤴️」と意気投合。

一番賑やかな方と手を取り合ってハグする勢いでしたよ(笑)

私たちの5~10年後の姿?(笑)

とても微笑ましくて、こんな風にいつまでも仲良く山に登っていたいなと思いました。

山は楽しいのが一番!

それがお気楽のモットーですから🎵


さて、次に向かうは殿城山分岐から車山乗越へ。

気温は24度、、少しずつ暑くなってきました。


あぁ、美しい!

赤岳などには雲がかかっていますが、蓼科山はくっきり。

視界がクリアで、ホントに気持ちいいです。

車山乗越へ向け中央分水嶺を歩いていると、、前から歩いて来た男性に「見たことある!」と言われました。

ん?どなただっけ??

「もしかして、YAMAPで?」と言うと、

「私、ジンバルマンです」と。

ジンバルマンさん??確か相互フォロワーだった気がするけど、、どんな方だったっけ?と思いながら、「私はやまみほです。こっちはヤマダムです」と答えると、「前に縞枯山でドローンを飛ばしてた者です」と。

あ!

あの方!!!?


GIMBAL-MANさんにお名刺キーホルダーをいただきました。


「山頂の世界までご案内」

今日は四阿山を計画していたのですが、天候不良のために霧ヶ峰に変更したのだとか。

みんな天気の良い所を探して来るので、ヤマッパーとあちこちで出会えるんですよね。

またきっとどこかで再会できますよ!


山頂からのドローン映像、今後も楽しみしています!

ちなみに霧ヶ峰はドローン撮影禁止エリアらしく、今日はドローンも持ってきてないとのことでした。

お声かけいただき、ありがとうございました!


では車山乗越を過ぎ、この日一番大変だった車山への階段を!

ちょうどお昼頃で暑くなっていたこともあり、この階段が今日イチキツかったです💦

ゆっくりゆっくり、一歩一歩。


山頂に着くと、展望デッキに凄い人の数!

うへぇ、こういうのは苦手、、そそくさと人のいない反対側へ逃げ込みました(笑)

今日歩いてきた中央分水嶺がまるっと見える場所に座って、ランチ休憩しました。


ランチの後、山頂標識にて。

可愛い赤ちゃんを連れた親子に撮ってもらいました。

山頂で40分ほど過ごしたでしょうか?

12時56分、下山開始です。


下山途中振り返ってレーダードームを。

夏の雲がもくもくもくもく、、育ってるよ~⤴️

車山高原を走る車がミニカーみたいで見てると楽しかったです。


平たい石がゴロゴロした道を緩やかに下っていき、車山肩まで下ってきました。

ここで、バイオトイレをお借りし(利用料入れましょう)、その後コロボックルヒュッテで思い出に三人お揃いの手拭いを購入しました。

コロボックルヒュッテはランチ待ちの長い行列が!

凄い人気なんだね😆

「お土産だけ購入したいんですけど」と言うと、行列しないで入れてもらえました。


そのコロボックルヒュッテの奥に車山湿原へ下る道があります。

ここは初めて通る!


右は車山、左は蝶々深山、、歩きやすい木道です。

なだらかに登って、、


蝶々深山(1836M)到着!

八島湿原側から登って来られた若い女性が撮ってくださいました。

後で見るとビデオでも撮ってくれてた!

ありがとうございます😚


ああ、気持ちがよい!

「霧ヶ峰~🎵」の世界。

この蝶々深山から物見石までが一番霧ヶ峰らしい道かも知れません。

本当に歩きやすくて、360度草原、、見えるのは青い空と入道雲だけ。

そして、物見石に到着です。


ここで、おやつ休憩。

ターボのリュック(私のも同じですが)の一番上に穴があり、そこからホースで水を飲むことができるようになっていることに、この時初めて気がつきました!

ターボはその穴を利用して充電器をリュックの一番上に入れ、そこから線を出してみることに。

それにしてもターボは首から色んなものが下がっていて、なんとも騒がしい、、

私が「チンドン屋みたい」と言うと、花子が「賑やかしいね」と言っておりました。


さぁ、では帰りますよ~⤴️

時刻は15時ちょうど。

当初の計画ではもう下山完了している時間。

色んな出会いがあったりして、かなり遅れをとってしまいました。

ちょっと急ごう。

正面に八島湿原、右手にゼブラ山。

今日は楽しい1日をありがとう❤️

物見石から湿原までの下り、、もっと滑りやすい岩ゴロの急坂だった記憶があるのだけど、めちゃくちゃ歩きやすい道に変わっていました。

直登道を封鎖して、ジグザグに下れるように整備してくれたのかも知れません。


沢を越えた所で道が平らになると、女性が二人岩に座って休んでいました。

支度は山登りという感じではなく観光客風。

「この先、八島湿原を周回できる道はありますか?」と聞かれましたが、いえいえ、ここから先は山道ですよと答えました。

その女性が言うには、毎年のように訪れていて、八島湿原周回コースがあったはずなのに、なくなってしまった。標識がなかったので、ここまで歩いてきた、、とのこと。

自然保護のために、ルートが閉鎖されたんですかね?と会話し、トイレのある場所(朝バナナ休憩した所)まで戻ってくると、、

(左下)こんな看板が!

あ、あるじゃん、周回ルート!

多分標識の位置が変えられて、湿原から来ると振り返らないとわからない場所だから気づかなかったんだ!

あの女性たち、帰りに気づいてくれるかな?気づくといいな、、一瞬戻って教えてあげようかと過りましたが、、

いやいや、私たちは先を急がねば!

きっと気づくだろう、帰り道に。

(右下)鎌ケ池に鴨がいました。

池面がキラキラ輝いてキレイ!


木道になると、半分駆け足。

何とか16時までに下山完了したい!

物見石から1時間10分が標準コースタイムなので、急げばギリギリ💣️💨

さっき女性と3分ほど立ち話しましたから、13分縮めねば!

いつもは抜かされてばかりのお気楽がこの時ばかりは何人も追い抜きました。

ドドドドという私たちの足音にみんな避けてくれましたから🤣

私が「3時45分!」二人「はい!」

「3時51分!」「はい!」「3時55分!」「はい!」、、と、まるでアスリートみたいで笑えた🤣


そして、最後は鹿よけネットのかかる地下道を通って、無事15時57分、ゴー~ル~⤴️となったのでした。

(左下)「あ!コロボックルヒュッテでハガレーナにもお土産に手拭い買えば良かった!」となり、駐車場脇の案内所でお揃いの手拭いを購入したのでした。

(右下)シナノスイーツのソフトクリームで乾杯!

お疲れ様でした!

楽しい1日だったね~⤴️





鷲ヶ峰&霧ヶ峰16㎞ハイク


⬆️初めて作ったYouTube動画、、良かったら見てみてください。

短いです!


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

猪俣百八燈のお祭りに参加してきました。2023年8月15日


百八燈祭りが始まりますよ~⤴️


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


何年も前から一度参加してみたいと思っていた、美里町猪俣の百八燈祭りに参加してきました!


猪俣百八燈祭りに興味を持ったのは、2020年4月、猪俣小平六のお墓の前で20歳の若者と出会ってからでした。


⬆️その時の記事です。

小学生から高校生までの子どもたちだけで行われるという、夏の炎のお祭り。

今年、美里町在住の友達に誘ってもらい、ついに参加する機会を得ました!

ハガレーナとウォーリーを誘って、三人で出掛けました。



集合は6時半、高台院。

このお寺の前で子どもたちの太鼓とお囃子の演奏が始まりました。


ちびっこから高校三年生まで、順に練習の成果を披露します。


明かりの灯った高台院(花火師さん撮影)


いよいよ、百八燈祭りの始まりです。

大きな松明に油をたっぷり染み込ませ、大きな炎をメラメラとさせながら、行列が始まります。

一番最初の一本は、猪俣小平六の墓所の前にある一番燈籠に灯されます。


二本の松明に続いて、子どもたちの提灯行列。


私たちも最後尾をついて歩きました。

百八燈は小さな尾根の上にあるので、ジグザグに登って行きます。


尾根にある百八ある燈籠の中で真ん中に位置する大きな燈台の上にまずは火を灯します。


そして、二手に分かれ、小さな燈台の上の急須に火を灯して行きます。

そう、あの急須の中には油が入っていて、急須の口に火が灯る仕掛けだったのです。


花火が始まりました!!

規模は小さいですが、○○ちゃんの結婚を祝って、、とか、、還暦祝い、、とか、、微笑ましい市民が主役のお祭りなのです。

ハガレーナとウォーリーが「みほさんの還暦祝いに来年は一発あげるか!」と言っておりました(笑)


丘の上の藁の焚き火と、急須の燈籠。


百八燈の前に座って花火鑑賞できました。

途中花火師の休憩時間は、線香花火が配られました。


高校生(親方)の太鼓演奏や、かき氷のサービスも!


短い時間でしたが、こんなに楽しいお祭りは初めてでした。

丘を渡る風が気持ち良くて、お祭りは幻想的で、頭の上にあがる花火は大迫力でした。


美里の友達に感謝!

また来年もよろしくお願いします🙇⤵️


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

【長野、北八ヶ岳】八ヶ岳ブルーの天狗岳、リベンジ登山。2023年8月10日(木)


東天狗岳山頂から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


秋の妙高山リベンジ登山に向け、チャレンジ中のお気楽隊。

妙高までに距離10キロ、累積標高差1400Mを体験しておきたいと思って、色々山の計画を立てているのですが、天候に阻まれ、耐えず山替えを強いられます。

今回もしかり。

ほんとは距離15.2km累積標高差1300mの苗場山を予定していましたが、上越国境付近はあまりお天気が良くなさそうだということで、八ヶ岳の天狗岳に変更することにしました。

天狗岳といえば、、そう、お気楽隊にとって、にが~い経験となった、あの「天狗岳」です(涙)


⬆️その時の記事はこちら。


5年前の11月、お気楽隊イツメンでチャレンジし、ズタボロになった天狗岳。

日の短い季節であるにもかかわらず結果遅め出発になり、歩みが遅いのにあちこちで立ち止まり、延々続く天狗の奥庭で途方に暮れ、黒百合ヒュッテからは濡れた岩場下りで大苦労して、最後はヘッデン登場となった、お気楽デンジャラス登山のワースト1の思い出。

しかもその日はガスガスで、山頂からはほぼ何も見えなかったという残念な結果(涙)

当時はまだYAMAPを始めていなかったので、自分たちの現在地が分からず、不安で仕方なかったお気楽黒歴史になります。


そんな天狗岳にリベンジ登山することにしました。

あれから5年、、当時より山の経験を重ね、若干体力もついてきて、YAMAPで現在地が分かりますから不安なく歩けることでしょう。

今回は日の長い真夏!

出発も早めに、そして、ルートは中山峠経由で!

(もう二度と天狗の奥庭には足を踏み入れない(お気楽家訓))


、、、ということで、下山は天狗の奥庭ではなく、中山峠経由のルートでぐるっと回ってきたいと思います。



《登山難易度 6》

※岩場の下りが滑りやすいので、プラス1しています。


少しでも早く歩き出せるよう、3時15分に自宅を出発しました。

唐沢鉱泉に到着したのは、6時20分頃でした。

トイレをお借りし、スタートしたのは、6時38分でした。


朝の気温は16度。

少し肌寒いくらいです。

しゃくなげ橋を渡って山道に入っていきます。


すぐに北八ヶ岳らしい世界へ。

こけとシラビソの森です。


前回はこのあたりで膝が痛くなってサポーターを巻いた記憶があります。

今日は膝の痛みもなく、楽に登れています。

オレンジ色のキノコが緑のこけの中にあって、色鮮やかです。


小さな花が咲いていました。

名前はわかりません。

岩が多くなってきましたよ。


分岐に到着!

まぁまぁ、標準コースタイムです。

ストックをあまり使わないハガレーナは回りの木につかまって歩くことが多いのですが、何度も「あっ、またフィトンチッド触った!」「あっ、また触った!!」と嘆いていました。

フィトンチッドはいい香りなのですが、松ヤニなので手がベタベタするんですよね(涙)

分岐を過ぎ西尾根にのってからは、ほぼ直登になります。

大きな岩をよじ登ったり、、


根っこルートを滑らないように気をつけて登ります。

(右下)お、覚えてる、覚えてる、、、あそこを抜けるときっと展望地!!


出た~ーーっ!!

こんな景色だったのね~⤴️

前回はガスガスでな~んにも見えませんでしたから、アルプスに雲がかかっていても、全然ましです。

天狗岳本体も初めてとらえることが出来ました。


まずは展望というリベンジ成功です。

皆で浮かれて記念撮影😁


8時43分、第一展望台に着きました。

ここまで標準コースタイム1時間50分のところ、最初の展望地で写真を撮ったりしても2時間だったので、ほぼコースタイム通りと言っていいかな?

前回はここまで(景色がなかったこともあり)とっても長く感じた記憶がありますが、今回はあっという間な感じがしました。

ここで20分ほどバナナ休憩。


岩のお立ち台で、三者三様のジュリアナポーズ(笑)

誰も求めてないって😅

ま、展望良くて浮かれているので、大目に見てください。


お、南アルプスがほんのちょっと見えた!!

気温は17度。

さすがに登りでは汗をかきますが、あまり暑くないので助かります。


第二展望台。

いよいよ、西天狗に向けての登り坂が肉眼ではっきりわかるようになってきました。

あの斜面の緑色の所ではなく、濃いグレーの岩場を登ることになります。


足元には小さな可愛いお花が。

ピンクはイブキジャコウソウかな?


一旦下って鞍部から登り返し、、メタボチェッカー、無理くり通過😆

狭いコメツガの林を抜けると、、

ついに現れた!

山頂までの岩の道!

ストックをしまって、、いざ、出陣じゃーーっ!


おおぉ、素晴らしい景色!

こんな景色だったのね~⤴️part2


四足歩行で登って行きます。

大展望なので、度々立ち止まって写真を撮っていたら、前回より楽に感じました。


朝は雲に隠れていた蓼科山もくっきり見えるように。

霧ヶ峰や美ヶ原までしっかり見渡せます。


そして、10時26分、西天狗岳山頂到着です。

標高は2646M。

登山口から単純標高差で766M登ってきました。

あの岩場登りは、やはり30分くらいかかります💦

なので、岩場登りポーズ!


若いカップルさんがノリが良くて、何枚も写真を撮ってくれました🎵

晴れてる天狗岳、初めて!!

ということで、、

こんな景色だったのね~⤴️part3

すぐ隣の根石岳と箕冠山(みかぶりやま)が見えます。

う~ん、でも硫黄岳や赤岳はやっぱり見えないか~💦


東天狗岳を背景に。

ここで、30分ほどランチ休憩しました。

時々冷たい強風が吹いていて、一気に体温を奪われます。

暑いの覚悟で来たので、薄いウインドブレーカーしか持っていません。

風をまともにうけると、汗が引いて、さ、寒い~💦


体を温めるために、早く歩き出しましょう。

私たちより先に下っていた親子を追い抜きました。

強風の中の下山に体重の軽いお子さんが苦労している様子。

こんなときだけは、体重あることに感謝!びくともしませんから(笑)


左を見ると、5年前に歩いた天狗の奥庭、、こうやって見ると、簡単に行けそうに見えるんですけどねぇ。

東天狗岳に向けての最後の登りです。


11時22分、東天狗岳(2640M)に到着しました!

八ヶ岳ブルーで最高です😍


雲が流れて、時々硫黄岳の爆裂火口がチラッと見えました。

八ヶ岳方面に雲があるとはいえ、これだけ見えれば御の字ですよ!

前回、視界ゼロだったことを考えたら(笑)


でもやっぱり八ヶ岳大展望、見てみたかったなぁ。

これまたリベンジ案件決定でしょうか??


さて、ぐずぐずしてはおれません。

5年前の経験で天狗岳の下りが侮れないことを身に染みて知っているお気楽ですから、先を急ぎますよ。


中山峠方面と天狗の奥庭方面への分岐まで降りてきました。

ちゃんと標識があるので心配ないのですが、ハガレーナが「間違っても天狗の奥庭へ入り込まないように」と釘をさしていました。

みんな、どんだけ懲りてるん?(笑)


分岐からの眺めです。

上は東方向。

稲子岳やミドリ池方面。

前回はここから金峰山が見えたのだけど、今日は浅間山も含めて高い山に雲がかかっています。

お天気いいのは、北八ヶ岳だけ。

うん、ある意味山選び成功ってことで。


ここからの長い下りに備えて、エネルギーチャージと、私は右膝対策。


⬆️天狗の奥庭、、大したことなさそうに見えます?

あの砂利のような岩のひとつひとつが直径1m以上ある岩の連続なんですよ。

体幹のよい若者ならそのてっぺんをトントントンと渡り歩けるのでしょうが、私たちはその岩を跨いだり登ったり下ったり、全てを障害物として越えなければ先に進めなかったのです。

恐るべし、天狗の奥庭!

そこに、私たちの後から歩いていた小さな男の子連れの親子が入って行きました。

うへぇ、、あそこの大変さを分かってて入ってるのかなぁ、、お父さんベテランそうだったし、、大丈夫なんだろうなぁ、、と少し心配しました。


私たちは中山峠経由の道へ。

ここから先は初めて歩くルートです。


お、こっちも意外と岩とぬかるみがあって歩きにくい。


ミニ天狗の奥庭的な場所に出ました。

でも、このくらいなら、岩を渡って行けるので、大丈夫です!!


木道が現れて、道はなだらかに。

スリバチ池が見える場所まで下ってきました。


13時5分、中山峠に到着です。

分岐で10分ほど休んだとはいえ、東天狗岳から標準コースタイム50分のところ、1時間20分かかりました。

どうもお気楽は下りが苦手らしい、、、特に天狗岳の下りは、コースタイム通りに全く歩けません💦


峠から5分で黒百合ヒュッテに到着しました。

気温は20度、やっぱり涼しい🎵


ヒュッテ前の庭で30分ほどおやつ休憩し、三人でお揃いの手拭いを購入しました。

トイレから出てくると、私たちと時間差10分ほどで天狗の奥庭を歩いた親子が下山してきました。

うへぇ!もう降りてきたの!?

小さな子どもにも天狗の奥庭、楽勝なの!?

私たちがあんなに苦労したのは一体何だったのだろう???


13時45分、下山開始です。

今は日も長いし、前回より1時間30分も早く下山開始できているので、今回は山中で日暮れを迎える心配はなさそう(笑)

でも、やっぱり岩場下りの難易度が高いのは同じだ~💦

苔むした岩が滑る💦滑る💦💦


森はとても美しいのですよ!

ザ・北八ヶ岳!


下りが長い!!!!

岩場で緊張を強いられるので、とにかく長く感じます。

ただ、今回はYAMAPで位置情報をゲットできていたので、前回のような不安はありませんでした。

まぁ、逆をいえば現在地をみて「げっ、まだこんなにあるんかい!!」となるというのもありますが(笑)


ようやく橋を渡って、車道歩きに~⤴️

(左)これは鉱泉?

触ったら冷たかったです。

温泉との違いはそういうこと??


15時56分、下山完了~⤴️

今回も黒百合ヒュッテから2時間8分かかりました。

(標準コースタイムは1時間25分)

天狗岳は岩が雪の下に隠れてしまう冬場の方が楽に歩けそう💦💦




結果、リベンジ大成功!!と言っていいでしょう。


赤岳方面とアルプスには雲がかかっていたものの、それ以外は大・大・大展望!

こんな景色だったのね~⤴️という台詞を何回言ったことか!(笑)

コースタイムが5年前と変わらないことが少々気にはなりますが、そこはまぁ、5年たっても退化はしていないという理解で😅

時間こそ5年前と変わらないものの、体力的には余裕がありました。

前回ほどの体の疲れは残りませんでしたから、少しは成長できているのかもしれません。


天狗岳からの大展望、、いつかリベンジしたいと思います。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。