50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、西上州】一年ぶりの『稲含山』で神社管理人さんと奇跡的再会。360度パノラマを楽しみ、山の名前と地域の歴史を勉強した最高の一日【前編】2019年1月5日(土)

《登山難易度 2》

稲含山からこんにちは(^-^)


昨日城峰山に登りましたので、二日連続となります。

城峰山からの大展望と、そこから稲含山の頭を見て、またあの大展望を味わいたくなりました。

ターボが約一年遅れでアップしているブログで、つい最近稲含山の圧倒的な眺望を発信していたのを見て思い出したのもあります。

元々は多分ソロハイクだと思っていたので、ひまと榛名山辺りに散歩に行くかなと考えていたのですが、夕方ターボに城峰山から稲含山が見えたことを報告している流れで、「多分行かないと思うけど一応聞いてみる。明日は稲含山行ったりしないよね?」と尋ねると、しばらくして「明日は行けるよ❗」との返事が。

ウヒョッホー🎵

やったね!

じゃあ明日はひまはお留守番でターボと稲含山へ行こう!

約一年前稲含神社の管理人さんに偶然お会いし、山の名前など山頂で沢山教えて頂いたので、次に訪れる時は連絡しますねと約束していたのですが、この計画が決まったのが夜だったので、今さら連絡できないやと思い、ご縁があればまた会えるだろうと思って出掛けました。

朝起きて山の準備をしていると、昨日の朝は「お、散歩にまた連れていってくれるのかい?クンクン」となっていたひまですが、さすがに連日では嫌なのか、ソファーの上で伏せていて、目だけチラッと動かし、すぐに私から目を反らしたように見えた(笑)

大丈夫、今日はひまはお留守番だよ😃

ターボに迎えに来てもらい自宅を出発したのが5時50分頃。

いつものようにコンビニ経由(何となく以前よりいつものお兄さんが優しくなった!)、行きは本庄児玉インターから高速に乗って富岡インターを目指します。

登山口まででここが最後のトイレだったような記憶で(実際はこの先にもまだありました)、秋畑地域交流センターのトイレに立ち寄りました。

このトイレは水洗でとても快適で普通の町のトイレと同じですが、今朝は便座に電気が入っていなくて、冷たっ!ってなりました。

でも冬期閉鎖してなくて良かった~😃

山の近くの街道のトイレはそういう所が多いですもんね。

ありがたいです。

新年のブログから毎回下(しも)の話ばかりしている気がします。

お聞き苦しいですよね、ごめんなさい(涙)

途中の道から目指す稲含山が見えて来ました。

そうそう、あの形。

送電線の鉄塔が近くに立っているのか。

関越道を走っている時にターボと二人、いつも稲含山を探しているのですが、どれなのかよくわからなくて、見つけられずにいます。

今回こそはその形をよく目に焼き付けて帰りたい!

初めて来たとき何気なく真っ直ぐ進んでしまい見落とした稲含山への分岐(標識あり)を右手に入ると、すぐに秋畑那須「ちぃじがきの里」駐車場が現れます。

あ、そうだ、そうだ、ここにもトイレがあったんだったね。

どんなトイレか確認しておこう。

またまたトイレの話になってしまいました。

でも女性にとって、特にユルユルお腹の持ち主には、山のトイレ事情はとても大切な要チェックポイントなのです。

ここのトイレも快適そのもの。

しかもちゃんと温かい便座でした~😃

ウォッシュレットまで完備の最新式。

このトイレが登山口までの最後のトイレになります。

ここから登山口までは車で20分ほど。

辺りの山は陰っているのに、なぜか稲含山にだけ神々しい朝日が当たっていました。

トイレ見学を終え、前回車を停めた神ノ池園地(あ、そう言えばここにもトイレがあった。冬期閉鎖中だったかしら。確認しませんでした(涙))は通り過ぎ、前回管理人さんに教えて頂いた茂垣峠の駐車場まで向かいます。

砂利道を進むと前方に駐車場が見えてしました。

7時36分、駐車場に到着です。

途中コンビニやトイレに立ち寄り写真撮影などしながら来ましたが、それを含めても自宅から1時間45分位で来ることができます。

駐車場からは荒船山が正面に堂々と横たわります。

ほんと、大海原を行くタンカーに見えますね。

周囲の山が高くうねる波頭に見える。

支度を整え、7時55分、出発です。

少し砂利の林道を登ります。

「熊います!注意!」の注意書きが。

管理人さんの手書きですね。

今の時期はきっと冬眠中だよね、と言いながら歩き始めました。

8時1分、茂垣峠に着きました。

駐車場からわずか6分。

前回は神ノ池公園から、この写真左手の道を登って来たので、もう少し時間がかかった記憶があります。

峠からも木立の間に見えていた、赤く立派な鳥居をくぐります。

冬枯れの林の中を登って行きます。

以前はなかった気がするのですが、管理人さんお手製の「前橋気象台観測所跡」の案内です。

私たちは展望を早く楽しみたいので立ち寄らず先を急ぎます。

長い長い階段が現れました。

前回ヘロヘロになりながら登った記憶があります。

今回は多少体力がついてきているので、以前よりは楽に登ることができました。

それでも一気に大量の汗をかき暑くなってきたので、階段途中で一枚服を脱ぎました。

「て」の字の地層。

地質学を勉強されている管理人さんが説明文を設置してくれています。

階段が終わり、少しなだらかになりました。

木洩れ日が心地よい。

これも以前はなかった気がする表示です。

何?何?

木の中に木が通ってる?

ホントだ~😃

不思議ですね~。

中を通っている木はそのうち枯れてしまうのでしょうか。

そんなところを通ってしまってお気の毒(涙)

太いミズナラには敵わないよ。

岩っぽい所もありつつ、

8時30分、尾根の展望地に到着です。

ここまで茂垣峠から約30分でした。

おおおおお、今日も視界がクリアーだ~😃

北から北西方向の展望が開けています。

特徴的な形の荒船山。

前回はその向こうに北アルプスが見えていたのですが、今日は見えませんね。

冠雪した浅間山。

この冬も何度も行きたいと思っています。

手前に妙義山、その向こうに鼻曲山と浅間隠山。

下仁田、富岡の町並みと榛名山。

一年前はここで展望を楽しんでいるところへ、管理人さんが登って来られ、「山頂行ったらもっとすごい展望だよ~。上で山の名前を教えてあげるよ~」と言いながら通り過ぎられたので、慌てて後を追ったのでした。

さあ、大展望が待っています。

先を急ぎましょう。

鎖場もあります。

左手は崖なので、少し注意が必要です。

アセビロード。

春のシーズンに訪れても楽しそうです。

痩せ尾根の鞍部を通過し、

ここからは寒々しい北側斜面を登ります。

前回はこの辺りに冷気が漂っていた記憶がありますが、今日はそこまで寒く感じません。

山頂まで0.25キロの標識。

そしてここにも「熊います!注意!」の手書き案内。

しかも新しそうですよね。

熊さん冬眠中じゃないの?

これだけ連呼されると少し不安になりますね。

覚えてる、覚えてる、この斜めになったフェンス。

ここまで来ると山頂(手前の神社)まであとわずかな気がします。

前回はこの辺り、少し凍結していたような記憶がありますが、今回は乾いていて歩きやすい。

やはり今年は温かいのですね。

とはいえ、少し雪があったので、結晶が見えるかと虫眼鏡で観察中。

この辺りで下山して来られた方たちと少し会話しました。

神社は風が強く寒いけど、山頂は嘘みたいに暖かいのだそうです。

「素晴らしい展望だよ。ありがとう。(私たちを指して)日頃の行いがいいからだね!」と言われました。

ん?どういうこと?

私たちのお陰でいいお天気なの?

良く意味がわからなかったのですが、とにかく大展望を楽しんでご機嫌なご様子でした。

そういう時は回りの全てに感謝したくなる気持ちになるのでしょうね、、という解釈であってるのかな?(笑)

大展望ですよ!

しかも山頂は暖かいらしい。

キャッホ~🎵

8時58分、稲含神社に到着です。

展望スポットから25分でした。

冷たい強風の中、ターボも私も息子の合格祈願です。

農耕の神様ですから、学問に通じているか、、昨日も同じような心配をしていたな(笑)

でも知識の種を植えて、志望大学入学で花開き、新しい道を歩み始めるっていう意味では、農耕に似ている(無理やり)。

なので、よろしくお願いします🙇⤵️

今日はまだ会えぬ管理人さんにお手紙を書き残します。

「一年前に来たものです。その節は大変お世話になりました。連絡できず申し訳ありません。、、云々かんぬん」

後で読んでくれるかな?

前回来たときは気がつかなかったのですが、神社にはトイレがありました!

使えるかどうか中を覗いてみると、簡素なポットントイレですが、ちゃんとペーパーもあり、きれいに掃除されて清潔です。

これも管理人さんが掃除されているのでしょうね。

あー、感謝しかない。

駐車場に着いてから車を降りる時に、少しだけお腹が痛い気がしたのですが、ここに気持ち良く使えるトイレがあるとわかっただけで心が軽くなり、すごい安心感です。

お腹の痛みが消えた気がしました。

管理人さん、ありがとうございます(ToT)

では安心して山頂に向かいましょう。

一段一段の段差が大きい岩の階段を登ります。

神社からわずか5分ほどで稲含山山頂に到着です!

時刻は9時10分。

さっき神社の手前で下山されるグループとすれ違ったので、山頂には誰もいませんでした。

天空の城、独り占め!

そして、神社ではあんなに強く吹いていた風がピタリと止んで、日の光を浴びて山頂は暖かい空気で包まれているようです。

ではではぐる~っと回ってみましょうね!

私の説明など不要ですね。

正真正銘の大、大、大展望!

これぞ稲含山!

すごいなぁ~⤴️⤴️

昨日城峰山で稲含山並の展望と書きましたが、訂正してお詫び申し上げます。

稲含山に張り合おうなんざぁおこがましい。

完全に参りました!

そりゃもちろんアルプスなどに行けばもっともっとすごい景色が見られるであろうことは百も承知しておりますが、登山口からわずか1時間歩いてのこの大展望。

いやはや、素晴らしい!

秩父方面こそ白髪岩などの山に遮られて見えませんが、金峰山、瑞牆山から八ヶ岳、北アルプス(今日は見えなかったけど!)、浅間山、谷川連峰(今日は雲の中だったけど!)、榛名山、赤城山、男体山と日光連山、そして筑波山や関東平野まで、ぐるーっと見渡せる最高の展望地です。

大好き❗

記念撮影をしてから、しばらく眺めを堪能し、今日は暖かいので、山頂ご飯にすることにしました。

今日は初めて山で料理めいたことをしてみました。

主婦はいつも家で料理をしているので、山に来てまで面倒な料理をしたくないとおもっていて(まあ山用のフライパンや鍋を持っていないというのもありますが)、いつもカップ麺やおにぎり、サラダなどを食べていたのですが、たまには違うものも食べてみたいかなと。

でも簡単でないと嫌だ!ということで、思い付いたのが、コンビニで売っている乾燥おじや(湯を入れて戻す)におにぎりを加えてグツグツしたら、温かい雑炊ができるんじゃない?

三分間クッキングならぬ、30秒クッキングです。

時短サイコー❗

それで完成したのがこれ。

舌が火傷するほどのアッツアツで、すごく美味しい。

おにぎりを二つも入れたので一人につきたっぷり三杯分出来上がりました。

ちょっと多すぎた。

次回はおにぎりを二人でひとつにしよう。

そしてデザートは、牛奥ノ雁ヶ腹摺山でお湯をこぼして作れなくなった、大福で作るおしるこです。

これまたなかなかの美味。

少し水の量が多かったかなってくらい。

あー、満足、満足。

コーヒーも飲んでお腹がくちたので、そろそろ山座同定でも始めますかね、と地図を広げて、まずは左から、

ぼやけていますが(涙)、「あの三角の山はなにかね?」

方位磁石を持ち出し、

「方角から言ってあれは瑞牆山なんじゃないかな?ってことは左端のは金峰山?」などと話していると、背中に大きな声で「こんにちは~!」と。

誰かが登ってきました。

挨拶しながら振り返ると、、

なんと、なんと、管理人さん!

ええええええ~⤴️⤴️

今日も会えた~~🎵

二日に一回登っておられると記憶していたので、1/2の確率かと思っていましたが、聞くところによると、一週間に一回なんだそうですよ。

私たち、すごくないですか?

以前三ツ岩岳に登った時にお会いした方は、稲含山にもう二回登っているけど、まだお会いしたことがないのだと言ってましたよ。

なのに私たち2/2、打率100%!

いつもより登り始めるのが遅くなったのだそうです。

色々な幸運が重なりました。

登って来るとき下山途中の人から「上に女性二人がいるよ~」と聞いて来たそうです。

神社のノートに残した私のメッセージも読んで下さったようで、急いで登って来てくださったのです。

あー、嬉しい(ToT)

なんてラッキーなのだろう。

そして何よりご縁があったのだなと思いました。

この後、た~くさんの山の名前と地域の歴史や伝記を教えて頂くことになりました。

今回は聞き逃さないように、しっかりメモしましたよ!

なので、そのメモを見ながら【後編】でまとめたいと思います。

長くなりすぎるので、この辺で投稿したいと思います。

【後編】へ続く、、、

【まとめ】2019年(1月~6月)

2019年の前半で始めた「新しいこと」は、ブログで知り合った友達とオフ会で一緒に山に行くことです。

ムラゴンブログで知り合ったクリさん、あきっこさんと山歩きし、すっかり仲良しになりました(*^^*)

本当はそこにみよんさんもいるはずだったのだけど、それは来年のお楽しみです!

今年はなるべく毎週山に行きたいと思い実行しています。

一年間まとめてでは長くなりすぎると思いますので、2019年、1月から6月までの半年分の記録をダイジェストにまとめてみました。

*️⃣*️⃣年始めに山歩きして、よし一年分一気は大変なので、その度に加えて保存しておけばいいんだと思いつき、下書き保存したら、半年たってアップした時、その下書きした日付の順番に入ってしまったため(そういうシステムとは知らなかった~💦)、2019年1月~6月のまとめなのに、2019年1月に記事を書いたようになってます(涙)*️⃣

ではでは、2019年前半の活動記録です。


《66》1月2日【皆野アルプス、破風山】

今年初登りは秩父、皆野町の破風山です。

皆野アルプスを辿り、岩稜の尾根歩きをひまと一緒に頑張り、山頂からは360度の大展望を楽しみました。

ポカポカと暖かい陽だまりハイクで、ひまとの絆も強くなったいい一日でした。

歩行時間は、4時間7分。

(標準CTは、3時間30分)

登山難易度は、3。

https://okiraku.muragon.com/entry/90.html


《67》1月4日【城峰山】

ひまと一緒に電波塔と展望の山として有名な城峰山に行って来ました。

埼玉県のほぼすべての山を見渡せるランドマーク的な山です。

この日は視界がクリアで、山名板の写真よりもくっきりはっきり稜線を見渡せ、素晴らしい展望でした。

行程は過去一番の楽勝ルート(標高差はわずか71M)で、これは病みつきになりそうです。

一年に何度も訪れたい、ひまの散歩コースになりそう。

歩行時間は、1時間44分。

(標準CTは、1時間38分)

登山難易度は、1。

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《68》1月5日【稲含山】

約一年ぶりの稲含山です。

山頂にて稲含神社の管理人岩井さんと再会を果たし、大展望の鳥瞰図を見下ろしながら、西上州の山の名前と歴史を学んだ心踊る一日でした。

西上州の他の山にも登りたいと思いました。

https://okiraku.muragon.com/entry/95.html

https://okiraku.muragon.com/entry/96.html


《69》1月13日【日向山、丸山】

地図を広げてターボと二人、大展望と書いてある山にマーカーすることを始めました。

ゆっくり出発でも大丈夫な近場の山で探していると、丸山の地図に「奥武蔵随一の大展望」と書いてあり、これは見てみなくては!ということで、ターボはココア、私はひまを連れて出掛けました。

朝のお散歩の延長みたいなものと気楽に考えていましたが、意外とルートが長く傾斜もきつくて大変でした。

山頂からは少し霞んでいたものの、武甲山は目の前に、奥秩父の山の連なりは美しく、目を転じると浅間山や鼻曲山など上州の山々も見渡すことができました。

歩行時間、3時間18分

(標準CTは、3時間15分)

登山難易度は、3。

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《70》1月9日【稲含山】

姫の家に滞在していたオーストラリアの友人ジョンを山に連れて行きたいとの要望を受け、「簡単に登れて」「大展望で」「雪のないところ」という条件をクリアする山として稲含山を選びました。

日ごろ運動をしていない男性陣はバテバテでしたが、山頂からの展望が素晴らしく、お客様も喜んでもらえました。

稲含山に登るのもこれで3回目になりますが、過去最高の眺望でした。

もう忘れてしまった英語を総動員して、何とかコミュニケーションをとりました😅

稲含山のお陰で、おもてなし成功です(*^^*)

https://okiraku.muragon.com/entry/98.html


《71》1月26日【雲竜渓谷】

以前から気になっていた雲竜渓谷の氷瀑を見に行きました。

ブログや地図で調べても、ルートやコースタイムが不明瞭で、装備が足りないことも不安でしたが、行けるところまで行ってみようということになりました。

沢沿いの道を行き、日向砂防ダムから見た女峰山の姿が美しかったです。

洞門岩の所では道の崩落で若干道迷いをしました。

長い林道歩きの末、やっと目にした氷柱、氷瀑は美しく神秘的で、自然の造形美に圧倒されました。

歩行時間、6時間22分。

登山難易度は、5。

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《72》2月2日【桜山公園】

麗らかな小春日和のなか、ターボとココア、ひまと一緒に鬼石の桜山公園にロウバイを見に行ってきました。

展望台からは御荷鉾山を間近に見ることができました。

広い斜面に植えられたロウバイは満開で、黄色いトンネルをジグザグに歩き、甘い香りに包まれた朝のお散歩となりました。

登山難易度は、0.5。

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《73》2月3日【北横岳】

2回目の雪の北横岳です。

今回は霧氷こそありませんでしたが、その大展望ぶりは健在😁

八ヶ岳はもちろん、南中北アルプス、御嶽山、湯の丸山など、大、大、大展望!

ただし山頂では強風が吹き荒れ、長居はできませんでした💦

歩行時間、2時間59分。

登山難易度は、2。

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《74》2月10日【八子ケ峰】

北横岳から北アルプスを眺めた写真に偶然写り込んだ白い峰を調べると、八子ケ峰という所だとわかり、早速出掛けました。

標高差はわずかなのに、大展望を楽しみながら尾根歩きができる最高の山でした。

この日は霧氷が素晴らしく、風がなく静かな日で、モフモフの雪道歩きを楽しみました。

初のわかん、ヒップソリも体験でき、過去最高に楽しい一日となりました。

歩行時間、3時間27分。

登山難易度は、2。

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《75》2月16日【榛名富士】

群馬百名山の榛名山に初めて出掛けました。

ひまと一緒だったので、なるべく行程が短い所がいいと思い、榛名富士を選択。

山頂で初めて山友ができました。

群馬県の魅力を発信している「なっちゃん」です。

山頂でブログの交換をしました。

榛名湖は半分凍っていて、怖いもの知らずのひまが少し歩いてみました。

歩行時間、2時間36分。

登山難易度は、2。

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《76》3月2日【浅間山外輪山】

ブログで知り合った「クリさん」と初めて一緒に山に行きました。

雪道歩きの経験が少ないクリさんが、雪山に行きたいというので、我らが(?)浅間山に行くっきゃないでしょ!?

この日は暖かく無風で快晴。

こんないい日はないね!ってくらい最高の登山日和でした。

朝から午後まで、一点の曇りもなく、浅間山、湯の平、外輪山、そして周囲の山々も全てクリアに見渡せました。晴れ女×4の「クワトロ隊」結成です(*^^*)

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《77》3月9日【小沢岳】

群馬百名山、16座目。

西上州の小沢岳にひまと二人で出掛けました。

山頂からは八ヶ岳、浅間山、西上州の山々が美しく見え、素晴らしい眺望でした。

山頂でゆっくりしましたが、誰も登っては来ず、静かな山歩きが楽しめました。

下山途中はお隣の稲含山が間近に見え嬉しくなりました。

歩行時間、2時間48分。

(標準CTは、2時間35分)

登山難易度は、2.5。

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《78》3月16日【深入山】

3月15日から21日まで、私の故郷島根県に里帰りしました。

朝小雪の舞った帰省二日目、子供たちを連れて広島県戸河内の深入山へ行きました。

まさかまさかの大量の積雪(30センチ位)で、思いがけず雪道歩きを楽しめました。

山頂は360度、正に遮るもののない大展望なのですが、何しろド強風が吹いていて、とても長居はできませんでした。

もっと眺めを楽しみたかったです。

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《79》3月20日【盛太ケ岳】

帰省中に夫と長男と一緒に、島根県吉賀町の盛太ケ岳に登りました。

この日は長男の大学合格発表日で、山頂で結果を見ると決めていました。

山頂にて無事合格の知らせを聞き、親子で万歳\(^^)/

山頂付近からは故郷の地形を眺めることができ、思い出に残る一日となりました。

歩行時間、3時間6分。

登山難易度は、3。

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《80》4月6日【十二ケ岳】

群馬百名山、17座目。

期待値をはるかに超える大パノラマでした!

山頂でお会いした地元の男性に360度のパノラマビュー資料を頂き、山座同定三昧。

本白根山、白砂山、四阿山、浅間山、などの長野の名峰、苗場山、平標山、谷川岳、白毛門などの上越国境の山々、上州武尊、日光白根山、男体山、皇海山、袈裟丸山など、もうすごい数の名峰がずらり見渡せました。

過去最高の展望にターボと二人コーフンしまくり(笑)

これから何度も訪れる予感のする素晴らしい山でした。

歩行時間、2時間38分。

登山難易度は、3。

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《81》4月13日【長七郎山】

長男とひまと3人で赤城の長七郎山に登りました。

標高差わずか100Mのお気楽ハイクでしたが、まさかまさかの雪の量で、ひまは大喜びでした。

山頂からは地蔵岳や黒檜山を間近に、そして皇海山から袈裟丸山の峰々を尾根までクリアに見ることができました。

小沼湖畔を半周し、手付かずの自然を満喫しました。

歩行時間、1時間30分。

登山難易度は、0.5。

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《82》4月20日【妙義中間道】

妙義山には登れないので、その奇岩、鋭峰を間近に見ることができる中間道を歩いてきました。

妙義神社をスタートし、ぐるっと周回してくる12.3キロのロングコースです。

想像以上に登り下りがあり、くたびれましたが、それはそれは素晴らしい景観でした。

次は大砲岩やカニの横ばいなどの奇岩巡りにもチャレンジしたいと思います。

歩行時間、6時間3分。

登山難易度は、4。

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《83》4月27日【御座山】

小雪の舞うなか、日本二百名山であり、信州百名山でもある御座山に登ってきました。

まさかの霧氷が迎えてくれました。

鎖場の連続に苦戦しましたが、何とか歩き通すことができました。

岩の山頂からは、本来なら素晴らしい大パノラマがみられるはずでしたが、天候の回復がおくれ、残念ながら白い世界でした。

紅葉の時期に快晴の日を選んで再訪したいと思います。

歩行時間、5時間33分。

登山難易度は、4.5。

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《84》4月30日【碓氷峠アプトの道】

9連休だったゴールデンウィーク中の火曜日、「火曜日山の会」で出掛けました。

あいにくの雨模様だったので、雨でも楽しめそうなアプトの道へ。

雨に煙る新緑の道を、機関車が走っていた時代に思いを馳せながら歩きました。

歩行時間、3時間5分。

登山難易度は、2。

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《85》5月3日【伊豆大島、三原山】

東海汽船の「スカンジナ丸」に乗って、伊豆大島に行って来ました。

みやっちさんのブログを真似て温泉や三原山登山、島のグルメを楽しみたいと思っていましたが、私たちの歩みが遅いこととリサーチ不足で色々と「思ってたんと違う!」になりましたが、、。

三原山の広大な裏砂漠、迫力の噴火口、島から眺める富士山など見所満載でした。

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《86》5月5日【三国山】

長女と2号、ターボと共に、上越国境の三国山に行きました。

風もなく快晴の一日で、どこまでも続く階段を眺めを楽しみながら登りました。

まだ雪をかぶった周囲の山がそれはそれは美しく、むちゃくちゃ気持ちのよいハイキングでした。

ここは何度も訪れたいです!

歩行時間、3時間44分。

登山難易度は、3。

https://okiraku.muragon.com/entry/135.html


《87》5月11日【小野子山、中ノ岳、十二ケ岳】

「メイちゃん山岳会」で、新緑の森を歩きたくて小野子山に出掛けました。

シロヤシオがまだ咲いてなかったので、少し物足りなく思い、十二ケ岳へ縦走することに。

(私たちにとっては)アップダウンの激しいルートで、最後は6キロの車道歩きとなり、ハードな一日でした。

花子に十二ケ岳からの大展望を見せることができて良かったです。

歩行時間、6時間7分。

登山難易度は、5.5。

https://okiraku.muragon.com/entry/138.html

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《88》5月18日【小丸山(小袈裟)】

ブログで知り合ったあきっこさんと初のオフ会。

クリさん、あきっこさんと一緒にアカヤシオ咲く袈裟丸山に出掛けました。

自称人見知りのあきっこさんはクリさんともターボともすぐに打ち解け、笑いの絶えない楽しい一日となりました。

遊んでばかりでちっとも進まないので、結局一年前と同じく袈裟丸山まではたどり着けず(笑)

歩行時間、5時間24分。

登山難易度は、3。

https://okiraku.muragon.com/entry/140.html

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《89》6月2日【湯ノ湖、西ノ湖】

一年ぶりにピカンチが参加しました!

奥日光の湯ノ湖周回コースでしゃくなげと静かな湖畔を楽しんだ後、千手ケ浜でクリンソウを見ました。

中禅寺湖畔で初のワイワイ山メシ、そして最後は西ノ湖で満開のズミを見るという、盛り沢山の一日でした。

やはり奥日光はキレイですね。

毎週通いたくなります。

https://okiraku.muragon.com/entry/145.html

https://okiraku.muragon.com/entry/146.html


《90》6月4日【三本槍岳】

「火曜日山の会」でシロヤシオとしゃくなげの咲く三本槍岳に出掛けました。

ロープウェイ山頂駅からの遊歩道のシロヤシオは満開で、それは見事でした。

中ノ大倉尾根に咲いていたしゃくなげは青空に向かって元気よく赤やピンクの花弁をひろげ、とても可愛らしかったです。

山頂ではガスガスになってしまいました。

なかなか山頂からぐるり360度の展望を見れない。

次回に期待!

歩行時間、5時間32分。

登山難易度は、3。

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《91》6月22日【奥日光、刈込湖、切込湖】

あきっこさん登場2回目。

晴れ女隊VSあきっこさん、あっ、違った、晴れ女隊+あきっこさんで、奥日光に出掛けました。

あいにくのお天気だったので、雨でも楽しめそうな刈込湖へ。

朝からアクシデントの連続でハラハラしましたが、結果、前後どしゃ降りで、歩いている時は雨に降られなかったという奇跡のような一日でした。

歩行時間、3時間32分。

登山難易度は、2。

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《92》6月29日【社山】

ハガレーナと二人、奥日光、中禅寺湖畔の社山を歩いて来ました。

少しは晴れるかと期待しましたが、結局一日中霧雨のあいにくのお天気でした。

社山への道は森が美しく、晴れていればどんなに展望が素晴らしいことかと、想像しながら歩きました。

シロヤシオの時期、紅葉シーズン、雪道歩きで再訪したいと思います。

歩行時間、6時間37分。

登山難易度は、4。

https://okiraku.muragon.com/entry/155.html

https://okiraku.muragon.com/entry/156.html


こうやってまとめてみると、色んな山にでかけ、色んな出会いがあり、色んな出来事がありました。

年明けは一人のことが多かったので、ひまを連れ出していましたが、最近はターボやハガレーナがまた参加できるようになっていて、そこに久しぶりの仲間やブログ友達も加わり、益々楽しくなってきました。

週末は「山」という習慣がついてきて、仕事とのメリハリもつけられるようにもなりました。

間もなく迎える(あと4年半!)定年退職に向け、助走はバッチリです。

人生100年時代のジェロントロジー、老後をいかに過ごすか、、。

そのための体力、知力、気力、経済力、そしてコミュニティを備えるため、今は準備期間です。

楽しく、仲間を作りながら、ケガをしないように、これからもハイキングを続けていこうと思います。


最後までご覧頂き、ありがとうございました☺️

【埼玉、秩父】ひまと一緒に『城峰山』で大展望を楽しみ、城峰神社で合格祈願。2019年1月4日(木)

《登山難易度 1》

城峰山展望台からこんにちは(^o^)/~~


一昨日に引き続き、ひまと二人で行く大展望の山旅です。

今日は先日登った破風山の北西にある電波塔で有名な城峰山に出掛けました。

一昨日破風山山頂から見た城峰山です。

ね、すぐ近くにあるでしょ?

左手の電波塔が立っているのが城峰山山頂、茶色くなった窪みが石間峠、右のピーク(写真中央)が鐘掛城ですね。

歩いてきた今ならわかる(^-^)

分県登山ガイド「埼玉県の山」によると、電波塔と隣接する鐘掛城との双耳の形が分かりやすくランドマークとなるのだそうです。

県内のほぼすべての山を見渡せるとのことなので、すごく楽しみにしていました。

しかもコースは今までで一番くらいの楽勝コースです。

鐘撞堂山並みかな?

なので、朝の散歩の延長みたく、ひまを連れて行くことにしました。


自宅を7時15分に出発、コンビニ経由。

ナビに城峰神社と入力すると、長瀞経由の道を示しますが、初詣シーズンで道が混んでいると嫌なので、神川回りで行くことにしました。

神川から神泉を抜けて林道に入ると、行き交う車は皆無。

寂れて荒れ放題の薄暗い林道を走るのはなかなかに心細いですので、助手席のひまを撫でながら運転しました。

段差などでガタンっとする度にひまが顔を上げて辺りを見回していました。

途中朝日が差し込み目がくらみ、前方が真っ暗になった時、ゆるゆると進んでいた車のブレーキを踏むと、目の前が崖(ガードレールなし!)になっていて、「やっべ!あっぶなかった~!」となりました。

あと1メートル進んでいたら、ありゃりゃ~とまっ逆さまに谷に落ちていたことでしょう。

狭い道で左側は崖なのにガードレールがないという所もあり、慎重に運転する必要があります。

緊張したからか、間もなく目的地に着くよって頃に、毎度お馴染みとなりました腹痛が襲ってきて、石間峠にあるトイレに駆け込みました。

ペーパーこそありましたが、真っ暗なポットントイレで、ドアを閉めたら真っ暗闇。

ドア開けっ放しにしようかとも考えましたが、レディですからそれは一応やめておきました。

私は暗い穴から手が伸びてきやしないかとドキドキしながら大慌てで用を済ませたのでした。

やれやれ┐(´д`)┌

ということで、用が済むとひまの待つ車(エンジンかけっぱなし。どんだけ急いどったんじゃ!?)に駆け戻り、城峰神社駐車場を目指します。

城峰神社駐車場に到着したのは8時29分でした。

コンビニやトイレに立ち寄っても、自宅から1時間15分です。

近い、近い。

20台以上停められそうな広い駐車場に今朝も私のティーダがポツン。

キンキンに冷えた朝の駐車場で支度を整え、ひまのトイレを済ませ、8時39分、歩き始めました。

まずは今車で来た道を戻り、石間峠に向かいます。

城峰山に登るだけだと、あっという間に終わるので、今日は埼玉県の山に載っていた鐘掛城にも立ち寄るコースにしました。

石間峠から鐘掛城まで往復し、城峰山、城峰神社、天狗岩と回って来ようと思っています。

、、とここまで書いていて、あれ?私たち天狗岩に行ってない!と気がつきました。

南西に大展望と書いてある。

あれ~?

そんな道あったかなぁ。

まあいいや、大展望なら山頂や神社から散々堪能しましたから。

林道まで戻って来ました。

私たちはさっき車で左手から来たのです。

右手に行くと秩父方面。

帰りにはこちらの道を使ってみようと思います。

駐車場への入り口には立派な「城峰神社入口」の石碑がたっていました。

車道を左手に進みます。

車道からは、一昨日見たのと同じ景色が広がっています。

てことは、破風山があるはずですよね。

あれかな?

あれだ、あれだ、きっとそうです。

山頂の北側は少し木が生えていて、山頂手前は雑木林で、目を左に転じると、猿岩まで見えるじゃないですか!

猿岩の全貌ってあんな風になってたんだ!

それにしても結構低い山なんだな。

破風山は626メートル、城峰山は1038メートルですからね。

そりゃこちらの方が高いはずです。

いつも言ってしまいますが

歩いた事がある山を見ると、嬉しくなりますよね。

石間峠が見えて来ました。

さっき私が用を足した場所です。

この東屋の側に車を横付けして、あちらの恐ろしげなトイレ(厠と言った方がよさそう)に駆け込んだのでした。

8時59分、こちらの植林帯の道を真っ直ぐ鐘掛城目指して歩き始めます。

お、階段ですね。

右手は巻き道のようです。

せっかくですから階段を登ってみましょう。

このくらいの階段ならひまはちょちょいのちょいですよ。

私はゼロゼロですが。

どっこらしょ、よっこいしょ、と登ります。

石間峠から次のピークまで標高差35Mでした。

ありゃりゃ~、下りだわ。

さっき巻き道があったんだから、そりゃそうだわね。

標高差14M下ります。

ひまに引っ張られると、石クルマに乗ってスッ転びそうになるので、リードから手を離しました。

すごい勢いで駆け下るひまに、「鞍部で待ってて~!」と叫びます。

再び巻き道との分岐があり、ひまが巻き道の方に行きそうになっていたので、「ひま、階段、階段。階段の方にしよう!」と呼び止めました。

階段を登りきると、9時14分、鐘掛城に到着です。

石間峠から15分でした。

鞍部からの標高差は17M。

ここの標高は1003Mあるようです。

大して広くない所ですが、こんなところにお城があったのかしら。

多分櫓が立っていたのでしょうね。

かつては見晴らしの良い場所だったのでしょうが、今は樹林に囲まれ展望は全くありません。

何のために登ってきたのかという疑問が湧きますので、歴史の勉強をしましょうね。

寄居の鉢形城とも所縁のある出城なのですね。

見張り台のような役目だったのでしょうか。

奈良尾峠と西門平へ向かう分岐になっているようです。

私が説明板など読んでいる間にひまが誰も歩いていないような、ふかふかに落ち葉が積もった奈良尾峠への道にザクザク音をたてながら入っていくところでしたので、「ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待った~!ひま、そっちじゃないよ~!来た道下るんだよ、こっち、こっち」と呼び止めました。

3分ほど過ごし、来た道を戻ります。

ひまはとっとと走り下ってしまいました。

この階段、登りは良かったのですが、下りだと歩きにくいです。

足の長さより土の部分が狭いので、硬いソールの冬靴だと木材の上に足を乗せる形になってグラグラします。

この道はむしろ運動靴の方がいいみたい。

冬靴慣らしの意味もあるハイクなので仕方ないのですが。

小ピークへの登りと巻き道の分岐です。

ひまが階段の方に行こうとしていたので、「ひま~、帰りは巻き道にしよ~!」と叫ぶと、ピタッと止まって私を振り返ったところです。

賢い子じゃ、うちの子は(山では)。

何か物音がしたので、辺りをうかがっているところ。

そうそう、今朝は車道で小さなリスを見ましたよ。

カメラを構える前に森に消えてしまいましたが。

9時30分、石間峠に戻って来ました。

ここから城峰山を目指します。

登山道からは左手に秩父の町とどどーんと武甲山が見えました。

今日は4日ですから仕事始めでしょうか?

痛々しく削られた山肌に白い土煙がたっているのが見えました。

亡くなった義母が子供の頃は、武甲山は秩父のシンボルで(今もそうですが)、それはそれは美しい山だったのだそうです。

当時の姿を知っている人にとってはこの姿は切ないでしょうね。

私は嫁に来てから知ったので、これが武甲山なのですが。

50年後にはどんな姿になっているのでしょうかね。

植林帯を真っ直ぐ登って行きます。

最後は絶妙に歩きやすい階段です。

わざとなのか、土に押されて自然になったのかわかりませんが、いい感じに中央部分の木材が手前に傾き、アーチを形作っているので、登るのがとても楽でした。

電波塔が見えて来ました。

9時45分、城峰山山頂に到着です。

石間峠から標高差わずか71Mです。

一等三角点があるそうです。

この山頂から見える三角点のある山の名前が列記されています。

三宝山、雲取山、堂平山(登った!)、男体山、袈裟丸山(登った!)、赤城山(地蔵岳)、武尊山、子持山、谷川岳(一ノ倉岳)、榛名山(榛名富士)、赤久縄山。

なんだ、登ったのはたったの二つか。

谷川岳には登ったけど、一ノ倉岳には行ってないし、赤城山も黒檜山と鍋割山だけだからなぁ、チッ!(はしたなくって、スミマセン)

「これらの山はどれでしょうか?さぁ、地図で調べましょう!」ですって。

さあ、見つけられるかな!?

展望台があるようなので、登ってみましょう!

十数メートルの階段を登ります。

さあ、ひま、登るよ~😃

一番下の階段までは良かったのですが、、

次の階段はこれ。

ひまがビビって動かなくなりました。

リードを引っ張ってもテコでも動かない。

何しろひまの目線からはこんな景色ですから。

彼女はキャットウォークが大の苦手で、普通の散歩中も溝に乗せてある鉄製の蓋を飛び越えなくては行けないときに、何度もためらって、イチニノサンっで飛び越えています。

私がひまを抱っこしようと階段を何段か降りると、くるっと向きを変えて逃げ出しそうになっていました。

「だめ、だめ、だめ、下っちゃだめだよ~。この上に大展望が待ってるんだよ。抱っこするから行ってみようね。」と説得し(?)、後ろからガッとお腹に手を回して羽交い締め。

手すりにもたれ、ヨタヨタしながら大荷物を(失礼!)愛犬ひまを上へ上へと運んだのでした。

展望台に着くと、まず目に飛び込んで来たのがこの景色!

なんじゃこりゃ~!

360度、ほぼ遮るもののない大展望が待っていました!

すごい、すごい、すごい。

この台詞、一昨日の破風山でも言った記憶がありますが、それはもうその何倍もすごい。

すごいの3条くらいすごい⤴️⤴️

一昨年の暮れに見た稲含山並の展望です。

想像していたのを遥かに越えていました。

城峰山、嘗めてた、ごめん!

そんなすごい展望をたったあれだけの登りで手に入れられるなんて!

驚きもものき!

そんな事どうでもいいから、早く景色を見せろって?

ですよね、ですよね。

ではでは、まずは一周ターンしてみますね~😃

東北東。

少し灌木があります。

東方、鐘掛城方面。

南方、皆野~秩父方面。

南南西、秩父方面。

南西、奥秩父方面。

西南西、奥秩父、両神山方面。

西方、両神山~上野村方面。

北西、浅間山と西上州の山並み。

北北東、灌木の向こうに赤城山。

そして、それぞれの方向にちゃんと写真で山名板が設置されています。

南南西。

北西。

北北西。

北方。

北東。

東南東。

南南東。

山座同定してみました。

ただ、いかんせん、設置されている山名板の方が、遠くの山頂に雲がかかっていて分かりづらい珍しいパターンです。

中央三つ頂が見える右手が雲取山、そこから斜めに下がった所が妙法ヶ岳。

言わずもがなの我らが両神山。

埼玉県内で唯一の百名山です。

御荷鉾山の向こうに鼻曲山と浅間隠山。

西御荷鉾山の向こうに浅間山。

で、この写真の西御荷鉾山の左手に、手前の山に隠れて頭だけ少し覗かせているのが稲含山です。

一昨年の暮れ(要するに約一年前)にターボとナースと3人で登って、その大展望に感動し、稲含神社の管理人さんに山の名前をまるっと教えてもらった思い出の山です。

そして、遠くに見える白い山陵が八ヶ岳。

広い展望台の中をあっちに行ったりこっちに行ったり、山名板と見比べながら、その時は他にも沢山山がわかったつもりだったのですが、帰宅して写真を整理すると、何を撮ったのやら、肝心の山は写っていなかったり、散々。

結局超有名な、山名板など見なくても容易にわかる山しか載せられませんでした。

何をやってんだか、私。

なので、近いうちリベンジしますね。

もう少しちゃんと山の名前がわかるようにしたいです。

結局環境庁のお題はほぼ解けず(涙)

その間ひまは次々登ってくるお客さんに愛想をふりまいて、知らない人と記念写真に応じていました。

ちゃんと、「犬は大丈夫ですか?噛みはしないのですが、放していても平気ですか?」といちいち聞きましたよ(^^;

記念撮影と言えば!

私が登った時の先客にひまとの記念撮影をお願いして、じゃあ二枚撮っておきますね、などといって撮ってもらったはずなのに、写真が残っていませんでした。

私より若い男性だったのに、何しとるんよ~(涙)

私は両神山と一緒に格好いい写真を撮ってあげたと言うのにさ!

なので、今回、ひまの後ろ姿は沢山登場しますが、私の写真は一切ありません(涙)

悲しい。

あのとき確認すれば良かった。

まさかまさか撮れてないなんて誰が想像します?

若い男性ですよ!?

ということで、だいぶ展望台でゆっくりしましたから、神社に向かいましょうか。

10時21分、歩き始めました。

このときは山の写真も自分とひまのツーショットもバッチリだと思っているので、ルンルン気分です。

ツツジの林をジグザグに下ります。

お、何か建物が見えて来ましたよ。

どうやらキャンプ場のようです。

10年以上前にターボの家族と花子の家族と一緒にキャンプをした記憶があるのですが、こんな所だったのかしら?

長女が高い所から飛び降りて頭を強打し、病院に駆け込んだ事しか記憶にない(涙)

地図に載っていたトイレですね。

冬期閉鎖と書いてあります。

これを当てにして来なくて良かったわ~。

ポットンでも真っ暗でも、あの厠さん、開いててくれてありがとう!

10時40分、城峰神社に到着です。

山頂から標高差67M下ってきました。

それにしても想像以上に寂れています。

金鑽神社とまではいかなくても、もう少し普通の神社かと想像していましたが。

まあ来るまでのあの林道(ガードレールもない!)を見れば、推して知るべしでしたね。

でも歴史や伝記はとても立派な神社みたいですよ。

平将門伝説が残っています。

また日本武尊の伝説もあるとかないとか。

人々は火防盗賊避けのために参拝するそうな。

果たして学問に通じておられるか、甚だ疑問ですが、神様は万能ですから大丈夫でしょう!

ということで、歴史のある神社に、今年初のいわゆる初詣です。

声に出して息子の合格祈願をしておきました。

そんな私をひまが横でじっと見つめていました。

本当は昨日江南の文珠様に初詣に行く予定にしていたのですが、私の腹痛のため(前の晩に豚カツを食べた。ついに豚肉もか!?)行けなかったのです。

お犬信仰もあるらしいので

ひまを連れてきたことで神様に一目おいてもらえたかも!?

次の目的地は将門の隠れ岩です。

ここまで逃れてきて岩に隠れていた将門を、愛妾の桔梗が敵方にリークし、将門は切り殺されたらしいです。

最期を迎える将門が桔梗を睨んで「桔梗あれども花咲くな」と詩を読んだそうで、そのためこの山には多くの花が咲くのに桔梗だけは咲かないのだとか。

悲しい伝説ですね。

ではその隠れ岩を見に行きましょう。

標高差16M登って行きます。

少し下ります。

隠れ岩は登れるのだけど、自己責任で!という看板です。

ひまが走っていきましたが、垂直の壁に阻まれています。

10時48分、将門の隠れ岩に到着です。

これはちょっと登れないですね。

鎖場の難易度は妙義山並みだそうです。

上へ登って景色を眺めてみたかったけど、、。

戻りましょうか。

神社の前を通り、表参道を通って駐車場に戻ります。

あ、もう駐車場が見えてきた!

こんなに近かったんだ。

朝は反対側にすぐに歩き出したので全く気がつきませんでした。

11時5分、駐車場に帰り着きました。

城峰山は予想以上に素晴らしい展望で、今日の視界がクリアだったこともあり、大満足の陽だまりハイクとなりました。

今回はガイドブック埼玉県の山のコースに忠実に、鐘掛城まで往復したりしましたが、次回は城峰山と、花を巡るお散歩で来たいと思います。

一昨日も感じましたが、ひまは山ではとても優秀な相棒で、今後も低山限定ですが色々連れまわしたいと思います。

歩行距離 4.7キロ。

歩数 8900歩。

最大標高差 83M。

累積標高差 248M。


駐車場0839~(20分)~石間峠0859~(15分)~鐘掛城0914(3分)~(13分)~石間峠0930~(15分)~城峰山山頂0945(36分)~(19分)~城峰神社1040(3分)~(5分)~将門の隠れ岩1048~(17分)~駐車場1105

全行程 2時間26分

(うち歩行時間 1時間44分)

帰路は駐車場を11時13分に出発し、秩父ルート(林道野巻線)を使って、自宅には12時20分に帰り着きました。

所要1時間7分でした。

自宅に戻りこたつに入って写真の整理をしているところへ、息子が起きてきて、「あれ?山に行かなかったの?あ、行って、もう帰ってきたんだね、早っ!」となりました。

朝のうちにひまと楽勝ハイクに出かけるのは、なんだか得したいい気分です(^з^)-☆


最後までお付き合い頂き、ありがとうございましたm(__)m