50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【東京、伊豆大島】いよいよ伊豆大島に上陸。富士山を眺めながら三原山をハイキング《中編》2019年5月3日

三原山の裏砂漠からこんにちは。


二等リクライニングシートで一夜を過ごし、朝4時半頃目覚めました。

私は比較的よく寝られましたが、ターボは足置きのステップが近すぎて(脚長アピール)何度も目覚め、逆にハガレーナは届かなくて寝づらかったらしいです。

私にぴったりサイズでした(^-^)

船は5時ちょうどに岡田港に入港しました。

ちなみに、船の中に売店があるかと思っていましたが、自動販売機のみでした。

そして食堂は夜はスペースとしては解放していたようですが、営業は朝の6時半からなので、私たちが利用する機会はありませんでした。

これらも「思ってたんとちゃう!」その2です。

パンなどの非常食(朝食にしてもいい)を買うことができませんでした。

入港時、日の出の時間を迎えました。

早めに起きたハガレーナがデッキに出たときに撮影した写真です。

デッキには夜通し飲んでいた釣り仲間がいたそうです。

岡田港に着岸し、堤防の上に登ってみました。

富士山が見えています。

いいね、いいね。

さぁ、バスがすぐ出ちゃいますから、バス乗り場へ急ぎましょう。

岡田港ターミナル側を写真も撮らずズンズン進む。

この黄色いバスに乗ります。

みやっちさんはここから大島温泉ホテルに行き、そこから裏砂漠ルートで三原山へ、その後テキサスルートを歩くロングコースでしたが、私たちの鈍足では帰りの高速船に間に合わない可能性があるので、「三原山山頂口」までバスで行って、そこから三原山に登り裏砂漠ルートを下って三原山温泉へ帰ってくるルートにしようと船の中で話していたのです。

が、しかし、、

バスのスタッフに聞くとこの時間では三原山頂口までの運行はしておらず、三原山温泉までとのこと。

仕方ないので、とりあえず三原山温泉に向かうことにします。

早めにバス停に行ったので、私たちは一番後ろの席に座ることができました。

乗客を沢山乗せて5時16分出発です。

5時40分頃、三原山温泉に到着しました。

三原山七合目にあるホテルだそうです。

多くの乗客がホテルの中にどんどん入って行きました。

え?皆さん泊まり客だったの?とこのときは思いました。

私たちはまずは帰りの時刻表を確認します。

え?え?

5月3日の今日、帰りのバスは13時57分を逃すと次は15時27分で、16時発の高速船に間に合いませんから、絶対に13時57分のバスに乗らねばなりません。

山頂口までのバスが早朝はなかったことと、帰りのバスが14時台がないこと、、これも「思ってたんとちゃう!」その3になります。

登山口にあったコースタイムを確認します。

裏砂漠コースが3.2キロで65分、火口一周が2.5キロで45分と書いてあります。

ということは、ピストンで、コースタイム通りに歩けたとして、所要は2時間55分です。

私たちは歩みが遅いので、余裕を見て3時間半として、何とか大丈夫そうですね。

時間を確認したら一気にお腹が空いてきました。

昨日の夕方、まずい夕食をとってから、何も口にしていません。

とりあえずホテルの中に入ってみることに。

するとバスから降りた人々がフロントに列を作っていました。

チェックインをしているのかと勘違いし、私は食堂を覗きに行きました。

食堂の中で作業していた男性スタッフに、「泊まり客ではないのですが、朝食を頂くことはできますか?」と聞くと、お風呂とセットでチケットを購入できるとのこと。

あ、なるほど、あの列はお風呂&朝食チケットを購入するための列だったのね。

朝食は6時半からで、お風呂は9時までなのだそうです。

お風呂は山から戻ってから入りたいのだと言うと、午後は13時からだと教えてくださいました。

なるほど、ではまずはチケットを購入して6時半から朝食を頂き、三原山にピストンして、戻ってきてからお昼を食べて、13時からお風呂に入り、13時57分のバスで出港港に向かうことにしよう!

やっと今日の行程が決まりました。

朝風呂と朝食セットで2000円ですが、バラ売りもできるらしく、まずは朝食チケットを1200円で購入し、午後のお風呂はまたその時に800円で購入してくださいとの事でした。

朝食の時間まで少し時間を潰します。

やることがないので、廊下の窓から三原山を眺めていました。

売店が閉まっていたので、自動販売機にて非常食用のお菓子を購入しました。

私が「あれ?お金どこにいれたかな?」などと財布を探していると、「お金はおっかねぇよ~」とか、自動販売機を覗きながら「お菓子がない、おかしいなぁ」などと独り言を言ってましたよ、みよんさん。

主語を書かなくても分かりますよね。

開店と同時にレストランに入ると、先ほど質問した男性が私の顔を覚えていてくれて、一番いい席に案内してくれました(正確にはあそこに座るといいよと教えてくれました)。

三原山から手前の樹海までを見渡せるテーブルです。

お腹が空いていて、バイキングのお料理が全て美味しそうに見え、沢山載せてしまいました。

さて、どれが誰のトレーだか分かりますかね?

一目瞭然ですね😁

品数も量も少なくて病院食のようなのはハガレーナ。

皿の数が多くて、パンがはみ出ているのがターボ、一番欲張りでご飯がてんこ盛りなのが私です。

これを見たら、体型の理由が分かりますね(涙)

12時間ぶりの食事、いただきま~す。

初めは調子良かったのですが、う、ぐぐぐぐぐ、、お腹いっぱい💦

今日はもうこれで終わりでいいかもという気分です。

いやいや、わざわざ1万円以上の交通費かけて来たのですから、朝食バイキングで満足していてはダメですよ。

7時33分、重いお腹を空かせるためにも出発しましょう。

まずは舗装された道を下って行きます。

多くのブログで見かけるトトロの世界のような木のトンネルです。

平らな道なので、重いお腹の足慣らしには最適(^^;

森を抜けました。

一気に展望が開けます。

三原山が見えてきました。

薄曇りのようなお天気ですが、暑くもなく寒くもなく、ハイキング日和です。

7時52分、ホテルから1.0キロ歩いて来ました。

振り返るとさっきまでいたホテルが見えました。

足元は細かい自然の砂利になっていて、歩く度ザクザク音がして楽しいです。

コーンフレークにスプーンを差した時の音と同じです。

ターボがすかさず「ザックを背負ってザックザク🎵」と調子をつけて歌い始めました。

ハガレーナが「上手い!」と言い、私は不覚にもちょっと面白いと思ってしまいました。

するとターボは「うん、今降りてきた!」と。

ハガレーナが「ダジャレの神が降臨だって~✨」と囃し立て、ターボは得意気に鼻の穴を膨らませていました。

「私はいつもいつもダジャレを考えてるわけじゃないんよ。急に降りてくるの。」とこのダジャレの神説に乗っかることにしたようでした。

この後ターボがダジャレを言う度にハガレーナの「メモして、メモして!」が合いの手のように続くようになりました。

三原山の隣にある櫛形山まで道が真っ直ぐにのびています。

一定間隔に立てられた杭の上には誰が置いたのか、溶岩の欠片が載っていました。

初めは「何で人はこういう所に石を置きたくなるんかね?」などと言っていましたが、まだ石が載っていない杭を見つけると、だんだん私たちもついつい載せてしまうようになっていきました。

この感覚なんていうのだろう。

コンプリートしたくなる感覚なのかな?

8時ちょうど、ホテルから1.4キロ地点に到着です。

ここでターボが「8時ちょ~どの~、あずさ2号~で~🎵」と歌ったのは言うまでもありません。

ここから岩場が始まるようです。

暑くなってきたので上着を脱ぎました。

ターボが私にカメラを向けたので、チラッとそちらを向くと、「いいね、いいね、その表情!いやん、見ちゃダメって感じだよ~🎵」

「これから姉さんの入浴シーンが見れそうだよ。タオルで脇をパーンパーン!顔をシャーンシャーンみたいな!」とゼスチャーを交え、私の入浴シーンを再現しているつもりの独り劇を演じていました。

私が上着を脱ごうとしているだけなのに、どうしてこうも発想→連想が止まらないのでしょう。

だからあなたの名前は「ターボ」なのです。

私は黙ってみよんさんの為にこのターボの奇行をメモしたのでした。

道は若干の登りへ。

岩がゴロゴロした中を突っ切るように道が作られています。

ずっと平らで整備されているので、危険な箇所はひとつもありません。

道が右にカーブし、目指す三原山が正面になってきました。

絶景を背景に自撮り棒で記念撮影です。

ターボが特訓の甲斐あって自撮り棒の扱いが上手になってきました。

ハガレーナも石オン杭します。

辺りは尖っていたり、デコボコしたりの奇岩だらけです。

温泉ホテルから1.9キロ歩いてきました。

ここから火口一周ルートまで1.3キロらしいです。

植物の再生の物語。

溶岩で焼け焦げた大地から草原、そして森へと再生していく数百年の物語を体感できます。

テキサスルートとの分岐になります。

こちらも歩いてみたかったけど、今回は時間が足りなくてパスですね。

右手に目を向けると、外輪山鎧端の向こうに富士山が見えています。

裏砂漠、広いですね~!

道は右手にカーブしていき、尾根を右手から回り込むようです。

右手の尾根に行く道は少し傾斜がきつくなり、細かい砂利の道は足が流れて少し歩き方にくかったです。

ソーラー自家発電の火山観測所でしょうか?

8時38分、尾根に到着です。

尾根を回り込むので、今まで見えなかった景色が目の前に広がっていました。

富士山と静岡辺りでしょうか?本土(って言うの?)が見えます。

三原山をぐるっと回り込む形です。

最後の頑張りどころ。

富士山が更に大きく見えるようになり、その左手には南アルプスと思われる銀嶺が見えました。

「黒い山並みは熱海辺りかな?」「どうなんだろ?熱海ということにしとこう」などと話しなが歩いている時に、私はなんとつまんないダジャレを思い付いてしまいました。

「ヤバい、ターボみたく思い付いちゃった」というと「何?何?言ってみ!?」と言うので、「熱海に決まってるじゃん。あったみめぇよ(あったりまえよ)」と言うと、二人は苦笑い😅

何ともビミョーな空気になりました。

ターボはいつもこの空気感を感じつつ、それでもあれだけくだらないダジャレを連発していたのか!

なんて強靭なハートの持ち主なんだ!と分かり、少し尊敬の気持ちが沸き起こりました。

その後も「あれは本土だね?ほんどに!?(ほんとに?)」とか「きっと本土だよね。ほんど、ほんど(ほんと)」などと自己完結型ダジャレを一人で連発していました。

その度にハガレーナが「メモして!メモして!」と言うので仕方なくメモしたので、今仕方なく書いています。

「こっちは大山だったりする?」と言うと、「おやまぁ」(涙)

巨人ターボのお決まり、富士山つまみ。

周回コースに乗る前の最後の登りが一番ガレガレでキツかったです💦

辺りからは「ケーン、ケーン」というきじの鳴き声が響いていました。

まもなく周回コースかな?

9時1分、火口周回コース入口に到着しました。

ホテルから1時間28分でした。

ここから火口を一周します。

一周2.5キロ、所要35分と書いてあります。

下に「ハイヒールの方はご遠慮ください」とも書いてありました。

こんなとこハイヒールで来る人がいるんだ!

こんな砂利道ですよ。

ハイヒールのかかとは埋まって傷だらけでしょう。

入口付近は低くなっているので、火口はこのくらいの見え具合です。

右の方に穴が開いてる!

気になりますね。

左にあるピークを巻いて見晴らしの良い所までやって来ました。

そこには雄大な景色が広がっていました。

溶岩流の足跡がよく分かります。

火口の外にある小さな火口を背景に。

私は眩しくて目が開けられない💦

マグマの流れた跡を背景に。

ターボの自撮りが上達している!

周回コースのスタート地点にあるピークの向こうに富士山をトランジット。

更に登りは続きます。

今日の噴火警戒レベルは「1」です。

この横を通っている時このサイレンがなったら、ビックリして心臓が止まりそう😱

火口の壁面から噴煙が上がっています。

後程見た説明板によると、これは水蒸気で有毒ガスは含まれてないそうです。

溶岩流の形がはっきりわかります。

あれ?あれ?

あんなところを軽トラックが走っていますよ!

なんで?なんで?

あんなところに道があるの?

なんだかすごく不思議な光景で、ミニカーみたいに見えました。

周回コースは若干の登り下りを繰り返します。

火口を少し上から覗けるようになってきて、周回コーススタート地点から見えた穴を見ることができました。

あの穴からマグマが流れ出たのでしょうか?

櫛形山(それともこれは白石山か!?)と広大な黒色の砂礫の大砂漠です。

南方向に島影も見えました。

今日一番のピークに向け登っていきます。

地面の砂利に白いペンキを散らしたような点々が目立ってきました。

歩いてきた道を振り返ります。

噴火口を一番大きく見下ろせるポイントです。

火口の直径は300m、深さは200mもあるそうです。

9時43分、本日のピークに到着です。

、、、と思っていましたが、後でデバイスのデータを見ると、ここより手前の尾根道にピークがあったようです。

噴火は1986年だったのですね。

もう30年も前の事なのか、、。

噴火口との距離感はこんな感じです。

間近から見る火口は迫力満点です。

やはり私は眩しくて目が開けられない💦

南西方向の海岸がよく見えるようになってきました。

もう少し晴れていれば、青い海を見られたのでしょうが。

ルート西面にトイレがあります。

ドアが壊れて鍵が閉まりませんでしたので、ドアの前に見張りをつけ交代に利用しました。

水も流れないので、水タンクが置いてあり、自分でタンクを持ち上げて流す必要があります。

アンモニア臭で目がチカチカするいただけないトイレでした(涙)

ま、有るだけ有難いのですが。

この辺りになると三原山頂口から歩いてくる観光客(外国からの旅行者も沢山)と多くすれ違いました。

三原神社の鳥居がありました。

その向こうには富士山が見えます。

三原神社(立ち寄りませんでした😢)は、昭和61年の噴火の時、奇跡的にこの場所だけ溶岩流が避けて通ったのだそうです。

厄除けの神社として信仰を集めているのだとか、、と言うのを今ブログを書きながら知りました。

立ち寄っておけば良かった(涙)

ペガサスのような形の奇岩です。

色々な岩がイマジネーションを膨らませると様々な動物に見えてきます。

山頂口からの遊歩道との分岐です。

私たちは右手に曲がり、裏砂漠ルートからの周回コース取り付きに戻ります。

悪さをしているところではありません!

岩の固さを足で確かめているところ。

乗っかればグズグズ崩れるのかと思いましたが、なんの、なんの、すごく固くてびくともしませんでした。

これはゴジラが火を吹いているように見えるインスタ映えポイントらしいです。

10時34分、火口一周コース終了。

下山開始します。

写真を撮りながらのんびり歩いて(12分のトイレ休憩含め)一周1時間33分でした。

あれれれ?

杭の上の石が朝よりも増えてませんか?

さっき若者グループが大勢登って行ったので、みんなでのせたのでしょうか?

、、となると、私達も当然のせたくなります。

これから下り道、ずっと石の載っていない杭を見つけたら、「あらあら、いけませんね。これはのせとかないと」と言いながら石のせ遊びをして歩きました。

初めはひとつだけのせていたのですが、段々重ねたくなり、、

こちらいかがでしょう。

私たちの自信作コロボックリならぬ「イワボックリ」。

白い点々が目に見えるのですよ(^.^)

かなりぶちゃいくですが、赤ちゃんを抱いたお母さんに見えませんか?

もしも近いうち三原山に行かれる機会があったら、見つけてみてください(笑)

お、またまた軽トラ登場!

結構なスピードで坂道を走り下っています。

何をやっているんだろう?

興味津々😁

この辺りのススキはなぜかクルックルにカールしています。

乾燥しているから?

不思議ですね。

この後トトロのトンネル辺りで道端に黒い蛇を発見。

私の足元10センチ位の距離にいたので、「うわぁ、ビックリしたぁ、蛇!」と言うと、私の斜め後ろを歩いていたターボが「え!?ぎゃーっ」と悲鳴をあげながら、ももあげ走りで「ドスドスドスドス!」と私を遠巻きに巻いて逃げていきました。

その騒々しさに蛇の方がビックリして茂みの中に逃げて行きましたよ。

ハガレーナは「え~、ヘビ?かっわいい~🎵」と言いながら茂みの中を覗いています。

この二人の違い(笑)

それにしてもターボのももあげドスドス走りのうるさいことといったら。

「なんで股を上げて走るのよ。ドスドスドスドスうるさすぎなんだよ。こんな風に走ってたよ」、と言いながら私がその走りを真似すると、ハガレーナが「地面から足を離したい心理なんだよね」といっていました。

なるほどね。

森を抜け、ホテルまでの最後の登りが一番辛かったという、、(笑)

ヘロヘロになっています。

11時38分、ホテルに戻って来ました。

下山開始してから1時間4分。

全行程4時間5分でした。

累積標高差は294M。

距離は10.4キロでした。


この後もまだ旅は続きます。

長くなっているので、ここで【中編】として投稿したいと思います。

長々とお付き合い頂き、ありがとうございました☺️

【東京、伊豆大島】竹芝桟橋から旅客船で伊豆大島へ。三原山の大自然に抱かれた一泊二日の旅《前編》2019年5月2日

東海汽船サルビア丸デッキからこんにちは。


ご訪問頂き、ありがとうございます(^-^)


今回は目線を変えて、東京竹芝桟橋深夜発の大型旅客船で伊豆大島に行って来ました。

表題に一泊二日と書きましたが、伊豆大島で一泊はしておらず船移動の船内泊になります。

早朝伊豆大島につき、三原山に登り、その日の午後にジェット高速船で戻って来るというスピードお手軽旅行です。

竹芝桟橋深夜発なので、例えば金曜日に仕事上がりで出掛けても、土曜日の夕方には東京に戻れるので、ほぼ日帰りの感覚で伊豆大島まで行って来れちゃいます。

この旅を企画したきっかけは、「みやっちさん」のブログでした。

今年3月にこの行程で行かれていて、東京湾の夜景、海からの朝陽、三原山を眺めながら朝の露天風呂、三原山をハイキング、サクラ株の桜、地元飯(磯ラーメンや丼)、海の側の露天風呂と、伊豆大島の一日を満喫されている様子を拝見し、これはやってみたい!と思いました。

「今日という日を忘れずに」の「みやっちさん」は普通の登山だけでなく、観光も取り入れた様々旅の形態をブログアップしてくださる、有名なブロガーさんです(^-^)

旅のプランは他を色々検索するでもなく、ただみやっちさんのブログだけを頼りに計画しました。

それによる詰めの甘さが後ほどいくつも露呈することになるのですが(涙)

私たちは埼玉県北部在住なので、みやっちさんみたく仕事終わりにさらっと行くという訳にはいきませんので、ゴールデンウィークを利用して出掛けることにしました。

船の出港は深夜23時なので、自宅を15時に出る予定にしていました。

この日は久しぶりの青空が広がっていたので朝から大洗濯しながらも、片手には携帯を持ちハガレーナやターボと持ち物確認などをラインでやり取り。

だんだん旅への期待が膨らんできて、動悸がしてきました。

結局車に乗り込む時点で既にテンション80%位でした。

動悸がおさまらない💦

ターボが迎えに来てくれて、自宅を15時3分に出発。

花園ICから関越道に乗り、三芳SAでトイレ休憩、新座料金所通過が16時11分、その後車のナビは首都高を通らせず、ゴールデンウィークの東京の街中を走らせました。

↑新宿五丁目東交差点

東京の街中を車で走ることなどまれなので、ナビに写された景色が目の前の景色(建物の形状とか看板まで)がまったく同じであることに、テンションMAX!

「何?何?見える景色とまったく同じじゃん!」の田舎者丸出しでナビの写真を撮りまくりです(^^;

樹木や道路のペイントまで正確に再現されています!

これって多分今のナビの常識なんでしょうね。

私たちが見たことなかっただけで。

でもこんなことですら初めて目にすると、文明に初めて出会った原住民のように驚き、はしゃいでしまいました。

首都高の下をくぐるこんな立体的な表示も。

何しろ竹芝桟橋は浜離宮の先、大都会を抜けないと行けない場所にありますから、ターボのナビは変な抜け道なども案内して、その度に横断歩道を横断する歩行者に阻まれたり、突然左折のみのレーンになって、「あ~れ~、左折しちゃいま~す」みたいなことになったり、信号乱立でどこを右折すればいいのかわからなくて、通り過ぎてから「あっ、ここ!ここ!ここを曲がるんだった!」「ひぇ~、わっかりずら~😱」などとなりながら、当初のナビ予想を大幅に越えて、17時41分、竹芝桟橋隣にあるホテルコンチネンタルの地下駐車場に車を停めることができました。

ホテルコンチネンタルの車寄せを三回位通過した(駐車場を探してグルグルした)気がします。

辺りに停まっているタクシーに「この熊谷ナンバーは一体何がしたいんだ?」と思われた事でしょう。

結局駐車場はホテルコンチネンタルの駐車場で、車寄せの端から左に曲がり地下に入っていくので正解でした。

自宅出発から2時間38分ですから予定より1時間多くかかりました。

とはいえ、ターボが駐車場がないこと(満車)をとにかく心配していたので、無事停められて一安心です。

そこからリュックを背負い、手には登山靴を持ってターミナルに向かいます。

エレベーターに乗って扉が空くと、なんとそこはホテルコンチネンタルの超高級そうなレストランの真ん前でした😱

「ま、まじっ!?」

一瞬降りるのを躊躇いました。

ハガレーナは「ど、どうする?」ともう少しで「閉」を押しそうになっていましたから。

エレベーターの四角い箱の中で、オロオロする三人組をご相談ください。

今思い出しても笑える。

いやいや、行くしかないでしょ。

フカフカの絨毯の上に大きなリュックを背負って一歩踏み出したのでした。

人間にとっては小さな一歩でも、貧乏ハイカーにとっては大きな一歩だったのです!

(by アームストロング)

山の格好のおばちゃん三人組、本当はコソコソ歩きたいのですが、何しろ大きなリュックで目立ちます。

仕方ないので、都会的なお洋服のお客様たちが談笑する美しい装飾のホールを、堂々と中央突破いたしました。

全身満艦飾の可愛らしいホテルマン(女性)に「ターミナルにはどうやって行ったらいいですか?」と聞くと、「ターミナルですか?」と不思議そうな顔をされました。

え?ここターミナルへ行く道と違うの!?私たちどこに迷い混んだの!?と一瞬(0.3秒くらい)思いましたが、怯まず「竹芝桟橋に行きたいのですが」と言い方を変えると、「あ、竹芝桟橋ですね。それはあっち行ってこう行って、、云々かんぬん」と教えてくださいました。

良くわからなかったのですが、「私たちは竹芝桟橋に向かうためにここを歩いているのです」アピールができたので、とりあえず外に出れば何とかなるだろうと思い、テキトーに外に出ました。

さも私たちは進むべき道が分かっていますという雰囲気を背中に漂わせながら、心の内はとっととこの高級ホテルから逃げ出したい気持ちを隠しつつ、無事脱出成功!の場面です。

この後も私がトイレを探しまわったり、ターボが携帯を車に忘れて取りに帰るなどのすったもんだがありましたが、、

何とか竹芝桟橋ターミナルに到着しました。

みやっちさんの写真とターミナル入口が随分違うのですが、私たちがたどり着いたのは待合室の左端にある出入口でした。

竹芝桟橋は今やこんな風になっているのです。

変わりすぎてもう私が知っている桟橋ではない😅

初めに迷い混んだ(地下に駐車場がある)のはこのイラスト一番右手の「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ」です。

今日私たちが乗る予定なのは東海汽船のサルビア丸で、出港は23:00、乗船開始が22:30です。

せっかく早く着いたのですから、とっとと乗船券を購入したい(ターボが電話で予約済みです)のですが、乗船券販売は20:00からと書いてあります。

中に女性スタッフがいたので、予約している場合はどうなのか、ターボが聞いてみましたが、予約しててもしていなくても20時になってからきっぷうりばに並んで購入してくださいと、素っ気なく言われたそうです。

答え方(おもてなしの心)がなっとらんぞ!東海汽船!(元サービス業なので横柄な態度をとるサービスマンに厳しい私です。決してクレーマーではありませんよ)

時刻は18時30分。

夜は長いですが、お腹が空いてきたので夕食としました。

ターミナルにレストランがいくつかあるかと期待して来ましたが、あったのは食券発行するような簡易なレストランのみでした。

このパスタが大変いけてなかったらしいです(涙)

まずぬるかったらしい。

食べてるうちに冷めてくるのではなく、初めからぬるいパスタって食べたことあります?

激まずらしいです。

そして明太子が濃い!

辛くていつまでも口の中がヒーヒーしていたらしいです。

私が頼んだメダイフライのカレーライスも、いまいちでした。

早速の「思ってたんとちゃう!」その1です。

ホテルの高級レストランからこの食堂まで、落差有りすぎでしょう。

中間はないんかい!中間は!

外に出てチラッと通りを覗いてみましたが、見えたのは「吉野家」でした。

結果「吉野家」の方が良かったかもしれませんが。

時間は有り余っていたのですから、もっと色々散策してみれば良かったのですが、何となく↓この荷物を持ってウロウロするのに抵抗があり、見える範囲で探したので仕方ないです。

そうそう、コロボックリで購入したバッチ、リュックにつけました☺️

とりあえずお腹は満たされた(心は満たされてないけど)ので、デッキに出てみました。

展望デッキから見た東京湾の夜景です。

風がなくて寒くないのでいつまでも見ていられました。

こちらはこの後乗船するサルビア丸です。

貨物の積み込み作業が行われていました。

行き交うレストランシップやシーバス、屋形船などを飽きることなく眺めていました。

時計を見ると19時45分です。

そろそろチケット販売が始まりますから、少し冷えてきたというのもあり、待合室に戻ることにしました。

チケット購入~\(^^)/

行きは大型旅客船、帰りはジェット高速船で、それぞれ運賃は4390円と7110円で、合計11500円です。

行きの座席はボンクタイプ(二段ベッドみたいなやつ)にしたかったのですが売り切れだったので、二等シートタイプ(みやっちさんと同じ(^.^))にしました。

ここからが長かった(涙)

ベンチを確保できていたので、荷物もありますし動き回るのは億劫で、乗船開始までの2時間半、ひたすら待たなくてはいけません。

後から考えたらリュックをコインロッカーに預けて、あるいはベストなのはそもそもリュックは車に乗せたままにしておいて、辺りを散策して食事したりすれば良かったと思いましたが、それは後から思い付いたことで、このときはアイデアとして全く思い付きもしませんでした。

悲しき衰え始めた脳ミソ(涙)

ずっと大きなリュックと共に過ごし、待ち続けました。

私は眠さに勝てずウトウト💤

今日のテンションMAXは車で都内をウロウロしている時で、ターミナルに着いたときには結構疲れきっていたので、許してくだされ。

二人に「顔が死んでるよ」と言われ「疲れきっている」と笑われました。

二人はおしゃべりしていましたが、いやぁ元気だなぁ、あたりゃもうおねむの時間ですよ。

ウトウトして目が覚めると、辺りの様子は一変していました。

広々としたターミナル内に、人、人、人。

虚ろな目で、釣竿を持ったグループや、子供連れのファミリーなど、見つめていました。

今日のメンバーはハガレーナとターボと私の3名です。

あぁ、このままターボの肩で眠りたい、、。

そしてまたウトウト💤

すると乗船開始のアナウンスが!

ようやく重い腰を上げて乗船口に向かいます。

ターミナルから帆船のマストがシンボルの外広場に出ると、すごい数の人が長い列をなしていました。

すごっ!

いつの間にこんなに人が集まったの!?という感想。

様々な目的の人々がいてびっくりです。

中には里帰りの方もいたと思いますが、私たちと同じでようなハイキング客や旅行客、折り畳み自転車を抱えた人や、長い釣竿を肩にかついだ人。

なるほど、伊豆七島は色々な事が楽しめるレジャーアイランドなんだ!と知りました。

いよいよ船に乗り込みます。

タラップを渡ると船内へ。

私たちの客室(というか客席)は最下層なので、下へ下へ。

これが今夜の寝床です。

端の席、縦に3列でした。

隣とくっついてないし、壁際なので荷物も置けるし、なかなかに良いじゃないですか!

では荷物を置いて、デッキに出ましょう。

出港風景を見なくっちゃ!

東海汽船のマークが描かれた煙突をバックに、記念撮影。

若者グループが沢山いて、デッキの隅にシートや毛布を敷いて、宴会の準備をしていました。

若者が船に乗ってくれている(*^^*)と思うと、元船乗りとしては嬉しい限りです。

左舷デッキから見た夜景です。

私たちがいつまでも手刷りを占領していると悪いので、若者に場所を譲って右舷側に移動します。

救命ボートの前にて。

舷梯(タラップ)が外され、出港です。

船の出港時刻とはこの舷梯が船から外された時刻のことです。

船の動きに合わせて若者グループの友人が携帯を振りながら送迎デッキを走り、「じゃあなー❗」と大変盛り上がっていました。

すごく楽しそうで微笑ましい(*^^*)

右舷から見た夜景です。

スマホ撮影だと東京タワーが燃えている!(笑)

海は静かな鏡のようで、自船の引き波が水面を揺らします。

レインボーブリッジが近くなりました。

レインボーブリッジの下を通過します。

さようなら、東京。

明日の夕方戻ってきます。

あ、これから行く伊豆大島も東京でしたね😁

船室に戻って来ました。

今日はこのまま休みます。

私は顔にタオルをのせて「おやすみなさい」。

色々反省点の多い一日でした。

明日の朝は5時に入港予定です。

大島上陸まで書いてしまおうと思っていましたが、意外と長くなっているので、ここで【前編】として投稿します。


いつも私たちのドタバタにお付き合い頂き、ありがとうございます(^.^)

【群馬、安中】「火曜日山の会」でお出かけ。碓氷峠アプトの道を散策し、コロボックリでお土産探しの巻。2019年4月30日(火)

《登山難易度 2》

碓氷峠アプトの道の「めがね橋」からこんにちは😃


今日は火曜日しかお休みがないウォーリーの為に結成した、「火曜日山の会」でお出かけです。

火曜日が祝日と重なることがほぼないので、日ごろ私たちが火曜日に山に行くことはまれで、ウォーリーはなかなか山に行く機会がなく、寂しい思いをしていました。

今回天皇退位の儀式のため、ゴールデンウィークが10連休となり、火曜日が国民の祝日となったため、ウォーリーを山に連れていく大チャンスです。

今年限りの火曜日祝日、絶対に山に行こうと、計画を立てていたのでした。

本当は根子岳から四阿山の「たけさんルート」を巡る予定でしたが、今日はあいにくの雨模様です。

普通なら他の日に変更するところですが、何しろウォーリーは今日しか出掛けられませんから、どこか雨でも楽しめそうな所を探さなくてはいけません。

で、色々考えて、出てきたアイデアは、碓氷峠アプトの道でした。

アプトの道ならトンネルだからあまり濡れないし、わずかな登りはあるもののほぼ平らな道ですから傘をさしても歩けるし、展望を楽しむっていうのでもないから雨の日のハイキングにいいかも!と思ったのです。

私は過去にターボと二人で、そして家族で、それから大学時代の友人と、3回も訪れています。

ターボと歩いた時の写真が見つからないのですが(当時はまだブログを始めていませんでしたし)、家族と行った写真は見つかりました。

子供たちと義姉(当ブログでは2号として登場)です。

このときも雨が降ったみたいですね。

長女が傘を持っています。

何年前なのかなぁ。

私が病気をして薬(ステロイド)の副作用でムーンフェイスになり目が飛び出ていますから、多分3年前ですね。

この頃はよっぽどこのアプトの道にはまっていたのか、同じ年に連続で訪れているようです。

3回も行けばもう十分という感じですからしばらく忘れていましたが、雨でも行けるところはどこかと頭を悩ませているうちに、お、そうだ、アプトの道!と思い出しました。

なので、今回は実に4回目になります。

どこの山より再訪率が高いという(笑)


横川駅鉄道文化むらに着いたのは8時16分でした。

鉄道文化むらはまだ開いてなかったので、一旦釜めしの「おぎのやドライブイン」に移動しトイレをお借りしてから、再びJR横川駅のバス停前駐車場に戻ってきました。

後からいただいた地図を見ると、JR横川駅にトイレがあったみたいですね。

わざわざ車で移動しなくても良かったんだと今気がつきました(涙)

何しろ雨はジャンジャカ降っていましたから、色々偵察に行くことも億劫で、隣が横川駅であることも気がついてませんでしたよ(涙)

軽井沢行きのバス停に屋根があったので、カッパを着たり靴を履き替えたりするのに利用させて頂きました。

準備完了~🎵

今日のメンバーはターボ、姫、ウォーリーと私です。

8時53分、歩き始めました。

トロッコで「峠の湯」まで行くことも考えましたが、切符売り場のシャッターが閉まっていて、前で鉄道マニアチックなお兄さん二人が開店を待っていましたので、しばらくトロッコは動き出さなそうだと思い(運行時間を見に行くのも億劫で)、諦めました。

「帰り(峠の湯~鉄道文化むら)はトロッコに乗って帰ろうね。そしたら2.6キロ歩かなくて済むから」と話しながらスタートです。

こういうの、何て言うんですかね?

顔出し看板(?)があると、ウォーリーはすぐに「撮って、撮って~🎵」と走って行き、嬉しげに顔を出します。

それに付き合わされるターボ(笑)

桜並木に沿って、まっすぐなレールが敷かれています。

2週間前なら見事な桜を見れたことでしょう。

傘を持ってきましたが、結局じゃまっけかなと思って、カッパオンリーで歩いています。

上信越自動車道の橋の下をくぐります。

旧丸山変電所が見えてきました。

吉永小百合さんのCMで一躍有名になったスポットですね。

9時24分、旧丸山変電所に到着です。

出発から約30分でした。

こちらの建物は明治45年に造られたそうです。

機械室と変圧器、蓄電池などがあったのだとか。

煉瓦造り最盛期の作品だそうです。

煉瓦造りというのは、木造と違って朽ち果てないのですね。

往時を忍ばせる独特の雰囲気があります。

中を覗いてみました。

ここにずらっと蓄電池が並んでいた所を想像します。

年に一回、見学会も行われていると書いてありました。

ここまで歩いて来て暑くなったので、屋根の所で衣服調整しました。

丸山変電所の前にはトロッコ列車の駅があります。

5分ほど辺りをうろうろしてから再び歩き出しました。

桜の並木から紅葉の並木に。

遊歩道に沿って紅葉が並んでいます。

「峠の湯」が見えてきました。

9時50分、トロッコ列車「シェルパくん」乗り場に到着です。

ここまでトロッコ列車が側を通らないかなぁと何度も振り返りながら歩いてきましたが、時刻表を見ると、、

最初の列車の到着は10時40分のようですから、まだまだでしたね。

ここで10分程トイレ休憩し、10時ちょうどに出発です。

ウォーリーは新調したポンチョ型のカッパと下はゴルフ用のカッパを身につけています。

ゴルフ用のカッパはポケットがずっと下の方まであるらしく(?)それを忘れて度々ポケットに携帯を入れると膝の辺りまでスルッと携帯が落ちてしまうのだそうです。

その度に、「あ、またやっちゃった!」と言いながらカッパを外からモゾモゾやって携帯を上まで手繰りあげていました。

それにしてもこのカッパ、ド派手ですよね😁

色んな国の名前がついたシリーズらしく、これは「ハワイ」だったのだそうです。

私には「ケシの花」に見えるんですが、ハワイっていう名前なのだとしたら何の花なんでしょうね。

ハイビスカスには見えないのだけど。

いつも気になるこのお店の看板。

いつか寄ってこの押しの強い「ソースかつ丼」を食べてみたいと思うのですが、車道まで上がってみたことはありません。

北原白秋の歌碑がありました。

直筆だそうです。

白秋が39歳の時、信濃を訪れた帰りにこの碓氷峠で「碓氷の春」として詠んだ歌だそうです。

「うすいねの 南おもてとなりにけり

下りつつ思ふ 春のふかきを」

「碓氷の春」という題名がまずいいですよね。

晴れていれば私たちももっと「碓氷の春」を満喫できたのだと思います。

はい、みよんさんお待ちかね、今日のターボのダジャレ一発目ですよ。

「白秋に拍手~👏」だそうです。

「うすいだけに字が薄いわ」とも言ってました。

みな苦笑いしか出ないです。

先に進みます。

本日初のトンネルです。

この辺りで姫が一度足を止め、振り返って「私、怖い話を聞いたんだけど、、」と怖い顔で話し始めました。

するとウォーリーが「やめて!話さないで!💢」と猛烈な勢いでストップを掛けました。

「だよね。また後にする」と言っています。

やだ、気になるじゃん。

第一トンネル内部です。

白いまるいものはオーブではありませんからご安心ください。

雨の滴💧です。

トンネルを額縁にすると、外の緑がより鮮やかに見える気がします。

振り返ると、旧中山道の標識があります。

後ほどカフェの女主人に聞いたところによると、映画「サムライマラソン」の舞台となった場所だそうです。

実際のロケはここでは行われてないらしいですが。

ルートにはこのアプトの道の歴史が綴られています。

ターボとウォーリーはおしゃべりしながら通り過ぎるのですが、案外(?)姫は勉強熱心な方らしく、全ての説明をちゃんと立ち止まって読み込んでいました。

私はというと、写真だけ撮っておいて、「今」読みながら勉強しています(笑)

明治政府が富国強兵のため、外貨を獲得しようと生糸や絹織物を輸出したそうです。

この碓氷線(信越本線)は、その絹織物などを横浜に運ぶルートとして活躍したのだとか。

碓氷線は1万4~5千人の職人が全国から集められ、昼夜を問わず工事が行われ、一年6ヶ月で完成させたらしいです。

厳しい上下関係があったとか、わざわざ明記するんですから、怒号が飛び交っていたのでしょうか。

過酷な労働条件を想像するだけで恐ろしい😱

2号トンネルです。

雨はずーっと降り続いています。

前方が少し開けた感じですね。

10時22分、碓氷湖に着きました。

峠の湯から22分。

峠の湯からめがね橋までの中間点です。

お、この湖畔にも公衆トイレがあるようですね。

緊急時には利用しましょう。

私のお腹はしょっちゅう緊急事態に陥るので、トイレ情報はとても大事なのですよ。

碓氷湖です。

かつてターボと湖畔を歩いた記憶が甦ります。

坂本ダム(碓氷湖)は元々は砂防ダムとして造られたのですね。

現在は不特定利水ダムとして活用されていると書いてあります。

秋には紅葉が素晴らしいらしいです。

車でも立ち寄れるので、人気のようで、沢山車が停まっていました。

もう3回立ち寄っている、アプトの道沿い唯一のカフェです。

まだ閉まっているようですね。

見ると開店は10時30分。

この時10時28分でしたから、もう少ししたら開くのだと思います。

雨だからお休みとかじゃなければいいな。

ウォーリーが「ベイクドチーズケーキ!」と叫んでいました。

どうやら甘いものに目がないようで、帰りに絶対食べる!と宣言していました。

「ベイクドチーズケーキ」を想像すると、なんだかお腹が空いてきたので、「中尾小屋」で休憩することにしました。

時刻は10時半です。

おにぎりと桃のお饅頭を食べました。

ウォーリーは私が最近はまっているセブンの「いかのり天」をバリボリ。

「これ、止まんなくなるよね~❗」と言っておりました。

10時41分再び歩き始めます。

道が真っ直ぐで、トンネルを第3、第4、第5と3つ見通せる、私イチオシの場所。

いいカメラがあれば、もっとキレイに撮影できるのだと思うのですが、1600画素ではこれが限界(涙)

でも肉眼だととにかく素敵なのです。

水滴が邪魔ですね。

スミマセン💦

私は後ろから見ていてウォーリーが行商のおばさんに見えるのですが、みんなはランドセル背負った小学生みたいと言っています。

「小学生とおばさん、どっちよ!」とウォーリーが笑っていました。

場面は新緑の美しさに目を奪われているところです。

↑電気機関車の説明です。

これは読んでもちんぷんかんぷんでした。

万が一私の読者に鉄道マニアさんがいたら、参考になさってください。

これは興味深い。

トンネルなどに使われている煉瓦は1600万個(うちめがね橋は202万個)で、それぞれのトンネルにより携わった会社(職人)が異なるため、様々な工夫が施されているのだそうです。

第6号トンネルには職人のこだわり「山型めじ」があるそう。

見映えが良くなるそうで、でも車窓からは見えないと言うのですら、もはや職人の意地ですね。

当時各会社で様々な意地のぶつかり合い(高めあい)があったのだろうと想像します。

第4号トンネルです。

このトンネルの壁には等間隔に金属製の出っ張りがあります。

こちらに向かって尖っているものもあり、「怖っ!こんなところで壁ドンされたら、背中にブスッで死んじゃうね」と言いました。

すると皆に「こんなところで壁ドンしないだろ」と言われ、それもそうだし、そもそも壁ドンされたことなど一度もないし、これからも未来永劫そんなことは無いんだったと思い、少し安心しました😅

今はむしろよろけて手をつかないように気を付けなければいけません。

最初からそっちを心配しろってか(笑)

雰囲気がいいですね~✨

第5号トンネルです。

めがね橋までの最後のトンネルかな。

雨がやむ気配は全くなく、レンズに水滴がついていますね。

入り口に立派な柱状の飾りがありました。

これも職人渾身のデザインでしょうか?

かなり重厚感があります。

入り口に「お疲れ様です。もう一息」の表示が。

今までの説明と違ってだいぶ砕けた内容になっています。

めがね橋の上で「めがね橋はどれですか?」って、アホ過ぎるやろ(笑)

ま、私たちも知らなきゃ言いかねないですけどね。

「モデルに責任持てません」って(笑)

これ、平野育ちさんが書いたんじゃね?と思いました。

トンネル灯のお陰で、道が左にカーブしているのがよくわかります。

このトンネルは崩壊が激しいのか、内部をセメントで補修してありました。

トンネルを抜けると、そこはめがね橋です。

トンネルを出てすぐに左手に行ける場所があるので、そこから3人を撮ました。

上から車道を覗きこみます。時刻は11時ちょうど。

中尾小屋を出てから19分でした。

こちらは反対側。

沢と橋から下におりる道が見えます。

この説明は文字の数は少ないのに、新線なんだか新幹線なんだか、混乱を招きます。

「え?新線なのに廃線なの!?」

「ん?あの橋は新幹線の橋なの?」

「えー、でもあそこまで3キロはないよねぇ」などと話しました。

見えている二本の橋は既に廃線になっている当時の新線(信越線)ということらしいです。

新幹線ははるか3キロ先の山の中を走っているので見えません。

めがね橋を修復工事中の写真です。

めがね橋は、長さ291m、高さ31mもある、碓氷線最大のレンガアーチ橋です。

明治25年4月から工事を始め、その年の12月には完成したのだそうです。

明治27年の地震で橋脚の一部にヒビが入ったため、その後2年かけて補強工事が行われ、アーチリーグが太くなったそうです。

お陰で当初のスマートさは失われたとありますので、初めはもっとシュッとした姿だったのでしょう。

今はとても重厚感があり、この上を新幹線が通っても大丈夫そうなほどの安心感があります。

橋脚は随分と地中深く埋められているのですね。

強度を増すために(今の鉄筋の代わりに)細長い石が中に埋められ、逆に上部は軽くするため石炭くずなどが入っているのだそうです。

水抜の穴は今も機能中とのこと。

よく考えられていますね。

早速下に降りてみましょう。

雨に濡れて木々の幹が黒くなり、新緑とのコントラストが目に鮮やかです。

「うわ~、大きい~🎵」とウォーリーの声。

確かに補強工事がされているのが形からわかりますね。

何度見ても美しいですね。

そして橋脚が地中深く埋まっているのがよくわかります。

得意の自撮り棒登場。

ターボと交代します。

どうですか、このセンスのなさ。

地図を見るのは得意なのに、自撮り棒の扱いはいくらやっても上手くなりません。

一番撮りたい背景は左右にズレているし、橋の上部がかけているし、自分自身はすごく笑顔に無理があるし、、。

いつも私に「下手くそ!」と言われ、「はい、はい、どうせあたしゃ下手くそですよ。これから何度もやればすぐに慣れるから!」と言っておりました。

そもそも、みんなを自分の左手に入れて自撮りするのに、自撮り棒を左手で持ってるところからおかしいでしょ。

とにかくターボは何かにつけて不器用なのです。

天は二物を与えずの見本みたいな人。

無駄な頭の回転(ダジャレ脳)を指先に分けてもらえば良かったよね(涙)

再び橋の上に戻ります。

自撮りの下手さを挽回すべく、ターボは「階段の数を数えるよ~!」と張り切っています。

姫は「130段!」、ウォーリーは「100段ないんじゃない?」、私は「123段!」と予想しました。

結果は「113段」だったそうです。

あれ?私はニアピン賞?と思いましたが、ターボから賞品はありませんでした。

11時19分、第6号トンネルに入り、熊の平に向かいます。

写真が半分なのは、トンネルの入口で観光客の若いお姉さん二人組が写真を撮っていたからです。

このトンネルは一番長くて、中に二ヶ所ほど灯り取り(あるいは煙逃し?事故時の避難用?)のための穴が上部と横に空いています。

結局「煙対策」の穴だということが後でパンフレットをもらって分かりました。

ウォーリーが「鹿だ!鹿がいた!」と叫んだので、「どこどこ?」と覗いてみましたが、斜面をかけあがり樹木の間(多分尾根の向こう側)に走り去るお尻しか見えませんでした(写真には写っていないと思います)。

長かったトンネルを抜けます。

次の第7、第8トンネルは、元はひとつの山だったところを工事短縮のため半分の所で山自体を削って二つのトンネルにしたのだそうです。

ピラスターもパラペットもない、最も簡素な造りとなっているとか。

ピラスターとは壁面より突出した形の柱のこと。

パラペットとは、屋根につける防水の張りだしのことだそうです。

「前に来たとき、この辺りに石職人のサインがあるって何かに書いてあって見つけたんだよ。熊次郎だったか、彦次郎だったか。」と探していると、あった、あった。

「石工 大」のサイン。

熊次郎ってなに?私の記憶のこの当てにならなさ!

第7トンネルです。

大きく枝を広げた大木。

幹が何本もに分かれ、下の方からアプトの道まですごい枝振りです。

夏の暑いときなら、涼しいオアシスになるでしょうね。

明治26年に完成した碓氷線の工事費用は当時のお金で200万円。

現在の貨幣価値に換算すると400億から500億円らしいです。

ほぼ1000円札で生活している我々庶民にはそれが高いのか安いのかピンと来ません。

何しろゴーンさんは毎年50億円もらってたらしいですから、ゴーンさんの私財で作れると考えれば安いのかも?

碓氷線は66.7%という旧国鉄でも屈指の急勾配で事故が多かったようです。

第7号トンネルに入ります。

ん?ちゃんと飾りの柱などがありますよ。

もしかして山を崩した第7号トンネルの出口と8号トンネルの入口が簡素ってことなのでしょうか。

やっぱりそうですね。

説明文をよくよく読み返すと、第7号の軽井沢側と第8号の横川側が同じ造りで簡素にできていると書いてありました。

あれ?あれ?これは?

山型めじではないですか?

この時は「へぇ~、山型めじが残ってるね~。今まで気がつかなかったけど、あったんかねぇ」などと話しましたが、今ブログを書きながら、この山型めじはこのトンネルだけだったのだと分かりました。

私たちポヤッとしてるようですが、意外とちゃんと観察してたんだなと思いました。

ここは第7と第8の間なので、ここの山を削って無くしてしまったということですよね。

ずいぶんと背伸びしたまむし草ですね。

そんなに首を伸ばして何を見たいの?!って感じ。

第8トンネルを抜けると橋が現れました。

自撮り写真です。

さて、ターボに練習してもらいまひょ。

う~ん、曲がってるよぅ。

何度かチャレンジし、お、これはなかなかいいねっていうのが撮れました。

ターボの表情にも余裕が感じられるようになりました。

その調子、その調子(*^^*)

滝が流れています。

こちらは第9号トンネル。

あれ?これはずいぶんシンプルですよ。

最後の第10号トンネルが現れました。

碓氷峠にはかつて26のトンネルがあったそうです。

最長は6号トンネルで546m、次は26号で432m、21号は286m、16号は265mと続きます。

「6」のつくトンネルは長いとよく言われたそうです。

熊の平へ向け最後のトンネル(第10号)です。

レンガの間に根をはり、健気に花を咲かせるスミレ。

熊の平は、信号所として給水、給炭を行っていました。

旅客の乗降に伴い、ホームでは駅前の「玉屋」が「力餅」を売っていたそうです。

ん?「力餅?」どこかで聞いたぞ。

そうか、途中にあった(アプト道からは見えないけど)ソースカツ丼のお店の名前じゃないですか!

「信号所」ってなに?とターボが聞くので、登り下りの信号を管理するんじゃないの?と言うと「出発しんごう!」だそうです。

みよんさん、こんなんでいいですか?

大したこと言わないですよ。

今回私は写真を撮りながら後ろから少し離れて歩いていたので、ターボのダジャレにあまり遭遇しませんでした。

みよんさんが待っているので、「今日何かダジャレ言った?」と聞くと「言った、言った!」というので、どんなの?と聞くと、しばらく頭を傾げて考えていましたが、何一つ思い出しませんでした。

「そんなに自分の言ったこと覚えてないよ」と言うので、「自分の発言に責任を持て!」と一喝しておきましたので、次はいくらか覚えているかもしれません。

熊の平に12時ちょうどに到着しました。

昭和25年に起きた土砂崩れにより亡くなった鉄道職員とその家族の御霊を慰めるための慰霊碑です。

ウォーリーが全てのもの(慰霊碑も小稲荷さんも)にお賽銭を入れ手を合わせていました。

ホームの向こう側に渡ってみます。

熊の平駅の歴史が書かれています。

文部省唱歌の「紅葉」はこの辺りの紅葉のことを詠われたものだそうです。

ウォーリーが「熊の平っていうからもっと平で広々としたところなのかと思ってた。ここが終点!?」と驚いていました。

そうなの、ここが終点なの。

これより先はトンネルにフェンスがはられ、行くことはできません。

確かに一般的な「平」から想像する草原などと比べると狭いけど、ずっと急勾配で登ってくる機関車にとっては、この場所は行き違えたり、給水したりする貴重な平らだったのだろうなと、様々な説明文を読んで納得しました。

ちなみに熊の平にはトイレはありません。

以前はあったのだけど、めがね橋の駐車場にできたら、なぜかこちらは無くされてしまったらしいです。

それから自動販売機などもありませんからご注意を。

以前大学時代の友達と歩いた時は、暑くて喉がカラカラになり、熊の平まで行けば自動販売機くらいあるんじゃない?と言いながら息も絶え絶えたどり着きましたが、あるのはこんな廃屋だけで、喉を潤すことができず絶望した記憶があります。

それではそろそろ戻りましょうか。

すると姫が「え!?ここから歩いて帰るの?トロッコに乗るんじゃなかったの?」と聞いてきました。

へ?

いやいや、トロッコはこんなところまで来てないよ。

「峠の湯に乗り場があったでしょ。あそこから乗るんだよ」と言うと、「なんだ、そうなのね」と言っていました。

なるほど、だから姫は往路でやたらと帰りのトロッコ列車の時刻を気にしていたのか。

何度かトロッコ列車の時刻を調べない?と言ってきて、私のカメラの中に入ってるから後で見れるよと言っていたのです。

そりゃここからトロッコに乗って帰れればサイコーだけどね。

それが出来ないから距離が恐ろしいことになるんだよ(涙)

下り始めると、気温が下がってきたのか、袖口から染み込んだ雨で肘から下の腕が濡れて寒くなってきて、お腹が痛い感じになってきました。

ウォーリーもトイレに行きたいと言っているので、二人でちょう早歩きです。

なので、下りでの写真は唯一これだけ。

トンネルを抜けめがね橋が見えてきた時だけ一応撮っておきました。

この頃になると、私はかなりヤバい雰囲気になってきて、後ろからターボと姫がついてきているかなど構っていられないほどになっていました。

雨は益々強くなっている気もします。

「この雨、結局一日降ってたね。いくらか曇りになったりするのかと思ったのに」

「なんか私たちのあたまの上だけに雨雲あるんじゃない?きっと姫のせいだよ。姫が雨雲を連れてくるんだよ。だから巻いちゃうか!」ということで、更に加速し姫を巻く作戦に出ました。

後ろから姫の「みほさん、早くない?」の声が聞こえます。

ウォーリーとにやつきながら一気に下ります。

いや実はまじでお腹が痛いのです。

一刻を争います💦

もしも喫茶店が開いてなかったら、湖の側まで下らないといけません。

どうか開いてますように。

ウォーリーがベイクドチーズケーキ、食べられますように!

スタコラサッサ、スタコラサッサと進んでいくと、、

建物に暖かそうな灯りが灯っている!

お店が空いてるみたい!(写真を撮る余裕なし)

ということで、

外のベランダに荷物を投げ出し、とにかくトイレを我先に目指しました。

時刻は12時35分、熊の平を12時10分に出てきましたから、行きには(めがね橋での見学も含め)1時間半かけて歩いた道のりを25分で下ってきました。

ベランダに荷物を置いて振り返ると巻いたつもりだった二人がすぐ後ろにいてびっくり。

切羽詰まった私たちが歩みが速いのは当たり前ですが、距離を離されないよう二人もちゃんとついてきてたみたいです、雨雲と共に(笑)

はい、落ち着きました~(*^^*)

コーヒーとベイクドチーズケーキを頂きます。

ここでルートマップを今さら頂き、そこにあった妙義山のマップを見て、お店のママさんと妙義山談義をしました。

妙義山辺りのご出身で、小中と遠足は妙義山だったそうです。

コーヒーハウス「mini mini」です。

気さくなママさんがいて、有機栽培コーヒーが美味しかったです。

隣にある、息子さんがやっている森の雑貨屋さん「コロボックリ」に立ち寄ります。

この屋根、斜めになっているんですね。

おとぎの国のお店みたい(*^^*)

ここには木の実で作った動物たちと、フェルトで作った森の妖精が住んでいます。

いや、まさに住んでいるという表現がぴったりなのです。

許可をいただいて店内を撮影しました。

お店のご主人(息子さん)が撮ってくださいました。

このお店には優しそうなご主人が考え出した様々な森の妖精がいます。

ひとつひとつ手作りなので、なかなかに高価なのですが、私たちでも手の届く缶バッチがあったので、みんなのイメージを考えながら、選んでみました。

左下の目がまん丸の可愛いフクロウは、「コノミズク」。

ターボが選びました。

その隣のうす緑色のバッジは、ヘーゼルナッツの「ナッツマン」です。

栗の形ににていたので、今度一緒に山に行く予定になっている「クリさん」へのお土産にしました。

その隣(右下)は、ゴミの中の妖精「ヘラクレスクロポン」です。

皆が「これ絶対みほさんだよ!」と勧めてくるので、「えええ、ゴミの妖精~?」と思いましたが、

フェルトで作った「クロポン」を見て、なるほど可愛いかもと思い、私のバッジとなりました。

頭にアンテナ立てて、いいこと探しをしている感じが気に入りました。

「クロポン」の上にある青いバッジは、「クビレコロボックリ」。

まだお会いしたことはありませんが、イメージで、今度一緒に山に登る約束の「あきっこさん」へのお土産です。

その隣の赤いのは、姫の「アベマキマン」です。

姫が「私はこれ!」と結構即決していたので、ご主人(作者)に「これってワガママのイメージですよね!?」と聞くと「まぁ、そんな感じですね。気が強い感じ」と言ってくれて、「じゃ決まり!」となりました。

その左隣のベージュのは、いつの日か山で偶然会えたらお渡ししたいので、「たけさん」へのお土産です。

「カシワコロボックリ」だそうです。

その隣(左上)の白いのは、姫が今日急遽参加できなくなったハガレーナのために選んだ「ミノブタ」です。

ハガレーナに画像を送ると、「わ~い、虫だ~🎵(大の虫好き)」と言ってくれましたが、すかさずウォーリーが「あれって虫じゃなく、ブタだよ」と一撃を食らわしてました(笑)

ちなみにそんなウォーリーは、もう少しお高いネックレスを購入したので、バッジ仲間には入りませんでした。

ずいぶんゆっくりしました。

ワンちゃんにバイバイしてそろそろ戻りましょうかね。

雨に濡れてモップのようになったワンちゃんです。

またね!

カフェを14時10分、出発です。

私たちはまだお昼を食べていません。

歩きながら、トロッコ列車の時間を調べて、その時間によって「峠の湯」か「力餅」で食事にしようかと言いながら、トロッコ列車の時刻表を見ようと思い、「あっ、カメラの電池切れちゃったんだった」(^^;

チーン😢

結局歩いて戻ってみるしかありません。

峠の湯のトロッコ乗り場に帰りついたのは14時28分でした。

見るとトロッコが停まっていて、時刻表によると14時40分発車のようです。

トイレだけ行って食事は後にし、これに乗って帰ることにしました。

料金は鉄道文化むら入場券も含めて900円です。

丸山変電所通過。

15時、鉄道文化むらに到着です。

少し迷いましたが、料金900円の中に文化むらの見学も含まれているようなので、一応ぐるっと回ってきました。

ウォーリーは廻り合いを求めているので、「めぐり愛の鐘」を鳴らしておきました。

私と同じ年の客車です。

これは引退していますが、私はまだ後少し頑張らねば!

子供のように色々動かして遊びました。

はしごがあると登りたくなるターボ。

アプト式の線路。

今日歩いたコースの標高差はこれで一目瞭然ですね。

標高386Mから熊の平688Mまで、標高差302Mの道のりでした。

朝のバス停まで戻ってきました。

朝と同じように雨は降り続いています。

ここでカッパを脱ぎ、おぎのやドライブインに移動して、ようやくお昼にありつけました。

温かいラーメンやお蕎麦を頂き、体がポカポカになりました。

距離は16キロを越えていますが、トロッコに2.6キロ乗ったので、歩いたのは13.5キロ位です。

今回のブログはだいぶ長くなってしまい、申し訳ありません。

最後にこの写真だけ載せさせてください。

笑って許してもらえるものと思います。

(爆笑)


雨の火曜日、主人公のウォーリーは最後にサイコーのインパクトを残し、「楽しかった~🎵」と言ってくれました。

よかった、よかった(^-^)


この春からターボと私の勤める会社では3ヶ月に一度取ることを推奨している「健康増進休暇」なる制度が新たに始まりました。

取得しなければ3ヶ月で権利は失われ、また次の3ヶ月で一日付与される仕組みです。

今までターボと二人で同時に平日休みをもらうのには強い抵抗がありましたが、これからは堂々と「山に行ってきます!」という理由で一緒に休めるではありませんか!

だって「健康増進休暇」なのですからね(*^^*)

ということで、これからは3ヶ月に一回はウォーリーを連れて、火曜日に山に行きます!

今後はこの面白いキャラクターが度々登場することになりますので、よろしくお願いします🙇⤵️


長い長いブログに最後までお付き合い頂き、ありがとうございました☺️


自宅0645〰️(コンビニ経由)〰️本庄児玉IC0730〰️松井田妙義IC0809〰️横川駅鉄道文化むら0816

車での所要時間 1時間31分


鉄道文化むら0853~(31分)~丸山変電所0924(5分)~(21分)~峠の湯0950(10分トイレ休憩)~(30分)~中尾小屋1030(11分おやつ休憩)~(19分)~めがね橋1100(19分見学)~(41分)~熊の平1200(10分見学)~(25分)~カフェ1235(1時間35分お茶と買い物)~(18分)~湯の平トロッコ乗り場1428

ハイキングの全行程 5時間35分

(うち歩行時間 3時間5分)