【大人の遠足】ときがわ町「慈光寺」、お花見散歩。2023年4月2日(日)
慈光寺参道から、こんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今年の春は週末毎に曇りか雨のあいにくのお天気が続きましたよね。
こんな時は山に行ってもなぁ、、と思います。
次の週末どうしようかと考えていると、、
会社の同僚がこんなチラシを届けてくれました。
ときがわ町にある「慈光寺の里ざくらコレクション地図」。
見頃は3月25日から4月30日だそう。
おや、ドンピシャじゃあないですか。
※※※「慈光寺入口」から山上の千三百年つづく、慈光寺までの参道に八重桜の並木が続く。
山上の隣の関東最古の禅刹霊山院の参道に植えた各種さくらと共に里ざくらコレクションとして、五十五種の桜が四㎞の山道の両側に咲く。※※※
どんより曇り空のこんな日は、ターボと一緒にお花見散歩に出かけましょう。
(上)バス停「慈光寺入口」の側にあるハイカー向け駐車場に車を停めました。
ここから堂平山・笠山への縦走ルートがあるようです。
(下)歩き始めて間も無く「女人堂」がありました。
早速「染井吉野」がお出迎え。
基本的には車道を歩き、所々車道をショートカットする山道を歩きます。
(上)途中にあった(朽ち落ちそうな)見晴らし台から見た景色です。
(下)里道に咲く花を写真に納めながらのんびり歩きました。
古い石段を登っていき、再び車道に出ると、、
あら?こんなところにも駐車場がありました。
お寺までの中間地点ぐらいかな?
その駐車場からの眺めです。
春の色合いは心がホッコリ&ルンルンになりますよね。
秋の美しさは圧倒的でもちろん素晴らしいのですが、春の山はなぜか懐かしさが溢れてきて、子供の頃の記憶が呼び覚まされるんです。
私はやっぱり春が好きなんですよね。
花粉症さえなければ(涙)
この桜の名前は「旗桜」
55種の桜には、それぞれ木板に達筆で名前が彫られ、木板の裏には書家と彫師の名前が書かれていました。
桜と共に楽しめる、こだわりの演出です。
お、これは、大きな楓。
秋にもきっと素晴らしい参道になるんでしょうね。
こちらは「青石板碑群」です。
鎌倉時代からここにあるのだそうですよ。
ここに1000年立ってるってこと!?
もみじの道を進むと右手に現れたのは、「慈光寺開山塔」。
この建物(覆堂)の中にあるんですよ。
格子の隙間から、少しだけ、少しだけ、見えますよ。
国指定重要文化財、室町時代末期に建てられたものだとか。
国内唯一の室町時代の木造宝塔なんですってよ!
何てこったい!
そりゃなんとしても見てみたい🎵
格子から何とか見れないかと覗き込み、床下に隙間があることに気づいて床下から覗いてみる私。
土台の部分は見えるんだけど、見事な屋根の曲線がどうしても見えない(涙)
残念💦💦
振り返るとときがわ町の山並みが見えました。
AR 山ナビで調べてみましたが、私たちは知らない名前ばかり。
ときがわの里山ですね。
更に進むと、またまた国指定重要文化財がありました。
鎌倉時代の「銅鐘」。
年代の分かる梵鐘としては、埼玉県内最古だそう。
こちらは、「空海書 破体心経」。
固い刷毛状の筆を用いていて、天才・空海ならではの破体表現により、密教の神秘性と曼荼羅的世界をいかんなく表している、、のだそうです。
ほほぅ、、なんのこっちゃらですが、、いや、とにかくすごいんだろう。
この他にも参道には、多くの書家の作品を彫った石板などが並んでいました。
ここは書道の誉高きお寺なのかしらん??
なんも知らなくてごめんなさい💦
桜を見に来ただけなので💦💦
慈光寺に立ち寄ります。
境内には、樹齢1200年のタラヨウの古木がありました。
ここにあるもの全てが1000年超え!!
山上を横に移動します。
花の季節になり、色が溢れていました。
板東九番観音堂です。
これまたすごい。
なにがって言われるとわからないけど、、なんだろ?威厳みたいなものを感じます。
何がすごいと思わせるのかは、こちらの説明をご覧ください😆
中には秘仏である「木造千手観音立像」が安置されているそうです。
長い階段を下って車道へ。
ここにも駐車場があるんですね。
この四キロを歩いて回る人は極わずかで、多くの方は車で移動しながら、お参りと桜見物しているようでした。
車道を更に進むと、最後に現れたのが、「霊山院」。
桜や桃の花が咲き乱れていて、とても美しかったです。
ピンク色が可愛い選手権!
晴れていれば何倍もキレイだったのでしょうが、、晴れていたら、ここには来なかっただろうから、仕方ない(笑)
さあ、では下っていきます。
道端には、水仙や山吹。
今年は山に見に行かなかった「ミツマタ」もありました。
今回は桜を見にきたのに、桜の写真が少ない(笑)
もう散ってしまっていたり、まだ蕾だったり、背が高過ぎて写真に撮りにくかったり、逆光でうまく撮れなかったり、、色んな理由で桜はちょっぴり残念でした。
里ざくらコレクションの期間が長いということは、咲く時期が様々で、全てが咲き誇っている場面を見ることは叶わないのだろうと思います。
この慈光寺ルートは歴史的な価値が高そう。
私は書道も禅宗も知識がないので、その素晴らしさは指先ちょびっとしかわかりませんでしたが、そんな私でも、「なんかすごい」ことだけは伝わってきました😅
もみじや楓が赤く染まる秋に訪れても楽しいんじゃないかな?
そんな風に感じた慈光寺散歩でした。
🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙
ランチは車で移動して、ネット検索して見つけた「山カフェ」へ。
気さくなご夫婦の温かいおもてなしを受けました。
まだまだ知らないところが沢山!
いつか慈光寺から堂平山へ抜けるハイキングもしてみたいです。
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