50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【復活前夜】亀しろコンビと歩く「瞑想の谷」2022年9月4日(日)


日光白根山・瞑想の谷から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今回は亀しろコンビとのコラボ企画第5弾!!

おっと、いつの間にかそんなになるのね。

振り返ってみると、、

今年2月に稲含山、4月に小鹿野アルプス、6月に奥日光の切込湖刈込湖、8月に前白根山、そして今回は、前白根山に登った時に話題になった、ウサ亀さんが一番好きな場所だという「日光白根山の『瞑想の谷』」に行きます。

ここは日光白根山の定番ルートから外れていて、しかもピークではないので地図に表示がなく、私達にはよくわかりません。


するとウサ亀さんが『この辺りです』と写真にマークをつけて送ってくれました。

アハハ、、これ、、半径100mくらいはありそうよ😁

私達、ウサ亀さんが指定した場所でちゃんと待っていられるのだろうか??🤣🤣🤣

今回は亀しろコンビとお気楽の歩くスピードが違い過ぎるので、途中で二手に分かれる予定なのです。

亀しろコンビは避難小屋から尾根に登り「白根隠山」と「白檜岳」を縦走してくるコース。

お気楽は避難小屋からそのまままっすぐ進んで直接「瞑想の谷」を目指すコース。

なので、多分(普通に行ったら)お気楽の方が先に「瞑想の谷」に到着して、お二人を待つ形になると思うわけなのですよ。

ただ待ってるんじゃつまんないので、お気楽かくれんぼして、二人に探してもらうことにしました。

「三人バラバラに隠れてるから探し出してね~」と言うと、ウサ亀さんは「見つけられなかったことにして帰るのもアリだな」と言ってきた😱😱😱

キャー、そんなのアリ!?

待ってる間に寝ちゃって、瞑想の谷で一人夜空を見上げるのなんて嫌だよーーっ!💦💦

さてさて、どうなることやら。

お気楽のお気に入り、亀しろコンビとのコラボ企画、始まりま~す!


《登山難易度  6》


今回は群馬県側の登山口、「菅沼」からスタートです。


亀しろコンビとのコラボ登山、レッツスターティン😁


出発は6時7分。

歩き始めて最初に目についたのは、とうしろさんの新しいリュックでした(笑)

ハガレーナが「あれ?とうしろさん、リュック変えた??」と気づきます。

こういう時気がつくのは大体ハガレーナ。

ターボと私はそういうのにめっちゃ疎い😅

誰がどんなリュックだったとか、ほぼ覚えられない🤣🤣🤣

「ピンク、可愛いじゃーーん」とハガレーナ。

「最近、中古のリュックを買い漁っているんですよ。写真で見たら紫だったのに、届いたらピンクだったんですよ~😅」とのこと。

「そういうのあるある!」としばらくピンク談義に花が咲いていたけど、、

私はピンクだったことより、「買い漁っている」方が気になった(笑)

リュックってそんなに買い漁るもの??🤣🤣🤣


ピンク談義をしている間に、最初のポイントに到着です。

数年前、ターボとここから白根山に登った時は、地図もヤマップも持たずの状態でスタートだったので、ここからどんな道が待ち受けているのか、一体どれだけかかるのか未知数で不安だったのを思いだしました。


⏫その時の記事はこちら。

今思い出しても、随分無謀だったなと思う💦💦💦


季節が違ってもやっぱり美しい林。

この辺りで先頭を歩いていたウサ亀さんが「あっ!!手袋忘れた!」と駐車場に駆け戻りました。

私達は歩くの遅いので先に進んでおくことに。


早速お気楽かくれんぼの予行演習。

ターボと二人で岩影に隠れて、ハガレーナととうしろさんは少し進んで行くと、後ろから凄い勢いでウサ亀さんが追い付いてきました。

「あれ?二人はどうしたの??」となるやと期待していたら、何も言わずにハガレーナ達と合流し、三人で進み始めた😱😱😱

完全スルーかーーーいっ!!

「おーーい!何で心配しないんだよぅ~😭」とノコノコ岩影から現れるターボと私。

どうやら先に進んでいるのかと思っていたらしいけど、「瞑想の谷」でも同じ事が起きそうな予感がするぜ🤣🤣🤣


先頭ウサ亀さん、ターボ、私、ハガレーナ、最後尾にとうしろさんのいつもの順番でガシガシ登る!

いや、うそつきました。

エッチラオッチラ登るでした😆


道が掘れて根っこがむき出しの場所。

この辺りはいつも少し獣の糞尿の匂いがします💦💦


ハガレーナが振り返って、とうしろさんを隠し撮り。

なかなか、顔をとらえることができない🤣

とうしろ家の家訓は絶対ですからね😆


朝日が差し込む幻想的なシラビソの森を登ります。

登りながら、とうしろさんが「今日のミッションはキノコを三種類食べることなんですよ」と小さな声で呟きました。

キノコを食べる??

そこからは、キノコがある度に「とうしろさん、あったよ!」「いや、これは違うんですよ」「じゃあこれは?美味しそうだよ!」「いや、これでもないんですよね」という会話が繰り返されました🤣🤣🤣


崩落地からは先日登った金精山を裏側(どっちが表とかないけど)から見ることができました。

そして、足元にキノコ発見!!

そして、なぜか小さな鳥居が立て掛けてあります。

なんでこんな所に鳥居?

誰もこんな所まで来て不法投棄なんてしないと思うけど、、。

あ、キノコを守っているのか?

このキノコを取ったらバチが当たるってこと?と話していると、ターボが「いや、キノコをお取りぃ(鳥居)ってことじゃない?」とすかしたオヤジギャグをとばしておりました。


とうしろさんに却下されたキノコたち。

真ん中のなんて美しすぎて、気高い雰囲気すらありましたよ。

左下のなんて、バター炒めしたら美味しそうなのにねぇ。


時々ぬかるみありです。

すると倒木をぬかるみの中央に投げ入れ、踏みかためてくれるウサ亀さん。

「あら、レディの足が汚れないようにしてくれてるのね🥰」というと、「いや、とうしろさんが通れればいいんです」と言っておった。

二人はそういう関係らしい😒


岩ごろの直登!

登った先に朝日が差し込んでる!


神々しいウサ亀さん。

夏にはいていたショートパンツ姿はレアキャラだったらしく、再びブカブカパンツに戻っておりました。

この方がシルエットだけでウサ亀さんだってわかる(笑)


森がキレイだね~🎵


菅沼登山口から2㎞歩いてきて、弥陀ケ池まで0.9㎞。


長い登りも間も無く終わるね。

ターボと私は今回もヤマップが起動しなくて、電波を探しているところです😅

この辺りから、亀しろコンビには先に行ってもらいました。

どのくらい歩くスピードが違うのか、試してみようということに。


いつもと同じペースで一歩一歩。


弥陀ケ池に到着しました。

風がなく、湖面が水鏡になっています。

正面には日光白根山が見えてきました。


(上)10分ほど前に到着していた亀しろコンビが撮ってくれた湖畔を歩く私達の写真と、(下)湖畔で昼寝の亀しろコンビ。


白根山に雲がかかってないね!

やった、やった、今日も良く見えています✨


静かな弥陀ケ池。


亀しろコンビに何分待った?と聞くと「そこまで待ってないよ」とのこと。

多分10分くらいの違いなのかな??

とうしろさんからの差し入れは今回もやっぱり羊羹でした🥰


ほんとはここから避難小屋まで一緒に行く予定でしたが、二人は既に十分休憩していたし、先の行程が長いので先に進んでもらうことにしました。

また後でね~⤴️

これが永久の別れとならないよう祈っているよ~😆

あ、亀しろコンビの遭難より、お気楽の道迷いの方が心配か、、🤣🤣🤣


二人が去った後、お気楽三人で記念撮影~⤴️

背景、日光白根山と、、


弥陀ケ池!!

池にはサンショウウオの赤ちゃんがいっぱいいて、小さな手をヒラヒラ動かして泳いでいるのがめっちゃ可愛かったです。


では私達も先に進みましょう。


五色沼までは結構な下りなのよね😆

ロープの使い方が、ぎこちない💦💦


五色沼が近くなりました。

地面には白い珊瑚のような植物が沢山ありました。

赤い実とのコラボが可愛い(*≧з≦)


そして、エメラルドグリーンの五色沼。


振り返ればナイスバディな日光白根山。


楽しいね~、最高だね~🎵


五色沼を泳いじゃおう🎵のポーズ🤣

ターボは横泳ぎ、私は平泳ぎ、ハガレーナはクロールね😁


美しい沼を眺めていると、ハガレーナが「あ、みほさん、ちょっとこっち向いて!手をあげて!そうそう、あとは私が合わせるから!」と言いながら撮ってくれた一枚。

お日さまをキャッチ!!


秋の気配がそこかしこに。

紅葉の時期もきっと素晴らしいはず!


避難小屋に向けて登りになります。


ここはヤマップで⚠️マークのある場所。

道迷いするっていう意味ですね。

確かに左に行ってしまいそうですが、正解は右です。


最後は段差の大きな岩場を越えて、、


避難小屋に到着です。

以前この小屋の中で動けなくなっていたハイカーを保護したという話がありました。

今日もそんな人がいないかどうか、声を掛けてみます。

「誰かいませんか~?」

中には大きなリュックと大量の水が置いてありました。

誰かここにデポして山頂を踏み、また戻ってくる人がいるみたいです。


では先に進みます。


ここからはお気楽未知のルート。

右に行けば日光白根山ですが、真っ直ぐ進みます。


白い苔?地衣類?がびっしり!


雪が積もっているようです。


そして、見えてきました!

「瞑想の谷!」

おおぉ、これがそうなのか!

ウサ亀さんが「見ればわかる」と言っていた通り、まさに「瞑想の谷」!

するとどこかから笛の音が聞こえてきました。


あっ!

岩の上に二人が立って手を振っています!

「おおーーーい!」


彼らは前に見える稜線を左から右に歩き、谷の奥から下ってくるものと思われます。

私達は真っ直ぐあの一番奥まで行ってみましょう。


黄色い花(名前がわからん😭💦💦)の花畑。

そして、谷の底に降りると、、


まだコマクサが咲いてました!

そこらじゅうにあって、踏まないように歩くのが大変なほとでした。

ここは最盛期には素晴らしいんじゃないかな?


その頃、亀しろコンビはこんな所を歩いていたみたい。

反対側には雲がわいていて、展望は得られなかったんですって、、残念💦💦


すり鉢状になった、「瞑想の谷」。

どこで待っていようか、、やっぱり一番奥まで行った方がいいよね?


振り返って歩いてきた谷を見たところです。

冬には雪で埋もれて、雪渓がかなり後まで残るんでしょうね。

そんな地形です。


あ、きっとあの鞍部辺りから下ってくるんだね。

じゃあ、あの下の岩に隠れれば、下山道から見えないはすだよ!


よしよし、ベストポイント見つけちゃった!

なるべく岩と一体化するように、帽子を後ろ前にかぶって顔を隠す作戦に打って出ました!

ターボと二人、息を潜めて岩影に佇みます。

途中お腹が空いたので、ウィダーインゼリーをチューチューしたら、音がうるさい!とターボに叱られた🤣🤣🤣


近くの岩の上に立ち、下ってくる二人を見守るハガレーナの目線(上)と、谷を見下ろすウサ亀さんの目線(下)。


「 え?そんな所から降りてくるの~?気をつけてーーーっ!」と叫んでいるハガレーナ。

私達は忍法隠れ蓑の術中なので、彼らがどこから降りようとしているのかは、全くわかりません😅

ハガレーナの心配する声だけが谷にコダマしていました。

私達は息を潜めています。


後からわかったことですが、正規ルートではなく、手前を曲がってしまったらしく、ガレガレの急斜面を無理やり下ってきたみたいです。


(左上)ウサ亀さんから丸見えのターボと私。

まさか横から降りてくるとは思ってませんからね。

(左下)岩の上からバレてないと信じて隠れ蓑術中の二人を激写されてた!

(右)シャッターの音に反応して、「えっ?どこ?どこ?」となっているターボの顔が笑える🤣🤣🤣

ハガレーナは笑いをこらえるのに必死だったらしいです😅


とうしろさんも下ってきて、みんなで記念撮影。

岩の上で瞑想ポーズ🤣

ランチをして、そろそろ下山開始しましょうか。


歩き出した途端、雲がどんどん降りてきたーーーっ!

谷が雲に覆われていきます。

まるで生きてるみたいな雲の動きにちょっとびびった😆

飲み込まれたら、何かにさらわれそう💦💦


谷に漂う雲を見つめるとうしろさん。

名残惜しいけど、そろそろ行くよ。


避難小屋を過ぎ、森を下って、、


再びの五色沼。

ベッドのような大きな岩の上で、ウサ亀さんの腕枕ポーズ、、「俺のここ、空いてますよ」、、やってもらった(笑)


前回は(認識してなかったので)めっちゃ嫌だった弥陀ケ池までの登り。


ロープでターザン!!


登りきると、左手には日光白根山がまだ見えてた!


弥陀ケ池では、ウサカフェオープン!!

ウサ亀さんのアイスコーヒーととうしろさんはからはチョコパイをいただきました。

ディスタンス乾杯!!

出発の準備(ウサカフェの片付け)をしながら、ウサ亀さんの言うことにゃ、、

お気楽は登りがそんなにペースが遅いわけではなく、脱線が多いからペースが遅く出るのだとのこと。

1~2分休憩(写真を撮ったり水を飲んだり)では休憩にカウントされず、歩いていることになるので、ペースが遅めに出てしまうのだそうです。

え?そうなの?

お気楽はそんなに歩くのが遅いわけではない?

やったーーっ!誉められた!

「そうよ、そうよ、お気楽もやればできるんよ」「そうそう、やればできる子なんだ🥰」「わーい、わーい、誉めらた!💡」と浮かれていると「いや、別に誉めてはいないです」とバッサリ。

あ、誉められた訳じゃないのね、、🤣🤣🤣


ではでは、気を取り直して行きましょう。

しばしサンショウウオを観察して、弥陀ケ池ともお別れ。


菅沼への下りになります。

大きな岩の下りではウサ亀さんがターボと私のストックを持ってくれます。

今回は下りでハガレーナもストックを使っていたのに、ウサ亀さんが持ってくれるのはターボと私のだけたので、ハガレーナが「なんで私のも持つって言ってくれないのかなぁ~😤」とヘソを曲げておりました(笑)

するとウサ亀さんが「すみさんは大丈夫でしょうよ」と言うと、ハガレーナが「あ、モタモタすればいいわけね」と。

その発言にはターボと私が猛反発。

なんじゃそりゃ?

確かにそうだけど、仲間内から言われるとなんか傷つくわ~😆

面白くない!

ハガレーナが「失礼、失礼、失言でした」と謝っておりました(笑)


そうそう、この後面白いことがあったんだった!

木の根っこの間を横向きに通る場面で、ターボの足が右左交互になって、「あれ?あれ?足が、足が、、反対になっちゃった」と言いながら歩く姿がまるでマイケルジャクソンみたいだったことから、その後はターボはマイケルターボと呼ばれ、転びそうになったら「フォーーーっ!」と言わなければいけないルールになりました😆


この階段、「どうする?どうする?」「フォーーッ!」


金精山にもガスがかかってきましたね。

この木の根っこは「サツマイモみたい!!」とハガレーナが嬉しそうに写真におさめておりました。

この頃から、ウサ亀さんのリミット「15時」に間に合わないかもしれないとなって、「ウサ亀さん、先を急いでいいよ!」と言ったのに、まるでウサ亀さんに行って欲しくないかのように、ターボや私が度々転びそうになり、「フォーーッ!」を連発するので、その度にウサ亀さんは後ろを振り返り心配しなくちゃいけなくて、結局先に行ってもらうことができませんでした。

世話のかかるお気楽でごめんね🙇💦💦


お、平らな道!!

ここなら私らも速く歩けるよ!!

さっきまで散々「フォーーッ」言ってウサ亀さんに迷惑かけてたくせに、平らな道になった途端に「15時に間に合わせるんだ!お気楽でもできる!」と張り切って歩くババァ二人🤣🤣

イェーーーイ!

下山完了~⤴️

15時に間に合った!!


後から三人もゴールして、ウサ亀さんの差し入れで、かんぱーーい!


今日もお気楽にお付き合いいただき、ありがとうございました!

ウサ亀さんによると、やはりお気楽は下りが遅いみたいです。

転ばないように慎重に歩いているのと、体幹がないので、モタモタして遅くなるんですよね(ハガレーナは違いますが)。

私は左膝の曲がりがもっとスムーズになるようにもしなくちゃです💦💦


こんなお気楽ですが、またよろしくお願いしますね~😆


おっと、伏線回収、一つ忘れてた!

とうしろさんはキノコ三種類食べるミッション、クリアしたそうですよ(本人談)

何を食べたんだか、ちょっと手が痺れていたそうです🤣🤣🤣

とうしろさん、オモロイわぁ。

この人とお酒飲んだら絶対楽しいだろうと思って、忘年会を提案したけど、男衆二人はどうやらお酒は飲まないらしいです🤣🤣🤣

やんわりと(いや、はっきりとか、、)お断りでした(笑)

避難小屋まで一緒に歩いていたら、15時までに下山は難しかったと思います。

今後も亀しろコンビとのコラボでは、途中コースを二手に分ける作戦が良さそう😁

次は10月。

(定例開催になりつつある😁)

今度はどこに行こうかしら??


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

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