50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【復活前夜】今までノーマークだった戸神山で、大展望アスレチックを楽しむ。2022年4月21日(木)


戸神山山頂から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


群馬県沼田市の戸神山、皆さん、ご存知ですか?

お気楽は全く知りませんでした。

ヤマップでも記事を見かけたことはなく、完全ノーマークだったのですが、先日アキロックさんが訪れて、めちゃくちゃ楽しそうな記事がアップされたので、即!行きたくなりました(笑)

私たちにとっての鐘撞堂山みたく、地元民に愛される里山(低山)なのに、360度大展望と、ワクワク岩場アスレチックもあって、とても楽しい山みたいなんです。

ターボと私は週末出勤の代休をいただき、平日に、お気楽イツメン三人で行って来ました!


《登山難易度  0.5》


🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶


7時50分頃自宅を出発し、コンビニに二回立ち寄り(二回目はトイレ借用)現地に到着したのは、9時10分頃でした。

高速の沼田インターから数分の好立地です。

インター降りてから、登山口までの間にあるセブンイレブンでトイレをお借りするのをオススメします。

登山口には工事現場にあるみたいな小さなトイレしかありません。


おぅ!なるほど!この山が戸神山なのね!

子持山に行く時とか、野反湖に向かう道から見えて、「あの三角形の山はなんなんだろうね?」と何度も言った気がする🤣🤣🤣


登山口にある駐車場に着きました。

平日なので誰もいないだろうと思っていたのに、なんとまぁ、この車の数!

全て群馬ナンバーでしたから、地元の皆さんが朝の散歩で登っておられるのだろうと思いました。


駐車場脇に六地蔵、、ん?七体??


散った桜で赤く染まった道を行き登山口に向かいます。


こちらが登山口。

左にあるのがトイレです。

できれば使いたくない😅


戸神山の説明板です。


ふむふむ、なるほど金を採掘した鉱山跡があるのね。

下山で歩いてみようと思います。


奥行きの狭い石段を登ります。


お社がありました。


これは珍しい。

狛犬が虎と牛、、ですよね?


あれ?

神社じゃないのかな?

登山口にあったのは鳥居ではなく、山門だったのかな?

よくわからなくて、盛大に手を叩いてしまいました💦💦


お社の左手から入山します。

正面に目指す戸神山です。


林道に出て少し行くと、見えてきましたよ!

戸神山の記事で見た面白い動物たち。


狛犬と同じように、左手に虎、そして、「阿」のアマビエ。

右手に牛、そして「吽」のアマビエです。


あら、ひまのそっくりさんがいました!


こちらはまん丸おめめのフクロウ。


そして、見ざる言わざる聞かざるではなく、「よく見る」「よく聞く」「よく話す」だそうです。


鶏の陰にひよこさんも。


こちらは倒木を利用したお母さんとウリボウ。


「←戸神山   林道を行く」の標識に従って、林道を進みます。


ここは少しショートカット。


再び林道に出て、ベンチがあったので(座らないけど)小休止しました。

一枚脱皮して、水分補給。


骨折中のウォーリーから、毎日のハッピーの散歩のお礼にいただいた、二人お揃いのTシャツを着てきました。


動物の彫刻はまだありました。

羊。


馬。

ここまで見て、「もしかして干支が揃っているのかも?」と気がつくお気楽隊。

遅すぎだろ?(笑)


あらあら、こんな木の根っこの洞にいたのは、、


もぐら!

動物を探しながら歩くのが楽しいです。


これも倒木アートですね。

追いかけっこするリス。


こちらは朽ちそうな木を彫っています。


ターボ、奇跡の一枚!

新芽にピントがあった!(笑)


祠がありました。

この奧に行くと「西尾根コース」があるようです。


私たちはこちらへ。

この辺りは鉱山跡だと書いてあります。


後からこの写真を見て思ったのですが、、

あの赤丸の場所にある手すりのようなものは、、


この写真の下の赤丸で示した手すりですよね?

そうすると、その奧に穴のようなものが見えるんですよ!

これ、鉱山跡の採掘坑だったんでしょうか?

この時は全く気がつかないで、スルーしてしまいました😅


こっちに気持ちを持っていかれて、、。

そう、急坂の始まりです。

戸神山は山頂に向けてぐぐぐっと立ち上がったような美しい円垂型をしているのですから、当然急勾配です。

大きくジグを切らない限り直登ですな🤣🤣🤣


少々ストックがじゃまくさくなってきました。


ヤマップで見ていた青い標柱。

スカイツリーと同じ標高634mなんだそうです。

なので、ハガレーナのスカイツリーポーズ🗼


そこからの展望です。


子持山が目の前にドーーーン。


眺めを楽しむ二人。

おっと、またまたターボが巨人になった💦💦💦


なので、二人の場所を交換しました。

よし、これで同じ身長になった(笑)


まだまだ続くよ、急登は。

しばらく岩場アスレチックが続きます。


振り返れば、大展望。

これは楽しい道だ。


こんな眺めですから。


ついにストックをしまって、四足歩行に転向しました。


岩場大好きハガレーナ。

待って、待って、写真を撮るからゆっくり登ってきて~⤴️と言ったけど、、

ススイノスイで、、


あっという間に目の前にいた(笑)


山頂まであと10分。

ここに「西尾根コース」への分岐がありました。


ハガレーナのわんぱくポーズ(アキロック隊のパクりです🤣)


この大きな岩を巻いて登ると、、


戸神山山頂到着~⤴️

時刻は10時26分。

写真を撮りながらゆっくり登っても、駐車場から約1時間10分で着きました。


おおぉ、上州武尊山がすぐ近くに見えます。

カッコいいねぇ。


こちらは三峰山。


AR山ナビで山の名前を確認すると、三峰山のはしっこ奧に一ノ倉岳が見えているようでした。

谷川岳はギリギリ見えないんだね。


こちらは日光方面。


霞んでいますが、ぐるり360度大パノラマです。

裾野は長し赤城山。


子持山。


今日のメンバーで記念撮影しました。


そして、それぞれが持ちよったおやつで小休止。


そして、下山ルートを確認中です。

薄曇りだったのですが、なんだかとても眩しくてサングラスをしている私。

多分加齢により、瞳孔の動きが悪いんだと思うんですよね😅

それにしても、なぜ私がサングラスをかけると親方感が出るんだろう??

クリさんや姫ならセレブ感なのに(涙)


それでは、下山開始です。

山頂から西に降りる急坂というより崖を下ります。


ひぇえ~、まじか!

辺りの太そうな枝を頼りに、滑り落ちないように小俣でゆっくり、ゆっくり。


最後のハガレーナは下りもあっという間です。

立ち姿が絵になるんだわ、これが。


私はというと、前を向いたり後ろを向いたり、ターボと二人でくるくる回転(笑)


お助けロープがホントに助かりました。


戸神山から尾根伝いに行ける高王山が右手に見えます。

あちらは、ヒルが出るらしい😱

今日はいなかったと地元のおじさん達が言ってましたが、、ヒル、、まだ会ったことないんですよね。

ぬかるみがあったら気をつけてと言われました。


こちらの道はカサッカサに乾いていますから、大丈夫そうです。

このロープがとっても持ちやすくて、滑りにくくて、最高でした。

何のロープなんだろ?

ナイロン製で、柔道着の腰ひもみたいに平たいんです。


あらら、ここにはピンクテープが山ほど!

道迷いポイントなんでしょうか?


崖下りはしばらく続きました。

緊張するぅ。


なるほど、ここは西尾根コースなんですね。

ヤマップには載ってないコースなんですが、ちゃんと標識やピンテで整備された道でした。


道はなだらかになり、分岐に着きました。

ここで会った男性はあの祠の裏手からこの尾根に登ってきたそうです。

私たちは鉱山の採掘坑を見たいと思っているので、ちょっと不安でしたが、このまままっすぐ進むことにしました。


尾根を進みます。


三峰山にはパラグライダー基地があるようでした。


ストックがないと、ペンギン歩きになるターボと私。

この後ストックを出しました💦


尾根から鋭角に左に折れると、ありました、ありました!

斜面にぽっかり空いた穴発見!


採掘坑です。


側まで行って中を覗いてみましたが、あそこまでで行き止まりなのか、それとも奧に続いているのか、判別できませんでした。

なんとなく中は湿っていて、ヒルが怖いので入るのはやめておきました。

地面が平らならなんとなくいけそうな気がしますが、下っていると怖いですよね😅


では普通に下山します。

とても歩きやすい道ですよ。

これで、なぜヤマップに載ってないのだろう??


おぅ!

ここは猪の生息域みたいです。

猪が掘り返した道を進みます。


今日初めての「色」!


池がありました。

鉱山時代に使われていたのでしょうか?


こちらは石垣。

何かの施設があったのか?

それとも、鉱石を運び出す道の名残り?


それにしても、あの奧のネジネジ、、すごい張力がかかってますね。


歩きやすい道でしたが、途中荒れ荒れの雰囲気に。

また辺りに冷蔵庫やタイヤが不法投棄されていて、ちょっと嫌な気分になりました(涙)

なんでこんなところまで運んできて捨てるんでしょうね?

全く理解できない。


林道に出ました。


お、往路で通らなかったエリアにまた彫刻発見!


ウサギと竜です。

お、十二支がほぼ揃いましたよ。

あとは、ネズミとヘビか!


フデリンドウが咲いていました。


往路で気がつかなかった小さな彫刻をターボが発見!


あー、ネズミだ~⤴️

あとはヘビだけ!

ヘビだけ見つけられませんでした。

わずかに歩いてない林道エリアがあるので、そこにいたのかもしれません。


駐車場に帰ってきました。

写真は駐車場の上手にあるゲートボール場です。

下山して車の側で帰り支度をしていると、車でやってきたご婦人に「ヒルは出ましたか?」と聞かれました。

「今日は出てないみたいです」と答えたのですが、、う~ん、やはりヒルで有名な山なんですね😅😅😅



戸神山は、大展望と岩場アスレチックの楽しさがギュッと詰まったような山でした。

山頂でゆっくりしなければ、2時間ほどで歩いて来れる山だと思います。

今度は秋か初冬、、視界がクリアな季節に再訪したいです。

ヒルにだけは会いたくない!!


帰りに川場の道の駅に立ち寄りました。


ランチはラーメン。

煮干しだしで美味しかったです。


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

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