50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【お気楽番外編】ハガレーナの一人旅『富士山大展望の大菩薩嶺へ』2021年10月28日(木)


大菩薩嶺・雷岩からこんにちは🎵


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます✨


今週のハガレーナ一人旅は、日本百名山の大菩薩嶺です。


大菩薩嶺はお気楽隊が登った百名山の中では、美ヶ原、霧ヶ峰に続き、(コースによりますが)3番目に楽チンに登れる山と認識しています。

お気楽隊として過去に2回登っていますが、ハガレーナはたまたま予定が合わず未踏でした。

そんな百名山へ、平日のお天気サイコーの日を狙って、ハガレーナが行って来ました!


🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺


(深田久弥の『日本百名山』より)


中里介山の『大菩薩峠』が出て、この峠はひどく有名になったが、私が初めて行った大正十二年にはまだ訪れる人も稀で、五月の晴れた日曜であったに拘わらず、全く登山者に出会わなかった。

嘘のような話である。

(略)

大菩薩峠が大勢の人に親しまれるようになったのは、その名前の文学的魅力だけではない。

初心者にとってまことに格好な山だからである。

東京から日帰りできるし、いろいろ変化のある安全なコースが開かれているし、展望がすばらしく雄大だし、それに二千メートルの高さの空気を吸うことができる。

峠から大菩薩嶺にかけて甲州側は広々とした明るいカヤトで、そこに寝ころんで富士や南アルプスを眺めているのは、全くいい気持である。



(鳥瞰図で楽しむ『日本百名山』より)


大菩薩連嶺は山梨県東部に位置し、甲州市、大月市、北都留郡にまたがって連なる山塊である。

大菩薩嶺はこの山塊の北側に位置し、大菩薩連嶺の主峰であり、富士山、多摩川、相模川の分水嶺である。

大菩薩嶺の南面は緩やかで、稜線上の縦走路は富士山の好展望ルートとして知られる。



🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁


《登山難易度   3》

🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶



早朝6時10分、上日川峠の第一駐車場に車を停めました。

車中で朝ごはんを済ませ、出発します。

見えている赤い屋根の建物は長兵衛小屋です。


駐車場付近から、アルプスと雲海が見えました。


6時49分、小屋脇の登山口から歩き始めました。

まずは福ちゃん荘を目指します。


黄葉の盛りだ!!


平行して車道も走っていますが、森の小路の方が気持ちいい!


朝日が射し込んで森がキラキラ輝いています。


7時14分、福ちゃん荘に到着しました。

紅葉を眺めながら歩いていたら、あっという間でした。

風もなく暖かいので、ここで一枚脱皮!


カラマツのゴールドラッシュがここでも~⤴️


ここからは介山荘のある大菩薩峠に向かう表登山道と、先に山頂に向かうからまつ尾根の二通りの道があります。

ターボと初めて訪れた時はカラマツ尾根から、ウォーリーと熊の気配におののきながら夜間ハイクした時には表登山道を行きました。

この日のハガレーナはカラマツ尾根を選択!


真っ黄色のカラマツ尾根登山道です。


おっ、本日お初の富士山チラ見!✨


おぅ!これは冠雪した南アルプスじゃあないですか!


楽しいぞ~⤴️

ここから先の大展望に期待が膨らみます。


富士山に雲がない!

やったね😁


森を抜け、ガレ場に出ると、大展望が広がりました!


振り返って、富士山から南アルプスまでの銀嶺を眺める!

もう写真撮影が止まりません🤣🤣🤣

『ウッヒョー!素晴らしい!写真撮ってばかりで進まないよ~😆』by ハガレーナ

分かる、分かるよ~🎵


大菩薩湖と富士山!

朝日を浴びて、小金沢連嶺の峰々がくっきり!


甲府盆地と南アルプス。

爽快な眺めです。


富士山と大菩薩湖と。

カラマツ尾根がカラマツの黄葉で黄色く染まっているのが良くわかりますね。


雷岩が見えてきました。

あそこは最高の展望台です。


8時24分、雷岩にて、ハガレーナの自撮り🥰

写真を撮りながら1時間35分、わずか数百メートル登ってきて、この大展望はめっちゃコスパがいいんですよ😁

気軽に登れる日本百名山の代表格です。


さて、一応山頂を踏んでおきましょう。


ほぼ平らな尾根をわずかに行くと、、


樹林に囲まれた大菩薩嶺山頂に到着です。

標高は2057M!


三角点にタッチ!!

展望ゼロなので、タッチ&ゴー!でとって返します(笑)



再びの雷岩。

三脚を使って自撮りしました。


富士山に次いで第二位の高峰・北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山。

お気楽隊が憧れる南アルプスのイケメンたちです🥰

雪を被るとイケメン度合いが増しますね😍


富士山の中腹にある雲が厚くなってきたけど、まだまだお顔は良く見えます✨


こちらはこれから歩く尾根道です。

ここからの稜線歩きが大菩薩嶺の醍醐味👍


笹尾根にある雑木林も色づいています。


おっと!富士山、隠れないで~😆


歩いてきた道を振り返って。

素敵ですよね~⤴️


尾根を歩いている間中、ずーーーっとこの大展望です。


さいの河原に到着しました。

ここは昔の大菩薩峠なのだそうです。


さいの河原を振り返って見たところです。

左奥に山頂の森と雷岩も見えています。


親不知ノ頭に着きました。

ウォーリーとターボと夜間ハイクをして、大菩薩峠で日の出を見たあとは、ここで朝食を取った記憶があります。

あの時は夜景が見えていた甲府の町が少しずつ目覚め、人々が動き出す様をのんびり眺めたのでした。


振り返って、歩いてきた稜線を眺めました。

本当にキモチがいい!


岩場から覗くと、大菩薩峠と介山荘が初めて見えてきます。

奥に見える緑色の山は熊沢山。

あれを越えると石丸峠を経て、小金沢山に行くことができます。


この辺りまで来ると、富士山は小金沢連嶺に隠れてしまいます。


岩ゴロのガレ場を下り、なだらかな道になりました。


9時39分、大菩薩峠に到着です。


甲斐駒ヶ岳から聖岳まで、南アルプスのオールスター、揃い踏み!!


こちらは奥秩父方面の眺めです。

奥秩父の山塊を裏側(?)から眺める😁


こちらが有名な大菩薩峠の大きな標識です。

標高は1897M。

堂々たる佇まい😍

20人くらいのハイカーがいたそうです。


介山荘です。

大菩薩峠からの日の出を見たかったらここに泊まるべし!(笑)


かつての峠道っぽい、昭和な雰囲気です。


さて、表登山道を使って下山しましょう。


こちらもきれいだ~⤴️

そして、歩きやすい🥰

なので、この道なら私のリハビリハイクでも歩けるかな?と思っています。


こちらは現在は営業していない富士見山荘。

振り返って見たところです。


黄葉が素敵!


ため息しか出ませんね。

お昼間の散歩は楽しい!(笑)


福ちゃん荘が見えてきました。


夏にはターボとかき氷を食べた思い出が😁


さて、再び森に入ります。


順光になり、更に色合いを増した木々。


黄色が濃い!!


10時51分、ロッヂ長兵衛に戻って来ました。


洋風で素敵なロッヂ長兵衛。


そこから車でブイッと移動し、『ぶどうの里・天空の湯』にやってきました。

大展望のお風呂をいただき、


こんな景色を眺めながら、


勝沼肉丼(700円)とぶどうジュースをいただきました。



天気予報とにらめっこで、『この日だ!』と決めて山に繰り出しているハガレーナ。

今回も最高のお天気で、極上の景色を楽しむことができました。

大菩薩嶺は、初心者にもオススメできる大展望の日本百名山です。

ここに初めて登ったら、山にはまること間違いなし!!🥰


山に登ってみたいなぁ、でも大変かなぁ、、と躊躇しているそこのあなた!😁(誰だよ😅)

ここ、登ってみてください。

山の魅力にドはまりします🤣🤣🤣

あ、ただし、上日川峠までの車道は狭いので、できればこみ合う前に到着しておくことをオススメします。

またこれから雪が降ると車道が通れなくなるかも!?

その辺は良く調べてください!


黄葉・紅葉ドンピシャな大菩薩嶺からハガレーナの一人旅をお届けしました!


『キレイな富士山も見れて楽しかった~⤴️癒された一日でした!』by   ハガレーナ


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