50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【まとめ】お気楽隊が過去に体験したデンジャラス登山ベスト10!

こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


昨日ターボと仕事のお昼休みにランチしながら山の話をしていて、ふと、「今まで私たちお気楽隊も結構デンジャラスなことしてきたよね」「そうそう、その時は気がついてなくて、後から危なかった~😆となったこともあるしね」「どんなデンジャラスがあったっけ?ちょっとまとめてみるかな?」、、、となりました。


2016年秋からお気楽隊活動を始めて、この秋で丸6年。

無知だったり、下調べが不十分だったり、体力不足だったりして、『危なかったーーーっ💦💦💦』となった山行をまとめてみます。


題して【お気楽隊デンジャラス山行ベストテン!】

(、、、こういう場合、ホントは【ワーストテン】と言うべきなのか?)


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⚠️《第1位》⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️


今でも「あれはヤバかった💦💦💦」とお気楽隊の中で語り草になるのは、なんと言っても2018年11月に登った北八ヶ岳の『天狗岳』です。




東天狗から黒百合ヒュッテへ向けて下る『天狗の奥庭』の無限とも思える岩ゴロ地獄💦💦💦


赤く丸した所が黒百合ヒュッテから15分登った天狗の奥庭の展望台です。

もしかして写真だと近そうに見えます?

とんでもないんですよ!💦💦💦

あそこまで延々ドでかい岩ゴロが続き、果てしないことと言ったらもう!!


こんな大きな岩がずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと転がっているんです😱😱😱

健脚で体幹がしっかりした方なら、この岩の頂点をトントントンと猿飛サスケのように渡って行けるのかもしれませんが、この時の私たちにはそんなことは出来ず、いちいち岩を跨いでまた登ってを繰り返さないと進めなかったのです(涙)

11月の「秋の陽はつるべ落とし」シーズン、徐々に陽が傾き始める中で、「焦りと絶望」を大袈裟ではなく感じました(涙)

登山者が寝静まった(?)黒百合ヒュッテを通過する時、マジで足が震えましたから😅

お気楽隊としては初のへッドランプが登場し、中級者コースの恐ろしさを思い知らされる結果となりました。

あれから3年の月日が経過し、だいぶ体力に自信がついてきて、またあのコースにチャレンジしてみたい(あ、「天狗の奥庭」にはもう二度と行きません😱下りは中山峠経由で😅)と思っていた矢先のケガで、当分リベンジオアズケとなりました(涙)



⚠️《第2位》⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️


次に怖かったのは、『熊の気配』です😱😱😱

2019年11月、お天気が悪くて往路で急遽行き先を変更し、ほぼ何の下調べもなく訪れた群馬県の『吾妻耶山』。





車の中でハガレーナがネット検索し、「吾妻耶山で調べたら熊のことしか出て来ないよ😱」と忠告してくれたのに、なぜ耳を貸さなかった私!?


降ったばかりの雪に残された熊の足跡🐾


濡れた登山道を歩く熊の滑った爪痕!


あちこちにある熊の食事跡。


見上げれば、、熊棚~😆

それはもう至るところに!!


糞に足跡に匂いに熊棚に、、、霧雨が降り視界が限られる中で、終始感じた「熊の気配」💦💦💦

天狗岳で感じたのが「絶望」なら、吾妻耶山で感じたのは本物の「恐怖」です。

下山後、熊撃ちのおじさんに「熊に会わなかったんかい?珍しいな」と言われた時には、マジでぶるったよ😅

この山にまた登るとしたら、熊さん冬眠中の真冬以外に選択肢はなし!🤣🤣🤣



⚠️《第3位》⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️


次もやっぱり熊の気配!というか、絶対聞こえた気がする「熊の威嚇する唸り声」💦💦💦

大菩薩嶺から日の出を見たいと思った私たちが、だったら山小屋に泊まればいいものを、無謀にも真夜中に歩きだし、「あ、真夜中の山って真っ暗なんだ」と当たり前のことに気づいた『夜明け前の大菩薩嶺』です🤣🤣🤣



夜中の3時の山の中は、正に漆黒の闇でした💦💦💦

なぜ私はこんな所にみんなを連れて来たんだろう??と心底後悔しましたよ(涙)

私の後ろから三度聞こえた「ウーーッ」という唸り声、、あれは何だったのだろう?

後ろを振り返った時に森に響き渡ったウォーリーの叫び声(笑)

何もなかったから、笑い話になっていますが、これで熊さんと遭遇していたらと思うと、、、😱😱😱


何事もなく、大菩薩峠に到着できた時には、心底ホッとしました🤣🤣🤣

日の出を見たかったら、人が多い山(例えば正月の竜ヶ岳とか)に行くか、山小屋に泊まるべし!!(教訓)



⚠️《第4位》⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️


次なる恐怖は、あとからジワジワくるやつです。

実は「雪崩の危険」と隣合わせだったんだ!と下山後知ることになる、真冬の『マチガ沢』です🤣🤣🤣




後から考えると、なんと無謀なチャレンジだったのかと思いますね。

それなのに終始ゲラゲラ笑っていて、危機感のカケラもないという🤣🤣🤣


いつ雪崩が起きてもおかしくない雪たっぷりのマチガ沢で、はしゃぐババア😅


お気楽隊とは思えない姿💦💦💦


ターボがヒィヒィ言いながら登っているこの斜面は(後でわかったことですが)凍った大滝です😱


登山道が雪に埋もれると、木々が立ち塞がって目的地にたどり着けないことがある、、沢の斜面はいつでも雪崩の危険がある!、、この二つを学んだ山行でした😅



⚠️《第5位》⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️


ヘッドランプも懐中電灯も持ってないのに「あ、日が暮れる、、」という体験です。

登山を再開して数回目、2016年の秋の『霧ヶ峰』でした。



まだハガレーナも姫もウォーリーも登山を始めていないお気楽隊黎明期😅

装備も不十分で、ヘッドランプも持っていない状況の中、ケガからの復帰を目指す会社の同僚を連れて出かけたのでした。

今思えば、同僚は今の私と同じ手術をして半年後~一年後だったのではないかと思います。

ケガよりも体力が低下している中でのチャレンジで、歩みは遅く、コースタイム大幅オーバーで、霧雨の中、日没を迎えたのでした😱


この頃はまだ元気だったんですけどね😆

車山肩の駐車場へ帰るべく最後の登りで、数歩歩いては肩で息をして小休止を繰り返す同僚を気遣いつつ、まだヤマップも始めてなかったので現在地も分からず、気持ちは焦る😭😭😭

坂の途中で、乳白色だった霧が灰色に変わった時の恐怖は、今思い出しても恐ろしいです💦💦💦

帰宅後すぐにヘッドランプを購入し、絶えずリュックの底に入れておくようになったのは言うまでもありません🤣🤣🤣



⚠️《第6位》⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️


これまた、登山再開したばかりの2016年初冬の『雪頭ケ岳と鬼ケ岳』です。



花子はともかくも、ターボと私はまだまだ体力が十分ではなかったのに、無謀にも中級者コースにチャレンジし、鍵掛峠までの岩の稜線に苦戦し、歩けど歩けど着かなくて、途方に暮れた山行でした。

登山口に帰り付いた時には、富士山が夕陽に染まり、「危なかったね~😆」と話したのでした。


麓に降りてから見た日没間近の富士山です。

鍵掛峠までの長い岩稜歩きは当時の自分たちにとっては大変過ぎてほぼ写真がありません(笑)



⚠️《第7位》⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️


次は撤退のためコースこそ短かかったのですが、真面目に「遭難するかも!?」と思った『雪の湯ノ丸山』です😅



クリさん・あきっこさんをお迎えして、うんと楽しみだった湯ノ丸山でしたが、暴風と踏み跡なしのラッセル地獄で、あえなく撤退となりました💦💦💦


あきっこさんに「もはや八甲田山じゃん!」と言わしめた鬼の行軍🤣🤣🤣


みんな笑っておりますが、極寒で笑うしかない状況でした😅

雪山は天候次第で、地獄を見る!(教訓)



⚠️《第8位》⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️


第8位は、日没までの時間との戦いでもなく、熊の気配への恐怖でもなく、はたまた悪天候による撤退でもなく、『登山道』そのものの怖さです。

今年の春、シロヤシオを見に出かけた赤城山での出来事でした。




楽勝お花見ツアーのつもりだったのですが、途中から道が崩れていたり、ホントにここ登山道?と思いながら下って行きました。


ついにはこんな両側崩落尾根を渡る場面もあったりして💦💦💦

高い所が苦手な花子が「私、無理!!」となりましたから😅

いや、無理でも進むしか方法がないよ(涙)

そして、やっと前方に標識が現れた!!と喜び勇んで標識の所に駆け寄ると、、


なんと、行き止まりの文字が!!

え?私たちが歩いた道は本来ないはずの道だったのね~😆となりました🤣🤣🤣

霧が立ち込め、他の登山者もおらず、道が不明瞭という、、低山でも遭難の危険があると感じた山行でした😅



⚠️《第9位》⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️


次は地元の里山です。

釜伏神社近くにある『荻根山』。

標高わずか591M。

でもこの山はちょっと特別な山なんです😅



毎日どこかしらの山に登っていたコロナ休暇中、、、人がいない山を求めて、どんどん薮の方へ藪の方へと足が向いていた頃でした。


ターボはココア(トイプードル)を、私はひま(柴犬)を連れて歩いたのですが、最初の岩場を登れなくて、落ち込み気味のひま🤣🤣🤣


最後は道なき道を藪こぎ、倒木またぎ、荒れ沢渡りと、すぐそこにあるはずの駐車場になかなかたどり着けなくて、かなりドキドキしました😅

コロナの緊急事態宣言中だったので、誰かに非難されるかと思って、記事だけ書いて保存しておき、緊急事態宣言が明けてからコッソリアップしたのでした😆



⚠️《第10位》⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️


最後はデンジャラスというより、過去最高速度で歩いた(下った)『燧ヶ岳』です。

最終バスに間に合わないと思って、むちゃくちゃ急ぎ足でぬかるんだ急斜面を下ったのでした。




下り始めはまだ良かったんですよ。

晴れて大展望で、気分は最高潮!

ルンルン下っておりました😁


こんなことして遊んでるから時間が足りなくなるのよね🤣🤣🤣

気がついたら、あれ?コースタイム通りに歩いたら最終バスに間に合わないじゃん!!!!、、、5人もいて気づくの遅すぎ💦💦💦


そこからはもう、スタコラサッサ!!

私って、こんなに速く下れるんだって言うくらい、過去最高速度での下りでした。

膝の不調がこの時起きなくてホント良かったよ😭


あ、、過去最高スピードの下りは、あれだった!!

浅間山火山館から浅間山荘への下りだ!!


⚠️《危険な山行・番外編》⚠️⚠️⚠️⚠️


あれ?うそ!?

私にとって、過去最高スピード下山の様子が、書かれてない!!


⏫⏫

こんな一文でお茶を濁してるやないかーーーいっ!

今なら絶対ネタとして、赤裸々に書いちゃうのに、この頃はまだ恥じらいがあったんだなぁ。

正直に告白いたしましょう。

私のお腹が急降下し、浅間山荘登山口にあるトイレへ急ぐべく、走りに走ったのでした。

後ろを歩いていたターボが「ねえさんの姿、あっという間に見えなくなった」と言っておりました🤣🤣🤣

自分でもやればできるんだ!と思いましたよ、切羽詰まればね😅

遠くにトイレが見えてからは、走りながらリュックの肩ベルトや腰ベルトを外し、ズボンのベルトを外し、ファスナーを少し下げ気味にして、猛ダッシュ🏃🏃🏃

ターボたちがトイレまで下ってきた時には、トイレ周辺に私のリュックやストックなどが散乱し、誘拐事件の現場のような様相を呈しておりましたとさ😅😅😅



それからもうひとつ

⚠️《遭難の危機・番外編!》⚠️⚠️⚠️⚠️


これはお気楽隊の逸話の中で、最も有名な話だから、ご存知の方も多いのではと思っておりますが、、、

義姉の『遭難一歩手前事件』が勃発した『秋の袈裟丸山』ですね😅




あんな分かりやすい道で誰が道間違いすると想像するでしょうか???

尾根から見た赤城山に沈む夕陽、、「ヤバイ!!!」と震えましたよ💦💦💦

無事でホントに良かった😭


この景色が義姉の見た最後の景色になるところだったぜ💦💦💦

そして、火事場のばか力というものがホントにあることを知った、ある意味貴重な経験となりました。

あまり発揮する機会はないほうがいいに決まってますが😅



いやぁ、色んなことをやらかしてますねぇ、お気楽隊。

体力がないことで時間を読み間違えたり、すぐに遊んでしまって時間を忘れてしまったり、「行けるっしょ?」という根拠のない自信というか楽天主義のお陰で仲間を危険な目に度々あわせているんだなと、、少し反省しております🤣🤣🤣


ケガから復活したら、もっとちゃんと考えられる落ち着いた人になりたいです😆

カラーセラピー「赤」の人だからなぁ。

考えるより行動、、、直らないだろうなぁ、、、💦💦💦


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