50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【栃木、那須】三本槍岳《後編》2018年10月6日(土)

《登山難易度 3》

三本槍岳からこんにちは。


中ノ大倉尾根から目指した三本槍岳への旅、後編です。


大岩からはなだらかに下って行きます。

10時59分、清水平分岐から5分ほどで北温泉分岐を通過します。

北温泉からのルートもいつか歩いてみたいと思っています。

人が多かったので、分岐の写真も取れずそのまま通過しました。

しばらくしゃくなげに囲まれた平らな道を行きますが、

徐々に掘れたような急な下りになります。

三本槍岳が正面になってきました。

段差が大きく歩きにくい道ですが、とにかく人が少ないので助かります。

どんなにゆっくり歩いても大丈夫(^-^)

11時13分、鞍部に着きました。

北温泉分岐から15分ほどでした。

正面に三本槍岳への登山道と登っていくハイカーの姿が見えます。

振り返ると巻いてきたピーク。

あんなに紅葉の美しい斜面を歩いて来たのです。

鞍部から右手を見たところ。

朝日岳方面から雲が流れて来ました~Σ(゜Д゜)

先を急ぎましょう!

山頂でガスガスは嫌だ~!

すっかり葉を落としたナナカマドの道をワッセワッセと登ります。

いや~!

登山道右側斜面がきれいだよ~。

急いで登りたいのに、見とれてしまう。

雲が流れてきて影を作っていますが、なんなんですか、この美しさは。

笹の緑の中にはえるダケカンバの黄色い葉と白い幹が素敵過ぎて、、。

もはやメルヘンの世界です。

振り返って見ると、清水平を上から眺める形に。

スマホ写真では分かりませんが、肉眼だと清水平の木道と池溏が見えました。

清水平って、池溏があるんだ!と初めて知り、だから標識がずっと清水平まで◯◯キロ表示だったんだ!

清水平目的の人が多いんだ~とここで気がつく私です。

山頂が雲に隠れる前に着きたい!

先を急ぎましょう。

あとちょっと、あとちょっと!

11時35分、人で溢れかえる三本槍岳山頂に到着です。

山頂部は半分雲に隠れてしまいました(涙)

今は雲が流れている時なので、展望を楽しむのは後回しにして、とりあえずランチタイムにします。

風が強いので、ウインドブレーカーを着ました。

食後のコーヒーをいれているところで雲がサーッと切れてきました!

私はお湯を沸かしたり、ターボはカップを飛ばされないように押さえたり、ハガレーナはスプーンを取り出したりしていたので、私が「N姉さんは何もやることないんだから、早く写真撮ってきてよ!」と言うと、「えっ!?私だってやることあるよ~」と言うので、「さっきから何もしてないじゃん!」と私が言うと「これからウインドブレーカーを着るところなんだよ!💢」と半ギレしていました(笑)

いや、あなたも少しは働いておくれ。

雲が切れた時に撮影した360度大展望はこちら↓

日光方面と朝日岳方面が雲であまり見えなかったのが残念でした。

展望表示板で周囲の山々の名前を確認します。

特に気になったのが北方向。

霞ヶ浦の向こうの山は、なんと、憧れの安達太良山じゃあないですか!

そして、東吾妻山、西吾妻山、磐梯山、月山、大朝日岳、飯豊連峰、大日岳と、東北のオールスター揃い踏みです。

私には一生歩けそうにない、奥深くドでかい東北の山塊が、堂々と連なっていました。

↑白い水車と青い霞ヶ浦の向こうに見える東北の山々。

あ~(涙)

スマホ写真ではわからないなぁ。

でも肉眼ではっきり見れたので、満足です(^-^)

大きな田んぼの広がる平野のさきにあるのが夫がかつてソロで登った飯豊連峰です。

でっかいなぁ。

人が少なくなってきたので、山頂標識と一緒に。

コーヒー飲んでる時に雲が晴れて慌てて立ち上がってきたので、皆紙コップを持っています。

風が強いので置いてこれなかったのです。

1時間10分もゆっくりしました。

帰りのゴンドラの時間もありますから、名残惜しいですが、そろそろ下山開始しましょう。

今日の下山は景色を楽しみながら下れるので、最高に楽しい!

登りでも感動した斜面の紅葉です。

雲が切れたので、光を浴びて更に美しいことになってる!

眺めを楽しんでいると、後ろから遅れて義姉とハガレーナが下ってきました。

二人が何か叫んでいるので何かと思ったら、義姉のソールが剥がれてしまったらしいです。

パカパカして危ないので全部取っちゃったと言っています。

これから滑りやすい坂が続くので、ソールなしのツルツル靴底ではよろしくない。

あー、前々から用意しておこうと思ってたビニールテープ、買い忘れてた~(涙)

仕方ないので、ケガをした時用にいつもリュックの底に入れてあったテーピング用テープで固定することにしました。

義姉を除く3人で絡まるテープを剥がしたり引っ張ったり苦労してる間、義姉は「すみませんねぇ」と言いながら足を出していました。

そこへ1人の若者がやって来て、今日は姥ケ平から来られたんですか?と言うので、いえいえ中ノ大倉尾根から三本槍岳の往復だけですと答えると、テレビで姥ケ平の紅葉が取り上げられたらしく、地図を広げて歩いて来られたルートや姥ケ平の写真を見せてくれました。

すごいロングルートを歩いて来られたのに、その後もガンガンスピードで下って行かれましたよ。

若いってすごいなぁと感心しきり。

今回の中ノ大倉尾根が空いていたのは、皆さんその姥ケ平という方へ行かれたからなのでしょうか?

テレビの影響恐るべしです。

さあ、ゴンドラ最終便に間に合うように下らねば。

当初は2時半下山の予定でしたが、現在1時少し前ですから、それにはとても間に合いません。

おっ、この写真には清水平の池溏が写っているかな?

わずかですね、わずかに分かるかもしれません。

次回はあちらにも行ってみたいですね~。

下っているとき、後ろで義姉が「これで私もハガレーナだね~」と言っているのが聞こえてきました。

ハガレーナの場合は浅間山の湯ノ平から浅間山荘への長い下り道で親指の爪がやられたことによる「親指ハガレーナ」ですが、義姉は「靴底ハガレーナです。

「あ、でも私も親指の爪剥がれたことあるよ~」と言うので、え!?そうなの?どの山で剥がれたの?と聞くと、「家のトイレのドアにぶつけて剥がれたの~」と。

トイレのドアにぶつけたんか~い!

「これで私のニックネーム決まったわ~。ハガレーナ2号!」などと嬉しそうですらあります。

どうやらプロフィールの「義姉」という呼び名が気に入ってないらしいのです。

親族は全て「夫」「長女」などと続柄表示してるんだよと言うと、じゃあ「義姉」でいいかと言っていましたが、みんなみたいな素敵な(?)ニックネームが本当は欲しいらしく模索していたのです。

ハガレーナ2号じゃ長いな。

2号でいいか。

多分後でクレーム入ると思いますが、今回は「2号」で統一します。

紅葉の大波にターボが巻き込まれるぅって感じです。

もしもドローン撮影したら、私たちどんな風に見えるんだろう。

正に紅葉に溺れているように見えるのではないかしら?

鞍部からは少し登りに。

午後1時27分、北温泉分岐まで戻ってきました。

山頂から43分でした。

途中2号のソール事件あったので、少し時間がかかっています。

清水平分岐です。

少し前から吹いていた風が、ついにド強風になってきました。

午後の朝日岳方面を写真に撮ろうとスマホを構えると、風でブルブル震えます。

嵐を呼ぶオンナが靴底剥がれて浮かれているから、ついに嵐がやって来たじゃあないですか!(実際は多分台風の影響です)

午後1時39分、大岩を通過し、下りになります。

風速25~30メートル位あったんじゃないでしょうか?

両足で踏ん張っていないと、体が持っていかれます。

歩くために片足をあげると、何度もグラグラとこけそうになりました。

早く樹林帯に入りたい。

午後1時47分、赤面山分岐まで来ました。

樹木で風が少し弱まります。

ここで水分補給しながら後ろの二人を待っていると、また二人の叫び声が聞こえました。

なんと、もう片方の靴底も剥がれたそうな。

なんで2号、若干嬉しそうなんだ!

再びテーピングテープの出番です。

結果、こうなりました。

右足は少しソールが前にずれてきていますが、テープも終了し、もはやどうすることもできません。

プロフィール写真を撮っておくかということになり、でもこの格好じゃ恥ずかしいだろうから目にキラキラ入れたら?というと、、

隠れてないし!

むしろポーズ決めてるように見える。

ひとしきりターボと私はこの姿に腹を抱えて笑い転げましたよ。

はい、気を取り直して出発しましょう。

強風の中、尾根を下っていると、私のスマホがピロリンと最後の音を出してバッテリーが切れてしまいました。

あの最後のピロリン、、むしろ音を「チーン」に変更してもらいたい。

張り切って山頂駅でGPSをスタートしたのに、今回のデータはここまでという残念な結果になってしまいました。

チーン(涙)

中ノ大倉尾根を下ります。

ここからはターボのカメラなので、当然私の美しくない後ろ姿が増えます。

ごめんよ。

霧の中の濡れたような色のドウダンツツジもなかなかに美しいです。

風が弱まった木の陰で水分補給していると、二人が下ってきました。

もはや足の悪いおばあさんを介護している孫との二人連れにしか見えない。

ここでもターボと私は「ヒーヒー」言いながら、腹で茶を沸かせる位笑いました。

森が近くなってきました。

風が弱まるかな?

ブナの林がきれいですね~。

色が溢れています。

このときも強風が吹き荒れていましたが、森が私たちを守ってくれています。

午後3時4分、遊歩道の分岐まで戻ってきました。

行きには気がつきませんでしたが、ここは中大倉山というところなんですね。

もうひとつのコースを辿って山頂駅まで戻る予定にしていましたが、風が強いことと、2号の靴底がヤバいので、今朝来たコースを戻ることにしました。

ヤシオツツジの森になりました。

ゴールは間もなく。

ラジオの音が聞こえてきたら、新展望台はすぐそこです。

霧が濃くなり、最後は雨がポツポツしてきたので、駆け足でゴンドラ乗り場に急ぎました。

ゴンドラに乗ったのが午後3時14分。

アバウトな予定ですが、登山届に書いた時間より45分遅れですね。

靴底アクシデントもあったし、山頂でかなりゆっくりしましたから、まぁまぁの出来なんじゃないでしょうか?

朝出発したのが8時27分でしたから、6時間47分かけて戻って来た計算です。

パンフレットの所要4時間10分に比べると時間かけすぎですけどね。

いやぁ、今回は本当に素晴らしかったです。

今まで展望や楽しさの評価ナンバーワンが、北横岳の雪道歩きでしたが、それを越えたんじゃないでしょうか?

ターボは先日の谷川岳に登れなくて悔しがっていましたが、それは軽く越えてることを伝えると、「リベンジできた!」と嬉しそうでした。

今回は2号のコントでだいぶ笑わせてもらったので、ターボのダジャレが不発でしたね(笑)

楽しかった~!

次回はシロヤシオのシーズンに必ず来よう!

それに清水平も歩いてみたいと強く思いました。

一週間後、まだ間に合うと思いますよ!

是非是非、晴天の三本槍岳へお出掛けください!

今ならみんな姥ケ平へ行くので、空いてます(笑)


山頂駅トイレ出発0827~(17分)~新展望台0844(4分)~(4分)~分岐0852~(1時間26分)~赤面山分岐1018~(19分)~スダレ山1037~(11分)~大岩1048(2分)~(5分)~清水平分岐1053~(6分)~北温泉分岐1059~(14分)~鞍部1113~(22分)~三本槍岳山頂1135(1時間9分)~(43分)~北温泉分岐1327~(12分)~大岩1339~(5分)~スダレ山1344~(3分)~赤面山分岐1347~(17分)~分岐(中大倉山)1504~(3分)~新展望台1507~(7分)~ゴンドラ1514

全行程 6時間47分

(うち歩行時間 5時間32分)

標高差 507M(1410M~1917M)

歩数 18600歩

パーティー 4名(コマクサ探検隊+とちおとめ登山隊)

費用 一人当たり4400円(ガソリン代3300円、高速代2930円+2180円、ストロベリーソフト395円+ゴンドラ料金1600円)

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