【長野、白馬村】雷鳥に会いに白馬乗鞍岳へ。2021年7月25日(日)
雷鳥に出会えた白馬大池から、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
オリンピック4連休の最終日、ハガレーナと一緒に白馬大池へ出掛けました。
涼しい山を探しているお気楽隊が白羽の矢を立てたのは、白馬岳・栂池のゴンドラとロープウェイを使って標高を稼ぎ、乗鞍岳、白馬大池を経由して、行ける所まで行くピストンコースです。
このコースは、17年前に、夫が所属していた山岳会メンバーの結婚式のため白馬岳に登った際に二日目の下りで使ったルートです。
長男ケイが4歳で、一日目の白馬大雪渓の登りは元気いっぱいでしたが、二日目は雨の中の下りとなり、途中でロープウェイの時間に間に合わなくなって、夫がケイをリュックに入れて先に駆け下ったという思い出があります。
夫とケイを追って娘二人を連れて下ったのですが、膝が痛くて速く歩けず、途中分かれ道があったのでどっちに進むか迷っていたら、片方の道(左手だった)の枝に夫の靴下が吊るしてあり、こっちだ!と分かったのです。
最後暗くなって心細い思いで下って行くと、夫が車道に迎えに戻ってきてくれて、ほっとした時の気持ちを今でも鮮明に覚えています。
「ケイはどうしたの?」と言うと、無人のロープウェイ乗り場に置いてきたと言うので、急いでロープウェイ乗り場に向かうと、どしゃ降りの雨の中、ケイが大泣きしながら屋根から飛び出すところだったのを抱き締めました。
あと1分遅かったら、ケイは暗闇に消えていたかもしれません。
ホントにすんでのところでした。
ロープウェイ最終便が終わり、スタッフが帰ろうとしていたところに夫が間に合い、事情を話して事務所の鍵をお借りすることができ、合流してから電話でタクシーを呼び下山することができたのです。
我が家族、最大の事件でした🤣🤣🤣
今回そのルートをまずは逆からたどるわけですが、ケイが飛び出した細長いスロープと、夫の靴下が吊るしてあった分かれ道を見つけたら、家族に報告したいと思います。
《登山難易度 5》
🚙🚉🚙🚉🚙🚉🚙🚉🚙🚉
今回も長旅です。
自宅を3時に出発しました。
またまた早朝出発💦💦💦
ゴンドラリフトイブの始発が6時半なので、それに一番乗りしたいと思ったからです。
が、しかし!!
上信越自動車道を快調に飛ばし、下道に入ってからあと一時間ほどで着くなと思ったところで、なんと道が通行止に!
トンネルの手前で「災害工事のため夜間(21時~6時)通行止め」とあり、それ以上進めなくなりました。
時刻は5時ちょうど。
なんだって~?
どうする?どうする?
この近くで1時間待つ?という案もありましたが、運転手のハガレーナが即座に否定。
「そんなのやだ。だったら回り道でも走ってた方がいい」とのこと。
山ひとつ隔てた「鬼無里(きなり)街道」を走り、峠をいくつも越えて白馬村に向かったのでした。
栂池駐車場に到着したのは、6時28分でした。
やった、あそこで1時間待ってたよりはきっと早かった!
まだ車が少ないもの、きっとそうよ。
トイレをお借りした後、ゴンドラリフトに向かいます。
山麓駅は標高839M。
ゴンドラ山頂駅が1582M。
ロープウェイの山頂駅は、1829M。
お金はかかりますが(往復、自然園入場なし3380円)標高差約1000Mを運んでくれるのは、とってもありがたい!
この暑い時期は特にそう思います。
6時46分、ゴンドラリフトイブに乗ることができました。
遠回りした割には16分遅れ位だから、ほぼ予定通りです。
まぁまぁのお天気?
立派なアスレチック施設が見えます。
ゲゲゲ、霧になってきた~😆
この高さに雲があるんだよね?
上に出れば晴れてるよね?、、と希望的観測を呟く🤣
ゴンドラリフトを降りると、森の中を徒歩で移動します。
栂池ロープウェイです。
なんかカッコいい🥰
「栂大門駅 標高1560M」
本日の運行は20分間隔です。
私たちは始発(7:00)の次の便(7:20)に乗ることができました。
標高1829Mの「自然園駅」に着きました。
ここから車道を少し歩きます。
この時ケイが泣いて飛び出してきた駅を写真に納めるのを忘れました。
帰りに忘れないようにしなくては💦
自然園のビジターセンターの脇に登山口があります。
🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶
ここが乗鞍岳、白馬大池経由、白馬岳への登山口です。
天狗原まで1時間半、白馬大池まで4時間半???
そんなにかかるのか!?
ホントは白馬大池の先にある、「船越ノ頭」か更に先の「小蓮華山」まで行けたらいいなと思っていたのです。
雷鳥が見たいので、せめて「船越ノ頭」まででも行けたら、、。
ハガレーナが「じゃあ、船越英一郎を目指そう」と言っていたのですが、、💦
白馬大池まで4時間半もかかるんじゃ、この時7時39分でしたから、白馬大池は12時10分着ということになります。
ロープウェイ最終便が17:30ですから、余裕を持って16時半までには下山したい。
そうなると、山にいられるのは約9時間。
お昼などの休憩を1時間取るとして、歩行時間は8時間。
半分で4時間たった場所でお昼にして引き返す必要があります。
岩が多い道(という記憶がある)なので、下りも速く歩けるとは限りませんから、登りと同じだけ時間がかかると考えておいた方がいいと思います。
どこかで渋滞するなんてこともあるかもしれませんし。
ってことはですよ、行けても大池までか~😆
もしかして、大池までも行けない?
いやいや、なんとしても大池までは頑張って行こう!
ほんの気持ち、いつもよりは速めのペースで歩き始めました。
最初は階段。
そして、地味な岩の道へ。
まぁまぁな急登が続きます。
左手が開けました。
雲がーーーっ!
晴れてくれ~😆
雲がなければ多分絶景です😅
もしかしたら、栂池自然園を見下ろせるのかも知れません。
この辺りで、大きなリュックを背負った若いお母さんと小学校低学年くらいの女の子と出会いました。
今日は大池で明日は白馬岳でテント泊なのだとか。
大きなリュックは重さが15㎏ほど。
「張り切り過ぎました、重いです💦💦」とお母さん。
お嬢さんも大きな荷物を背負っていましたが、多分お菓子や着替えなど軽くてかさばるものが入っているんだろうなと思いました。
「頑張ってね~⤴️」と言って別れました。
まだまだ続くよ、急坂が。
登山道脇の小さな花たちに癒されながら、登っていきます。
8時43分、小さな雪渓がある場所に着きました。
歩き始めてから1時間経過したので、ここで小休止します。
ハガレーナの差し入れの「塩あんぱん」を食べました。
側には可愛いお花畑が。
つい最近まで雪の下で春を待っていたのでしょうね。
15分ほど休憩し、9時ちょうどに歩き始めました。
小さな雪渓からわずか5分で標高2202Mの天狗原に到着です。
多くのハイカーが休憩中でした。
ここまで山と高原地図によると標準コースタイム1時間20分ですが、さっきの休憩15分を含め1時間25分だったので、ほぼコースタイム通りか、少しだけ速めに歩けています。
霧の中にわずかに見えた天狗原。
花が咲いていないと、田んぼにしか見えない(笑)
そんな天狗原でとりあえず、本日最初の記念撮影。
ハガレーナは二日前にクリさんに教わった「ヤマネチ!」やってます🤣
天狗原の端に作られた木道を進みます。
ワタスゲが濡れてしょぼんとしていました。
風吹大池との分岐。
右に行き、2時間20分歩くと、千国揚尾根を経て風吹大池(樹林に囲まれた静かな趣のある池)に行けるようです。
私たちは真っ直ぐ進みます。
木道が終わり、森に入っていきます。
岩ゴロゴロ地帯に突入!
あ、覚えてる、この感じ!
ウホー、これはちょっと楽しい😁
岩が乾いているので滑りませんから、岩の上をポンポン渡って進むことができます。
岩場は標高を稼げるので、結構好きです。
このくらいなら乗り越えなくていいから、楽チンだし。
上の方に大きめの雪渓が見えてきました。
二人それぞれの「ヤマネチ!」🤣
今回はこのポーズが旬だったので、しばらく続きます、スミマセン💦💦
おっ、少し雲がきれて天狗原が見えた!
やったーっ!の気持ちを込めて、しつこく「ヤマネチ!」
岩が益々大きくなってきました。
この辺りですれ違ったカップルに、「雪渓登った上辺りに雷鳥がいましたよ~」と教えてもらいました。
まもなく雪渓に出ます。
あの上に雷鳥がいるかもしれないんだ!
楽しみだわ~🎵
おおお、人が沢山いる~😆
アイゼンを付けたり外したりする人々で少々渋滞が発生しておりました。
ちょっと離れたところから、渋滞解消を待ちました。
アイゼンを付けていた男性グループにハガレーナが「アイゼンあった方がいいですか?」と聞いてみると、「無いよりはあった方がいいです」との返事。
いや、持ってこなかったよ😅
なので、ストックの先のカバーを外し、足の爪先とストックを突き刺しながら進みました。
踏み跡があるので、そこから外れないようにすれば、アイゼン無しでも大丈夫でした。
無事登れたよ~⤴️
そして、二人揃っての「ヤマネチ!」
雪渓の上は広い尾根でした。
霧が出ていますから、展望はないですが、その代わり雷鳥に会える確率は上がります。
雷鳥に会ってみたいハガレーナは辺りをキョロキョロしながら歩いています。
まもなく乗鞍岳だよ~⤴️
左手のケルンが乗鞍岳の目印です。
10時29分、乗鞍岳山頂(2436M)に到着しました。
山頂にて、ハガレーナはひがなるさんのピロピロ飲み。
さぁ、先に進みましょう。
白馬大池が見えてきました。
対岸の山に雪渓が残っていて、美しいですね。
辺りのハイマツの中に時々シャクナゲが混ざっています。
まだお花が咲いていました。
白馬大池までは下りになります。
左手から雲が流れていますね。
船越ノ頭も隠れています。
白馬大池を背景に、本日三回目の自撮り。
ハガレーナ、小さな「ヤマネチ」🤣🤣🤣
まだ雷鳥に出会えていない私たち。
この辺りですれ違った女性に「どこかで雷鳥見ましたか?」と聞いてみると、「いましたよ。白馬大池辺りの雪渓に。この岩々地帯が終わるころです」と教えてくれました。
ハガレーナ、雷鳥いるって!
あそこだね、あの辺り(写真の真ん中)、右にくぼんでいる辺りに雷鳥ちゃんはいるよ~⤴️
岩ゴロ地帯が広くなりました。
おおぉ、これは天狗岳でも見た光景。
でもこっちの方が歩きやすいし、距離も短いからとっても楽チンです。
岩が乾いていて、ホントに良かった!
青空が少しでも写ると湖面がキレイ!
これ、お天気よかったら、凄かったんだろうなぁ。
さざ波がたっていて、水鏡とはなりませんでしたが、これはこれで美しいです。
最低標高の場所まで降りてきました。
湖面が近い!
湖のすぐ側まで花が咲いていて、とても素敵です。
さぁ、いよいよ、雷鳥ちゃんの目撃エリアへ!
あ、眺めてる人がいるね!
いるよ、いるよ、雷鳥が。
おおぉ、いたいた!
まずは親鳥見~っけ!
凄い近いじゃない!
雛もいるよ。
登山者のすぐ脇をあっちに行ったりこっちに行ったり、、😁
全く恐れないんですね。
11時13分、白馬大池到着です。
まぁさっきから着いていたんですが、雷鳥に夢中で5分ほど雷鳥撮影会をしておりました。
予定では(登山口に表示があったコースタイムだと)12時着でしたから、意外と早く到着できました。
この後どうするか?
白馬大池のヒュッテです。
目の前にテント場がありました。
ナースご夫妻はここのテン場が奇跡的に2泊取れたらしく、夏休みに訪れるそうです。
羨ましいわ~⤴️
登りで追い越した母子も今夜はここに泊まるのね😉
背景はこんなですから、とても楽しそう。
空が広くて(今は雲っているけれど)星空が見えたら素敵でしょうね。
でも船越ノ頭から先は雲に隠れているなぁ💦💦
広場の隅にヘリコプターに託すゴミ類がまとめて置かれていました。
人が寝起きするって、ゴミが出るんだね~😆
こんな景色を見ながらランチにします。
どんどん雲が沸いてきます。
最近はチャレンジ登山ばかりなので、火気類は一切使っておりません😅
小休止に毛が生えたくらいの休憩。
ただ空腹を充たすのみ🤣
近くにはこんな花畑でした🥰
霧が立ち込め、冷たい風が吹き、寒くなってきました。
船越英一郎の方を見ると、ガスガスで何も見えません💦
これじゃあ登ってみても白馬岳は見えないと思うし、船越ノ頭に行く途中でみられるかなと思っていた雷鳥には既に会えたし、雨が降りだしたら嫌なので、とっとと下山しようということになりました。
昼の休憩はわずか35分、11時50分に下山開始します。
でもすぐに立ち往生(笑)
母子の雷鳥が登山道に出てきていました。
カメラ撮影開始!!
お母さんが砂浴びしてる!
母子、ツーショット🥰
親子でお散歩。
あ、お母さん、どこ行くの?
あ、目が合った!(笑)
こちらをガン見してました🤣🤣🤣
こんなお花も咲いている楽園です。
おおぉ、決定的瞬間!
猛烈砂浴び!!
バタバタバタバタ、いや、ブルブルブルブルか?
ひまドリルならぬ、雷鳥ドリル!
楽しい~🎵
まさかこんな雷鳥の日常を見れるとは!?
白馬岳は見れなかったけど、これはかなり貴重な体験ですよ、きっと😁
では出発しましょう。
雨が降りだす前に。
ナナカマドの花が咲いていました。
秋にはまた違った景色を見られるんだろうなぁ。
岩ゴロ地帯を登っていきます。
今日はしつこく「ヤマネチ!」
あ、左のハイマツの中に動くものが!
オスの雷鳥です!
写真では分かりませんが、頭の上が赤いのが肉眼では良く分かりました。
岩の上に乗ったオスの雷鳥。
カッコいいですね!
でもちょっと遠い💦💦
オスは単独行動なんでしょうか?
岩々地帯ですれ違った、朝登りで会ったお母さんとお嬢さん。
今やっとここまで来れたようです。
荷物が重くて大変そう💦💦
お嬢さんの足元を気にしながら、必死に進んで行きました。
まもなく今日のゴールだね。
小さなテントに母子でくっついて眠れるね。
なんて素敵な夏休みでしょうか。
想像しただけで、胸がキュンとしました🥰
さぁ、白馬大池も見納めです。
また来るね、きっと、来るよ。
今度はテントを背負って🤣🤣🤣
乗鞍岳への登りです。
下って来るときすれ違う皆さんがとても辛そうな顔をしていたので、辛い登りかと思いましたが楽勝でした。
白馬岳からが長いんでしょうね。
疲れた脚にこの登りが堪えるのだと思います。
私たちは距離が短く、まだ大して疲れてないので、大丈夫でした😅
あっという間に乗鞍岳に到着~⤴️
この花はなぁに?
ハイマツの狭間に咲いていました。
帰りも雷鳥探しです。
この辺りにいたとの目撃情報を登りでゲットしていたのですから!
すると、あ、あ、いた、いた!
わかるかな?
ハイマツの中にお母さんがいます。
あ、雛もいる!
お母さんが雛とつかず離れず、見守りながら歩いています。
足の白い毛が可愛い。
雷鳥を知らない人に見せると「うずら?」と必ず言われる(笑)
ちょっとつり目の瞳がいいですよね。
あっ、雛が飛んだ!!!
決定的瞬間、パート2ですよ😁
お母さんが大慌てで追いかけます😁
そして、二人は岩の陰へ。
雛がお母さんの真似をする仕草が可愛い過ぎて!!!😍
砂遊びをしながら、くるくる回転しているのがわかるかなぁ。
人間からわずか1.5メートルの位置、登山道のど真ん中で繰り広げらてた母子の日常です。
ハイカーとの位置関係。
全く人間を恐れません。
チョーリラックスしてる(笑)
鷹などの猛禽類から人間が守ってくれるとわかっているのでしょうね。
雷鳥に別れを告げ、歩き出すと、すぐに雪渓になります。
皆さんアイゼンを装着していましたが、ツアー団体のリーダーが「踏み跡があるのでアイゼンは不要です。ゆっくり進んでください」と言っておりました。
私たちはそもそもアイゼンを持って来ませんでしたから、、
ストックとかかとを蹴り込む方法で慎重に下りました。
なんとか転がることなく、雪渓を下りました。
そこからは大きな岩を渡っていくアスレチック。
自分の歩幅で渡れるかどうか見極めながら、岩の上をポンポンと渡って下りました。
いや、実際はそんなにスムーズではなかったけどね😅
雲が流れ、天狗原が見渡せました。
ハガレーナの「真・うさ亀ポーズ」が出ました!!
これ、眺めの良い場所でないとやりたくないらしいですよ😁
少々渋滞発生。
どうやら先を歩いていたグループの中のお一人が転んで怪我をされたようです。
しばらくワーワーやっていたので、立ち止まって経過を見守りました。
すると左の隅でソールが剥がれた若い女性が細いロープのようなものでぐるぐる巻きに固定しようとしていたので、「ビニールテープあるけど使う?」と申し出ました。
二日前、木曽駒ケ岳でターボの結束バンドがお役に立てたので、今日はターボが不在ですし、何かのためにと思って朝出掛けにリュックに入れたのが役に立ちました。
さてさて、前方の渋滞も解消されたようなので、下山再開です。
少し緊張するけど、案外楽しい岩ゴロ地帯。
濡れてなくて、ホント良かった!
17年前にここを下った時はどしゃ降りの雨でしたから、この岩をトントン拍子に進むことができませんでした💦💦
天狗原まで戻ってきました。
振り返ると、霧がはれ、美しい雪渓と稜線が見えました。
ミニ雪渓を下り、
朝は霧で見えなかったこんな景色を見ながら下りました。
ビジターセンターのある登山口に帰り着いたのは14時50分でした。
急げば15時発のロープウェイに間に合う!?
そこからは、駆け足🏃
ここここ、ここがケイが大泣きしながら飛び出してきた山頂駅です。
あのスロープギリギリのところで、ケイを抱きしめたのでした。
懐かしいわぁ。
それにしても最後どっちに行くかわからなかった分岐(夫の汚ない靴下で方向を示されていた)が見つけられませんでした。
そんな分岐、どこにもなかったなぁ。
あれは一体何だったのだろう?とハガレーナに話すと、西条八十の有名な詞を真似て「かあさん、あの父さんの靴下、どうしちゃったんでしょうね」と言っておりました。
母さん、父さんのあの靴下、どうしたんでせうね?
ええ、夏の白馬岳から栂池へ下る道で、
枝に吊るしたあの靴下ですよ。
・・・・
秋には灰色の霧があの丘をこめ、
あの靴下の下で毎晩きりぎりすが啼いたかもしれませんよ。
懐かしき、そして、麗しき、家族と共に過ごした思い出です。
雨上がりの下界におりてきました。
てか、雨が降ったんだね。
山の上は雲の上だったわけだ!
なんという名前だったか?
ほろ苦いコーヒー味のソースがかかったソフトクリームを食べて、車に戻りました。
こうやって見ると、天狗原ってすごく広いんですね。
登山道はその端っこを通っているんだね。
千国揚尾根や、破線ルートの山ノ神尾根を歩けば、もっと天狗原を歩けたみたいです。
最後時間的には余裕があったので、少し奥まで歩いてみれば良かった。
さてさて、帰路につくわけですが、帰りは通行止が解除されているはずです。
朝、私たちを遠回りさせた災害現場とはどこなのか?
写真に納めておきましょう。
出た、出た!
国道19号の夜間通行止。
21時~6時!
ここから片側通行になります。
これにより、かなり手前から渋滞が発生していました。
ここか~😆
犬戻トンネルの白馬側に大きな崖崩れがあるみたいです。
ここが通れなかっただけで、あれだけの遠回りになるのか!
白馬岳方面へ早朝向かう方は注意してくださいね~😆
家族との思い出がある栂池~白馬大池ルート。
今日はガスが多く、アルプスの山並みを間近で目にすることは叶いませんでしたが、雷鳥をしっかり観察できたので、大満足です。
いつの日か、テント(なるべく軽くして💦)を担いで白馬大池でキャンプして、白馬岳に足を伸ばしてみたいですね。
またひとつ目標が見つかりました。
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