【長野、志賀高原】蓮池から琵琶池へ。志賀高原、雨の散歩道《後編》2021年7月4日(日)
《登山難易度 6》
ヒツジグサ(蓮)の咲く蓮池から、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
雨だと承知でやって来た志賀高原池めぐりの旅【後編】です。
木戸池出発から2時間、今日のコースの中間地点である『蓮池』にやって来ました。
うわぁ、これは素敵🥰
まさにモネの世界ですね😍
微妙に彩りの異なる葉っぱが水面を覆っていて、とてもキレイです。
これは蓮の仲間の『ヒツジグサ』というそうです。
白い花の中に薄いピンク色の花もありました。
ハガレーナが「和菓子みたい!」と。
ホントに食べられそうですね😁
みんな思い思いに写真撮影会。
ちなみにマルちゃんとクリさんの間にあるのは岩ではありません(笑)
この黄色い花は『コウホネ』というらしいです。
クリさんが教えてくれました。
志賀高原に数ある池の中でもこの『蓮池』は美しさランキングの上位に入りそうですね。
雨でもこれですから、青空だったら鼻血もんでしょう。(表現が品がなくてスミマセン💦)
秋もきっと素晴らしいはず!!
秋の蓮池がガイドブックに載っていたので参考まで、、。
ヒツジグサも紅葉してこれは見てみたいですね。
こんな景色を見ると絵が描ける人ならなぁと思います😆
湖畔に椅子を出して移ろう陽の光で煌めく湖畔を一日中眺めていたいです。
湖畔を歩いて一周しました。
これはカエデの花?
山道を歩いていると、竹トンボみたいにクルクル回りながら落下しているのをよく見かけます。
ホテルの反対側までやって来ました。
『山の駅』が開いているようです。
トイレをお借りしましょう。
ロビーでパンやチーズなど、少し小腹を充たしました。
『山の駅』で15分ほど休憩し、9時42分、再び歩き始めました。
こんな所にお洒落な郵便局が。
しばらく車道を歩き琵琶池を目指します。
車道脇に咲いていた花たち。
オダマキとホタルブクロと、クリクリしたのは何でしょう??
道はどんどん下っていきました。
結構下るなぁ。
下るってことは、帰りは登りよねぇ、当たり前だけど😅
いよいよ、池が見えてきました。
ウォータースライダーーーーっ!
ここ、浮き輪に乗っかって滑り降りたら気持ち良さそう~⤴️
浅いので、案外浮き輪に乗ると、斜面に張り付いて1ミリも動かないで、自分の脇を竜頭ノ滝みたく流れが二手に分かれて行くだけかもね、、と話しました🤣
シラカバの林がキレイだね~⤴️
琵琶池の横を歩きます。
あそこがくびれている所かな?
楽器の琵琶の形みたいです。
地図を見た時は「たい焼きみたい」と思いましたが🤣
三人が何だかワイワイやってます。
どうやら、この花は何だろう?とやってたみたいです。
で、何だったんですかね?これ?
この木は何?
細長い柳のような葉っぱがあって、なかなかに素敵です。
湖畔を周回する遊歩道に入っていきます。
右手に行くと『水無し池』だったのですが、この時は坊寺山に登る気満々だったので、スルーしました。
森がキレイですね~⤴️
そして、道はとても歩きやすいです。
簡易舗装されていました。
岩の穴を覗き込む私が、もはや『岩!』
これは巨木『X』!
堂々たる佇まいです。
この頃には雨も小康状態で、みんなカッパのフードを外して歩けました。
ん?あれは別荘?? いや、ボートハウスかな?
SUPやキャニオニングができる基地みたいですね。
明日辺りから営業開始なのでしょうか?
(ハガレーナが明日から志賀高原はグリーンシーズンに入るらしいと、帰宅してからネットで調べてくれました。)
ボートハウス前の湖畔に降りてみると、気持ちの良い風が吹いていました。
ここは広々として開放的ですね~⤴️
私一人が景色に溶け込めない超異物感!!
すまぬ!!🤣🤣🤣
お、あそこから白い水しぶきをあげて水が流れ込んでいますね。
一体どこから来ているんだろう??
気になる、気になる🤣
琵琶池の説明がありました。
ペンキがはげて見えにくいですが、、
標高1386M!
おぉ、かなり下ってきてしまった😱😱
水深21m、周囲2300mで、志賀高原第二の大きさだそうです。
第一は裏志賀山の麓にある大沼池ですかね?
角間川から丸池を経て水を取り入れ、発電にも利用されているそうです。
琵琶池を後にし、サンバレーの駐車場に出ました。
この後、サンバレースキー場のホテル群奥から角間川に沿って、幕岩渓谷コースを1時間歩き、石の湯からまた1時間かけて坊寺山に登る計画でした。
幕岩渓谷に向かいます。
すると、おやおや、これは千手観音ではないですか!?
いやぁ、こんなものを見つけてしまったら、、、
やっちゃいますよね~😆
お気楽千手観音!🤣🤣🤣🤣
私がジュディ・オングになっちゃいましたけど~😆
ホテルの前を通過し、奥に見える登山道へ。
すると、、、
え?
これ、どういうこと?
『崩落のため通行止』とありますが、その看板が横によけてあります。
こういうパターンだと、大体行けちゃうと思うのですよね。
本当の通行止なら、テープやロープで登山道をふさいでいると思うのです。
でもずっと先で崩落していて戻らざるを得ないのも嫌だし、、、どうする?どうする?となりました。
さっきのホテルの前で洗い物をしているスタッフがいたので、ちょっと聞いてみることにしました。
すると、「入れなくはないけど、こういう雨の日は崩れやすいので、歩かない方が無難」というニュアンスでした。
そうか、そうだよね、、仕方ない💦💦💦
クリさんと私は「多分行けるんだろうな」と思いましたが、万が一のケースを考えて、大人しく車道を戻ることにしました。
車道を歩いていると、ザーザーと大きな水音がしてきました。
おおぉ、これが丸池か!
さっきのホテルの側に窪地があったので、「丸池干上がっちゃったのかね?」などと噂していたのですが、なんの、なんの、豊かな水がドードーと流れていました。
爽やかな風が吹き抜けています。
湖面の波紋が美しい。
丸池も夏らしくてとても素敵でした。
どうしても水の流れが気になる私😅
浮きと多分水面下には網が張ってあるこちらが水の流れ出るエリア。
この水門を通って、、
流れ落ちた水は右の水路に吸い込まれます。
そして道路の地下トンネルを通り、この長い長いスロープを勢いよく流れ下り、琵琶池に流れ込んでいました。
なるほど、さっき琵琶池で見た白い水流はこれだったわけね!
丸池の奥には坊寺山が見えました。
この時にはまだ少~しだけ、まだ登れるかな?反対側から回り込んで、、という気持ちがありました。
つまらない車道歩き😅
この時は雨が止んでいました。
振り返ると、お、雲海!
サンバレースキー場に登ったら向こう側が良く見えるのでしょうか?
車道を歩かずスキー場に登ってみても良かったかな?とチラッと思いました。
道端で目を楽しませてくれた草花たち。
こういう事ができるのは、車道歩きならでは!
みんなで、「敬礼!」(^-^ゞ
車道側から蓮池&山の駅まで戻ってきました。
蓮池を見下ろせる場所に展望表示板がありました。
晴れていればこんなに美しいのですね。
山の駅の道を挟んで反対側にある、インフォメーションセンターに立ち寄ります。
雨が再びポツポツと降り始めていたので、クリさんがどこか雨が当たらないでお弁当を広げる事ができる場所はないか聞きに行ってくれました。
私たちは広い駐車場の方に向かいます。
向こう側が開けているので、もしかして雲海が見れるかも?と思ったからです。
遠くに展望表示板が見えますよね。
きっと眺めが良いはず!
インフォメーションセンターと消防署、そしてイベントホールがひとつの建物の中にありました。
駐車場の端までやって来ました。
歩きながらハガレーナに「よくこの表示板に気がついたね。私には全く見えなかった💦」と言っておりました。
私は展望表示板が大好きなので、ついつい吸い寄せられるんですよ(笑)
おおお、晴れていればこんなに見えるんだね!
剱岳を初めとした北アルプスがずらり勢揃い!
黒姫山・高妻山・戸隠山、、北信の山々も!
う~ん、見てみたい!!
再訪しなくちゃだなぁ、晴れた日に😁
この後『山の駅』に入り、コーヒーショップのスタッフに「コーヒーを購入すれば、ここのホールで持ち込みしたパンを食べてもいいですか?」と聞くと、「もちろん!ここもいいですし、あっちのラウンジでもいいですし、あちらには風の通るテラスもありますよ。ご自由にお使いください」と親切に教えていただきました。
そのテラスというのがこちら!
昔のロープウェイ駅がテラスになっています。
テーブルと椅子もあって、もちろん雨に濡れることもない!
最高ですね。
時刻は11時40分でしたから、ここをお借りして、ランチすることにしました。
ハンモックに座ってみる私と、眺めを写真に納めるマルちゃん。
コーヒーショップでコーヒーとブルーベリーを購入しました。
ロープウェイの乗り物の中にあった説明と、向かい側の山並み。
この説明によると、正面の山は『東館山』で標高は2000M。
長野オリンピックの時はアルペンスキー「滑降」の会場だったそうです。
向かいにある、左から二つ目の白い建物の右上辺りにはある平地に向け、このロープウェイは繋がっていたんですね。
向こうが1600M、こちらが1500Mで、標高差100Mあったとのこと。
これに乗れたら気持ち良かったでしょうね~⤴️
オリンピックというものは、すごいことをやっちゃうんだなぁ~😆
ここに凄い数の世界中の人々が集まったのでしょう。
今はとても静かです。
『山の駅』で50分過ごし、12時28分、歩き始めました。
すると、いきなり雨混じりの強い風が吹いてきて、バタバタと私のポンチョを揺らしました。
風をはらんだポンチョで飛んで行けそうでしたよ🤣
蓮池の湖畔には色鮮やかなツツジがありました。
みんなで苦労して撮影中😁
行きでも撮ったのですが、朝より花の数が多い気がする、、と言いながらまた撮る。
地下トンネルを抜けると、そこは、、
キスゲ咲くスキー場だよ!
はからずもピストンになってしまったので、もはや消化試合。
みな、黙々と歩いております。
雨脚は強くなってきて、早く森に入りたい!と思っておりました。
信大自然研究園辺りからは、霧も出てきました!
後ろから地面を這い迫ってくる霧😱😱😱
キャー、早く帰ろう!!
この時点でほぼ坊寺山は無くなりました💦
『日影湿原』通過!
この鬼のこん棒みたいのは、なんと、水芭蕉の成れの果て(?)です。
この辺り、雪解け直後には水芭蕉が咲いていたのですね。
線香花火のような苔とマッシュルームみたいなキノコ。
可愛い(*≧з≦)
『根上がりの木』にぶら下がるコウモリ!?
岩が登山道を塞いでる!?
、、、とにかくこのポンチョ、景観を損ないまくりでございました。
右見て左見て、車道を渡りま~す。
前方が開けてきました。
この先辺りに坊寺山登山口のある『石の湯』に抜ける道があったのですが、こちらも通行止でした。
あちゃー、決定的!
今日は坊寺山は行かん!というか、行けん!
晴れ女4人のパワーも及ばず、今日は結局一日中雨でした💦💦💦
ま、天気予報がそうなってましたから。
分かっていたことです😅
結局、最初に歩いたこの『田ノ原湿原』が一番素敵だったかも(笑)
呆然と見つめる二人の先にいるのは、、
ついに湯ばぁばになって羽ばたき始めた私でした🤣🤣🤣
まじで飛べそうな気がした(笑)
朝より更に濡れそぼって前髪だらりになったワタスゲちゃん。
それでもやっぱり可愛くて写真を撮ってしまうんですよね😁
最後の4人ショット!
このポンチョ、不評につき、封印します🤣
橋を渡りながら、「この下の方にモウセンゴケ沢山あるんだろうね~」と言いながら通りすぎようとすると、マルちゃんが「あるよ、あるある、いっぱいある」と言うので「え?まじで!?」となっているところ。
ハガレーナが「みほさん、自分であるって言ったのに驚いてるし😁」と言ってました。
でもモウセンゴケはとっても小さいので、ピンぼけしちゃうんですよ😵
最後の坂を登って、、
この景色も見納め~😆
田ノ原湿原、素敵でした!
そして、こちらは登れなかった坊寺山。
よく見ると山頂付近に少し木のないスペースがあるように見えます。
展望良いって書いてあったからなぁ。
やっぱり登りたかったなぁと思いました。
木戸池の淵を歩いて、、
ホテル前の駐車場が見えてきました。
木道が多かったので、滑って転ばないように慎重に歩く場面も多かったですが、誰も怪我することなく無事に帰ってこれました。
雨降りの森歩きもやっぱり楽しい!
無人のボートハウスが解放されていたので、濡れたカッパを脱いだり、しっとりと湿ったシャツを着替えたりするのに使わせてもらいました。
このコースにはトイレもあちこちあり、ランチも快適でしたし、最後の着替えもできて、ハイカーに優しい観光地でした。
まぁ、この日あの道を歩いたのは、私たち4人だけだったと思いますが🤣🤣🤣
クリさんのヤマップで、すれ違った人三人(ペシプシ、マルちゃん、私)で、その回数75回だったらしいです(笑)
ホントに私たちだけの森と池と湿原でした!
こうやって見ると、角間川はなかなか深い谷なんですね。
スキーで何度も訪れたことがあるというクリさんですが、辺りの森歩きをしたのは初めてだったらしく、「志賀高原って広いんだね~⤴️」と言っておりました。
そう、他にもまだまだ楽しそうなルートがあるんですよ。
次回は四十八池や大沼池を回ってぐるーーっと大回りで木戸池に戻ってくるルートを歩いてみたいかな。
秋かな?
多分紅葉が素晴らしいと思います。
志賀高原は寄居から遠いので、いつかホテルに一泊してあちこち歩いてみるというのもアリかなと思います。
雨降りでもやっぱり楽しかったです🥰
ハガレーナ、長い運転、いつもありがとう。
クリさん、マルちゃん、遠くから参戦してくれて、ありがとう。
感謝、感謝🥰
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