50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【長野、松本】爽快な美ヶ原中央分水嶺を歩く《中編その1》茶臼山から牛伏山まで。2021年6月20日(日)

《登山難易度  10》

美ヶ原高原から、グッドモ~~ニング~🐮


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


総勢7名でワイワイ歩いた美ヶ原の旅【中編その1】です。


茶臼山での中休止で小腹を満たし、いざ、美ヶ原高原へ。

9時20分頃茶臼山を後にしました。

「ここからはほぼ平らな道になるよ~」とクリさんが地図を見ながら教えてくれました。


塩くれ場まで2.0㎞。

この時は塩くれ場って何?と思いましたが、いわゆる美ヶ原高原のど真ん中、牛たちが集う牧場のことでした。


これこれこれこれ!

この景色を見たかったのよ~⤴️

茶臼山経由の醍醐味は美ヶ原の広大な台地を南方向から眺めながら歩けることなのです。


写真ではほぼ分かりませんが、前方はるかにうっすら美しの塔が見えてきました。

右手にある木の奥に写っているこんもりした所が山本小屋などがある所です。

ピークは牛伏山。

まずはあそこまで行く予定になっています。


雨上がりの木々には小さな雨粒がいっぱい。

時々日が射すようになっていて、キラキラ輝いていました。


カメラを向けるとなぜかVサインのおちゃださん。

私が写真を撮るとモデルがおちゃださんばかりになって(おちゃださんのすぐ後ろを歩いているため)、まるで二人で山に来たみたくなるので、ハガレーナに「後ろからいっぱい写真撮ってね~。じゃないとおちゃださんと山デートした記録みたくなる😅」とお願いしました🤣


こんなガレ場も現れました。

大菩薩嶺の賽ノ河原みたいです。


大展望であることも同じですね。

空に向かって歩いている感覚です。


一気に視界が開けました!

これから歩く予定の稜線をぜ~んぶ見渡せます。

右手のこぶが牛伏山、マルちゃんの左手に美しの塔、雲に隠れてしまいましたが、真ん中辺りに王ケ頭、そして一番左手の黒い突端が王ケ鼻です。


雲がどんどん流れています。

晴れてくるかな?

晴れてきそう🎵

台地の端っこは崩れたようなガレ場なんですね。

ドラム缶のような形の岩が林立している箇所もあります。

写真ではなかなか伝わりませんが、雄大な景色です。


振り返ると背後にはさっきまでいた茶臼山。


有刺鉄線に沿って進みます。


前方の台地に時々王ケ頭の電波塔群が見え隠れしました。


筒のような形の大きな岩が見えます。

多くの方のヤマップやブログを拝見しても、広大な高原風景やそこから見たアルプスなどの写真が多く、美ヶ原がどんな形をしているのか、全体像を描くことが今まで出来ませんでした。

こうやって高原の形(成り立ち)をしっかり認識できるこのルートはとてもオススメです。


青空も見えてきましたよ~⤴️

わずかなアップダウンを繰り返しながら、台地の淵を歩いています。


秘密基地、発見!!🥰

まるで要塞のような王ケ頭ホテルが雲の中から現れました。


長い隊列を後ろから前から😁

みんなとてもご機嫌です🥰

楽しくて仕方ない!


なので、何度か行き違ったトレランのグループをアーチを作ってお迎えしました😁

ランナーは苦笑いでしたけどね😆


広小場まで1.7㎞と書かれた分岐に到着しました。

ここが三城牧場から百曲の直登コースを利用した場合、初めて高原台地に乗っかるポイントのようです。


地図の真ん中、「下降地点」と書かれた辺りにいるわけです。

私たちは右手(トイレのマーク方向)へ進みます。


の~んびり🐮

いいねぇ、あんな所に寝転べて。

みんな幸せそうだ😁


分岐からは美ヶ原メインストリート。


左手に王ケ頭を見ながら、、


ドンドコ歩きます。


高原の真ん中にトイレもありました!

牛のマークがありますが、人間用です(笑)


いろんな模様の牛さんがいっぱい!

おちゃださんがいちいち「おおお、ぱいせん!ぱいせん!」「○○○番のぱいせんかぁっ!!」などと騒いでいるので、他人の振りをして歩きました。


思い思いに牛を表現🤣🤣🤣

牛の呆れ顔、初めて見ました(笑)


ajカメラマン、何を狙っている?

乳汁ブシャーか!?


いやいや、幻想的な王ケ頭と牛さんのコラボでした!😉


中央分水嶺トレイル、、、これは気になる!!

全長38㎞!!

イダブルーやまきじーのさんなら1日で歩いちゃうんでしょうが、私たちだと2回に分けてかなぁ。


山と高原地図に書き込んでみました。

赤い線は今回とかつてお気楽隊で歩いた軌跡。

そして、青い線が中央分水嶺!

こうやって見ると、茶臼山から山本小屋までは中央分水嶺だったのですね。

日本ロングトレイル協会なんちゅうもんがあるんですね!😁😁😁

私たちもいつかチャレンジしてみたいと思います❗😁


ホテル送迎バスも走る広い道。

美しの塔が見えてきました。


お、黒い牛が近づいてきます。


ハガレーナが激写します!


うわぁ、鼻の頭がヌラヌラしてる~⤴️

よだれが緑色だね!(笑)


牛さんと記念撮影していたら、、


牛さん急接近で、ビビるオヤジたち🤣🤣🤣


美しの塔!

よく写真で見るやつだ~⤴️


横の窓から必死に中を覗き込む私。


やだ、裏側に入り口あったんじゃん(笑)


窓から眺めた先には?


木橋jumpjumpメンバーたち😁

人物が入らなければ、、


こんな額縁写真が撮れちゃいました!

(By  ハガレーナ)


これからどうする?

美ヶ原にのってからかなりのんびり歩いていますから、この後のコースタイムを確認する三人です。

この時、時刻は10時半。

予定より25分早く歩き出せたこともあり、まだ時間に余裕があります。

厳しいようなら、牛伏山はパスして王ケ頭や、王ケ鼻に向かおうかと思いましたが、どうやら大丈夫そうなので、牛伏山に向かうことにします。


おおお、オヤジの向こうに、あれは富士山!?

あの形は富士山だよね??

流れる雲の間に少しだけ見えました。


美しの塔出発前に、本日の女性陣で「オキラックポーズ」🥰


お、前に足の短い牛?と思ったらあれはポニーだね!

ハガレーナに「馬がいるよ~⤴️」と言うと、「キャー、可愛い~ーーっ😍」と言いながら駆け寄るハガレーナ。


ハガレーナは馬が大好きなのですよ。

「おいで、おいで」と呼ぶと側にやってきました。

どうやら観光客にニンジンをもらえるようで人馴れしています。


ごめんよ、今日は餌の持ち合わせがない💦💦

観光客にもらっておくれ。


おおお~、八ヶ岳、チラ見!!

真ん中の富士山みたいのは、蓼科山??

ん?ってことは、さっきのも蓼科山??

う~ん、わからん😵🌀

チラッとしか見えないので判断できましぇ~ん(涙)


とにかく牛伏山に行ってみましょう。

雲が晴れると信じて!

山本小屋の先には大きな駐車場が見えてきました。


視界がクリアなら、牛伏山からは八ヶ岳大展望らしいのですが、う~ん、今日は無理かなぁ。

無料駐車場には多くのバスや乗用車がありました。

観光とハイキングの拠点ですね。


駐車場脇から牛伏山へ。


もぅ!着いちゃった?

ウソウソ、登山口にある牛の像です。

めっちゃつぶらな瞳🥰


「あ、あ、ちょっと赤岳見えた!」

「あれは蓼科山だよね!?」などとチラ見を精一杯楽しむ私たち😅


歩き始めは両側に柵のある登山道(?)です。


わずかの登りで牛伏山に。


11時ちょうど、牛伏山(2016M)に到着しました!

山名板を見ると、360度の大展望であることが分かります。

東西南北、百名山の名前がズラリ!!


南方向には、中央アルプス、霧ヶ峰、八ヶ岳連峰。


北西方向には、荒船山、赤城山、榛名山、浅間山。


北東方向には、北アルプス!!!

いやぁ、最高ですね!!


今日はドボボンですが、、🤣🤣🤣

心の目で見ましょう、大パノラマの世界を!

ここでお昼にして晴れるのを待つかという意見も出ましたが、「王ケ鼻からなら北アルプスが見えるよ!」というクリさんの話を信じて先に進むことにします。

小腹を満たして、即出発!!

実は【中編】で王ケ頭まで行ってしまうつもりでしたが、載せたい写真が多くて長くなっているので、【中編】を二つに分けることにします。

【中編その2】でどこまで行けるか!?

最後は青空が見れます!!

乞うご期待!


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

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