【茨城、筑波】あきっこさんと裏筑波山・秘密の花園へ《前編》2021年4月10日(土)
裏筑波山、バリルートの秘密の花園から、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回はちょっと特別な山旅です。
ブログ友達のあきっこさんが愛してやまない「筑波山」に出掛けたのですが、一般には知られていないバリエーションルートを案内してもらいました。
いつもはこのブログを読んで同じルートを歩いたりもできるように、分岐など詳しく書いているつもりですが、残念ながら今回のルートは公開できません💦
登山道は立入禁止区域な訳ではありませんし、道は明瞭でやぶ漕ぎでもありませんが、公式にはオープンにされていない知る人ぞ知るルートになります。
筑波山はロープウェイやケーブルカーがあり、観光客も多く訪れる百名山ですから、もしもルートが一般的となり、多くの人が押し寄せるようなことになったら、すぐに自然は破壊され、花園は消滅してしまうことでしょう。
バリルートに入るタイミングを他の人々に見られないよう気をつけて欲しいとあきっこさんに言われました!
がってん承知!!
気を付けます!!!
《登山難易度 8》
筑波山の表と裏、ぜ~んぶ歩いて来ました!
今日の筑波山は素晴らしいお天気です!
2年前にあきっこさんのご招待で初めてやって来た日は、蒸し暑い上に霧で何も見えない残念なお天気でしたから、今回こそ『本気の筑波山』に出会えるチャンスです。
広々と裾野を広げる筑波山が見えて来ました。
新緑の森がモコモコとして美しいですね。
これは期待が高まります😊
朝の7時半に、第3市営駐車場であきっこさんとクリさんと待ち合わせしました。
あきっこさんがルートを書き入れた国土地理院の地図で今日歩くルートを説明してくれました。
どうやら裏筑波山を歩いて一旦下り、再び登り返すみたいです💦
今日は距離が10㎞、累積標高差は1000mを超えてくるので、歩き通せるかどうか、ターボと私は不安な気持ちがありました。
あきっこさんが提示してくれた2つのプランのうち、難易度が高い方を選択したので、頑張らないと!✊
ハガレーナは最近姫とまきじーのさんとロングを歩いているので、今日くらいの距離と標高差は経験済みです。
なので、ターボと私も歩けるかどうか試してみたいと思っています。
とはいえ内心は、前回の蒸し暑い筑波山でバテバテにバテた経験ありですから、心配でなりません😅
最後まで歩けるように「花の写真はみんなに任せて私は写真を撮らないことにする」と言ってみましたが、みんなに「無理、無理、無理~、絶対無理だよ~」と言われました。
花の写真はしゃがんだり立ち上がったりのスクワットの連続なんですよねぇ。
私の足は最後までもってくれるのか!?
さぁ、果たして結果は??
あきっこさん主催、、、
『これが本気の筑波山だ!裏筑波・秘密の花園ツアー』の始まりです!!!
真っ青な空を背景に、優しくそびえる筑波山(多分女体山の方)です。
お参りはいつも下山後と決めています。
マスク装着中の牛さんの横を通って登山口へ向かいます。
道の脇には見事なシャクナゲがありました。
可憐で、清楚な白いシャクナゲです。
白雲橋ルートの登山口にて、一枚脱皮しました。
振り返ると関東平野が見えました。
あきっこさんは今日お渡しした「お気楽2代目缶バッジ」を早速帽子に付けてくれていました。
白蛇弁天です。
本物の蛇に出会えたらお金持ちになれるらしいのですが、お金には全く縁がないので、自分たちで白蛇ポーズをしておきました😁
前回蒸し暑くてバテてしまった白雲橋コースです。
今日は森を美しいと思える余裕があります。
先頭を行くクリさんに「ゆっくり歩いて~」とお願いしていたので、ターボと私のペースに合わせて歩いてくれました。
暑くも寒くもない、絶好の登山日和です。
全く辛くない!
この調子なら今日一日歩き通せそうです。
広葉樹も増えてきました。
巨木が沢山あって、森がイキイキしています。
大きな木の下に室があったので、「ハガレーナなら入れるんじゃない?」と言うと、、
ハガレーナがすっぽり🥰
後ろから来ていた少女に「見てみて!妖精がいるよ!」と言ってみたら、ハガレーナが恥ずかしがってすぐに飛び出してきました。残念!
巨木が次々現れます。
私の顔!(笑)
そんなに驚かなくてもねぇ。
筑波山は昨日雪が降ったようです。
朝日にとかされた氷の粒がバラバラと降ってきました。
一度だけ私の首の後ろに入って、「ヒャッ!!」と悲鳴をあげました😅
広場に着きました。
ここで小休止します。
ロープウェイの運行が始まったようですよ。
さてさて、今日の筑波山の標高は877Mなので、全員バナナ持参が参加条件(?)でした。
今日の語呂合わせは「つくば~なな🍌」
思い思いにバナナを使ったモノマネタイムです。
ターボは電話、あきっこさんはウルトラマン!
ウルトラの母!
ピノキオ。
ちょんまげ~と思ったら、あきっこさんが落としちゃった!
ちょんまげ~、パート2!
ハガレーナが参加条件のバナナを「え?持って来なかったよ!?」と言うので、私の三本のうちの一本をお譲りしました😁
みんなに「重くない?!」と言われたのですが、休憩の度に「つくば~なな!」ってするのかと思ったのですもの。
一本では数が足りません。
この広場にはハイカーや観光客がバラバラといたので、目立たないように小声でコッソリ写真を撮りました。
めっちゃくちゃ騒いでいるように見えますが、コソコソ声で「次は?次は?」「早く、早くっ」とやっております。
まぁ、存在自体がうるさいと言われてしまえばそれまでですが😅
多くのハイカーが見てみぬフリをしてくれました。
ありがたや🙏
アルプスや八ヶ岳など、お気楽隊が未踏の山々で小屋泊しているお二人は、お揃いの「会津駒ヶ岳Tシャツ」です。
『だからもう 何にも考えないで 山に行けばいいんだよ』
『金もいらなきゃ 出世もいらぬ 山さえ登れりゃ ごまんえつ』
、、、台詞が違うんだね!
お二人の個性が出たメッセージだと思います。
これは楽しい😁
私もいつか駒ヶ岳でお気に入りのTシャツを買おうかな😊
秘密の花園まで、まだまだ引っ張りますよ😁
筑波山と言えば!という巨岩ルートも歩きます。
弁慶の七戻りね。
胎内くぐりで、あきっこさんとクリさんは生まれ変わりました!
お気楽隊は穢れがないので(?)スルー😁
大きな船の中に入ったハガレーナ。
割れ目の向こうに地面はありません😱
巨岩巡りも終わり、尾根に乗りました。
青空が気持ちいいですね~🎵
さてさて、ここからはルート省略です。
あきっこさんに続いて秘密の花園ルートへ向かいました。
笹の中にささっと隠れたあきっこさん😁
近くにハイカーがいたなら、あれ?突然消えた!と思ったことでしょう。
雪の残った筑波山の裏側を歩いています。
「雪とニリンソウのコラボはなかなか見れない光景だよ~」とあきっこさん(以下《あ》と表示)。
徐々に花が出てきました。
あ「もう終わりかと思ってたけど、カタクリがまだ残ってたね~」
これはアオキ。
するとターボが(以下《タ》と表示)、「赤いのにアオキね」と。
あー、そうね。
カタクリが可愛い(*≧з≦)
やっぱり、写真は撮りますよ、そりゃね、こんなの前にして撮らない訳がない。
スクワットタイムの始まりです。
まだ朝早かったからか、昨日の雪で気温が低いからか、ニリンソウたちはまだまだ眠そうでした😁
斜面すべてがニリンソウで埋め尽くされています。
わずかに人の歩く場所だけ咲いてないと言った感じで、場所によってはルート上にはみ出して、正に足の踏み場もないほどの群生でした。
ここは少し開いてる!
なんて可愛いのでしょう。
みんなが「ここはすごいね~」「素晴らし過ぎる!」と言うと、
あ「でしょ?でしょ?これが本気の筑波山だから!」
あ「前回のあの筑波山で筑波山に登ったなんて思わないで欲しかったのよ~」
花を決して踏まないように注意しながら、思い思いに写真を撮る面々。
つぼみの裏側はほのかに赤いのね。
それが頬を染めた少女みたいで、キュートなんですよね。
おしべの飾りが素敵ね~❤️
写真を撮りながら徐々に標高を下げます。
これはシキミのオスって言ってたかな?
シキミの群落を見ながら、どんどん下ります。
谷の斜面が全てニリンソウの絨毯です。
あら?あら?この子は?
ハガレーナが飯能アルプスで出会ったワロックのパンダちゃん(以下《パ》と表示)をどうやら連れて来たみたいです。
どこに置いてくるか思案中の様子。
ニリンソウたちが「誰だ?誰だ?こいつは?」と言ってるみたいです。
(うさ亀さんを真似て、、)ここはどうですか?
パ「お花さんたちに見つめられてちょっと恥ずかしいかなぁ😆」
薄暗い谷に朝日が射し込むようになりました。
もう少ししたら、ここの花たちも一斉にお目覚めかもしれません。
どこまで行っても続いているニリンソウの花園。
こんな広範囲な群落、初めて目にしました。
みんな「筑波山の本気を見せてもらったよ!素晴らしいね!」
あ「でしょ?でしょ?筑波山は花の百名低山なんだってばさ!知られていないだけで!」
みんな「確かに!」「だねぇ~」「納得!!」
あきっこさんの鼻の穴は「フンッ!どうだ!」とばかりに膨らみっぱなしです😁
このやり取りをこの日10回位は繰り返したでしょうか?(笑)
昼食の場面まで【前編】で書いてしまおうと思っていましたが、載せたい写真が多過ぎて、文字の変換が手間取るようになってきました。
キャパオーバーみたいですね。
ここで【前編】として投稿します。
ってことは、今回は三部作になるな💦
毎度長くなってごめんなさい🙏
まだまだ怒涛のお花畑が続きます。
いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。