【群馬、榛名】総勢8名のお気楽榛名湖周回ツアー《前編》2021年3月14日(日)
榛名湖畔から、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は1ヶ月前からナツが職場の友人達を山に連れて行きたいとの予約が入っていました。
色んな人に声を掛けてもしかしたら、総勢10名以上の団体さんになる可能性もありましたが、年度末で忙しい先生方が多かったらしく、「小鹿野アルプス」で山デビューしたシマクマちゃん(略していますが、二人です😁)と「おじいちゃんを連れて行くね」とのこと。
おじいちゃんと言っても現役ですし、山登りをしている方だそうです。
「前回赤城山に登っているので、榛名がいいって言ってるよ」と言うので、では、榛名でむちゃくちゃ大変ではないけど、そこそこ歩きごたえのあるコースを考えなくては!!
ヤマップなどで榛名の展望の写真などをチェックし、私が考えたのは「榛名湖外輪山良いとこどりコース」でした。
まずは榛名山と言えば定番中の定番、富士山の1/10縮尺のような「榛名富士」に登り、次に烏帽子のような山容の「烏帽子ケ岳」に登り、一旦湖畔に降りて次は絶景の「硯岩」から榛名湖大展望を楽しみます。
普通の健脚ハイカーなら、ここで掃部ヶ岳まで登るのが当たり前ですが(掃部ヶ岳は榛名山塊の最高峰です)、そうすると累積標高差が1300を越えるので、そこは「お気楽ツアー」と銘打つ関係上パスします😅
いえね、掃部ヶ岳へは昨年ターボと登っており、その時に急坂に設置された階段の丸太がとっても登りづらくて閉口したのです。
丸太と丸太の間(本来ステップであるべきところ)が掘れっ掘れで、いちいち跨いで歩かねばならず、場所によっては丸太と丸太の間隔が狭くて横向きに足を抜き差ししないと歩けなかったりもしました。
それでも山頂からが大展望だ!って言うなら我慢もしますが、掃部ヶ岳って湖畔からどんどん遠ざかってしまうので、展望のバランスが悪いというか、なんというか、、ハッキリ言ってイマイチなんですよ。
なので今回はコースから外しました。
その代わりと言ってはなんですが、帰りに天目山の尾根を縦走して駐車場に戻ろうと思っています。
そうすると、榛名湖を東西南北全ての角度から眺めることができる訳です。
もしも誰かに疲れが見えたら、縦走しないで湖畔の道を歩いて帰るという選択肢も残しつつ、、完璧じゃないですか!?(自画自賛😁)
距離は10㎞、累積登り標高差は多分1000M前後。
初心者の若者と、山経験のある先輩をお連れするのに丁度良いバランスかと思い計画しました。
結果的には私の思惑通りにはいかなかったわけですが、榛名湖周回は果たせました!!
(そうしないと駐車場に帰れませんからね😅)
ケイとマッチョくん、そしてハガレーナも加えた総勢8名(過去最高記録!)で賑やかに歩いて来た記録です。
《登山難易度 4》
ナツとケイはそれぞれ川越と前橋からやってきます。
二人に7時半に榛名湖ビジターセンターの駐車場集合ね!と伝えてありました。
ハガレーナと私は7時20分には到着しましたが、ケイから10分遅れますの連絡。
そしてナツから「おしゃべりに夢中で、渋川伊香保で降りそびれ、赤城まで来てしまった」と電話があったのです。
私は思わず「ばっ、、、」と言いかけ、回りに友人たちがいることを思い出して、「バカ!って言いそうになっちゃったよ」と言いました。
するとナツに「スピーカーになってるからね。みんな聞いてるから発言に気を付けてね」と言われました😅
どうやら私の「バッ!」も「バカって言いそうに、、」も車内に響き渡っていたようです😅
どうすればいいと聞かれ、(言葉に気を付けながら)赤城でインター降りてまた乗って来るしかないよねぇと答えました。
大幅遅刻中のナツたちが来るまでの間、車で待機中の私たち。
ケイとマッチョくんにまだ渡してなかった「初代お気楽バッジ」と「2代目お気楽バッジ」をプレゼントしたところです。
「ヤッターー!ハルカに自慢しよ~⤴️」と言っておりました。
ちなみにこの時期(時間?)ビジターセンターもロープウェイも営業しておらず、付近のトイレも冬期閉鎖中でした。
(ロープウェイは4~11月に営業されるようです)
まさか観光地のトイレが閉鎖されているとは思っていなかったので、ハガレーナとトイレ探しの旅へ。
車で移動し、ガソリンスタンド先の観光トイレを利用しました。
開いてて良かった!😁
ナツ達も到着し、出発準備完了です。
最後の仕上げは、ケイの日焼け止めクリームね😁
ナツは目が腫れ上がり面白い顔になっています。
どうやら昨日卒業式で泣きすぎたらしい。
ナツもシマクマちゃんも三年生の担任ですから、大変だったことでしょう。
目が腫れて妙な顔になっていたナツを見たマッチョくんが、「化粧をおとしたらこんな顔ってことなのかと思った😅」と笑っておりました。
いや、いつもはもうちょっとマシです😁
一番左の男性が本日初登場の「アキちゃん」です。
「アキさん」か「アキちゃん」かね?と言うとナツが「アッキーで!」と。
シマクマちゃんが「アッキー!!?呼んでみて~😆」と言っておりました。
が、結局「アッキー」はさすがに定着せず、結果「アキちゃん」が一番しっくりくる呼び名となりました。
前回のプロフィールで紹介しましたが、私より多分10歳位あるいは一回り位年上になります。
初めて自分より年上の方と山歩きするので(ナツが『おじいちゃん』と呼びますし)、どんなコースがいいのか少し悩みましたが、榛名湖周回なら何とでも変更可能なのでどうにかなるっしょ!
円陣のみんなに「今日は距離10㎞、累積標高差1000Mです」と言うと、シマクマちゃんが「おおお~」と言いました。
いや、あなたたち、それがいかほどのものか、多分全くイメージできてないでしょうよ?(笑)
とにかくリアクションが優等生なんですよ、シマクマちゃんは😆
いつもニヤニヤ笑っているだけのケイの友人たちと違って、打てば響くような反応で、さすが社会人といったところ。
ては歩き始めま~す!
時刻は8時25分でした。
おしゃべりしながら登山口の標識を見落として車道をロープウェイ乗り場方面へ進むシマクマちゃん。
おいおい、しっかりしてくれ😅
「左!左!左!お前ら字が読めんのかーーっ!」と言ってしまう私です。
笹の中の道をジグザグに登ります。
山頂まで標高差300Mの登り。
若者たちはクマちゃんが先頭で引っ張っているようです。
後から聞いた話だと、かなりハイペースだったらしく、どうやら無理していたようで、途中から途端にペースダウンしたのだとか、、。
年寄り三人は後からゆっくり登ります。
アキちゃんが「遅くてスミマセン💦」と言ってましたが、特に初めのうちはゆっくりペースにしないと後半バテてしまいますから、「ゆっくりで大丈夫で~す」と答えました。
アキちゃんが「若い人はすごいなぁ」と言いながら登りが少し辛そうです。
「大丈夫、大丈夫、若者には先に行ってもらって、私たちはゆっくり行きましょう!時間はたっぷりありますから」と励ましながら歩いています。
張り切り過ぎた子どもたちは、既に暑くなってしまったようで、一枚脱皮しておりました。
ハガレーナが若者たちに「脱皮したの??脱皮した?脱皮した?」と聞いていたけど、彼らはポカンとしておりました。
山で洋服を脱ぐことを「脱皮する」と言うので覚えてね😁
ロープウェイ山頂駅に若者たちが先に到着しました。
どうやらマッチョくんは「木こりのシマちゃん」に憧れているらしく、シマちゃんと山歩きできる喜びを噛みしめております😁
年寄り組も到着し、みんなで一緒に展望台へ。
山頂駅までの所要は50分でした。
今は冬期休業中のロープウェイのレールがいつみても面白いです。
これに乗れれば所要3分なんですけどね😅
そして、展望台からは素晴らしい眺めです。
写真では分かりにくいですが、富士山もくっきりはっきり見えていました。
眼下の尾根を最後に歩いてみたいと考えています。
ケイとマッチョくんの奥には真っ白に輝く浅間山も見えました。
ナツの職場の同僚四人で記念撮影です。
そして、今日のメンバー全員(-私)大集合!
ハガレーナがウサ亀ポーズしてる!
抜かりないな~(笑)
カメラマンの私が「今度は違うポーズして~!」と叫びながら「こんな風に~」と片足を上げたらバランス崩して転がりそうになる瞬間にシャッターを押せました😅
アキちゃんは笑い、マッチョくんは唖然としてる😅
ケイは私の分身か!?
思わず私と同じポーズをしております。
ナツの同僚たちは、「え?え?何する?何する?」となってるし。
それぞれ個性が出た瞬間ですね😁
そして、そして、ハガレーナは「オキラックポーズ、ババーーン」やってるし~😆
ハガレーナ、素晴らしいね!
この瞬発力!!
お気楽隊広報隊長を任命しましょう🎵
(実はわたくし、このオキラックポーズを世界に広めたいと画策中なのです😁)
(今日は不在だけど)ターボは命名隊長ね。
オキラックポーズ、ババーーンはターボが名付けました!
榛名神社にお参りしておきます。
「今日もケガしませんように」、、私たちがお願いするのはいつも同じです😁
ナツは「一重が早く治りますように」とお願いし、ケイは「早く彼女ができますように」とお願いしていました。
「あ、一応彼女募集中なんだね?」と言うと「もちろん!え?どういうこと!?」と言ってました。
いや、あまりにマッチョくんやハルカと仲良しなので、彼女不要説が我が家で持ち上がっておりまして、どうなんかなぁと思っておりました。
彼女欲しいのなら、良かった、良かった😁
山頂からの展望です。
相馬山と二ツ岳。
いつかあちらも歩いてみたいですね。
三角点があったら、触っとけーーーっ!のノリで。
榛名富士(1350M)には山頂標識がないので、この三角点が大人気です😁
てはでは、一旦下りま~す!
私が「前に見えてるあの山にこの後登るからね~」と言うと、シマちゃんが「え?下ってから登るんですか!?」と当たり前なことを聞いていました。
そうなのよ、間に橋がかかってれば楽なのにねぇ😆
しかしこの榛名富士から下る北側斜面の道が急なんですよ。
まぁ、富士山と同じ形をしているのですから、当たり前ちゃあ当たり前なのですが。
しかも道は雪がないにも関わらず、地面が凍りついていて、ツルッツルなのです。
岩の上など、スケートリンク並みに滑ります。
なのでほとんど写真を撮りませんでした。
一枚くらい撮っておくか、、と思い撮った地面の写真です。
なるべく落ち葉のあるところに小股で足を慎重に置きながら下りました。
とっとと前を行っていた子どもたちは、何回か尻餅をついたようです。
ババァになると、転ぶと大ケガになる可能性が高いので、慎重の上にも慎重に、決して転ばないように、ゆっくりゆっくり下りました。
ゆうすげ元湯裏に降りてくると、みんなが待っていてくれました。
ハガレーナがみんなに配ってくれたバームクーヘンなど、おやつ休憩中でした。
アキちゃんがトイレを探していたようですが、ここのトイレも冬期閉鎖中だったようです。
その後車道を少し行くと、赤い小さな鳥居が現れました。
ここも先を行っていたケイとマッチョくんとナツはスルー。
彼らは視界が狭いのだろうか??
道を見つける能力は『ひま(我が家の番犬)』の方が高い気がします😆
背の低い鳥居の高さを私の背(162センチ)で調べ中。
おでこに尖った鉄の板が当たり「イテッ!」となりました。
そしてハガレーナが通過すると、屈まなくてもくぐれたーーっ!
鳥居の下に身長測定のようにぴったり収まりました。
なので鳥居の高さは152センチということになります。
先に進むと、何やらみんなで見つめています。
何?何?何を見とるの?と私も行くと、、
おびただしい数のオキツネ様が!
なんなんですか?これは?
こういうキツネの置物って、大量に置いてあることが多い気がしますが、下の方にまるで捨てられているかのように転がっています。
どこで買ってくるんですかね?
湖畔の売店に売ってるのだろうか?
みんな同じオキツネ様です。
烏帽子ケ岳の形から、急坂を想像していましたが、とても歩きやすいなだらかな道です。
これは気持ちいい!
鬢櫛山と烏帽子ケ岳の鞍部に到着しました。
ここは右へ~。
またまた赤い鳥居が現れました。
オキツネ様の間を通って入山します。
ちょっとお邪魔しますね。
道は徐々に急勾配に。
アキちゃんが辛そうになってきました。
「榛名がこんなにアップダウンの激しい山だとは思ってなかった💦完全になめてました」とのこと。
「先に行ってください」と言うので、あまり後ろにピタッとついていられるのも嫌かなと思い、ハガレーナと先に行くことにしました。
時々膝に手をついて、深呼吸しています。
かなり辛そうでした。
立ち寄ることはしませんでしたが、岩に穴が開いていて、小さな赤い鳥居があります。
あそこが稲荷神社なんだろうなと思いました。
この辺りは若干の岩場となり、最後急斜面を登る形となりました。
烏帽子の立ち上がりの部分ですね。
最後はなだらかになり、烏帽子の上のカーブなんだろうなと想像しました。
烏帽子ケ岳山頂(1363M)に到着しました。
湖畔の道から標高差で270Mの登りでした。
時刻は11時過ぎです。
ランチは湖畔に降りてからと考えていましたが、、
後から遅れてやってきたアキちゃんを見て気持ちが変わりました。
バテてしまったアキちゃんの体力を回復させるためにも、ここでお昼ご飯にしましょう。
朝早かったですから、シャリバテしている可能性もあります。
みんなで座ってランチ中。
アキちゃんの奥様お手製のおかずやおにぎりをお裾分けいただきました。
ありがとうございます😊
愛妻弁当を食べてすっかり元気を取り戻したアキちゃんと、ケイとシマちゃん。
今日はシマちゃんはどれだけのランチを平らげたのだろう?
聞くの忘れた!
みんなでランチしまいをしていると、なんだか笹原で妙なポージングをしている人が!
なぜかクマちゃんが、2代目お気楽バッジの真似をしているようなのです。
そうだ、みんなでお気楽バッジポーズをしてみよう!と思いつきました。
何回か試行錯誤を繰り返し、撮れた渾身の一枚がらこちら!⏬
立ち位置間違えたーーーっ!
一番手前の端になった私のお尻が3Dみたく飛び出してるじゃ~ん😱
さすがクマちゃんは特訓の甲斐あって、誰よりもバッジのポージングに似ていますね。
このポーズ、またまた(不在だけど)ターボ命名で「バッチグーポーズ」と呼ばれることとなりました。
バッジとバッチリのバッチを掛けてるのですよ、お分かりだと思いますが。
これはなかなか良いネーミングですよね。
今後は「オキラックポーズ、ババーーン」と、この「バッチグーポーズ」を流行らせて行きたいと思います(何故!?)
ではでは下山します!
榛名外輪山は登ったり下ったりの繰り返しです。
でもひとつひとつの標高差が200~300Mなので、それほど辛くはないです。
烏帽子ケ岳からは大展望なのかと思っていましたが、木立に囲まれ、その隙間からバーコード越しに見える地肌?鉄格子越しに見える青空?、、どう表現すれば良いのか、、いや、普通に木立越しに見える山並みなので、大展望!!ではありませんでした。
木々が葉を落としているこの時期にこれですから、葉が繁ってきたら、な~んにも見えないかもしれませんね。
それでも昨日下界で雷雨をもたらした雨雲は、高い山々にどか雪を降らせたのでしょうか?
浅間山や白砂山、苗場山などの銀嶺が木々の間に見えかくれしていました。
この後湖畔におりました。
今日は鬢櫛山には登りません。
写真の取り込みに時間がかかるようになってきたので、この辺りで【前編】として投稿します。
【後編】では硯岩からの絶景をお届けします。
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