50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【埼玉、小鹿野】初登山のゲストと小鹿野アルプスを賑やかに歩く《前編》2021年2月20日(土)


小鹿野アルプス・亀の岩展望台から、亀のポーズでこんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今日はナツの職場の友人二人と山歩きをしてきました。

雪山に行きたいと思っていましたが、木曜日の時点で土曜日のテンクラがCだったため、雪のない低山に行き先を変更することにしました。

初登山の友達に楽しんでもらいつつ、若い人なので体力はあるでしょうから歩きごたえもそこそこある場所はどこかあったかなと、ハガレーナに相談すると、「小鹿野アルプスとか?」と。

なるほど!

あそこなら雪もないし、展望も素晴らしいし、鎖場も少しあったりして、変化に富んだ山歩きができるね!うん、それだ!となったわけです。

今回はナツ、(ひとつ前のブログでご紹介した)クマちゃん、シマちゃん、ハガレーナ、そして長男ケイと一緒に総勢6名の大所帯で静かな小鹿野アルプスを賑やかに歩いてきました!


《登山難易度  4》




法性寺山門前にて、若者4人の記念撮影から、賑やか登山がスタートしました。

この後境内に入り本堂の前まで行くと、お寺の住職とその奥様が現れ、通行料(お庭の整備費)として一人300円徴収されました。

本堂の前に募金箱のようなものが置かれ、そこに300円入れてと書いてありましたので、過去二回そのように入れさせていただいてはいましたが、まさか徴収されるとは思っていなかったので、少し驚きました😅

コロナで参拝客が減って大変だったりするんですかね?


岩の中に朽ちた祠があるのですが、それを見るためではなく鎖場練習で若者たちだけ登って、




下りました😅


尾根に向け、小さくステップの切られた岩の階段を登ります。


お地蔵さまの並ぶ岩穴に着いたら右手に。


巨大岩の上を歩いてお舟観音に向かいましょう。


断崖絶壁の上を歩いています。


こちらが巨大タンカーのような岩の舳先近くに立つ「お舟観音」です。

何度見ても美しく、そして凛々しいです。

(絶景スポット①)


更に船の舳先に立ち、一人タイタニックのクマちゃん。

見ている方が怖いです😱


「怖い、怖い」と言いながらコーフン気味に戻ってきたクマちゃん。


お次はシマちゃん。

なんだか度胸試しの様相を呈してきました。


ウホウホ言いながら戻ってきた(笑)


ギャラリーはお舟観音の側に立ち、いくつものカメラで撮影会です。


さすがナツ。

突端に立っております。

見てる方が怖いよぅ💦


最後はケイ。

空間に背を向けて立つ方が怖くない!?


度胸試し撮影会が無事終了しましたので、次なる絶景スポットへ向かいましょう。

カメラを向けると、妙なポーズがシンクロする姉と弟。


この巨大タンカーは舳先がカーブしているので、船体の横っ腹を見ることが出来て楽しいのです。

長さもさることながら、デッキからキールまでの深さに驚かされます。

覗いても海面(地面)は遥か遠く、吸い込まれそうです😱


さぁ、次に目指すは、ブリッジ(船橋)です。


タンカーの船尾に位置する、あの尖った岩がブリッジです。

あそこには大日如来さまが鎮座し、船の航路を見守ってくれています。

3人くらいが限度の狭い場所なので、ハガレーナと私は待ってるから「若者たちよ、行っといで~」と送り出しました。

「ステップがあるから鎖に頼り過ぎないでね~」とアドバイス。

さっきの祠で予行演習していた効果で、みんなスイスイ登っていきました。


お~い、景色はどうだ~い?


絶景なり!

(絶景スポット②)


こちら、大日如来~ズ😁


狭いブリッジで自撮り。


絶景とケイ。

お肌の手入れを続けているお陰で、お肌がツルツルやね、羨ましい😆


じゃあ、降りてきて~。


この角度で写真を撮ると、奈落の底感が凄い!

心細い鉄製の手すりがついているので、歩いてみると意外と安心感があるのだけど。


「下りの方が怖いね~」と言いながら。


友の下り終わるのを待つシマちゃんの図。

座敷わらしかい!(笑)

シマちゃん見てると、幸せな気分になる😁

ナツがいつも職場で笑っていられるのは、お二人のお陰なんだね、、感謝、感謝。

次の絶景スポットは~、、、


般若山!!(478M)

(絶景スポット③)

以前はなかったこの標識。


裏を見ると、ビールの空き缶だ!

誰かが作って自宅から持ってきてくれたんだね😉

初めてハガレーナとここを訪れた時は、何の標識もないので、ここがホントに般若山なのかどうか不安だったんですよね。

とっても狭い小ピークって感じの所ですし。

でもね、景色はピカイチなんです。


武甲山も見えてきますよ~。


外秩父の山並み。

写真を撮り忘れましたが、視線を左に転じると、城峯山や両神山も見えます。

突き抜ける解放感!

さっき(写真はないけど)ほぼ薮のような急斜面をいばらに気を付けながらヒーヒー登ってきただけに、余計にこの展望に感動するのです。

薮を抜けるとそこは別天地!


みんないい顔してるね!


無理やり自撮り😅

ほぼ私の顔(涙)


般若山から少し先に進み、尾根の途中にある小さなピークから左の谷に降りていきます。

そこ(小ピーク)を通り過ぎてしまうと、しばらくは歩きやすい道ですが、最後はめっちゃいばらの急な道になり、やがて名もなきピークに飛び出ます。

釜の沢五峯を逆回りしたければ、そちらにチャレンジするのもアリです。

ハガレーナと初めて訪れた時はそうしました。

というかそうなりました😅

ただそのルートだと絶景の亀の岩展望台に行けないのですよ。


なので、この急斜面を下るしかない!

わずかな踏み跡しかないので、小ピークから下り始めるのに、若干勇気を要します。


何しろすご~く滑る落ち葉の急斜面です。


滑落しないよう気を付けながら谷に降りてきました。

ここに前回あった(皆さんのヤマップ記事でも良く見かけた)「ご自由にお使いください」っぽい老眼鏡は無くなっていました。

持ち主が回収に来たのかな?😁


谷に降りると、次は崩落地に向かいます。


ここが崩落地。

次の尾根に向け、かつてあった階段が土砂崩れで消失した現場です。

前回来たときはこの崩落現場を真っ直ぐに登ろうとして、目の前の斜面からポロポロと石が転がってきて、さすがにここは登れないか、どうする?どうする?となったのでした。

さあ、どうする?


答えは左にあります。


崩落地の下からは見えないのですが、崩落せずに残った階段が左手にあるのです。

そこに向けては無理やり斜面を登るしかない!

なるべく歩きやすい場所を見つけてなんとか斜面を登れば、板を地面に埋め込んだ階段が現れますので、そこを登って尾根に向かいましょう。


鉄塔のある尾根に出ました。

右奥に見えているのは、般若山手前にある(さっき歩いた)鉄塔です。

この小鹿野アルプスはいく筋もの尾根それぞれに絶景スポットがあるため、谷に降りたり尾根に登ったりを繰り返すアドベンチャーランドなのです。

ジェットコースターなら楽しいところですが、自分の足で歩かないと次なる絶景スポットに行き着けませんから、なかなかにイケズなコース。

鉄塔から鉄塔へ、ジップラインがあればいいのに!と思うんだよなぁ。

地主の柴崎さん、ご検討よろしくお願いします😁


鉄塔から少し下ると、そこは次なる絶景スポット!

「亀の岩展望台」です。

「おおおお~、これはすごいね~」と見つめる先には、、


巨大な亀の岩!!

(絶景スポット④)

写真でその大きさをお伝えできないのがもどかしい💦

とにかく大きいのです!

絶対「おおおお~」となります。



ケイが「あれって裏返ってる亀?」と聞いてきました。

いやいや違うでしょ!?と言ってみたけど、「下に目があって上に口があって、甲羅は下で、あれどう見てもひっくり返ってるでしょ?」と。

確かに~。

そう見えてきた😅


では亀の岩をバックに(つて、亀の岩写ってませんけど😅)同僚三人の写真を撮っておこうかね。

脚長効果を狙ってワイド機能でね!


イエーーーイ!!

、、、そんな写真を撮っている私は、、


こんな岩のはしっこにしゃがんでおります。

私がバランスを崩して後ろに転がらないよう、ケイがリュックの紐を持ってるし

するとハガレーナが「みほさん、みほさん、こっちも撮って~!」と。


ヤマッパー友達の「うさ亀さん」に愛を込めて、「うさぎと亀ポーズ」!

決まったね🥰


ではでは次なる絶景スポットへ~。

一旦一番麓まで下ります。

この後私が道を間違えて、車道手前で次の谷(釜の沢)に抜けられる所をスルーし、ホントに麓の車道まで降りてしまいました😅

みんな、余計に歩かせてすまぬ💦


ちょっと遠回りしましたが、無事釜の沢を渡り釜の沢五峯に向かう道に乗りました。

この木製橋は前回朽ちかけていましたが、丈夫に生まれ変わっていました。

それでもシマちゃんは「大丈夫かな?壊れそう~😆」と言いながら渡っていましたが。


ここは滑りやすい一枚岩でしたが、真新しい青いロープが設置されていて、安全に渡れました。

柴崎さん、ありがとうございます!

ジップラインは諦めます!



「一の峯」に到着~。


ここまで足が流れるような急な坂だったので、みんな一気に汗が吹き出しました。

クマさんの白い手拭いが物語る。

暑い☀️😵💦


若干下って、登り返し、、


「二の峯」到着~。

ここは石碑に「三の峯」と掘ってありますが、間違いです!

ナツに「なんで!?」と聞かれたけど、理由は知らん。

柴崎さんの一族にも私みたいなおっちょこちょいがいたということで😁


「母さんたちは~?」と言われ、どうする?どうする?となり、最後はお尻あいのうさ耳で!

若者たち、「か、かわいい😅」と苦笑い😁💧


奥秩父の山並みを眺めるケイの後ろ姿。

なかなか山男が板についてきた😁

今日の重いものは全てケイのリュックに入っております😆

みんな、お腹が空いてきたらしい。

よし、次の三の峯でランチにしよう。


二の峯からの下りが一番の難所です。

二段階の長い鎖場。

ハガレーナ(55歳)が先頭を行きますが、参考にならないほどのスピード!

若者たちが「すげぇ、消防士みたい」と呟くほど😊

何度も言いますが、ハガレーナの運動神経はお気楽隊の自慢なのだ!


問題は私ね😅

平均的な57歳の中でもどんくさい部類に入ります(涙)

私が下り始めた途端、ケタケタと笑い転げる我が娘😒

ハガレーナの映像が目の端に残っていますからね、そりゃ、このトロ臭さが際立ちますよ(涙)



あれれ?真ん中で下り方が分からなくなり、意味なく一回転しちゃったし💦

でもま、ノロノロでもなんとか下りました。


お次はクマちゃん。

お、速い、速い!

素晴らしい安定感!



あ、ここにもいた!

笑いを誘う存在が!(笑)

でもなんだか楽しそうね😁


ケイとナツはススイノスイでした。


さあ、ランチだ!ランチだ!

あと一息!!

急坂を登るとそこは、、


「三の峯」到着~🎵

(絶景スポット⑤)

ここでランチにして午後の部をスタートさせます。

写真の取り込みに時間がかかるようになってきました。

この辺で【前編】として投稿しなくちゃですね。

小鹿野アルプスアドベンチャーランド、、まだまだ絶景は続きます!


いつもブログを応援いただき、ありがとうございます✨

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