50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【埼玉、深谷】次女のお疲れさま会。料亭『新楽』の夜。2021年2月16日(火)

こんにちは。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


2月14日は次女イブの国家試験日でした。

私が根子岳で雪に埋まっている頃、彼女は東京ドームで試験に取り組んでいました😅

前日から東京入りしホテルに大学の同期生たちと前泊。

そんな夜中にあの地震ですから、少々心配したのでした。

コロナ禍で自宅で勉強していたイブを労うため、夫が「イブちゃんのお疲れさま会をしよう」と発案。

和食を食べに出掛けました。

ホントは先日「お誕生日会」をした籠原の『加とう』に行きたかったのです。

あのお店はとても居心地がよく、お料理も器も素敵で、イブの好みだなと思ったからです。

しかし今夜は生憎お休みとのこと。

思い付いたのが夕方だったので、連絡が遅すぎました。

今の時期は仕入れの関係で、予約が入らないと営業が難しいのだと思います。

そこで夫の知人(地元の酒屋さん)に聞いて紹介していただいたのが、深谷駅前の『新楽』でした。

お店の入り口の写真を撮ったのですが、光度が足りなかったようで保存されていませんでした(涙)

検温して、手の消毒をしてのれんをくぐりました。

和服を着た若女将に案内されたのは、十二畳もある和室。

通常なら8人は座れるテーブルにソーシャルディスタンスばっちりで座ります。

掘りこたつになっているので、足が楽々です。

真ん中に大きな透明パネルがありますが、座ってみれば気になりません。

とてもがっちりした白木の台に固定され、横にアルコール消毒液が入れられる四角い枡が作り付けられていました。

お店と繋がりのある大工さんへの特注品と見た!😁


山のブログでは滅多に登場しない夫と次女です。

夫は運転手なのでノンアルコール、次女は生ビール、私は冷酒で乾杯しました。

『お疲れさま~』


先付け。

手前の丸いものは干し柿で中にチーズを入れて揚げてありました。

干し柿の甘味とチーズの塩味、ねっとりとサクサクの楽しいコラボ。

いくつも食べたい😁


カキのオイル漬け。

カキをこんな風にして食べたのは初めてでした。

旨味がぎゅっと濃縮しているようでした。


お刺身。

器が瓢箪の形です😊

厨房とお部屋が遠いのか、マスクで息苦しいのか、若女将が息をきらしてハァハァ言いながら運んでくれました。

お店は創業76年。

元は品川にお店を構えていたらしいのですが、戦中そこを離れねばならなくなり、紹介されて深谷の地に移転したのだそうです。

厨房にいるご主人は三代目。

そして今高校生の息子さんが渋沢栄一が作った深谷商業(夫の父の母校でもあります)を卒業し、春から東京の料亭に修行に出るのだと話してくれました。

息子さんがあとを継いでくれるのであれば、コロナなんかに負けていられませんよね。

四代目の息子さんが創業100年を迎えられるよう願ってやまないです。

渋沢栄一の大河ドラマで、北関東の小さな町が盛り上がるといいなと思います。

どうやらちょうど今日、『青天を衝け』の大河ドラマ館がオープンしたらしいですから。

https://shibusawaeiichi-fukaya.com/

⏫深谷大河ドラマ館のホームページです。


寒ぶりの照り焼きです。

炭焼きのエビも香ばしくて美味しかったし、ぶりは肉厚でしっかりお味が染み込み、揚げた細切りゴボウと一緒に食べるとゴボウの香りが口いっぱいに広がって素晴らしかったです。

あんなに細くゴボウって切れます!?

包丁で切ってるらしいですよ!

私にはこの10倍の太さでないと切れない!と言うと、若女将も「私もです~😆」と言ってました😊

とても気さくな女将さんで、お料理を運んでくる度、お喋りに花が咲きます。

まぁ私がなんやかんや話しかけるからなんですけどね😁

この辺りで1合の冷酒が終わり、私は赤ワインを、二人はホットウーロンを注文しました。

せりともずくと大和芋の養老豆腐のお吸い物。

春の小川のような彩りです。




鯛のかぶと煮です。

女将さんはご出身は長野県東御市らしく、この頃は山の話で盛り上がりました。

長野県、いいですね~。

次女は全国転勤がある会社に就職予定なので、「いつか長野に住んだりしなよ~」「母さんが山に行く拠点にしたいだけでしょ?😒」という会話があったのは言うまでもなし😁

この後、天ぷら、合鴨のサラダ、お茶漬けをいただいたのですが、どうやら私はほろ酔い気分だったようで、写真を取り忘れておりました😅

何をやってんだか(涙)



最後はフルーツと日本茶でした。

時短営業で夜は8時までです。

こちらの「新楽」さんではフグを提供することもできます、

この辺りでフグを食べられる店は珍しいので、夫はそれが気になるらしく、色々質問していました。

フグが食べたかったら3日前に予約を入れて欲しいそうです。

仕出し弁当もやっているそうで、チラシをもらってきました。




厚焼き玉子サンドは二代目の女将さんが毎日朝早く起きて作っているようで、限定20食だそうです。

食べてみたいですね~。

今日のお客は私たちだけでした。

「夕方夫が電話をしなければ、お休みでしたのにスミマセン」と言うと、「いえいえ、もう休み疲れしてますから」と。

朗らかな女将さんが、笑顔で駐車場までお見送りしてくださいました。

とても気持ちの良いお店でした。

ソーシャルディスタンスの会食でしたが、静かな空間で、親子三人、楽しくお喋りしながらご馳走をいただきました。

実は今日は朝から私のお腹の調子が悪くて、久しぶりに激しい腹痛にみまわれ早退したのです。

午後温かくして寝ていたので、夕方にはすっかり良くなっていました。

こんな時焼き肉などいただくと、途端にお腹が暴れだしますが、優しいお味の日本食だったので、食後も大丈夫でした。

むしろお昼ご飯を食べてなかったので、モリモリいけました😅

次女の長かった受験勉強も終わりました。

母が山遊びに興じている間も変わらずコツコツと勉強していました。

そんな次女も春からはついに社会人です。

国家資格を持って、人生のスタートを切ります。

「これで一生食べるのに困らないね!」と言うと、「あなたがそう育てたんだよ」と次女に言われました。

なんだかちょっと誇らしいです😊

親がおっちょこちょいだと、案外子供はしっかりするのかもですね😁

残るは二十歳の長男一人!

あやつをどう仕上げるか!?

子育てもそろそろ最終盤ですね。


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