【群馬、赤城】ダブルグリーンとのお気楽雪道歩き《中編》2021年1月23日(土)
《登山難易度4》
赤城・小沼から、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
黒檜山への急坂をエッチラオッチラ登っております。
この坂は下りより登りの方が楽なのだと、前回登って感じました。
おチャラさんが、「姉さん、ここは見せ場だよ~🎵」と嬉しそうに上から声をかけてきます。
彼は私が登りで苦労しているのを見るのが楽しいらしい。
ハガレーナがいつでも私のお尻を押し上げられるように、最後尾につけてくれてます😅
結局介護するのはハガレーナかい!って話ですよ😤
この辺りは滝登りですか!?といった雰囲気でした。
坂が全面凍結!
ハイカーが作った階段になっておりますが、ツルッとなったらと思うと、下りだと怖そうですよ~😱
体力が有り余っているおチャラさんは、ひまのように行ったり来たり。
歩きながら歌を歌っていますよ。
おチャラさんは頭の回りでいつも🎵が浮遊しているような人です😅
大声で歌っているのは大体バブル期の歌なので、同世代の私たちはいつもなら合唱になるところですが、ターボは現在心拍数アゲアゲ状態なので、合唱する元気はありません😅
おチャラさん一人の調子っぱずれな「粉~雪~🎵」が森にこだましていました。
「あれ?あれ?周波数がおかしいな。雑音が入る」
「おチャラさん、チャンネル変えてーーっ!」などと笑いながら登りました。
ラジオのAMは「なんとかなんとかモジュレーション」というらしいです。
おチャラさんがそれっぽい英語なまりのカタカナで雑学披露してました。
最後の最後までその何とかを覚えられなかった😅
なので、「アントニオレボリューション」とか「オートマティックホニャララション」とか「危ないモジュレーション」などと雰囲気だけ合わせてお気楽が言う度に「○○○○モジュレーション!」と言い直されましたが、、。
結局○○が何だか分からず(笑)
さあ、間もなく分岐ですよ~。
「ターボ、頑張れ~」と先に分岐に着いたおチャラさんからエールが送られていました。
私のところからも分岐が見えてきました!
前回訪れた時はこの辺りは真っ青な赤城ブルーを背景に霧氷が白く輝いていましたが、今日はそのどちらもありません(涙)
でも今日は雪上訓練&おチャラ劇場なので、景色は微塵も期待してませんから、問題ナッシング!
問題なのはおチャラさんです。
先に分岐について、何だか訳のわからないことを叫んでいました。
「何叫んでんの?」「わからん」「他人の振りをしよう」となってました😆
分岐は左へ~。
ajさんの足に乳酸が貯まっていたらしく、「まだ山頂じゃないの~(涙)」と気弱な声が聞こえましたが、「でも山頂まですぐだよ!」と後ろから力付けました。
時刻は9時29分、赤城山(黒檜山)山頂に到着です。
登山口から標高差450M登って来ました。
おチャラさんと記念撮影。
ajさんとも。
展望ゼロなので、ここから徒歩2分の展望スポットに移動しても意味なしでしたが、そこまでの雪道歩きが快適なので、ajさんにそれを体験してほしくて行ってみることに。
ここまでほぼ氷の斜面の急登しかしてませんからね。
ウキウキ雪道歩き、体験して欲しいじゃないですか。
前のアホな二人(おチャラさんとターボ)が突然走り出したら、ajさんが戸惑った様子で「これ、俺も走った方がいいんですか?」と聞いてきたので、「うん、走って」と言うと素直に走り始めたajさん😁
聞き分けの良い子やのぅ。
ちなみにこのajさん、お年は48歳なんですってよ。
お気楽隊では稀少種の40代!
あの若く見える姫ですら実は50代ですからね!
なんと、ajさん、私がハタチの頃にまだ11歳のガキンチョだったってことですよ。
今後高齢化が進むお気楽隊にあって、40代の介護レンジャーは貴重です。
しっかり経験値を上げていただかないと!
何の経験値だい!って話ですが、、。
今のところ、おバカなポージングしかレクチャーしておりません(笑)
で、着きました。
ドボボンな展望スポット。
視界が良ければ「あっちに上州武尊、あっちには尾瀬の山も見えるんだよ~」と説明するくらいしか出来ません。
でも珍しく無風だったんです!
ちっとも寒くないよ!
なので不倫旅行ごっこを続行します(笑)
おチャラさんとあたくし。
ちょびっと女らしく見えたかしらん?
ajさんとターボ。
う~ん、やはりおチャラさんとハガレーナの腕組み写真が一番しっくりくるな。
やはり月曜日の掲示板はあの写真に決定や!
、、はい!
バカなことやってないで、とっとと次に行きましょ!
展望のない展望スポットに用はない!
、、と思ったら、またバカなことやってる人発見!
フワフワの雪原見つけたら、ハグせずにおれないのはおチャラさんの習性のようです。
「まだだよ、まだだよ」再び。
窒息寸前のおチャラさん。
今回も鼻が霜焼けとなりましたとさ。
しかし、イジワルしたバチがあたったターボ。
踏み抜いて転がっております。
アホ。
誰も助けない(笑)
さぁ、先に行くわよ!
今日のメンバー(前回の社山もだったけど)、私以外全員『B型』!
みんな自由過ぎる。
そして、キリがない。
私が先に進めなければ、いつまでもやってます😅
先が長いんだっちゅうに、全く💢
私だけがまともな『A型』だと、ご理解ください。
山頂はとっとと通過し、黒檜大神です。
信心深いおチャラさんが、私たちの分もまとめてお詣りしてくれました。
さあ、次は駒ヶ岳!
一旦下ります。
この階段で前回私は右膝を痛めた経緯があるので、慎重の上にも慎重に、ノロノロと下りました。
何人か若い人たちとすれ違いましたが、いちいちおチャラさんが、「うるさくてごめんなさいね~」「姉さん、若い子だよ!品良く挨拶してね!」と言うので「ご機嫌よう」とか「あら、ごめんなさいよ」とか言わなければいけませんでした。
おチャラさんは山に来ると若い女性と沢山会話するのだそうです。
それは『ただで』若い女の子と『しゃべれる』からなんですってよ~😒
なんじゃそりゃ?
「だったらお気楽隊で(若くはないが)美女と喋れてるんだから、今後は料金発生させるかね」と言ったところ、「さっきお賽銭払ったじゃーん」と言っておった。
私らの価値は「1円」か「10円」なんだな😒
あのお賽銭のチャランという音は「100円玉」ではなかったはず、絶対!😤
そんなことはともかく、下りはまだまだ続きます。
なぜか少し雪が深くなりました。
すると、、
深い雪にジャンプしたくなるチャラ男。
新雪があったので、私はお気楽隊の「楽」と、おチャラさんは「お茶」と書いてみました。
誰か気づいてくれないかなぁ。
雪が降ってましたから、すぐに消えてしまったと思いますが。
小ピーク通過します。
おチャラさんだけ、登山道から離れ深い雪の中をラッセラ~、ラッセラ~。
「大タルミ」に着きました。
この時何かおチャラさんがフィリピンにいた時の自慢話をしていたようですが、私は聞いてませんでした😅
今の私に吹き出しをつけるとしたら、「何、いつまでも井戸端会議しとんねん、はよう先に行こうぜ」となるでしょう。
予定行動をクリアしたいA型です。
なのに、なのに、またやっとるぜ!このオッサン!
しばらくぶっ倒れていて、そして、突然起き上がりゾンビのように襲ってくるおチャラ。(もはや呼び捨て)
この人、ちょっと変😒
あ、増えた。
なんか、ノリが似てる、この二人。
お気楽隊で用意した『百均の』緑サングラスが妙に気に入ったらしく、一日中してました。
これ、かけてると曇るんですよ。
スレ違う人たちに「うるさくしてスミマセン」とまるで私たちがうるさいかのように振る舞ってましたけど、あなたのその容姿が一番うるさいですからね。
この後も「押すなよ、押すなよ」と再び雪にはまるかはまらないかとターボとじゃれあっていたので、「はい!先に行くよ!」と私が強制終了させました。
こいつら、終わりがないんだもの。
大人しく駒ヶ岳への登りに向かいます。
これでよろしい。
この後駒ヶ岳への登りはわずかなのですが、ajさんは足が重いと言ってました。
慣れないアイゼンでの雪道歩き、少しコツみたいなものが必要なんですかね?
10時45分、駒ヶ岳に到着です。
お腹が空いたので、おにぎりやいきなり団子で小腹を満たしました。
10分ほど休憩し、歩き出すと、
凍った急坂😱
おチャラさんは駆け下ってましたよ。
身体能力、すごいな。
私は膝が怖いのよ~(涙)
そろ~り、そろ~り。
この階段が現れたら、分岐まであと少し!
急な下りがひとまず終わるとホッとしました。
大沼方面へ下るならここで右に曲がって鉄製階段に取り付くのですが、今日はここを真っ直ぐ進みます!
分岐通過は11時10分でした。
ここからはお気楽隊未知のルートです。
どんな道なのか知らないので、ちょっとドキドキ。
なるほど~。
急坂や~ん(涙)
冬枯れのこの木々は多分ツツジですよね。
ツツジと笹の中にクネクネと心細く伸びる道。
これは花の季節には楽しそうですよ!
でも凍ったこの時期は結構怖い💦
再びの、そろ~り、そろ~りです。
ajさんは再び元気を取り戻し、「あの『いきなり団子』が効いたわ~。お腹が空いてたからバテたんだ。復活した!」と言っておりました。
どの位まで来たか、ルートに乗っているか、ヤマップで確認します。
痩せ尾根を行きます。
ここは特に怖かったポイントです。
凍った斜面はどこに足を置いても滑りそうで、慎重に慎重に下っていると、なんと、後ろからハガレーナがトトトトトッと止まらなくなり、私の背中をドンッと押したのです。
あ~れ~!!😱
背中を押された私は転がりそうになりながら前につんのめり、危うくターボとajさんも含め人間雪崩になるところでした。
幸い目の前に木があったので、それに手をついて難を逃れました。
あぶねぇ、あぶねぇ。
ヤマップで確認しながら分岐を通過。
まだまだ急な下りが続きます。
ピーチクパーチクお喋りしながら先を行く三人(おチャラ、ターボ、ajさん)に「ちょっと待ってーーっ!写真を撮りたい!枝に積もった雪が花みたいで可愛い!」と言って、写真を撮る私。
老眼なので、ピントを合わせられない💦
結果、みんなを待たせた挙げ句、大した写真は撮れないというオチ。
スミマセン、先に進んでくださいな。
接写は諦め、トボトボと下る私。
分岐に到着です。
なかなか個性的な手作り地図がありました。
「メイロ?」とか「岩バ」とか「ひ?」とか(笑)
で、結局良くわからない😅
真っ直ぐ登るのが正解です。
「岩バ」が現れます😅
またまたおチャラの「姉さん、見せ場だよ~」の声が冬枯れの森にこだまします。
踏み跡があったので、安心して登れました。
竈山に到着です。
竈!?
だったら「鬼滅の刃」か!?
と思いましたが、山頂が狭くお遊びするのが困難だったので、諦めました😅
竈山を越えてからが難路でした。
ここが「岩バ」だったようで、、。
道が分からずあっちをウロウロ、こっちを偵察。
おチャラさんが道探しをしているところです。
ハガレーナが「あそこにピンクテープがあるよ!」と言っているのに、「見えないんだよ~」と叫んでいるおチャラさん。
いや、それ、あなた、安物緑サングラスしてるからでしょ。
外せばいいのに、、とハガレーナが呟いておりました(笑)
おチャラさん、ハガレーナにルートを探してもらって、後から追いかける三人。
大きな岩の間をくぐると、、
やった、鳥居峠の駐車場が見えてきました!
私がハタチの時に、まだ小学生だったajくんと。
下りの終点が見えてホッとしている表情です。
鳥居峠に到着しました~!
時刻は12時15分でした。
分岐から約1時間もかかってしまいましたね。
なかなかスリリングな道でした。
振り返って下ってきた道を撮影しておきました。
次、ツツジのシーズンにはこちらから登るのも「アリ」ですね。
結構な雪が降っていて、リュックもじっとりと濡れてきていました。
外でランチは厳しいので、
冬季閉鎖中の茶店の軒先をお借りました。
風がないので助かりました。
では午後の部のスタートです。
少々疲れが見える私と、相変わらず元気な二人。
このまま最後まで書いてしまおうと思っていましたが、長くなっている気がしますし、少し疲れたので、ちょっとブログは小休止します。
この後、小沼へ行きます!
最後までお付き合いください!
いつもブログを応援いただき、ありがとうございます。