【群馬、赤城】『鍋割山』~オレンジ色のツツジに彩られた展望の尾根歩き 2018年5月27日
《登山難易度2》
鍋割山からこんにちは❗
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます(^-^)
カタクリ、アカヤシオ、シロヤシオと花を探しに出掛けた今年の春。
今回はヤマツツジを見に赤城山を訪れました。
私も含めメンバーが地区のごみゼロ活動などが朝のうちあったので、ゆっくり出発でも行けそうな場所(家から近くて、行程も短い)を探し、今年初めに夫と雪道あるき体験で登った鍋割山を選びました。
午前11時前に姫百合駐車場に着くと、駐車場は満車で路上駐車もあります。
少し先に行くとローラー滑り台脇にも広い駐車場があったので、そこに車を停め、歩き始めました。
まずは荒山高原を目指しましょう。
雑木林の中、木製の階段を登って行きます。
辺りは蝉の声に包まれていて、とても賑やかです。
エゾハルゼミだと思います。
小さな尾根を越える形で二度ほど分岐を通過します。
大きな標識がありますが、左手に二つの道が見えるので、若干どっちに進むか迷うかなと思います。
いずれも左手前方に向かうのが正解です。
冬には木立のすき間から見えた鍋割山への稜線が、今は豊かな緑に隠されています。
少しずつツツジが見え始めました。
黒い蝶が蜜を吸っています。
やがて道は岩場の急坂に変わります。
10分程で岩の美しい所に着きました。
荒山風穴です。
風穴からは冷たい風が流れ出していて、顔や足元がヒンヤリします。
急登で汗をかいたので、涼しくて気持ちいい~。
温度計を見ると14度です。
再び登り始め、振り返ると、風穴のある岩場も含め、森が一段と美しくなっていることに気がつきます。
所々に何かの植生を保護する囲いがありました。
徐々にヤマツツジのオレンジ色やピンク色が増えてきます。
風穴から10分程でひらけた場所に出ます。
荒山高原です。
後ろに見えるのは荒山方面です。
こちらが目指す鍋割山への稜線です。
少し盛りは過ぎていましたが、思った通りヤマツツジが沢山咲いていました。
ツツジの中を鍋割山へ向かいます。
鍋割山には所々植物の名前が短冊のようにつけられています。
オオモミジ。
秋にはキレイでしょうね。
尾根に向け、ジグザグに登って行きます。
マムシグサ。
枝から糸を伸ばしてユラユラしているケムシを撮影しようと、ハガレーナは頑張っていましたが、風にたゆたうので、上手く撮れなかったみたい。
ヤマハンノキ。
ジグザグ道の曲がり角で振り返ると、荒山が大きく見え始めました。
左側が大きくひらけてきました。
あいにく霞んでいますが、遮るものなく関東平野を一望です。
右手斜面の笹とツツジと青空のコントラストも美しいです。
わずかで尾根に出ます。
尾根に出て左へ曲がると、視界が一気に広がります。
鍋割山名物?広々とした尾根歩きの始まりです。
左手には関東平野、右手には谷川、朝日連峰や武尊山などが見えます。
前回は雪煙舞う寒そう~な谷川岳が見えましたが、今日はうっすらとしか見えません(涙)
すぐに次のピーク、火起山へ。
ピークを過ぎてツツジの回廊を進みます。
広々とした尾根道は本当に気持ちがいいです。
次のピーク、竈山に到着。
振り返ると荒山をバックにツツジの尾根の絶景が!
最高~🎵
これからこの階段を下って登り返します。
向こうに見えるのが鍋割山。
右手奥のうっすら見える山塊は榛名山です。
再びツツジとアオダモなどの雑木林に。
尾根上の林がとにかくキレイです。
アオダモ。
ツツジの迷路のような素敵な小道を通ります。
気持ちの良い森林浴です。
何度も言ってしまうけど、ため息が出るほど森がキレイ❗
ハガレーナのウルフ再び登場です。
可愛らしい白い花が咲いていました。
クサタチバナです。
森を抜けると、、
山頂が見えてきました~❗
鍋割山山頂到着です。
赤城大明神だそう。
山頂から西側の展望です。
南側の展望。
山頂は広く、多くのハイカーがランチを楽しんでいました。
少し陽射しが強かったので、木陰でランチタイム。
ウルフも眺めを楽しみます。
50分程山頂で過ごし、下山開始です。
快適な尾根道(竈山)でいい写真を撮ろうと色々試してみました。
私の自撮り棒がしばらく行方不明なので、なかなか上手くいきません。
年配の男性グループにお願いしました。
イエーーーイ❗
途中の岩場でそれぞれポーズをとってみました。
そこからは荒山高原を見ることもできました。
雄大な景色を見ながらの開放的な尾根下りはほんと楽しい❗
尾根から荒山高原への下りになります。
サラサドウダンが可愛い。
美しい花などを見逃さないようにキョロキョロ。
ハガレーナは元気だなぁ。
私も一緒に足を上げてみたけど、股関節が固くなってて、上手くいきません。
荒山高原を通過し、再び岩場の下りです。
七色に輝く、可愛いコガネムシ。
荒山風穴です。
さぁ、ターボとハガレーナはどこにいるかな?
誰もいなかったので、涼しい風穴付近で岩に乗ったりして少し遊びました。
道に松や杉の落ち葉が敷き詰められ、フカフカと歩きやすい道を下っていきます。
やがて車道が見えてきました。
地元の町より、車が多い❗(笑)
午後3時27分、駐車場に帰り着きました。
もう車は数台になっていました。
前方に見えるのは荒山高原で、右手の膨らみが鍋割山への稜線です。
今日も楽しい旅ができました。
展望こそ霞んでいて残念でしたが、広々とした尾根歩きは快適で、新緑の中に点々とあるヤマツツジの鮮やかなオレンジ色に元気を沢山もらいました。
自宅からも近く気楽に来れる山なので、次回は紅葉の時期や、平地にも雪が降る季節に、他のメンバーも連れて再訪したいと思います。
行程図
登山口1105ー(5分)ー分岐1110ー(5分)ー分岐1115ー(6分)ー分岐1121ー(8分)ー岩場下部1129ー(9分)ー荒山風穴1138ー(11分)ー荒山高原1149ー(24分)ー尾根1213ー(5分)ー火起山1218ー(9分)ー竈山1227ー(30分)ー鍋割山山頂1257(51分)ー(26分)竈山1415ー(6分)ー火起山1421ー(49分)ー荒山高原1450ー(37分)ー姫百合駐車場1527
全行程 4時間22分
(うち歩行時間 3時間31分)
※参考(標準CT 2時間50分)
標高差 307M (1025M~1332M)
車の所要時間 本庄児玉インターから57分
交通費 一人当たり850円(高速代+ガソリン代)
パーティー 3名(コマクサ探険隊)

















































































































