【島根】島根に里帰りしています。2020年12月12~13日
私の故郷から、こんにちは!
今、ここにいます😊
日本海へも瀬戸内海へも車で1時間の中国山地の端っこです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日13日は、本当はまきじーのさんとお気楽隊で石裂山に行く予定でした。
しかし12日(土)の朝、兄から電話があったのです。
「オヤジがヤバい!覚悟しとけって言われた!」と。
な、な、なんだって!?
「すぐ、すぐ帰る!だから、まだ待ってて!って伝えて!」と言い残し、各方面に急遽帰省することになった旨を連絡し、新幹線に飛び乗ったのでした。
まぁ、実際には慌てて家を飛び出したために時間を確認せず、結果「本庄早稲田駅」ではホームで45分も待つ羽目になったんですけどね。
本庄早稲田駅は一時間に1本しか停まってくれないのです。
何台の「あさま」や「とき」がビュンビュン通過するのを見送ったことか😅
私が乗るのは「たにがわ」です。
、、、と父が危篤だって言うのに、何故にこんなに呑気にブログを書いているか、、
それは奇跡的に父が快方に向かっているからなのです!!
その辺はのちほど。
さて、無事に東京駅での9分の乗り継ぎ時間もクリアし(めっちゃ急いだけど、余裕だった)、「ひかり」に乗っております。
東京から広島までの約4時間を過ごすためのお供は「星野道夫さん」です。
でも今日は色んなことを考えてしまって集中できなかったな。
今日の富士山はぼんやり霞んでいるね。
私の今の頭の中と同じ感じ。
新幹線って以前よりスピードが増してますよね?
度々Gがかかって、少し酔ってしまいました。
思えば大学受験で初めて東京に向かった時以来、何度もお世話になっている新幹線。
開発当初とほぼ変わらないって凄いことだなぁと思います。
上京するワクワクや、久しぶりに親に会えるウキウキや、仕事が始まるドンヨリや、その時々で色んな気持ちを抱えて乗っていたけど、今回が一番不安だったかな。
広島駅から石見交通の高速バスへの乗り継ぎが一番の頑張りどころでした。
16時3分着で、バスの出発は16時10分。
その間わずか7分!
これを逃すと1時間30分後でないとないのです。
その間に父に会えなくなるとか、絶対イヤです!
なので、キャリーバッグをガラガラ引きながら、バスターミナルの文字を探す!
多分鬼の形相だったと思う(笑)
改札を抜けると「バスターミナル↙️」という標識が。
後ろを振り向いても左を見ても階段らしきものはなく、、「↙️」ってなに!?
辺りをウロウロすると「あー、あった、あった!わっかりにく!💢」、、悪態をつきながら階段を駆け下りました。
階段を下りると首を高速回転(笑)
どこ?どこ?私のバスは!?
すると右手に見慣れた「石見交通」の紫色のラインが見えたのでした。
出発一分前!ギリセーフ!!
無事バスに乗りほっと一息。
水の街「広島」の夕景です。
乗客は広島駅からは私1人、球場側のバスターミナルで4人乗ってきて、僅かに5人でした。
高速代が3600円位だったから、これ、絶対採算取れてないよね😢
今日土曜日だよ。
石見交通、ほんと、ありがとう~😆
兄が停留所に迎えに来てくれて、病院に向かいました。
すると、朝は意識がなくて、お医者様に「覚悟しておいてください」と言われたらしいのに、なんと、午後には意識が戻ったんですって!
私が行くと目を開けて「みほだよ!わかる?」と言うと僅かにうなづくこともできました。
何か話そうとするけど、何と言っているのか聞き取ることはできなかったのですが、こちらの声はしっかり届いているようです。
朝は出なかったオシッコも出るようになっていて、もしかしてこれは回復するのでは?と思っています。
「よくなって家に帰って一緒にご飯を食べようね」と言うと「うん、うん」とうなづいてくれました。
コロナ禍なので、本来は県外の人間は面会できないのだそうです。
しかし一旦危篤状態になったので、特例的に面会することができています。
このお正月も「コロナが落ち着くまで帰って来ない方がいい」と言われていて帰省予定はなかったので、今回の危篤騒ぎで父と再会できたことは、怪我の功名(?)というか、なんというか、、。
語彙が少なくてうまく表現できないけど、、。
とにかく会えて良かった!ってことです。
今日も午後から面会ですが、午前中は暇なんですよね。
、、、ということで、ばぁばの運動靴を借りて走って来ました。
約1ヶ月苦しんだ咳の風邪もようやく回復し、久しぶりのスロージョギングです。
神社で歩いていますが、3㎞を30分ですから、いかにスローかがお分かりいただけるかと😅
父のいる病院と、山口県との県境の山並み。
こちらは春にはとても美しかったのを覚えていますが、今日は曇り空で少し寒々しいですね。
まぁ、山陰の冬はいつもこんな感じです。
町のはずれにある「新宮神社」に立ち寄ります。
この階段を駆け上がることは私にはできない(涙)
なので歩いてのぼりました😅
振り返ると中国山地山あいの小さな町が見えます。
奥に見えるこんもりは二年前の春に登って、山頂で長男ケイの大学合格を祝った盛太ケ岳かなぁ。
新宮神社に、父の回復を願って手を合わせました。
竜があちこちに。
天武天皇の時代に五穀豊穣を願って一国一宮建てられたと書いてありますね。
石見の国のここが一宮なの?
そんな凄いところだったんですね。
「五龍山」と書いてあります。
だから竜の彫り物が多いのか!
今初めて知りました。
仁。
義。
礼。
智。
子供の頃、この山の反対側の麓が私の遊び場でした。
「大岡山」と言います。
山と聞いて私が最初に思い出すのはこの大岡山なのです。
今は登山道は廃道になっていると、前回帰省した時に父に言われて、とても残念でした。
小学校高学年の時には友達と登ったんですけどね。
今ごろ、ハガレーナと姫はまきじーのさんに石裂山を案内してもらっている頃ですね。
私も山の中にいるよ😁
どんより薄暗い中国山地ですが😅
ばぁばが疲れているようなので、一週間こちらで親孝行しようと思います。
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