【群馬、丸沼】日光白根山から五色沼に下ると感動の展望が!!日光白根山ってこんなに素晴らしい山だったんだ!!!《後編》2020年10月13日(火)
《登山難易度8》
日光白根山から五色沼に向かうルートから、こんにちは~⤴️
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
平日に取得できた休暇を利用して、急遽やって来た日光白根山の旅【後編】です。
ランチをするためにやってきた岩場からの眺めです。
得意の左からの連続写真なので、頭の中で繋げてみてください😅
五色沼からもうひとつの山頂と、山頂標識の立つ真ん中の山頂まで120度くらいぐるっと回りながら撮影しました。
男体山の山頂付近には雲が張り付いていますが、青く輝く中禅寺湖が見えてきましたね!
最高の眺めに嬉しくて仕方ない二人です。
さっきまでガスっていたのに、山頂に着いたら晴れるとか!
どんだけ、私たちの日頃の行いがいいのかって話ですよね?😁
中禅寺湖と男体山の荒々しい斜面を眺めながら、最近お気に入りのセブンのアジ弁当とポテトサラダ、そして温かいコーヒーをいただきました。
気温は8度ほどでした。
汗をかいていたので、風が吹くと寒いくらいです。
食事を終える頃にはガタガタ震えてきたので、とっとと歩き出すことにします。
山頂で45分ほど過ごし、午後1時24分、下山開始します。
この出発直前にスマホを確認すると、電波をキャッチすることができました!
おおお、キタキタキターーーっ!と言いながらヤマップを起動しました。
帰りはヤマップがあるので安心ですね。
ここでこれからのルートを確認すると、やはり前白根山などの外輪山を歩くと時間的に厳しいかもと思い、おちゃださん達と同じように、五色沼を経由するルートに変更することにしました。
外輪山を歩いてみたかったのですが、それはもっと早朝出発できた時にしようと思います。
みんなが歩いている跡は沢山あるのですが、どこも段差が大きかったり、岩が滑りそうだったりして、簡単には下れません💦
慎重に足場を探しながら下りました。
そして再び登り返し、3つ目のピークへ。
奥白根神社が祀られています。
ん?弥陀ケ池まで1.1㎞で、五色沼まで1.6㎞なの?
五色沼が真下に見えるのに五色沼までの方が遠いの???
なんだか不思議ですね。
ぐるっと回り込むのかな?
砂礫の道を下ります。
右手には大きなクレーターのような場所があります。
ロープウェイ山頂駅から反時計回りルートで登ってきた時にたどり着く最初のピークです。
またガスってきましたね。
ガスの中に入って行きます😅
前白根山へ向けては一旦鞍部まで下るようです。
白いザレ場をジグザグに下って行きます。
どんどん標高を下げて行きます。
すると、サーっと雲が流れ、中禅寺湖が再び見えました。
ここから更に下れば見えなくなるので、ここが見納めです。
外輪山を歩けば男体山と中禅寺湖、湯ノ湖なども見渡せるのでしょうね。
次のお楽しみに取っておきます。
左からまたまたターンします。
岩の右手に五色沼が姿を現し、正面の白い山は前白根山かと。
外輪山手前の谷のような鞍部を通る登山道も見えます。
ほほ~、こちらはこんな景色だったのですね~⤴️
初めて知りました。
あの山は白根隠山?それとも白桧岳?
雄大な景色ですね~⤴️
下る度に広がってくる視界に興奮しっ放しです😁
しかも斜面はお花畑だし!!
花の時期に訪れても楽しいでしょうね😉
男体山もそろそろ見えなくなるかな?
それにしても眼下のダケカンバの美しいことと言ったら!!
もう、たまりません😍
前白根山にはいつもスポットライトが当たっているように見えるし。
この劇的な演出!
凄いぞ、白根山!!
そして、どこまでも青い五色沼。
最高のシチュエーションです。
まだアルプスを歩いたことがないお気楽隊にとって、今までサイコーに美しい、絶景の連続は浅間山だと思っていましたが、もしかして、それに匹敵するくらいの絶景にただただ感動していました。
白根山ってこんなに素晴らしい山だったんだね!
男体山まで見れちゃって、外輪山もあり~の、五色沼もあり~ので、紅葉も色とりどりでとっても素敵だし。
さすが、関東以北の最高峰!
お見それしました!!!といった感じです😁
ダケカンバの林が近くなってきましたね~🎵
何度も立ち止まり、眺めてはまた下るを繰り返しました。
少しずつ角度を変えて眺められる五色沼です。
雲が動いていますが、最後までちゃんと見えてくれました。
ありがたや、ありがたや。
いよいよ、ダケカンバの林の中へ。
ダケカンバの黄葉はもうほぼ終わりでしたね。
ここが真っ黄色になったところも見てみたかったですね。
来年はもう少し早めに来てみましょう🎵
間もなく鞍部。
楽しいね~😁
ダケカンバの林の向こうに鮮やかなオレンジ色が見えました。
めっちゃ明るい色だったのだけど、スマホ写真では伝わらないか、、💦
午後2時23分、細長い鞍部(火口?)に到着です。
振り返って下ってきたピークを眺めました。
外輪山のなだらかに波打ったような稜線が楽しいです。
いつかあそこを歩いてみたいですね!
どんな眺めなんだろう??
右を見ても左を見ても景色が美し過ぎて、時間がおしていることなど、全く気にしていませんでした😅
標識の指差す方向に前白根山。
避難小屋が見えてきました。
前白根山に登るには、あの避難小屋の横を通って右手に登って行くようです。
お花畑に赤い屋根が可愛いです。
午後2時34分、避難小屋の前の分岐にやって来ました。
山頂出発地から1時間10分で、標高差330M下ってきました。
この時も素晴らしい紅葉に囲まれた幸せな気分のみで、この後の行程がいかに長いのかなど、全く考えていませんでした。
ノーテンキにも程がある😅
ここから五色沼まですぐなのだと思っていましたし、、。
ところがどっこい!
前を見てもまだ五色沼が見えてきません。
森の中に入っていくし!
しかも下ってるし!
こんなにまだまだ下るんだ!?ってくらい下りました。
後でヤマップを見ると、避難小屋から五色沼まで標高差66Mも下っていたようです。
ようやく五色沼が見えてきました。
午後2時54分、五色沼に到着です。
避難小屋から20分でした。
五色沼から見た白根山はバッドマンのようですね。
傾いた太陽(西日!?)に照らされた前白根山です。
誰もいない五色沼で、浮かれて何枚も写真を撮りました。
人がいるはずもありません。
この時既に午後3時を過ぎているのですから!
この時は時間など全く気にすることなく、白根山の絶景に呑み込まれた幸運にひたすら浸っておりました😅
午後3時11分、ようやく帰路につくことに。
それでもまだしつこく写真を撮ってしまいます。
だって美し過ぎなんですよ、五色沼からの眺めが!
山頂から五色沼を見下ろしていた過去二回は、湖面を近くから見ても大して面白くなさそうだから、降りなくていいよね?などとほざいていた自分をぶん殴ってやりたい❗
五色沼はこんなに素敵な外輪山とゴツゴツとした岩場が魅力の白根山に囲まれた楽園でした。
湖畔のカラマツもいい感じに黄葉してました。
もう非のうちどころがございません。
参りました!!
あちらの美しいピークは五色山ですかね?
角度を変えて見上げる白根山。
太陽がかなり低くなり、白根山の向こうに隠れてしまいました。
シラネアオイの群生地を再生しているようです。
鹿の食害を防ぐため電気柵が設置されていると書いてありました。
五色山の裾野は電気柵だらけです。
ではそろそろ本当に帰りましょう。
ここから弥陀ケ池に向かいます。
途中五色山への登山道がありました。
(振り返って撮影)
五色沼から弥陀ケ池まではほぼ平坦か、なだらかに下るのかと思いきや、なんと、登りになりますよ!😱
ゲゲゲーーーっ!
普通の登りじゃん!
この先に弥陀ケ池があるなんて、全く想像できません。
思ってたんと違うーーーっ!
お、ようやくピーク??
そのピークから振り返って見た五色沼です。
かなり登って来たのが分かるかと、、😅
そして、登った先はまだ登りでした😱
またまた振り返って、五色沼。
五色沼ってとっても低い位置にあったのね~😆
知らんかった💦
白根山がガスに包まれ始めました。
雨とか降り出さないといいな。
一気に心細くなってしまいます。
標識が現れました。
後で資料を見てわかったのですが、どうやらここは群馬県と栃木県の県境だったらしいです。
標識に「五色山→」という表示があったので辺りを見回すと、
五色山への登山道がありました。
避難小屋から登って稜線に乗ったら、前白根山と五色山を経由して、ここに降りて来れるのですね。
次回のために覚えておこう。
ようやく下りに。
後でヤマップを見たところ、五色沼からさっきの県境まで標高差102M登り、弥陀ケ池まで14M下ったようなので、五色沼は弥陀ケ池より88Mも低い場所にあったのだと分かりました。
上から見たのではわからない地形ですね。
午後3時40分、ようやく弥陀ケ池に帰り着きました。
ここから登山口までどのくらいかかるか、朝写メした地図で確認すると、所要1時間55分とあります。
ゲゲゲ、約2時間かーーーっ!?
ドンドカ下っても午後5時を過ぎるのは確実ですね😢
こりゃヘッデン登場かな?
覚悟して行きましょう。
チョコレートでエネルギー補給してから出発です。
池の横を通って帰りますよ~😆
登りで、ザレていて下りでは滑りそうと思った箇所でしたが、難なく下れました。
午後4時7分、残り2.0㎞。
大きな根っこの巨木の横を通ります。
スマホの自動補正で明るく写っていますが、実は徐々に暗くなってきています😅
温泉ケ岳が見えてきました。
朝は暗くしか写らなかったのに、夕方で光度が下がってくると逆に明るく写るというスマホの矛盾😣
実際はかなり薄暗くなっていました。
ずっと何か獣の遠吠えが聞こえていました。
夜行性動物が動き出す時間ですよ~😆
途中から熊鈴をリンリン鳴らしながら、ドンドン下りました。
ちょっと広い平地。
奥に水溜まりが見えます。
おおお、獣達の水場だよ~。
水を飲みにやって来るよ~😱
再び広い場所。
こういう所を二回通った記憶があるので、ここからはジグザグの急坂になるはず。
この辺りからぐっと薄暗くなりました。
スマホ自動調整~、暗いのがわかんないじゃんよ💢
午後4時54分、残り1.0㎞!
えええ、まだ1㎞もあるの??
ヤマップで確認すると、確かにまだまだ半分くらいしか来てないように見えました。
「でも最後は平らな道だから、距離は半分でも時間はそこまでかからないよ!
多分5時20分くらいには駐車場に帰り着くんじゃないかな?」と言うと、ターボが「日没時刻は何時かな?」と聞いてきました。
「う~ん、わかんない😵🌀
でも日没してもすぐには真っ暗にはならないから、多分大丈夫!とにかく下ろう!いざとなればヘッデンがある!」と言うと、「そうだね!」、、となりました。
この頃にはかなり薄暗くなっていて、若干心細かったです😣
ずっと獣の遠吠えが聞こえていて、それがドンドン近づいていた(大きくなっていた)ので、それが恐怖心を掻き立てました😅
それにしても下りって、なんでこうも長く感じるのだろう??
歩いても歩いても着かない感じ💦
暗くなってからの方が紅葉がきれいに写真に写るとか、一体何??
谷が見えてきましたよ~😆
おお、この岩、覚えてる!!
間もなく登山口だ!
やっと平らな場所まで戻って来れた!
獣の鳴き声はどうやら鹿のようです。
すぐ近くで「ピーーーーッ」という笛のような声が響き渡っていて、歩きながら辺りを探すと、花畑の中に雌鹿が歩いていて、こっちをじっと見つめていました。
あれは私たちを警戒して、「妙なヤツがいるぞ!気を付けろ!」という連絡網だったのだろうなと思いました。
すっかり暗くなった駐車場にターボの車が一台ポツンと残されていました。
無事ヘッデン無しで帰って来れました!
時刻を見ると5時20分。
途中で予想した時間通りでした。
弥陀ケ池から、標高差520Mを1時間20分で下ってきました。
う~ん、危なかった💦
危うく天狗岳の再来となるところでした。
朝の予定変更で急遽訪れ、ほとんど予備知識無し、ペーパーの地図も持たず、登りではヤマップも使えないという、後から思えば結構危なっかしいチャレンジ登山が無事終わりました。
弥陀ケ池を後にする時、今この山にいるのはターボと私の二人だけだろうなと思いましたもの。
デンジャラス登山になる一歩いや半歩手前くらいだったと思います😣
こんなことになるなら、朝丸沼になど寄り道しなければ良かったです。
後の祭りですが、、😣
二週間~三週間に一回しか参加できていないターボは、登りでの汗と心拍数がヤバいことになっていて、後でデバイスデータを見ると、最高で164だったそうです。
私は毎週山に登り、このところチャレンジを連続している効果か、ほとんど息が上がりませんでした。
私の最高心拍数143は、登り始め辺りで記録した数値で、その後はほとんど135を越えることはありませんでした。
足もそれほど疲れず楽に歩けた印象です。
着実に体力・持久力・筋力がついてきているなと実感しています。
まぁ、元々が底辺の体力ですから、どこまでも私なりにということなのですけどね😅
ターボも登りで苦しみながらも、ケガをすることもなく全て歩き通せて、日光白根山のチャレンジ登山は成功といっていいでしょう。
次回は別のルートから登り、是非外輪山を歩いてみたいです。
シャクナゲのシーズンにも来たいし、シラネアオイも見てみたい。
今まで浅間山一筋でしたが、かなりのイケメン登場で、浮気しちゃいそうな予感ですね(笑)
色んな顔を持ち、その全てが完璧な美しさでした。
いやぁ、ハートを撃ち抜かれましたよ。
一年に何度も訪れたい山を見つけちゃいましたね!
日光白根山、素晴らしかったです😊
私のヤマップ3D画像です。
登りでヤマップが起動しなかったことで表示されなかった北側斜面の岩場登りを手書きしています😅
日光白根山、、日光(25)白根はナイスバディ(78)で、2578Mね!
関東以北最高峰ですから、是非この標高を覚えましょう!(笑)
いつも応援いただき、ありがとうございます😊