50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、赤城】ガッスガスの赤城黒檜山で、紅葉トレーニング😁2020年10月11日(日)

またしても真っ白けっけな黒檜山山頂から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


《登山難易度3》※

※数値的には難易度2ですが、3に近い数字であることと、滑りやすい岩場の長い登り下りがあるので、難易度3としました。


今日はハガレーナと二人で山に出掛けました。

台風一過でピーカンの暑い日になると思っていたのに、台風が進路を南に変えたことで、前線が日本列島に貼り付いています。

秋晴れどころか、今日の予報は曇り(涙)

長野と新潟は晴れマークがついていたのですが、夕方から用事があったので、遠くには行けないと思い、群馬の赤城山へ行くことにしました。

関越道から見えた赤城山は山頂がガスっていて、榛名山は山全体が見えています。

榛名山に変更しようかとまたまた迷いましたが、上州武尊が美しくかっこ良く見えていたので、黒檜山山頂から上州武尊を眺めたいと思い、天候回復を信じてそのまま赤城山に車を走らせたのでした。

🔺🔺🔺

赤城山は関東北部に美しい裾野を広げそびえる複式火山で、いくつもピークのある外輪山の最高峰が黒檜山(1828M)になります。

榛名山、妙義山と共に上毛三山のひとつであり、深田久弥の「日本百名山」にも選ばれています。

春から初夏にかけては、山肌を赤く彩るツツジや、登山道に咲き誇るシロヤシオ、ムラサキヤシオなどを楽しむ事ができます。

晴れていれば、山頂の先の展望地から、日光白根山、会津駒ヶ岳、上州武尊山、燧ヶ岳、谷川連峰、白砂山、草津白根山、浅間山などを望める大展望の山として人気があります。

今年の1月に登っていてその展望を体験しています。

https://okiraku.muragon.com/entry/262.html

⏫その時の記事はこちら。

今回も大展望、期待しちゃいますが、どうでしょうか?

仮に展望が望めなくても、紅葉は盛りなのではないかと思います。

では、いざ、紅葉の山にトレーニングに出掛けましょう!

🔺🔺🔺

自宅を6時過ぎに出発し、コンビニ経由、おのこ駐車場に着いたのは、7時40分頃でした。

トイレと支度を済ませ、7時57分に歩き始めました。

車道を少し戻った場所に駒ヶ岳への登山口があります。

立派なハイキングマップがありました。

7時59分入山します。

ミズナラやクヌギなど、落葉広葉樹の美しい森を登っていきます。

初めからまぁまぁの急勾配を真っ直ぐ登ったり、ジグを切ったりしながら進みました。

霧雨が降っていたので、駐車場からカッパ(上)を着用しています。

なので、暑い💦

駒ヶ岳名物(?)の鉄製階段が登場しました。

これは冬にはステップの間に雪が溜まり、長~い雪と氷の滑り台と化す恐ろしい階段です。

濡れた手すりにつかまりながら、ヒーヒー登ります。

心拍数が上がっているのが分かりました😅

この辺りは黄色い森で、

あちらには真っ赤なエリアが!

近くに行けないのが残念💦

シロヤシオのトンネルです。

シロヤシオ(ゴヨウツツジ)の5枚の葉っぱが可愛いです。

二つ目の階段です。

これを登れば尾根に乗ります。

8時46分、尾根分岐に到着しました。

登山口から47分でした。

標準コースタイムは50分です。

カッパを着ていて暑いので、急坂で息が上がりましたが、普通に歩けて良かったです。

展望はというと、、あー、またもや真っ白けっけ。

私はここに来るのは3回目ですが、毎回この景色しか見たことないです😣

おや、右手に少し道がありますね。

晴れていればあちらからもどこか見渡せるのでしょうか?

過去二回はもっと霧が濃かったので、あちらに踏み跡があることなど気がつきませんでした。

今日は霧が薄いから、もしかしてもしかする?とちょっぴり期待しちゃいます。

駒ヶ岳まで0.4㎞です。

では尾根を進みましょう。

少しなだらかになります。

「地図には快適な尾根道。富士山も見える」と書いてあるんですけどね。

霧で何も見えません💦

紅葉は相変わらずキレイです!

黄色と黄緑の葉っぱに茶色い縁取りが可愛いです。

9時4分、駒ヶ岳山頂に到着しました。

分岐から18分(標準コースタイムは20分)でした。

そして、、やっぱり何も見えません😅

晴れていれば、小沼や関東平野などが見えるらしいのですが、一度もここから見たことがない!

いつになったら見れるんだろう?

まぁ、この赤城山界隈を選ぶ時点で天気予報がイマイチの日が多いってことなんだろうな、と思いました。

お天気良いのが分かっていたら、もっと遠くの山に出掛けてしまいます。

天気予報がイマイチだと、遠くまで出掛けてドボボンなのは悔しいので、近くの赤城でいいね!となってるんですよね、きっと。

こんなに素晴らしい山なのですから、もっと敬え!って話です😅

赤城山はとても身近なのです。

「行くとこなければ、とりあえず赤城」、そして「雨予報なら奥日光」というのが、お気楽隊の思考回路です😅

では次なる目的地へむかいましょう。

長い木製階段を下ります。

この階段の途中で、下から登って来られた方とすれ違う時に左に寄り過ぎて、縦になっていた丸太に足を乗せてしまい、派手に尻餅をつきました😣

すれ違う寸前の男性ハイカーの目の前で、、💦

なんともバツが悪い💦

左端は笹が繁っていて足元が良く見えなかったのです。

なまじ広い階段なので、端と端でスレ違おうとしたのが間違いでした。

立ち止まって待てば良かった。

油断大敵です。

ケガしなかったのが幸いですが。

こんなところに水溜まりができています。

過去二回は雪があるシーズンだったので、ここにこんな沼地があるとは全く知りませんでした。

動物たちの水場になっているんですかね?

獣道が回りにありました。

なだらかに下ります。

紅葉が素晴らしいです。

展望はなくても、これだけ紅葉が見られれば、御の字😊

この辺りでスレ違った男性にこの先のことを聞いてみると、「結構赤くなってますよ。そこだけ見れば真っ赤です。こっち(展望があるはずの方向)を見ると真っ白でガックシってなるんですけどね」と言われました。

確かに!

紅葉の写真でブログを埋め尽くそう😁

9時21分、大タルミという名の鞍部に着きました。

アカヤシオが美しい場所らしいです。

前方に見えているのは黒檜山手前の小ピークです。

少~し霧が薄くなりましたかね?

どうなる?どうなる?

山頂からカッコいい上州武尊山を見たい!

、、、とさっき紅葉で満足するんだと思ったばかりなのに結局まだ諦めがついてない。

この日一日、雲の動きに一喜一憂しました💦

この木は何の木?

赤く細長い実がたわわに実っていました。

黒檜山まで0.8㎞、標高差220Mと書いてあります。

標高差表示があるのは珍しいですよね。

これは大きなマユミです。

薄ピンクの実がいっぱい!

赤やオレンジ、黄色い紅葉の中でめっちゃ目立っていました。

これまた可愛い赤提灯というか、ハロウィンのランタンか😁

では小ピークに向けて登ります。

紅葉の階段!

上も下も真っ赤です😊

赤色の洪水に包まれるハガレーナ😊

ピークに乗りました。

お、お、雲が流れていますね!

黒檜山本体の斜面が少し見えています。

あーー、やっぱり晴れていれば、ここだってすごくすごーくキレイなはずなのよ~😆

遠くの山は無理でもせめて紅葉に彩られた山肌だけでも見せてくれ~😣

今年1月にあきっこさんをお連れした時にはこの辺りから青空が見え始めて、「ラスボス(黒檜山)現るーーっ!」と騒いだような😁

この辺りもキレイだ~😍

シロヤシオなのかアカヤシオなのか、ゴヨウツツジであることは間違いない。

深紅の葉が美しいです。

背景が青空なら、更に素晴らしかったことでしょう。

しばらく笹のなだらかな道。

最後の心拍数アゲアゲ階段に取りつきます。

振り返ると駒ヶ岳が見えてる!

緑からオレンジへのグラデーションが美しいカエデ。

更に見えてきたーーっ!

何かが見えてる!(笑)

クモの巣も雨粒がつくと芸術的に見えます。

ハガレーナが撮ってくれた真珠のネックレス😍

振り返って晴れてこないかと確かめるハガレーナ。

こんな苔の世界を楽しめるのも、霧雨のこんな日だからです。

どんなお天気でも、やっぱり山は美しいです😊

いよいよ、ホントに最後の階段。

この辺りの低木(ツツジ)が赤くなっているかと思っていましたが、もう終わっているみたいでした。

10時4分、尾根に乗りました。

駒ヶ岳から57分(標準CTは55分)でした。

ここを右手に60歩行けば関東平野を見渡せる爽快な展望地なのですが、今日は真っ白なのが分かっているので立ち寄りません。

すれ違う皆さんに何度と「お天気良くなくて残念ですね~😣台風一過だと思ったのだけど」と話しかけられました。

皆さん考えることは同じなのね~😆

黒檜大神に到着しました。

あれあれ、石が乾いていますね。

山頂部はあまり雨が降ってないのかな?

展望地に着いたらカッパを脱ごうね、とハガレーナと話しました。

真っ白な世界ですが、右も左も紅葉に癒されます。

10時12分、黒檜山山頂(1828M)に着きました。

登山口から2時間13分でした。

この標高1828Mの覚え方ですが、「階段をヒーハーフーハー登る」で覚えようと思います。

階段をヒーハーフーハー登ったのは駒ヶ岳なんですけどね。

あ、駒ヶ岳の標高も語呂合わせしなくちゃだ!忘れてた!

駒ヶ岳は、、1685M、、う~ん、「イチローはゴー!」しか思い付かない。

駒ヶ岳に何の関係もないじゃん?

ターボに相談すると、紅葉の中の梯子登りだったので「いろどり梯子」はどうかと言われました。

それならいい感じに情景が思い浮かびます。

駒ヶ岳1685Mは「彩り梯子」ってのとにします!

展望はないので、記念撮影だけして、そのまま展望地へ。

ここは赤、黄、緑が楽しい😁

10時18分、展望地に到着です。

あーー、予想通りのドボボンですね(涙)

お昼を食べながら30分程、霧が晴れるのを待ちましたが、風もなく全く雲が動く気配はありませんでした😅

しかも寒いです。

気温は13度くらいだったのでしょうか?

汗をかいていたので、風もないのにすっかり冷えてしまい、結局カッパを脱ぐことができませんでした。

展望地の奥に小さな祠があったので、「下りでケガをしませんように」とお願いしておきました。

では10時53分、下山開始です。

分岐を右に行きます。

ここからは登山口まで一気に下る直登(下り)ルート。

冬に来た時には、凍った岩場に苦労した記憶があります。

今日は雨に濡れて滑りやすい💦

転ばないように慎重に足場を探して下ります。

おおおおお、紅葉だ~⤴️

これは立ち止まってしまう。

度々止まっては「キレイだね~」とため息をつきながら写真を撮りました。

説明不要ですね。

下りながら見た美しい紅葉の写真を、、。

駒ヶ岳経由ではなく、湖畔から直接黒檜山を目指すこちらのルートの方が人気があるみたいで、団体さんも含めとても多くの人とスレ違いました。

富士山展望ポイント通過です。

もちろん真っ白。

岩の登山道が広くなり、どこを下れば良いのか迷いながら下っています。

どこもかしこも歩きにくい💦

こちらのトレラン男性は、今日黒檜山ピストンを3往復するのだそうです。

私たちが山頂から下っている間に三回もスレ違い(追い越され)ました。

キノコを接写するハガレーナ。

これはかなりヌメヌメして美味しそうでした😁

12時8分、猫岩に到着です。

少し前から木立の間に隣の山肌が見えていましたが、果たして展望は?

おおおおお、見えてる、見えてる!

地蔵岳と長七郎山、眼下に大沼と赤城神社です。

駒ヶ岳の山畑も美しい!!

ハガレーナがシータを取り出しました!

ハガレーナのシータ写真です。

大展望を背景に。

私がパーマをかけたばかりで、雨に濡れてちびまる子ちゃんのお母さんになっております😅

しばらく眺めていると、地蔵岳の山頂にあった雲が流れ、アンテナが顔を出しました。

では少し下ると、、

少し角度を変えて大沼を眺めることができました。

大沼の一番奥ですね。

こちらにはまだ行ったことがありません。

ハガレーナのiPhoneは明るく、私のXPERIAは暗く写ります。

実際見た色はこの中間くらいだと思います。

更に下ると、まるで新緑のような色合いに。

ハガレーナが「なんで、急に緑!?緑、黄緑、五月みどりじゃん!」と言ったので私が「もうひとつおまけに伊藤みどり」と答えました。

出てくる人物が皆古い💦

車道が見えてきました。

12時35分、下山完了です。

山頂出発から1時間42分もかかってしまいました。

標準コースタイムは1時間20分です。

滑りやすい岩場を足場を探しながら下ったことと、度々登ってくる方に道を譲ったことで、大幅オーバーです。

山頂から標高差468Mの一気下りなので大変です💦

こちらから登るなら468Mを直登なので、それまた大変ですが、こちらを下りで使いたくない心理から、登ってくる人が多いのかなと思いました。

圧倒的に私たちとは逆回りの方が多いです。

その後大沼湖畔に沿って車道を歩き、駐車場に戻りました。

駐車場着は12時57分。

ヤマップを終了させると、所要がぴったり5時間でした。

下りで時間がかかっていますが、以前より少しだけ速く歩けました。

駐車場には結構車がありました。

やはり赤城山は人気の山ですね。

ヤマッパーとも数人スレ違ったようです。

この後マユミの写真を撮りたくて覚満淵に移動しました。

草紅葉していました。

雨が降り始めました。

冬に恐る恐る歩いた湖面。

あの時はガチガチに凍っていましたが、今日は雨粒で美しい波紋が広がっていました。

今度はツツジのシーズンに来たいですね。

さて、さくっと回ってきた駒ヶ岳~黒檜山。

以前よりコースを短く感じたのは、少し体力がついたからかな?

とはいえカッパを着ていて暑かったので、いつもより心拍数が上がりました。

最高心拍数は148です。

浅間山の時よりも上がってしまいました💦

駒ヶ岳への登りと、黒檜山への最後の登りでヒーハーフーハーいってるのが分かります。

心拍数(息)が上がると、キツかった💦という印象になるんですよね。

なので、この心拍数データはキツかったバロメーターになるなと思ったので今後は参考に載せていきたいと思います。

アームカバーの上からデバイスを装着するとちゃんとしたデータを取れないので、夏の間半袖でアームカバーをしていた時のデータは使えませんでした。

とりあえず前回の浅間山からにします。

ちなみにほとんど息が上がらなかった浅間山は最高心拍数135でした。

今回も雨に降られましたーー😆

やはりトキ帽、必要だな(涙)

でも紅葉の中のトレーニングだと思うことにします。

ハガレーナと体力維持のためのトレーニングを紅葉を楽しみながらできました!

今度はちゃんと晴れてる時に再訪します。


いつも応援いただき、ありがとうございます。

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