50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【長野、栄村】小赤沢コースで初めての苗場山へ。ガスガスからの逆転ホームランでテンションMAX💃広大な高層湿原を空中散歩の巻。2020年8月30日(日)

青空の苗場山湿原でジャンプ!!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


《登山難易度6》


8月最後の日曜日は、日本百名山の苗場山です。

今回は久しぶりに姫が参加できるということで、彼女にどこに行きたいかと聞くと「平標!」との答え。

平標か~😆

行ってみたい気持ちはすっごくあるのだけど、私には難易度が高くてなるべく先延ばしにしている山のひとつです。

姫が行きたいんじゃ、意を決して行くか!と、当初は谷川連峰の平標山を予定していました。

しかし途中で姫から「やっぱり苗場山に行きたい!」という変更希望が飛び出したのです。

どうやら百名山ハンターである姫の友人から「平標は階段が続いてキツイから、それよりは苗場山がオススメだよ」とアドバイスをもらったようなのです。

苗場山か~😆

これまた、行ってみたい気持ちは山々だけど、難易度高過ぎてなかなか行けない山のひとつです。

そこでコースを色々探してみたところ、姫が提案した(友人の百名山ハンターが歩いた)祓川コースは、累積標高差・距離ともに私の許容範囲を越えており、いつかチャレンジするとしても真夏の今ではないと判断、、😅

何とかちょっとでも楽できないかとヤマップなどで探してみると、長野県栄村に小赤沢コースというのがあり、登山口が既に3合目で、標高差・距離ともにお気楽隊の守備範囲であることが分かったのです。

お、これなら今の私でも行ける!!

但し!

先日の金峰山同様、登山口までの行程がなにしろ長い!!!

祓川コースなら群馬県側から入れるので2時間ちょっとで登山口まで行けますが、この小赤沢コースの3合目登山口までは、新潟の十日町から山越えをして津南町を抜け、ぐるーーーっと遠回りをして秋川郷から入らなければならないのです(涙)

またまた運転手のハガレーナの負担増ですが、真夏の標高差1300M超え(祓川コース)は恐ろしいので、今回はこのプランで行くことに決めました。

山歩き1時間を車移動1時間に振り替えてお気楽山登りのスタートです😁

今日は自宅を夜中の3時に出てきました。

途中二度ほどコンビニに寄り、小赤沢の駐車場に着いたのは6時40分頃でした。

珍しく早起きできた睡眠時間2時間の姫は枕持参でバックシートでの二度寝を決め込んでましたよ😁

小赤沢の駐車場はとても広くて、50台くらいは停められそうに見えました。

今朝は20台ほどだったかな?

祓川ほどではなくても、こちらも人気があるようです。

私のヤマップが起動しなくてモタモタしましたが、7時6分に歩き出すことができました。

登り3時間半、下り3時間が標準コースタイムのようです。

道の真ん中に3合目標識。

この後山頂まで合目表示があり、次のポイントまでの距離や所要時間が表示されていて、とても親切でした。

この前の八海山の標識も分かりやすかったし、新潟県の山は整備が行き届いています。

3合目の標高は1310M。

次のポイント(4合目)まで30分だそうです。

美しい雑木林を進みます。

初めのうちは比較的なだらかな道。

ぬかるみを防ぐための丸い切り株が地面に埋め込まれ、たまに滑るけど基本的には歩きやすいです。

斜度が出てくると、根っこロードになります。

うーわ、なんじゃこりゃ?

赤松の根っこがヤバイことになってます😁

根っこの上に乗るとツルッといくので、根と根の間に足を入れて、慎重なルート選びで脳ミソはフル稼動です😅

このルートの主に出会えました。

異様な輝きを放つ赤黒い木肌の巨木から体いっぱいエネルギーをいただきます。

これ、どこに足をかけましょうかね?😅

7時38分、標高1470Mの4合目に到着です。

登山口から30分かけて標高差160M登って来ました。

左手のピークが山頂なのかな?

いや、違うか、、。

どちらにしても上の方は今のところ晴れていますね。

今日の苗場山に最終決定したのは今朝(というか夜明け前ですが)車に乗ってからです。

ここ数日天気予報がコロコロ変わり、てんくらがAになったりCになったり😅

その度にやはり苗場山はやめて那須方面にしようかとか、岩場が好きな姫のために子持山に行ってみるかとか、紆余曲折ありました。

今日は一応昼過ぎまでお天気が良くて、その後雷の予報です。

何しろ頭の上にいつも雨雲を乗っけているような姫が一緒なのですから、雨や霧が心配です😅

朝寝坊の雨女姫がもしも遅刻するようなら、置き去りにしてとっとと出掛けようと思っていましたが、今朝は5分遅れただけでしたので、仕方なく連れて参りました😅

そんな雨女連れの山行ですから、山頂を垣間見ては、晴れを確認し「晴天よ、続いてくれ!」と願うばかりなり。

バブル時代に購入し今はタンスの肥やしになっているエルメスのスカーフ柄のようなナナカマドの木漏れ日と、ゴゼンタチバナのツヤツヤした赤い実。

そして、ボーロのような可愛いキノコ。

忍び寄る秋の気配です。

8時10分、標高1580Mの5合目に到着です。

30分かけて標高差110M登って来ました。

蒸し暑いです💦

ここで水筒に飲み物を補給しました。

顔を滴り落ちる汗で日焼け止めも流れ去ってしまいました😣

まだまだ急登は続きます。

この分岐(?)は左を行くのが良いよと下山されてきたご夫婦に教えていただきました。

「昨日歩いてるから知ってんだ!」とのこと。

どうやらヒュッテに泊まられたようです、羨ましい❗

ここで道は右に90度曲がり、益々の急登になります。

ピンクの附箋が小赤沢三合目登山口で、青い附箋の場所までやってきたところだと思います。

おお、ちゃんと地図に「湿気の多い道」と書いてあるし!

今気がついた。

だから蒸し暑かったのね~(涙)

根っこの道から岩(石)の多い道に様変わり。

湿った斜めの石に乗ると思いっきり滑るので、気を付けなければなりません。

姫が「滑るんだけどーーーっ!」と叫んでおります😅

う~ん、ちょっと雲が出てきたかなぁ💦

この辺りも蒸し暑かった!

大粒の汗がボタボタと落ちて、石の上やストックの黒い持ち手に丸い跡をつけました😣

何度か崩壊地が現れると地図に書いてありました。

その最初の崩壊地(岩場)の下で、姫が膝サポーターを巻きました。

体力(持久力)のある姫ですが、膝が泣き所なのです。

その間下界を写真に納める私。

少し霞んでいました。

樹林帯を抜けて斜面を吹き上げる風が心地よいです。

登山道脇にあった花たち。

トリカブトの紫色が鮮やかですね。

フリンジが可愛い星形の花は何でしょう?

初めて見ました。

ピンク色のウサギさんのような花も名前が分かりません😅

では岩場を登ります。

長い鎖がありましたが、足場があるので使いませんでした。

9時4分、標高1750Mの6合目までやって来ました。

50分かけて、岩場で標高を稼ぎながら、標高差180M登って来た形です。

この区間はちょっと長かった💦

このまま直登かと思いきや、まだまだ横移動も現れます。

ここは崩れた岩場で、足を滑らすと右手の谷に滑落しそうなので、慎重に渡りました。

一歩一歩足を高くあげないと登って行けない岩場です。

姫が今度は「足の長さが足りないーーーっ!」と叫んでおります。

私は足の長さに加え、股関節の固さで足の稼動範囲が狭いので、更に無様な格好で後に続いております😅

9時28分、標高1810Mの7合目を通過です。

6合目からわずか60Mしか登ってません。

所要時間も20分だったし、この合目表示は何を基準にしているのだろう???

お次は湿った小さな岩場の直登です。

この頃には霧雨が降り始め、石にポツポツとついた黒いシミが、私の汗なのか雨なのか、それとも晴れないことを憂えた私の涙なのか、、もう何がなんだか、とにかく顔面ドロドロです💦

ハンカチが絞れるほどになっていました💧

あ~あ、霧に包まれちゃったよ😣

霧雨の中のダケカンバもなかなか素敵ではありますが。

9時50分、標高1940Mの8合目に到着です。

所要20分で標高差150M登りました。

お、今度はまぁまぁ標高を稼げました😊

間もなく平らな場所になるかな?

ペースが速い姫はいつも突然シャリバテします。

「お腹すいた。おにぎり食べていい?」と言いながら大きなおにぎりを食べていましたが、どうやらこれが最後のおにぎりらしいです。

また山頂で食べるものがないとかならないよね?

あたしゃ知らんぞ。

空が近くなってきましたよ!

間もなく湿原かしら?

今は雲の中にいるだけ!上に上がれば天空の楽園が待っていると信じて登りましょう。

さあ!いよいよだよ!

どんな景色が待っているのか!?

最後の力を振り絞って!

はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、、、、、

、、、、ちーーーーん(涙)

な~んも見えんよ😣

これ、田代山の時と同じじゃん(涙)

今日晴れ予報だったのにーーー😆

姫が霧を引き連れて来てしまったのか!?

こうなると、足元のお花を写真に納めることに俄然夢中になるお気楽隊アルアル。

チングルマの綿毛とイワショウブ。

「やっぱりダメじゃーん(涙)」と肩を落とす雨女と、力及ばずの晴れ女。

ハガレーナの行く木道は霧の中に吸い込まれていきます。

ここはどんなところなのだろう?

足元と周囲10m程しか見えません😅

お、池溏がある!

姫が「ちとうってなぁに?」と言うので、高層湿原の説明を。

苗場山にはその名の通り、山頂の高層湿原に稲苗を植えた水田のような池が点在しています。

その数は大小1000を超えると言われているのだとか。

これが1000個もあるの!?

ここに!?桁が違いますね。

でも今見えているのはわずかです😨

あの霧の向こう側はどんな景色が広がっているのだろう?

この池溏は本当に田植えを終えたばかりの水田みたいです。

あの苗のような植物は、ミヤマホタルイというらしい。

苗場山神社の分岐を通過します。

古くから信仰登山も行われ、農耕の神の山として信仰を集めていたのだとか。

後で立ち寄ってみましょうか。

ところで、山頂までまだ1.2㎞もあるのね、、😅

お、これは姫にゴミ扱いされた中禅寺湖の上野島的な配置😁

なかなか素敵です。

池溏の点在するエリアから木道は乾いた笹とコメツガの方へ導かれます。

10時19分、標高2000Mの9合目に到着しました。

8合目から25分でした。

げ、山頂までまだ40分もかかるのかい??

平らになってからもなかなかなんだね💦

私がヤマップを起動できなかったので、ハガレーナのプロスペックスマートであとどのくらいかチェックしてもらいました。

このまま湿原を歩いていくのかと思いきや、意外にも森の中に入って行きました。

げ、「なんかまた岩が出てきたんだけど!」と姫。

なるほどこりゃまだ40分かかるんだわ😅

まさに北八ヶ岳。

ハガレーナが「天狗岳みた~い」と言ってます。

一体どのくらい続くのか!?

下山して来られた男性に聞くと「いや、もうすぐ終わりますよ」とのことで、ホッとしました。

心はもう木道歩きにシフトしていたので、そこからの岩々は勘弁してもらいたい😅

岩から再びの木道へ。

脇には青いリンドウが咲いていました。

草原になると、イワショウブがいっぱい咲いています。

姫がすっかりこのイワショウブが気に入ったようで、写真撮影に夢中になっています。

自分のスマホは死んだらしく、ハガレーナのカメラで撮りまくり😁

田代山でも多く見かけたイワショウブ。

白とピンクと赤と、色とりどりで可愛いですよね。

私も大好きです。

「50歳でも登れる」という副題を付けて苗場山のポスターに採用されるべく姫をモデルにカメラマンハガレーナが躍動しております。

「いいね、いいね、そのカスミ具合がちょーどいいよ~⤴️」などと言いながら(笑)

少し遠くまで見渡せました。

「あんな風になってるんだね~。あの先は森なのかね~?」などと想像してみますが、答えを知らず😅

真っ白な世界で自撮りしていると、下山して来られた男性に「撮りましょうか?」と言ってもらえ、三人で写真に収まりました。

お腹ペコペコの姫は早くランチにしたくて、駆け足で先に行ってしまいました。

おや、ヒュッテが見えてきましたよ!

ここが山頂かと思いきや、「山頂→」の標識が。

姫がお腹が空きすぎてバッテリー切れ寸前なので、急いで山頂を目指します。

11時3分、苗場山山頂(2145M)に到着しました。

9合目から本当に40分でした。

木立に囲まれ展望はありません。

側にいた女性ハイカーに記念撮影してもらいました。

ヒュッテへの近道を通ります。

お腹が空くとその事しか考えられなくなる姫がとっとと先に行きました。

彼女はモーレツに活動する(山登りでも大股で早歩きでとってもタフです)のですが、突然エネルギーが尽きるようで、振り返るとモグモグとおにぎりを食べていることがよくあります。

下山途中では突然眠くなったりもして、何しろ全てが突然なのです。

その唐突さに驚かされる事が多いのですが、ある意味とても分かりやすいというか、本能のままというか、自由というか、わがままというか、どういったら良いのですかね?

意地でも「愛すべきキャラクター」とは言いたくない!

もっと適切な表現があるはず。

また思い付いたら書き加えます。

というわけで(どんなわけだ?)ヒュッテに到着しました。

コロナの影響で泊まり客以外は中に入れないようです。

トイレは有料でお借りできました。

この後ヒュッテの脇のデッキでランチしていると、突然サーーッと霧が晴れたのを見た私はガッとベンチから立ち上がり「晴れてきた!!」と叫んだのでした。

ハガレーナを先頭に見晴らしのきく場所まで猛ダッシュ🏃

おおおおおおぉ、こんな風になってたんだーーーーっ!

私たちが「あの向こう側はどうなってるんかねぇ?」などと話していたそのずっと先まで湿原が広がり、池溏、池溏、池溏!

これはすごい!

こんなに山頂が広大な面積だったなんて!

確かにガイドブックで4㎞四方だとは読んでたけど、そういうのって実際見なければその広大さは到底分かりませんもの。

これはすごい!(2回目)

いや、ほんと二回どころか何度も「これはすごい!」と叫びました。

あーーーーんな方まで湿原が続いているなんて!

姫が「苗場山にして良かったね🎵」と鼻の穴を膨らませています。

いやぁ、でかした、でかした。

誉めてつかわす。

アドバイスくれた百名山ハンターの姫の友人さん、ありがとう~⤴️

いつか会ったら抱き締めてほっぺにチューしたいような気分ですよ😁

青空も見えてきましたよ!

いよいよ、晴れてくるか!?

大展望を期待して歩き始めましょう🎵

山頂に向け四方からやってくる木道。

この木道を行けばどんな景色に出会えるのだろう?

苗場山山頂部は広大過ぎて、地図を見てもぐるっと回れるような遊歩道はありません。

木道を行けばどこまでも続き、結局下山路になってしまうようです。

向こう側の斜面を歩いて見たかったなぁ。

あそこを歩こうと思ったら、赤湯方面から登ってくるか、ヒュッテに泊まって一日散策するしかないですね。

なるほどだからヒュッテ泊する人がいるんだね!納得!

うん、激しく納得!

ではそろそろ帰りましょうか。

青空よ、もっともっと頑張って~⤴️

下山開始後目にする景色がこれですから、コーフンが止まりません。

あの真ん中辺りにある池溏は棚田みたくなってます。

赤湯からのルートなら、あそこの近くを歩けるのかなぁ。

いつか歩いてみたいです。

往路では真っ白な世界だった道を眺めを楽しみながら下ります。

遠くの山も少しずつ見え始めましたね。

こんなに広大だって、何かに書いてあったかな?

わずかな範囲を切り取った写真からは決して伝わらないこの広さ!

これが標高2000Mの山の上にあるんですから、信じられませんよ。

そして、ただの草原ではなく、高層湿原ですよ!

いやぁ、何回見ても規模が大きすぎて、見ている景色が現実ではないような気さえしてきます。

三人で「こんなに広いなんて知らなかったよね?」「誰もそんな事言ってなかったよね!?」と何度も確認し合いました😁

そのくらい圧倒的な規模感でした。

姫が「田代山の何倍くらい?」と聞くので、「多分100倍はありそう」と答えました。

「じゃあ芳ヶ平と比べたら?」とも言うので、「そりゃもう300倍くらいはありそう」と答えましたが、実際のところどうなんでしょう?

正に百名山の名に相応しい、天空の楽園でした。

整備が行き届いた美しい木道と、そして、青空と入道雲!

絵になるのぅ。

あの棚田、もとい、池溏!

近くを歩いてみたい~⤴️

次回のお楽しみに取っておきますね!

「晴れて良かったね」とホッとした表情の根深い雨女疑惑の姫と、晴れが良く似合うハガレーナ。

晴れていると花の色もより鮮やかになります。

花たちがおしゃべりしているみたいに見えますね😉

往路ではスルーした苗場山神社への分岐が見えてきました。

分岐を苗場山神社方面へ。

すぐに苗場山神社に到着しました。

手を合わせてから、ちょっと先を覗いてみます。

赤倉山(1931M)経由で赤湯温泉に下る、或いは赤倉山から佐武流山(2191M)への縦走路です。

苗場山神社が端っこじゃなかったですね~😆

どこまでも続く苗場山の広い広い山頂です。

分岐まで戻りました。

青空の青さがよりクリアに際立ってきましたね!

山頂方面を背景に三人で記念撮影です。

青空が出たらやっぱり写真を撮りたい😁

下山してきた紳士が「撮りましょうか?」と言ってくださいました。

往路での霧の世界から逆転ホームランで素晴らしい展望を手に入れた私たちはテンションが妙なことになってます😁

向こうに三角の山が見えてきました。

こんな景色だったんだね~⤴️

どんどん形を変える白い雲と夏空が自分の範囲を広げようと競い合っています。

鍋蓋のような池溏に青空が映っています。

ハガレーナがシータを取り出しました!

花の中にシータカメラを差し込んでみると、、

こんな写真が撮れました😁

う~ん、美しい!

青空と白い雲と池溏とお花畑。

青空が映ると池溏の美しさが何倍にもなりますね。

振り返って歩いてきた道を。

岩があった森を抜けて来ました。

帰りはあっという間でした😁

あの森の中を歩いているとき、姫が膝サポーターを締め直していて、年配の団体さんに追い抜かれたのですが、そのリーダーの男性に「ずっと黄色い声が聞こえてたよ!滑る~とか、キャーとか、、😊」と言われました。

黄色くないですよ~、黄土色くらいですと答えたのですが、多分姫がうるさいんだな😅

向こうに見えている山は2035Mピークでしょうか?

小赤沢コースから湿原に最初に乗った時のデッキが見えて来ました。

往路とは全く違う場所に来たみたいです。

デッキの上でジャンプしてみることに!

「いち、にの、さーーん」

イヤッホーーーイ!

さすが運動神経の良い二人。

二人の年齢合わせて100歳越えとは思えません😁

これは楽しい💃

なのでもう一枚!

「いっせーの、せっ!」

ジャーーーンプ!!

青空に飛び上がった二人。

今日の最高の一枚が撮れました👌

カメラマンに徹していた私に「みほさんもやってみてよーーっ!」と姫からリクエストが😅

私はみんなのようには出来ません😣

みんなと同じポーズでジャンプすると、ほんの数センチしか地上から離れず、すぐにドンッと着地するので、二人は大爆笑でした。

「なに!?それ!?ひどっ!みほさんって、体が固いの!?」と姫に散々こき下ろされましたよ💧

だから言ってんだろ!体と股関節が固いんだってばさ!

腹を抱えて笑い転げる二人に「やっぱり無理なんだよ(涙)だから私はこっちのポーズで!」と言い、横向きで再チャレンジ!

横向きでも0.01秒くらいの滞空時間なのに、今のスマホの性能は素晴らしいのう!

こんな写真が撮れました。

山を歩く巨人の出来上がり!

2000Mピークもひと跨ぎだぜ!!

あまりにうまくいったので、これをヤマップのアイコンにしましたとさ😁

頭の上に広がる青空をシータで!

さてさて、この景色も見納めです。

雷予報が出ていますので、そろそろ帰りましょう。

帰りも長旅ですしね。

午後1時20分下山開始です。

モクモクと盛り上がる夏の雲。

あれが夕方には雷雲になるのかなぁ。

午後1時47分、7合目通過です。

帰りはドンドコ下ります。

とはいえ、実はめっちゃモタモタしてます。

だって、急坂で段差が大きくて大変なんですもの!

午後2時6分、6合目通過です。

この頃の姫はやっぱり突然「眠い😵💤⤵️」と言い始めました。

「疲れた」でも「もう飽きた」でもなく、「眠い」です。

トシに「子供か!?」って突っ込み入れられそうですよね😅

朝は霧に阻まれ見えなかった隣の稜線が見えました。

立ち枯れた木が点々とあります。

姫が「何時くらいに下山できるかな?あと2時間くらい?」と言うので、そこまではかからないんじゃないかな?と言うと、「まだ6合目なのに?」と心配していました。

登山口は3合目だよと言うと「あっ、そっか!」と安心した様子😅

どうやら3合目から登って来たことを忘れていたようです。

「多分3時半頃には下山できると思うよ」と言うと、突然足取りが軽くなりました😁

分かりやすっ!(笑)

でもその後は大股に歩き過ぎて、滑りやすい石や切り株でズルッとなり三回くらい尻餅をついていました。

その度に前の方から「きゃーっ」という黄土色の声が聞こえてきて森に響き渡っていましたよ😅

その度に「どうした!?どうした!?」となりましたが、運動神経いいとケガもしないんですよね。

それは感心する。

下りもじっとりと汗をかく気温&湿度でした。

ここは風が通って気持ちいい場所だったので小休止です。

ハガレーナは目に虫が入る!と言ってます。

赤松の絡み合った根っこ道を下り、

根っこトンネルをくぐって、3合目登山口まで戻って来たのは、午後3時27分でした。

ほとんどの車がいなくなった駐車場で着替え、汗を拭き取って車に乗り込み帰路につきました。

折角良い香りの制汗シートで汗を拭き取ったのに、私が車内でゴンジリを食べたら車内が異様な匂いに包まれ、姫に「信じらんない!何、この臭い!!みほさん、オナラしたの!?」と言われましたが😅

そんな事はどうでもよろしい。

とにかく、苗場山、素晴らしかったです!

それというのも、霧が晴れ、青空が出てくれたお陰です。

ありがたや、ありがたや。

帰りは関越トンネルを越えた辺りからどしゃ降りの雷雨となりました。

そりゃもうすごかった!😱

時々タイヤを取られる大変な運転になったハガレーナ、お疲れ様でした。

姫はもちろん後部座席で横になり、枕を抱いて呑気に寝てましたけどね😅

まぁ、睡眠時間2時間で13時間以上フル活動していたのですから、仕方ないね。

ゆっくり休んでちょーだい。

このブログを読んだら、ターボが自分も行きたかった!と地団駄踏むんだろうなぁ、、😅

いつかまた季節とルートを変えて、苗場山再訪しましょう!

⏫ハガレーナのヤマップデータです。

⏬こちらは帰りに苗場山神社分岐でようやくヤマップを起動できたので、途中から下りだけを記録に残したヤマップの軌跡(3D)です。⏬

こうやってみると、私たちは苗場山のほんの一部を歩いただけというのが良くわかりますね。

苗場山のポテンシャル、こんなもんじゃないんだね!

私たちが見たのはほんのほんの一部だったんだ!

広大な湿原、まだまだ全然見足りないです。

やはりいつかヒュッテ泊しよう😁

そして、湿原で夜を、朝を迎えよう🎵


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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