50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、野反湖】梅雨の晴れ間に、野反湖外輪山縦走と湖畔歩き《前編》2020年7月19日(日)

《登山難易度4》

野反湖東岸から、こんにちは❗


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


《登山難易度9》


週間天気予報を見るとあまりパッとしない予報だったので、雨でも楽しく歩けそうな野反湖に行くことにしました。

ノゾリキスゲが咲いているかなと思ったからです。

野反湖に着くと、なんと青空が広がっています!!!

標高1560Mの野反峠(富士見峠)から見た野反湖です。

青空を映して青く輝いています。

ずいぶん久しぶりに青空を見た気がしますね。

梅雨の晴れ間に山に行ける幸運に顔がニヤケて仕方ない今日のメンバーです😁

週イチしか山に行けないのに、毎日雨ばかりの一週間でその日が晴れた超絶ラッキーを噛みしめます😁

やっと、やっと、久しぶりに「私達、晴れ女なの!」と胸を張って言えました😁

そして、予想通り、ノゾリキスゲで斜面が黄色く染まっています😍

いいね、いいね、これはカモシカ平への期待が膨らみますよ😁

これから向かう弁天山方面です。

2年前に今日と同じメンバーで三壁山からエビ山へ猛暑の中縦走したのですが、最初の三壁山への直登で滝のように汗が流れめっちゃ大変だったので、今回はその時とは逆回りで行きたいと思っています。

ちょっとでも楽するんだ🎵って思ってました😅

キスゲやイブキトラノオの咲く斜面を写真を撮りながら登っていきます。

右手に野反湖を望みながら、、。

白い雲がかかっている山が三壁山、その左手のピークが高沢山です。

今日はあっちまで行って、湖畔の東岸を歩き、ぐるーーーっと回ってきます。

距離は結構あるんですけどね、、😅

歩き通せるかな?💦

青空!

サイコーーー🎵

このところ雨の山歩きしかしてませんでしたからね。

もちろん雨でもそれなりに楽しみますが、やっぱり晴れが一番好きだーっ!🥰

「弁天山南」通過!

弁天山経由でエビ山へ向かいます。

登山道脇はニガナのイエローカーペット😊

7時35分、弁天山(1653M)に到着です。

所要15分で、標高差90Mほど登って来ました。

次に目指すはエビ平です。

急な坂を下り始めると、野反湖が目に飛び込んで来ます。

なんて美しいのだろう🎵

雨上がりで滑りやすいので、ゆっくり下りました。

ここで先に行ってもらった方(写真に背中が写っているグループかしら?)がヤマッパーのgiuliaさんでした。

後ほどヤマップにコメントをいただきました(ありがとうございます!)🙇

今回はヤマッパーと5~6人スレ違ったようです。

富士見峠からのこのコースは度々南西側を広々と見渡せます。

草津白根山(芳ケ平)と浅間山という、お気楽隊お気に入りの山塊が見えていて楽しい~🥰

再びの展望地。

草津白根山がドンドン近くなります。

久しぶりに見えた浅間山からは大量の噴煙が立ち上っていますね。

中腹辺りからも噴き出していることが分かります。

やはり火山活動が活発化してるんですね。

これはオオバギボウシですかね?

登山道脇に点々と見られました。

トンボが沢山飛んでましたよ😊

皆さんの記事を読むと、トンボがいると蚊やブヨがいないそうです。

快適、快適😁

根広・花敷方面への分岐です。

どんな道なのかハガレーナが覗いてみました。

後で地図で確認すると、花敷温泉までいくつもピーク(石ドヤ山、高トヤ山、木ダマ岩など)を越えて下っていく道(根広尾根)に繋がるようです。

野反古道(根広道)と書いてありました。

ちょっと興味ありますね。

いつか歩いてみたいです。

下り2時間20分、上り3時間という所要時間ですから、なかなか大変そうではありますが、バスも使ってもうひとつの野反古道と合わせてぐるっと回ってくるのが楽しいかも😁

シモツケソウのピンクが鮮やかでした。

キスゲの黄色やアヤメの紫色に彩られた道を行き、ダケカンバの林に入ると、、

ターボが何やら発見したもよう。

ギンリョウソウでした。

ひっそりと咲いているので、カメラを逆さまにして何枚も😅

撮影に一苦労します💦

うぶ毛が生えて可愛い😍

「弁天山北」の分岐に到着しました。

右に行くと湖畔へ降りれます。

私達は左手へ。

胸の高さまで生い茂った笹の道を下ります。

再びの分岐です。

右に行くとキャンプ場とありますが、これは湖畔の道(西岸)を通って野反湖北西部にあるキャンプ場に行けますよという意味です。

私達は左に進みます。

エビ平が見えて来ました。

2年前、エビ山の山頂から下を覗いてその美しさに感動し、いつか歩いてみたいと思ったその場所に立っています。

東側(野反湖方面)の展望。

西側の尾根。

辺りにはキスゲはもちろん、アヤメやハクサンフウロ、イブキトラノオ、カラマツソウなどの花がさりげなく咲いていました。

こちらは昨年ターボと登った八間山です。

あの緑色の斜面は笹で、あの稜線を歩いているとき、笹原の中に何者か(熊か猪か?)がいてターボが大騒ぎした思い出があります。

https://okiraku.muragon.com/entry/159.html

⏫その時の記事です【前編】

⏬ 〃 【後編】

https://okiraku.muragon.com/entry/160.html

まだまだ下ります。

鞍部からエビ山まで登らなければいけないので、あまり下りたくはないのだけど😅

エビ平は想像通りの美しさでした!

エビ山への登りです。

直登!!

ツルツルと滑る場所もあり~ので大変でしたし、急勾配を真っ直ぐ登らなければいけないので、かなりゼーゼーしました。

こちらからも結構大変じゃん!と思いながら登っています。

度々立ち止まり振り返っては眺めを楽しみました。

まだまだ登りは続きます💦

振り返っては歩いて来た道を確認😁

登山道脇にはトゲットゲのアザミが沢山ありました。

洋服越しでも当たると痛い、痛い💦

ハガレーナが「アザミ地獄~😱」と叫んでいました。

平らな展望地に着きました。

少し雲が出てきましたね。

草津白根山にかかった雲が芳ケ平に影を作っています。

浅間山も頭を隠してしまいました。

こちらはまだまだ青空です。

苦しいけどワクワクが止まりません。

森が美しいです😍

森に入るとギンリョウソウが現れます。

あのピークがエビ山かな?

山頂まであとわずか!

笹原にはコオニユリ😊

9時17分、エビ山山頂到着です。

弁天山からは2.5㎞、富士見峠からは3.1㎞歩いて来ました。

富士見峠出発から2時間もかかってしまいましたね。

標準コースタイムは1時間45分です。

一番低いエビ平の鞍部から標高差200M登ってきたかたちです。

こちらはこれから向かう高沢山と三壁山方面です。(北方向)

カモシカ平の一部と大高山が見えています。(北北西方向)

こちらは八間山方面です。(東方向)

ショートコースにしたいならここから湖畔に降りるコースを選択します。

初めてここに来た時はそうしました。

こちらは少し雲がかかってしまいましたが、草津白根山方面です。(西方向)

南方向にエビ平を見下ろしたいと思うのですが、笹が膨らんでいて見えづらいです。

山頂からエビ平を見下ろしたような記憶がありましたが、あれは山頂からではなくエビの展望台からだったのですね。

今思い出しました。

山頂から東方向湖側へ少し進んだ場所になります。

今日は向かいませんでした。

本日初シータ!

360度大展望のエビ山山頂です。

次に目指すのは高沢山です。

距離は1.4㎞!

9時37分出発です。

エビ山から高沢山までもダケカンバが美しいです。

ここが西側最後の展望だったかな?

これ以降は森に入るので、西側展望はなくなったように記憶しています。

最後までいい景色が見れて最高でした😁

森に入るとお決まりの光景。

ギンリョウソウね!

この株は透けるような白が美しい背高ノッポの美人さんでした。

高沢平を通過します。

エビ山と高沢山のほぼ中間地点になります。

エビ山(1744M)から高沢山(1906M)までは単純標高差で162Mあります。

階段の踊り場のようになだらかになったりきゅっと登ったりを繰り返しました。

湿地に丸太を渡した箇所をバランスを取りながら渡っていると、ハガレーナが「バレリーナみほさん!」と言いながら写真を撮ってくれました😅

あと少しじゃない?と言いながらもなかなか着かない💦

何度これが最後の登りかね?と言ったことか。

10時31分、高沢山に到着です。

エビ山から一旦下って、標高差170M登って来るのに、55分でした。

ここはほぼ標準CT(高沢山分岐まで1時間)通りに歩けました😊

それにしてもターボがすごい汗です💦

滝のように汗が流れ、コンタクトレンズをした目にしみて大変だと嘆いています。

動いているととにかく蒸し暑い💦

気温を見ると23度とかで涼しいのですが、湿度が90%を越えていました。

ではカモシカ平への分岐に向かいます。

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