50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【埼玉、東秩父】携帯紛失事件の恩人に会いに行きました。2020年5月28日(木)

とても暖かい人たちが住む東秩父・居用の里から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


ゴールデンウィーク前に東秩父の君八山に登った際、私が携帯を紛失したことは少し前にアップしたブログに書きました。

⏬その時の記事はこちらです⏬

先日10万アクセス突破した際に長女ナツがお祝いで漫画を描いてくれたので、それを読んでいただいた方もいらっしゃるかとは思います。

奇跡のような携帯紛失&発見事件では、東秩父の人々に大変お世話になりました。

そして鎮守の森の守り神さまにも奇跡を起こしていただいたのだと思って、感謝しています。

なんとかコロナが収束に向かい、緊急事態宣言が解除されましたので、今日ようやくお礼に行くことができました。

鎮守様に御神酒をお供えし、携帯を拾ってくださったおじいちゃんに寄居名物の「豚の味噌漬け」を持って会いに行こうと思います。

ブログでも漫画でも登場しているように、おじいちゃんはとても特徴的な鮮やかなブルーの軽トラの持ち主なので、山里の斜面を歩けばきっと見つけられるはずだと信じています。

鎮守の森に再びやって来ました。

まずは私の携帯を奇跡的にブルーシートの上に落下させてくださった鎮守の神様に御神酒をお供えしました。

「その節は大変お世話になりました。鎮守様のご加護だと理解しています。お守りいただき、ありがとうございました」と、心を込めてお参りしました。

前回この鎮守の森に来たときは、裏も表ものっぺらぼうだと思っていた石碑に、ちゃんと『道祖神』とお名前が彫られていました!

なぜあの時は気がつかなかったのだろう???

不思議だ~!

通り過ぎるだけの人には見えないけど、手を合わせてちゃんと向き合うと見えるような仕掛けがあるんですかね?!

いやぁ、不思議、不思議。

今日はターボも付き合ってくれました。

道祖神に手を合わせます。

側には穴があけられた平たい石が沢山置いてありました。

そういう習わしなのですかね?

今でも地域の皆さんの信仰を集めている土着の神様なのでしょうね。

では青い軽トラの恩人を探しに行きます。

ターボが歩いているところが、鎮守の森から下って最初に現れるカーブです。

結構な急坂のカーブなのに、この時は車のボンネットから携帯が落下しなかった奇跡の場所です😁

途中こんなコンクリートの駐車場もあるのです。

あれ?あれ?この車はあの日もここにありましたよ!

もしかして?もしかすると!?と思って歩いていると、下の畑で草取りをしていた男性がこちらを見て「スマホ落とした人だろう?」と笑顔で話しかけてくださいました。

「あっ、そうです、そうです!携帯で連絡取ってくださった方ですよね?その節は大変お世話になりました!コロナが落ち着いたので、お礼にやって来ました!拾ってくれた方はいらっしゃいますよね?」と言うと「畑にいるよ~」との返事。

「ありがとうございます!ちょっと行って来ます!」

居用の里(向かいの斜面は花桃の里です)を見ながら下って行くと、、

見えて来ました!

青い軽トラ!

あのカーブがスマホ落下地点です。

やはりすぐ側に畑があるんだね。

絶対見つけられると思ってました!

これが私のスマホを優しくキャッチしてくれた例のブルーシートです。

感謝、感謝😆

そして、私の恩人が畑で私たちのことを見ています。

この後畑の畦道を通って、恩人の側まで行きました。

「先日スマホを落とした者です。その節は大変お世話になりました。今日はお礼にやって参りました。スマホを拾っていただいて、本当にありがとうございました」と言うと、「拾ったのは俺じゃないんだよ」と。

えええ、そうなの!?

「拾ったのは○○トミタロウなんだ。トミタロウが拾って俺が預かったんだよ」とのこと。

新たな恩人登場です。

そうなのですか!?

「お肉を持って来たのですが、、そのトミタロウさんはお会いした事がないので、、」と言うと、「じゃあ分けて持ってくよ」と言っていただきました。

ありがとうございます~😆

そして驚いたのは、「先週も携帯を拾ったんだよ」と!

えええ?そーなのですか!?

みんなどんだけこの里に落とし物するんですか?

「それを落としたのは寄居の人だったよ」と言うので「私たちも寄居なんです。なんか寄居の人間ばかりご迷惑かけて申し訳ありません💦」

もしかして、またこの里に来て欲しくて、道祖神さまがイタズラを仕掛けるんですかね?

そんなに訪問者が多い地域とも思えないのに、みんな落とし物をするなんて、不思議過ぎます。

「お名前は野口さんですか?」と言うと私の予想通りでした。

ナツの漫画では「野口」という名札を付けていた設定になっていましたが、実際は名前はその時は分からなかったのです。

この近くに野口家という旧家があることを知っていたのと、歩いていてお墓が「野口家」だらけだったので、多分里の多くの方が「野口さん」なのだと思いナツにそう話したのでした。

恩人曰く「この里はほとんど野口なんだよ。18軒みんな野口だからね」とのことでした。

「さっき電話してくださった方にもご挨拶したんです」と言うと、「あー、あれはうちの分家だよ」と😁

み~んな繋がっていて、そして、皆さんとても親切で暖かいのです。

こういう眺めの良い場所で毎日暮らして畑仕事をしていたら、気持ちが穏やかになるんですかね?

本当にありがとうございました。

私の今年のラッキーカラーを決定づけた「野口さん」の可愛い軽トラ。

あなたのお陰で恩人を探し当てられました😁

野口さんと別れた後、またまた鉄塔が気になったので、少し山に入りました。

それはまた別のお話という事で。

とにかくずっと気になっていたご恩返しができて良かったです。


いつも応援していただき、ありがとうございます😊

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