【埼玉、長瀞町】2020年5月《特別休暇34日目》
真っ青な空の下、雨乞山から、こんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
緊急事態宣言が延長されたことにより、ターボと私の会社も引き続き特別休暇が約1ヶ月延びることになりました。
特別休暇が始まってから33日目だった昨日は、夫が休みで家にいたので、夫に手伝ってもらって自宅の天井の大掃除でした。
何しろここは田舎で、色んな虫が侵入する(風を通すために、玄関などしょっちゅう開けっ放しですし)ので、自宅の天井にはクモの巣があちこちにあったのです。
余計な虫たちを取ってくれるのはありがたいけど、余り度が過ぎるとおばけ屋敷みたくなっちゃうので(いや、そこまでではなかったですよ😁)
いずれにしても、私の掃除が行き届いてないのがバレバレですけどね😅
今は左肩が痛いので余計に高い所の掃除ができなくて困っておりましたが、背の高い夫に掃除機で吸ってもらい、私は横で掃除機を肩に担いでアシスタントしてました。
(いまだにコードレスではない😅)
なので、山歩きは珍しくお休みでした。
そして、今日は特別休暇34日目。
今朝は久しぶりにひまとココアと一緒に山散歩してきました。
このところ城趾めぐりにはまっていて、ひまは留守番のことが多かったので、山の支度を始めた私の事をソファーに座って首を傾げながら観察していたひま。
さぁ、出掛けるよ!と言うといつものように武者震いをして外に出ました。
すると私が車のドアを開けたので、「え!?今日は私も山に連れていってくれるんだね!私、山を駆け回るのが大好きなんだよ!」と言った表情(というか尻尾)です。
ま、飼い主の都合の良い解釈かもしれませんけどね😅
間瀬峠まで車で行き、西側にある不動山をピストンし、この特別休暇になってからハガレーナと訪れている大展望の雨乞山にも行こうと思います。
雨乞山はパラグライダーの発進基地なので、広い芝生の斜面になっていて、そこをひまとココアが走り回る様を見てみたいと思ったからです。
今日は朝から抜けるような青空が広がっています。
さて、山散歩に出掛けましょう🌱
☘️5月11日目
~ 不動山の登山道の美しさと、雨乞山の大展望。ココアはひまの逆鱗に触れるの巻 ~
《登山難易度1》
間瀬峠まで車で標高を稼ぐので、それぞれの標高差はわずかです😅
7時56分、標高384Mの間瀬峠からスタートです。
最近ウロウロしていた城趾は標高300Mほどだったので、すでにそこより標高が高いです😁
その分いくらか涼しい気がします。
いきなりの急登です。
ロープもありますし。
この手前の急坂の途中でココアがうんちをしたので、ターボが「あちゃぁ、こんなところでやっちまったか!」と言いながら処理していました。
私とひまは二人を置いて少し先に。
するとすぐに左手に何となく藪をかき分けたら展望が良さそうな場所があったので寄り道します。
(ハイカーにより草藪が踏まれていますので、すぐに分かります)
ほら、やっぱりよく見えるよ。
若干手前の木が邪魔だけど。
右手(山頂方面)を見ると更に展望が良さそうな場所がありますから移動するかなと思いましたが、ターボが合流してからの方がいいと思ってしばらくそこで待っていました。
が、いくら待ってもターボとココアの姿が現れません。
あれ?おかしいな、何かあったのかな?と思い、ターボがうんちを処理していた場所まで戻りましたが、二人の姿はなく。
え?気がつかないで先に行っちゃった!?
幸い電話が通じる場所だったのでターボに電話をすると、「ねぇさんたちが先に行ったから、早く追い付かなくちゃと思ってガシガシ登っちゃったよ。いつまで行っても姿が見えないから、益々速度を上げてた」とのこと。
登山道から数メートル入った所だったので、絶対お互い気がつくと思っていましたが、案外わからないもんなんですね😅
ひまと一緒に急いで二人を追いかけます。
ターボも下って来てくれて、ようやく再会を果たしました😁
時刻は8時13分。
ここまで登山口からせいぜい10分ほどの場所だと思うので、この行き違いにより7~8分ロスしたと思います。
これで安心して周囲の森の雰囲気を楽しめるようになりました。
なんて美しい登山道なのでしょう。
不動山は展望がないと聞いていたので地味な印象でしたが、道がとても美しく、来て良かったと思いました。
倒木をジャンプして通過するココア。
かわいい(*≧з≦)
いやぁ、気持ちが良い!
とても快適な登山道です。
8時20分、455Mのピークを越えました。
道は鞍部まで下りになります。
木漏れ日が美しいです。
所々に岩が顔を出すようになりました。
道は緩やかに右にカーブします。
右手は植林帯です。
朝の光が斜めから射し込んで、とっても素敵😍
尾根道を挟んで左手は広葉樹、右手は針葉樹です。
整然と並んだ杉。
よく手入れされて、気持ちが良いです。
仲良しな二人。
ここは城趾なら「三角形の曲輪だね!」と言ってしまう東側の尾根😁
気持ち良すぎでしょ!?
この道。
地味なイメージしかなかった不動山でしたが、こんなにも道が気持ち良いなら、何度でも来たいです。
展望も花もありませんが、歩いているだけで、とても楽しいです。
ここにある岩はこのところ城趾で良く目にした緑泥片岩ではなく、大理石を思わせる白が混ざっています。
長瀞の石畳と同じ種類なのでしょうか?
この辺りが502Mの横長の小ピークだったようです。
仲良し二人の目線で😁
間もなく山頂かな?
8時43分、標高549Mの不動山山頂に到着しました。
間瀬峠から7分のロスタイムを含めて、47分でした。
ロスがなければ40分ということですね。
小さな標識がありました。
ひまは水分補給です。
そして、おやつタイム。
ココアのおやつが気になるようで、、😅
あなたのはこっちね。
おやつにがっつくひまです。
ココアはお利口さんにお座りして、ターボからおやつをもらっています。
このあと悲劇が起こりました(涙)
ひまにエサをやろうと思い入れ物の蓋を開けると、ココアがやってきて私の脇の下から顔を出し、ひまのエサを食べようとしたのです。
ココアは日頃からひまのエサが大好きで、ひまがよそをウロウロしている間に良く食べていたのですが、そんな時にひまは何も気にしてない様子だったのです。
が、しかし、今日は違いました!
今日はひまがすぐ側にいたのが災いしたのか、エサを食べようとしたココアの頭にひまがかぶりついたのです😱
森にこだまするココアの悲痛な叫び😣
慌ててひまの首輪を掴んで引き剥がしました。
ターボが飛んで来てココアを抱き上げ、ケガがないか確認したところ、頭のてっぺんに長さ1センチのハゲができていました😢
幸い毛がモシャモシャしていたので、ひまがかじったのは頭の毛の部分だったようです。
強い力で引っ張ったので、毛がむしり取られてしまいました。
ひまが本気でかじると(かつて夫が手を噛まれたことがある)、犬歯が食い込んで穴があき、大量の血が流れますから、毛が抜けただけでおさまって本当に良かった。
噛みついているとき、私はココアの頭蓋骨を噛み砕くんじゃないかと本気で思いましたから😱
そのくらい顎の力が強いのです。
温厚なひまが牙をむいた瞬間でした。
ココア、ごめんよ~(涙)
痛い思いと怖い思いをさせてしまいました😣
ターボが「医者に連れていった方がいいかな」と言ってましたが、毛が抜けただけなのでマキロン塗っておけば大丈夫じゃないかなと答えました。
うちはケガをすると何でもマキロンで済ませる家庭なので、これが正しいアドバイスかどうかは甚だ怪しいですが😅
長女が幼い頃、私が草取りをしている時に、一輪車に乗って遊んでいて、一輪車が倒れ狭い溝に転落しました。
頭を溝の縁にぶつけて流血しましたが、私がマキロンの雨を降らせ、血が混ざったマキロンで顔がどろどろになったという逸話があります。
病院に連れていかなかったので、その時の傷で長女の頭には1センチ×3ミリほどのハゲが残りました。
こんな母親で、うちの子供たちは皆逞しく成長したのです。
ターボが母親なら病院に駆け込んだであろうケースでした。
話がだいぶそれました。
ココアはターボの腕の中でしばらく震えていましたが、少しずつ落ち着きを取り戻し、最後はおやつを食べていましたから大丈夫だと思います。
そんなアクシデントもありつつ、山頂で38分過ごしました。
次に向かいます。
良く手入れされた植林帯は、広葉樹の森とは違った魅力がありますね。
当たり前ですが、復路は左が針葉樹、右が広葉樹です😁
キレイなので、何度も写真を撮ってしまう😅
展望こそありませんが、この道は楽しいです!
絶対また来よう。
ひまが時々立ち止まります。行きではあんなに仲良しだった二人ですが、ココアがひまを怖がるようになりました。
ひまが立ち止まると、体が硬直したように動かなくなります。
ありゃりゃ、ひま、嫌われちゃったよ(涙)
だいぶ怖がらせてしまいましたからね😢
杉の下にカエデなどがあり、これまた素敵でした。
お、ここは往路で私が寄り道した展望地の少し上ですね。
きっと眺めが良いと思うのでまた寄り道してみましょう。
ほら、やっぱりだ!
何本か木が伐採されています。
切り株に乗って眺めを楽しみました。
いい眺めだ!
でもここからだと目の前の木でちょうど武甲山が隠れてしまいますね。
少し場所を移動します。
ひまは早速日陰でゴロンと小休止。
長瀞の町と正面に見えるのは美の山で、その奥が武甲山です。
右手に見えるのは宝登山ですね。
宝登山の奥には少し雲がかかっていますが、奥秩父の山並みです。
切り株の上に乗って眺められました。
ターボと交代です。
杉の落ち葉が絡まって藪を歩けなくなっていたココアを私が抱っこしました。
「ココちゃん、ごめんね~。
痛かったよね~」とほっぺをスリスリしてみた。
若干迷惑そうだったけど😅
では次に向かいましょうね。
車道が見えて来ました。
9時42分、間瀬峠まで戻って来ました。
小さな標識がガードレールにくくりつけてありました。
眺めを5分ほど楽しみましたので、それも含めて山頂から37分でした。
雨乞山に登る前に水分補給しておきます。
かなり気温が上がってきていました。
(この日の寄居町の最高気温はなんと32度でした!)
9時47分、雨乞山に向け歩き出します。
こちらの登山道も快適です。
急斜面と緩やかな道とを繰り返します。
ひまは先を行き、私が来るまで木陰でゴロンとなっています。
ハァハァいいながら登り(ひまは絶えず舌を出し「ハッハッハッハッ」と息づかいが荒かったです)、
草藪でゴロンと小休止。
再びハァハァ登り、
草むらでゴロン。
ゼェゼェ登り、
またまた日陰でゴロン。
あんた、そんなに休みたいんかい!
笑っちゃうほどその繰り返しでした。
お、このツツジが現れたらもうすぐ分岐かな?
やはりそうでした。
野上駅方面へ下れる広い道に合流します。
合流した道はこんな感じです。
前回来たときは、モトクロスバイクがここを往復していました。
分岐からは山頂までわずかに5分です。
なだらか尾根道を行きます。
吹き流しが見えてきましたよ。
10時6分、ひまが先頭で雨乞山(510M)に到着しました。
間瀬峠から19分でした。
かわいい標識です。
ひまは早速日陰でゴロン。
彼女は日陰を見つける天才ですからね😁
山頂からの大展望です。
左からターンします。
すぐ左手の山は陣見山で、その奥は日光連山や、桐生市方面の山です。
陣見山の奥は広大な関東平野。
荒川に沿って長瀞(野上)の町並みと、大平山。
右手には美の山と奥に武甲山です。
武甲山の右手には奥秩父の山が見えるはずなのですが、少し雲が出てきましたね。
振り返るとターボと一緒にちびたちがこっちを見ていました。
この芝の上を走り回る2匹を見たかったのですが、今日はちょっと暑すぎました。
日陰で休みましょう。
ここはパラグライダーの発進基地なので、木陰にクッション付きのベンチがあります。
ひまは水分補給。
いつも以上に良く水を飲みます。
この小さな体で(小さくもないか)今日は500ml飲み干しました。
私たちはレモンウォーターと二人の好物の熊本銘菓「いきなりだんご」で、小休止です。
目の前にはこの特別休暇で歩いた(まだブログはアップしていませんが)大平山の右手に釜伏山(登谷山と重なって分かりにくいですかね)が見えています。
そしてその右手の屋根の形の山が謎の霊峰「荻根山」です。
この山行記録もまだアップしていません。
緊急事態宣言が解除されたらアップしようと思っています。
芝生の上に寝転びたかったのですが、今日はちょっと暑くて無理でした。
日陰があって良かったね😊
10時34分、雨乞山を後にします。
「ひま、行くよ~」と言っても動こうとしません。
「ひま~、行っちゃうよ~。ひまは今日ここに泊まるの~?」
「ひま~、じゃあね~、バイバ~イ」
ようやく駆けてきました。
この後の登山道も日陰だよ、安心して。
またまたひまが度々立ち止まります。
その度にココアがひまに近づきたくなくて、体が硬直します。
ターボがいくら引っ張ってもテコでも動かない。
突然野性的動きで、何者かを捕らえようとしているひま。
トカゲか何かいたのですかね?
そんなひまに気を取られて歩いていると、危うく分岐を見失うところでした。
少し歩いて「あれ?こんな景色見たことない」と思って振り返ると分岐を10mほど行き過ぎていました。
ターボとココアが入っていくここが間瀬峠へ下る道です。
この小さなケルンが目印ね。
森の中はとても爽やかです。
わずかに残ったツツジがキレイでした。
またまたひまがココアに接近します。
彼女はもうさっきの事など忘れている様子。
やはり飼い主に似るのね(涙)
ココアはびびって硬直し、足を踏ん張って動かなくなります😅
恐怖の記憶はしばらく消えないかな?😣
車道が見えてきました。
10時51分、間瀬峠に帰りつきました。
ちょっとアクシデントもありましたが、ココアのケガも大したことなさそうで良かったです。
地味な山だと思って期待してなかった不動山が思いの外美しかったので、とても気持ち良かったです。
また来たいと思いました。
気温が高かったので、ひまがバテ気味でしたが、私たちは概ね快適に歩けました。
楽しい山散歩コースです。
明日は火曜日なので、冒険好きのウォーリーとまたまた藪こぎしてきます😁
いつも応援いただき、ありがとうございます!