【埼玉、東秩父村】2020年4月《特別休暇18日目》
東秩父村、花桃の郷からこんにちは。
⏬〔4月25日の出来事です〕⏬
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
平日はテレワークで自宅に閉じ籠っているハガレーナと一緒に出掛けました。
人のいない山に行こうと思っていますが、昨日は道のない山で少し疲れたので、今日は楽勝で道がしっかりある所にと思い、皇鈴山と大霧山にそれぞれピストンしようと思っていました。
しかし今日は土曜日で、世間は今日からゴールデンウィークに突入したとみなされているようです。
昨日とは世間の様子が一変していました。
このところターボと待ち合わせに使うことが多かった鉢形城趾の駐車場にはバリケードがはられ、駐車できなくなっていました。
東秩父に向かう道沿いには1キロ毎にステイホームを呼び掛ける立て札が立てられ、公園などの少しでも車を停められそうなスペースにはことごとくロープがはられていました。
ネット情報で秩父高原牧場の手前が今日から通行止となっているのは知っていましたが、皇鈴山辺りは大丈夫かと思って向かったのです。
しかし花桃の郷を過ぎた辺りで進入禁止となっていました。
ゴールデンウィークによそ者が入って来ないように、絶対に都会からコロナを持ち込ませないという、昨日までは感じられなかった自治体の本気度が伝わって来ます。
ゲートの前でUターンし、さてどうしようか?と考えながら道を下って行くと、右手の高台に展望台があったので、とりあえず立ち寄ってみることにしました。
「大内沢花桃の郷」です。
きれいなトイレも完備されています。
今日の時点では駐車場は解放されていました。
長い階段を登って展望台に行きます。
大内山(324M)なのですね。
山の木を切って展望台を作ってくれたようです。
山頂からの眺めです。
目の前に今日登る予定だった皇鈴山が見えます。
右手に登谷山と、花桃の郷。
斜面に並んだ家並みが正に桃源郷の雰囲気です。
地区全体で草刈りなどの美観維持活動が行われているのでしょうね。
藪や茂みなど全く見当たりません。
とても美しいです。
里の一番高い所に神社があり、石段の横にある真っ赤なツツジ(サツキ?)が鮮やかでした。
展望台には大きな木製のベンチとテーブルがあり、テーブルが説明板を兼ねていました。
あの神社の名前は大通鎮神社です。
登ってきた階段とは反対側に降りてみると、木陰にベンチがありました。
そこから見えた景色はこちら。
あれ?あれは先日ターボと一緒に歩いた石尊山からの鉄塔に沿った稜線ではないですか?
そうよ、そうよ。
そもそも皇鈴山に登ろうと思ったのは、あの稜線を皇鈴山から眺めたかったからなのですから。
ってことは、あの鉄塔の先にある君八山へも行ってみたいと思い、その登山口を東秩父で探さないとねとターボと話していたのが実行できるってことじゃないですか?
その登山口はすぐそこですよ。
それがどこだかは知らないのですが。
てかそもそも本当に登山口があるかどうかも定かではないのですが。
よし、決まった!
今日は東秩父からあの稜線に登る登山口を探して、君八山に登り、先日見つけていたお気に入りの森を再訪しよう!
、、ということになりました。
ハガレーナはいつだって、「私はどこでもいいよ~。みほさんに任せる~」というスタンスなので、行き先決定です。
階段を下り駐車場へ戻ります。
さっきまでいた展望台はあんなところです。
今日も真っ青な空が広がって、気温は20度くらいになる予報です。
とても美しい公園でした。
村の人たちもまだ活動を始めていない時間帯。
どこかから雨戸を開ける音が聞こえてきました。
早朝、お邪魔しました。
来年は花桃の時季に再訪させてください。
、、ということで、君八山登山口を探しに出発です。
☘️4月25日(金)《特別休暇18日目》
鎮守様~君八山~18号鉄塔~鎮守様
《登山難易度0.5》
まずは登山口探しから始めました。
花桃の郷から県道294号(坂本寄居線)に入り、左側を注意深く見ていくと、車道脇にはずっと「←◯◯号鉄塔」と書かれた黄色っぽい標識が立っていることが分かりました。
やっぱり表示があるんだね!
今まで何度も通ったことのある道ですが、今回初めてそんな標識があることに気がつきました。
目指す鉄塔(183号)の周辺を行ったり来たりしながら、どの道から入るのが正解か、必死に探しました。
ようやくそれらしき道(確か184号、185号と書いてあった気がします)を見つけ美しい山里の斜面をクネクネとセカンド(たまにロー)で登って行きました。
車が一台やっと通れる幅でしかも超急坂だったので、ハガレーナが「大丈夫?先で行き止まりになって、バックして下らなければならなくなったら大変だよ~😱」と心配していましたが、こういう感じの山里の道で最後行き止まりとなったら、必ず方向転換できるスペースが確保されているはずと私は信じていました。
するとやはり最後は行き止まりとなり、鎮守様が祀られている平らなスペースに到着しました。
車を転回させることもできたので、他の車が来たときに転回できるよう、鎮守様の横のくぼんだスペースにバックでパジェロミニを駐車させました。
何も彫られていない鎮守さまです。
この前の塞神様みたいに裏側に何か書いてあるかと思い裏を覗いてもみましたが、のっぺらぼうでした。
それでもターボが(今日も地図に載ってないルートなので)「無事に帰って来れますように」と手を合わせていました。
平らな鎮守の森にはちゃんと登山口らしきものがありました!
赤いテープがありますよ。
場所はこの青い丸ポチです。
9時11分に歩き始めました。
まずはP359M(山と高原地図には君八山と表示されています)を目指します。
急勾配の直登です。
落ち葉の積もった腐葉土がズルズルと崩れて足を取られるので大変でした。
少しなだらかになると、
今度は倒木💦
平らな道なのは良いのですが、このままでは君八山を巻いてしまうので、、
右手の斜面を無理矢理登ってみました。
この間からこんなことばかりしてますね😅
9時24分、君八山(359M)に到着しました。
登山口から13分で、標高差50Mほど登って来ました。
特に展望がなかったので祠の写真だけ撮ってすぐに次に向かいました。
こちらも急斜面です。
落ち葉地獄であることも同じ。
しかも落ち葉の中に枯れ枝が潜んでいるので、石車ではなく枯れ枝車に乗らないように気をつけて下りました。
道が平らになりました。
すると間もなく鉄塔が見えて来ました。
184号鉄塔です。
この時は確信はなかったのですが、この後標識が現れたのでこの鉄塔がNo.184であることが分かりました。
鉄塔下からの眺めです。
大霧山と秩父高原牧場が見えていました。
新緑が眩しいです。
ここからずっと平らな道かと思いきや、もう少し下るみたい。
この標識でね、さっきの鉄塔がNo.184だとわかったわけです。
次に目指すのはNo.183です。
分岐が現れました。
巻き道もあるのですね。
私たちは尾根を行きます。
まぁまぁの急斜面を登って行くと、木立の中に鉄塔が見えてきました。
9時53分、183号鉄塔に到着です。
君八山から約30分でした。
わらびが沢山ありました。
昔母親に連れられてよく山にわらび取りに行ったなぁと思い出しました。
鉄塔下からは目の前に今日から立入禁止の秩父高原牧場が見えました。
ここで休んでも良かったのですが、日焼けしそうだったので、森へ行きます。
なだらかに登って行くと、
ここが本日の最終目的地。
ターボと私のお気に入りの場所です。
時刻は9時58分、場所はこの辺りです。
ヤマップ地図上の322Mは、先日登った寄居町の仙元山です。
美しい森林の森を見上げます。
なんて美しいのでしょう。
360度ぐるりと回って新緑のシャワーを身体中に浴びました。
お昼にはまだ早い時間帯でしたが、ここでお弁当を食べるのが楽しみだったので、倒木に座っておにぎりとドーナツを食べました。
森の中で15分ほど過ごし、10時12分、歩き始めました。
元来た道を戻ります。
登りの時、これは下りで滑りそう💦と思っていましたが、案外大丈夫でした。
美しい尾根道を通り、
分岐は左手に登ります。
多分右手の道を行っても里に降りられるのだと思いますが、車を鎮守さまの所に停めたのでなるべくそこに近い場所に下りたいと思っています。
新緑の尾根歩きは楽しいです。
この分岐は鳥の足の形をしています。
往路は真ん中の道を下って来ましたが、そちらに戻ると君八山山頂直下を通り、最後すごく滑りやすい急傾斜を下らなければならなくなるので、帰りは違う道を歩いてみようと思います。
なので、ここは右手に。
竹が倒れている所などもありましたが、なんとか通れます。
下って行くと、村の貯水槽があり側に水神様が祀ってありました。
更に下ると、民家の裏手に出ました。
民家と畑の間の道を通り、お墓の前を歩きます。
時々防災放送が外出自粛を呼び掛けているのが聞こえてきて、村人に見つかったら「こんなところで何をしとるんじゃーっ!よそ者がやって来るんじゃねぇ!」などと叱られるのではないかと怖くなってしまいました。
前に行く二人がコソコソ声で「民家の敷地に出ちゃったらどうしよう」と心配していました。
そんな不安な気持ちを抱えつつも、やはり眺めは素晴らしい。
この後民家の私道かもしれない道を通らないと車道に出られないことがわかり、二人が「どうする?どうする?」となっていたので、「大丈夫だよ。目があったらこんにちは!って挨拶すれば」と言ったのですが、私も内心ドキドキでした。
庭で洗車をしていた方がいらしたので、なんなら「スミマセン、通らせてもらいます」と挨拶しようかと思っていましたが、そこを通過するときたまたまその家人が私たちに背を向けて何か作業をしていたので、声をかけずに足音を忍ばせながらも早足で通過しました。
無事車道に出れてホッとしている二人です。
「ヤバい、ヤバい」と言ってるところ😅
もう少し上の方に降りて来たかったのに、山里の中に降りてきてしまって、地元の方に見つかりやしないかとドキドキしながら歩きました。
だって歩いている背に向かって防災放送が「外出は自粛しましょう!」とワンワン言っているのですから。
防災放送の放送局から私たちが見えるはずもないのに、「そこの三人、何やってる!」と叱られそうで、恐ろしかったです。
完全に自治体の心理戦に敗北しました。
山でこんなタイプの恐怖を味わったのは初めてです😣
「←184号鉄塔」の標識がありました。
私がイメージしていた降り口はここだったのかも知れません。
それにしてもどなかたの私有地ですよね。
やはりどこに下っても私有地なんだ(涙)
鎮守さまへ下るピストンにすれば良かったです。
今度は「←185号鉄塔」の標識が現れました。
ここを通れば車道をショートカットできそうです。
畑とお墓の間を登りました。
この後無事に車を停めた鎮守さまの敷地に帰り着きました。
時刻は10時46分でした。
自治体のステイホームを呼び掛ける立て看板や、放送、駐車場や道路の封鎖など、徹底した余所者排除作戦にすっかりコロナ恐怖心を植え付けられてしまった三人。
怖いのはコロナではなく、人々の監視の目です。
さすがにちょっとヤバいかも💦
昨日までとは雰囲気が違う😱と感じてしまいました。
村人に見つからないように早くその場を立ち去ることばかり考えていた私たち。
逃げるように東秩父を後にしたのでした。
、、、とここまでは山行の記録です。
この後、私のスマホ行方不明事件が勃発しました😣
自宅に帰り、ヤマップをまとめなくちゃとテーブルにリュックを置いてスマホを探したところ、あれ?ない!
ん?車に置いてきちゃった?と思い車を探しても、ない!
え?どういうこと?
帰宅してからトイレにも洗面所にも入っておらず、玄関からダイニングのテーブルに直行したはずなのですが、、?
、、、え?もしかして、スマホ、紛失した?
えええええ!?
もうパニックです。
ターボの電話番号はスマホがなければわからないので、同じ地区のハガレーナの家電に電話してスマホがない旨伝えると、「そういえば、車に乗る時ターボが何か落ちたような音がしたと言ってたよ」との情報が!
えええ、そうなの!?
ってことはあの鎮守さまの所に落として来た!?
まずい、まずい、まずい。
折角逃げ帰って来たのに、またあそこまで戻って探さなくちゃじゃん!
ヤバいよ、ヤバいよ💦
とにかくすぐに探しに行こう!と車にお財布だけ持って飛び乗りました。
記憶を遡ると、鎮守の森の車に戻って来た時に、運転席の横でヤマップを終了させたのははっきり覚えています。
そして車の鍵を開けようと思ったら、パジェロミニは鍵のスイッチを押さないと開けられないので、リュックの中をガサゴソ探してもすぐに見つからず、リュックの中身を車のボンネットに置いたのです。
その時にそこにスマホがあったのか、なかったのか?!
ハガレーナに聞いても覚えていない、スマホを見た記憶がないとのこと。
いや、きっとその時にスマホをボンネットに置いたのでしょう。
で、鍵を見つけてから他のものはリュックに放り込んだのに、その時スマホを忘れちゃった!?
えええ?
ってことは、発車した時、あるいは車のドアを閉めた時にボンネットから滑り落ちた可能性が高い。
もしかして、発車した時車のタイヤで踏み潰しちゃったかも!?
いや、そんな感触はなかった、、と思いたい。
側の枯れ葉の所に落ちている!きっとそうだ!
早く行かなくちゃ、戻らなくちゃ!と気持ちが焦ります。
外出自粛の立て看板を横目に見ながら東秩父を目指しました。
一気に老け込んだと思われる😨
その後がまた困難の連続。
入り口がわからない😱
朝も入口を探して県道を行ったり来たりしてようやく見つけた里山への入口が見つからないのです。
確か桜の里(という名前かどうかはわかりません)の先だったと思う。
そして自動車修理の会社か何かの砂利の駐車場でUターンさせてもらった記憶が。
なので、その会社と桜の里の間に入口があるはず!と思って探すのですが、見つからないーっ!
私が思う範囲に「←◯◯鉄塔」という標識は二ヶ所あり、道があるのですが、入ってみるとめっちゃ狭くて、絶対これ違うよ、こんな所じゃなかったよ、きっと先は行き止まりだよ、、と思う道です。
たまたま近くでゲストをお迎えするため携帯で連絡を取りながら道路脇に立っていた女性がいたので、事情を話して聞いてみると、その2つの道はやはりすぐ先で行き止まりになるとのこと。
「斜面を登っていくと美しい山里があったのですが」、と言うと、そういう所は桜の里の向こう(寄居方面)だよと言われました。
桜の里の向こう~?ええ?そうなの?
「確かそれよりこっちだったと思うのだけど」と伝えると、それならあのカーブを曲がった先にも山里はありますよと教えてもらい、会社より先に車を走らせました。
が、カーブを曲がってしばらく走って、「いや、ここではない!こんなところまで来てない」と思いUターン。
女性が桜の里の先にあると言っていたのを信じて道を戻って、ようやく「あーーー、あった~!ここだ~!」となりました。
その間果たして何分くらいだったのだろ?
30分くらい、あっちに行ったりこっちに行ったりしていました。
眉間にシワを寄せて、、もう泣きそうでした。
ターボかハガレーナに一緒に来てもらえば良かったと何度も思いましたが、何しろ携帯がないので連絡することもできず💦
そこから一台やっと通れる幅の急坂を、セカンドにしたりローにしたりしながらクネクネと登って行きました。
鎮守の森に着き、とりあえず踏み潰されたスマホがないことを確認して、ひとまずホッとします。
でも一通り眺めてもどこにもありません😨
辺りの枯れ葉をかき分けて必死に探しましたが、ない、どこにも、ない、、、私のスマホ(涙)
もうキツネにつままれたような気分です。
なんで!?
何故ないのだろう?
誰かが拾っちゃった?
とりあえず警察に電話してみよう。
あ、携帯ないんだった。
まずはターボだ。
ターボの所に行って警察に電話してもらいつつ、何かが落ちた音がしたという話を詳しく聞こう。
もしかしたらボンネットから荷物をリュックにしまう際に、間違えてターボが私のスマホをしまったっていう可能性も(限りなくゼロに近いけど)無くはない。
もしかしたらハガレーナから連絡もらったターボがリュックの中に見つけて焦っているかもしれない。
そう思ってターボの家に急ぎました。
ターボの家に着くと、ターボは2階のベランダに布団を干しているところでした。
血相を変えてやって来た私を見て、「ど、どうした?」となっているところを見ると、まだスマホ行方不明を知らない様子です。
事情を話すとターボのリュックを確認して(もちろん私のスマホはなかった)、まずは警察に連絡してくれました。
今のところ届け出はないとのこと。
一体どこに行ってしまったの?私のスマホちゃん。
ターボが一緒に探しに行ってくれると言うので、それならまた一旦自宅に戻ってもう一度探してみることにしました。
さっきは次女は寝ていて、私一人で探したので、今度は彼女にも手伝ってもらって、2つの目で探してみることに。
それでも見つからなければ、もう一度ターボと一緒に現地に探しに行こうということになりました。
自宅に帰り娘と二人で探しましたが見つからず。
ターボが迎えに来てくれて、二人で現地に舞い戻りました。
鎮守の森で二人で枯れ葉をどかしたり、辺りの林の方を覗いたりしていると、地元の男性が登って来られ、「忘れ物をした人かい?」と話しかけられました。
「そうなんです。スマホを失くしてしまって」と言うと、おもむろに誰かに電話を始めました。
どうやら電話の相手が事情を知っている人物らしいです。
「今どこにいるんだい?車屋かい?」などと話しています。
電話を切って伝えていただいたのは、スマホを拾った方とお知り合いで、「スマホを拾ってどうすっかなぁと言ってるから、駐在に届けた方がよかんべって言ったんだよ」と。
交番に届けに行くところだったけど、今戻って来てくれるそうです。
ええええ、そうなのですか?
ありがとうございます!
ほんと、ほんと、スミマセン💦
待つこと5分。
鮮やかな青色の軽トラックが登って来ました。
運転していたのは地元のおじいちゃんでした。
「交番に届けようと思ってたんだけどさ。ちょっとタイヤの交換で車屋に寄ってたんだよ」とのこと。
「ちょっと前には時計を拾ったんだよ。その時は一週間後に取りにきたよ」とも。
「ここから山に登る人が他にもいるんですね」と言うと、「たまにいるんだいなぁ。大体遠くからやって来るんだよ、都会の人が」と言ってました。
スマホを渡してもらいながら「どこにありまたしたか?」と聞くと、なんとこの鎮守の森ではなく、もう少し下った所の畑の脇にあるブルーシートの上に落ちていたのだそうです。
えええええ?そうなの!?
ってことはしばらくボンネットの上に載せたまま走ったってことじゃん!
「ブルーシートの下におがすぐがあったからクッションになったんだなぁ。だから壊れなかったんだよ。少し画面が割れてるけど」と。
いや、これは前からなんです😅
ガラスフィルムに亀裂が走ってるけど、これはおっちょこちょいの私が度々落とすからなので、つまり今回のスマホ落下ではほぼ無傷だったと言うことです。
なんという奇跡!
ありがとうございました!お名前を教えてください!と言ったのですが、「いやいや、なんも気ぃ使わんでいいよ」と。
本当に感謝です。
ありがとうございました。
その後転回して戻って行かれる姿をお見送りすると、私たちが見ていたので緊張したのか一度エンストしてました😁
じいちゃん、かわいい😄
帰り道で、そのブルーシートを確認します。
これです。
上から下ってきて二つ目のカーブにあるブルーシート。
そこまで100mくらいはあったと思いますし、その間にコンクリートの建物もあったのに、こんなクッションがあって車のボンネットとあまり変わらない高さの、しかも超目立つ場所に落下するとは奇跡としか思えません。
帰宅してからパジェロミニのボンネットを見て気づきました。
多分ヤマップを終了させるために手に持っていたスマホを、リュックから鍵を取り出すのにジャマだったので、車の右側にあるあの黒い部分に無意識に置いたのだと思います。
画面を傷つけないように上向きに。
黒に黒の保護色になって、忘れてしまったのです、きっと。
しかもあの黒い部分は若干くぼんでいるので、最初の左に曲がるカーブでは横に滑っただけで落下せず、二つ目の右に大きく下りながら曲がるカーブで右手に落下したのだと思います。
その先にブルーシートがあった奇跡。
見つけてくれたのはこの写真に写っている青い軽トラックのおじいちゃんです。
この話を長女にしたら、「今年のラッキーカラーは青だね!ブルーシートに青い軽トラック!」と言われました。
確かに!
それをターボに伝えたら「トラブルーがあったのに、良かったね」とも😁
帰宅してスマホの写真を見たら、
こんな場面が写っていました。
他にもおじいちゃんの自宅のこたつとか、車屋の天井とかもあったけど😅
多分拾った時に色々さわってシャッターを押しちゃったんですよね😄
ちゃんと手袋を外して拾ってくれてる。
ありがとうございます。
時刻を見ると午後1時30分でした。
多分お昼休みを終えて午後の畑仕事に出てきた時に見つけてくれたのですね。
ということは、私が慌てふためいてあの坂を往復した時点では、ブルーシートの上にあったということですね。
ギアチェンジしながら運転することに夢中で全く気がつきませんでした。
まさか途中に落ちているとも想像してなかったですし。
東秩父の皆さんの親切に感謝するとともに、あんな場所に落下した奇跡、とても優しい方に拾っていただいた奇跡、二回目に現地に戻った時に事情を知る人が私たちを見かけてくれた奇跡、、色々な偶然が重なった奇跡に、これは鎮守様のご加護だろうと素直に思いました。
朝ターボが手を合わせてくれたからだと思います。
これからは山に登る時に鎮守様があったらお酒をお供えしようと決めました。
山の神、里の神が守ってくださる、、そんな風に思えた出来事でした。
コロナ騒ぎが収束したら、おじいさんに寄居名物の豚肉の味噌漬けを、鎮守さまにはお神酒を持ってお礼に行きます。
おじいちゃん、奇跡的に珍しい青い軽トラの持ち主ですから、里を見たらきっと見付けられるはず!
東秩父の皆さん、ありがとうございました。
そうそう、翌日ハガレーナに会ったので、あの入口は桜の里のどっち側だったと思う?と聞くと、やはり「桜の里の向こうだったよね」と答ました。
やっぱりね、やっぱりそう思うよね。
もう自分たちの記憶力(の無さ)が怖すぎる。
一番怖いのはコロナでも監視社会でもなく、自分たちの記憶力だ!というオチでした😨
~~緊急事態宣言が解除されたので、下書きしておいた記事をアップすることにしました~~
いつも、ありがとうございます。