50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【埼玉、小鹿野】崩壊地から亀の岩展望台を経て釜の沢五峰へ。小鹿野アルプス再チャレンジ《中編》2020年3月7日(土)

《登山難易度6》

亀の岩展望台から、こんにちは👋😃


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


8時45分に、般若山から谷まで下って崩壊地を登り、真ん中の尾根に到着したところまで【前編】で書きました。

さて、先に進みます。

すると間もなく展望のよさそうな場所に!

前を行くハガレーナと亀ちゃんが「おおおおお、これはすごいね~!」と行っています。

8時52分、亀の岩展望台に到着です。

おおおお、亀の岩(亀ケ岳)だーーーっ!

「亀の岩、でかっ!!」

比べるものがなくてこの大きさを表現できないのが残念ですが、亀の岩は想像を遥かに超える大きさでした。

皆さんの写真を見ていた私は妙義山中間道にある大砲岩くらいの大きさをイメージしていたので、その100倍は軽くありそうな亀の岩を見てびっくり😲

みんなも「これは立派だねー!」「いやぁ、すごい!」「しかも、本当に亀に見えるよね!」と大喜びです。

いや、ほんと感動しました。

亀の岩を感動しながら眺めている様子です。

これを先週は見なかったのですから、大バカモンですよね。

これを見ずして、小鹿野アルプスに登ったとは言えないッスょ(笑)

小鹿野アルプス最大の見所と言ってもいいでしょう。

亀の岩以外の展望も抜群ですし。

見えている隣の尾根は釜の沢五峰の一ノ峯辺りです。

肉眼だと一ノ峯の石碑が見えました。

小鹿野アルプスのど真ん中って感じですよね。

突き抜ける青空の下、誰もいない小鹿野アルプス一人占めで、とても痛快な気分でした。

8時58分頃、再び歩き始めました。

手がかりのない岩場をワーワー言いながら下って行きます。

ステップが切ってあるのですが、足の大きさと合わないのでかえって怖い💦

下り終わるとみんなで振り返って私の婆さん歩きを観察する、、それが定番になってきた😅

雨乞い岩洞穴という標識があったので、ちょっと立ち寄ってみました。

う~ん、これはただの小さな岩の洞穴です。

とても入れそうにない狭さ。

昔はここにこもって雨乞いをしたんですかね?

再びルートに戻りどんどん下りました。

なんだか民家らしきものが見えてきましたよ。

ここは長若山荘の裏手です。

ここから再び登りになるのでストックを出し、みんなでアミノバイタルを注入しておきました。

時刻は9時18分です。

崩壊地の上にあった鉄塔から30分程かけて(亀の岩展望台で6分程休憩しましたが)標高差110M下って来たんですね。

道を進むと右にお墓のあるところ辺りで左に入る標識が現れます。

「金精神社へ」という標識です。

おや、ここは先週ハガレーナと下山で使った道ですね。

ここに合流するのか!

例の「スーコ山」の標識がある場所ですよ😁

前回歩いた場所を逆に辿ります。

朽ちた橋が現れました。

ハガレーナと亀ちゃんは沢を渡りましたが、触ってみると案外しっかりしてるよと言うので、ターボと私が試しに橋を渡ってみました。

私でも渡れました!

ってことは大概の人は渡れます(笑)

釜の沢五峰に向け登ります。

ここは先週の下りで少し道迷いしたので、

こんな風にヤマップ画面を確認しながらルートから外れないように気をつけて登りました。

皆さんのヤマップにピンクテープが大盤振る舞いと書いてありますが、その通りで、あっちにもこっちにもピンクテープだらけです。

写真では分かりにくいですかね。

木の幹や枝に一目で10本程のピンクテープが確認出来るほど、そこらじゅうにあるんです。

しかもルートとは反対側に😱

怖い、怖い。

ここはヤマップなどのGPS機能のある地図を持ってないと、どっちに行けばいいのかまるでわからなくなると思います😣

私たちはヤマップがあったので、迷うことなく一ノ峯にたどり着けました。

時刻は9時56分です。

民家裏の入山口から30分ちょっとで標高差130Mほど登ってきました。

もっと大変かと思っていたけど、それほどじゃなくて良かったです😁

「亀の岩が見えてるよ~」と、すっかり亀の岩ファンの三人が嬉しそうです。

ホントだ。

崩壊地から登った鉄塔の尾根と亀の岩が見えます。

一ノ峯から一旦下って、

二ノ峯への登りです。

二ノ峯到着は10時7分でした。

三ノ峯と書かれた二ノ峯です。

奥秩父方面の眺めが良いので、ターボと山座同定中。

難しいのは小鹿野アルプスの載っている地図と見えている奥秩父の峯の地図が違うので、大きな地図を二枚拡げて、あーでもない、こーでもないと、結局良くわからず💦

「きっとあれかあれが雲取山だよ」とか「あの辺りが瑞牆山だよね、きっと」、、などと何となく言ってみただけ😅

ここから岩場下りになるのでストックをしまいました。

さて、二ノ峯からの下りは私たちには少々難易度が高いです。

登りなら何てことなかったけど、下りだとやはり少し怖い😣

「怖い、怖い」と言いながらも亀ちゃんは身軽なので、スムーズです。

ターボも大変力強い!

問題は私なんですよ、結局のところ(涙)

みんなが後ろ向きで鎖を使って下ったところは、私は鎖に体重を預けて万が一足が滑った時に鎖にぶら下がれる自信が欠片もないので、最初の所は前向きに下りました。

下から見ていたみんなは前向きの方が怖いらしく「えええ、みほさん、前向き!?」「こっ、怖っ!」「大丈夫!?」と心配してました。

途中からは急過ぎて流石に前向きは厳しかったので(でも足場は少し現れる)鎖を使って慎重に下りました。

お次は三ノ峯です。

ハガレーナが「恐竜は元気かな~?」と言いながら歩いています。

私は「恐竜?」と思いながら登ってました。

釜の沢五峰の中で一番展望のよい三ノ峯へ到着です。

時刻は10時32分でした。

先週私が見つけて、ハガレーナが切り株に隠したサイの恐竜は健在でした。

(山頂に着いてから、あ、ハガレーナが言ってたのはあのサイのことか!と思い出しました😅)

山頂からは兎岩が見えます。

先週来たときは手前の岩場を兎岩だと勘違いし、その下の方にある小さな岩を亀の岩だと思っていたのですから、笑えます。

亀の岩の巨大さを知りませんでしたからね😅

記念撮影です。

そうだ、三ノ峯なんだから「指を三にしよう!」とここで思いつきました。

三ノ峯からの下りも鎖場です。

みんな鎖を使うのが上手いなぁ。

私はというと、やはり下り始めは前向きです😅

「姉さん、またもや前向きーーーっ!?」とターボ。

「転がってきても支えられないよー!」と言ってます。

皆さんに迷惑をかけることだけは避けたいと思っておりますが、、。

そして、後ろ向きになってもモタモタとみっともない😣

でもみんなが見守る中、なんとか下れました。

はい!お次は四ノ峯へ!

四ノ峯到着は10時48分でした。

はい!四ノ峯ね!

なんだか消化試合の様で申し訳ない😅

次は五ノ峯へ!

植林帯は美しいです。

五ノ峯到着!

時刻は11時1分でした。

「五」で兎さんをイメージしてみましたが、、😅

さて、ハガレーナと私にとっては完全なる消化試合に付き合わせてしまった形の釜の沢五峰でしたが、ターボと亀ちゃんにとっては初めてだったのですから、もう少し余韻を楽しんであげれば良かったかも!?とちょいと後悔😣

気持ちはまだ歩いたことのないエリアに飛んでおりました。

お二人さん、申し訳なかったです!

では名もなきピークへ向かいます。

11時6分、名もなきピークへ到着です。

先週般若山から獣道のようなイバラの道を登って来て、標識を見つけてハガレーナが万歳したあのピークです。

なのでやっぱり今日も万歳しときました😁

ここは藪が繁っていて展望がイマイチなんです。

柴崎さん(このお山の持ち主と思われる)、ここ刈ってくれたらみんなもっとここに来ると思うのに~😅(余計なお世話と言われそうですが)

小鹿野アルプスでハイカーにほとんど会わないのが不思議なんですよ、こんなに素晴らしいのに!

(この日は二組のハイカーに会ったというか追い抜かれました😅)

こんな面白い山はそうそうないよね!、、とすっかり小鹿野アルプスの虜になっている私です。

「私、柴崎さんちに嫁に来れば良かったよ。嫁になったら、毎日山に入って、ここの藪をぜ~んぶ刈ってやるのに!」と訳のわからない後悔を口にした私です😁

そこからしばらくもしも自分が嫁だったら談義が続きましたとさ。

そんなことを話しながら先に進みます。

ここからはハガレーナと私も初めて歩くルートです。

なんて美しい植林帯でしょう。

丁寧に枝打ちされた檜が整然と並んでいて惚れ惚れします。

鉄塔が現れました。

この山域は鉄塔が多い!

これ東京電力から地代いくらもらえるんだろうね?などと山には相応しくない話題が、、😅

時刻は11時13分です。

ここいらでランチにしましょうか?

こんな風に見晴らしもなかなかですから。

右手に両神山、

左手に武甲山を眺めながらの青空レストランです。

こんな場所に決めました。

今日のメニューは鍋焼きうどんに初挑戦です。

凍っているので、麺をほぐしている亀ちゃんとハガレーナ。

今日はハガレーナにもバーナーを持ってきてもらいました。

コンビニに普通の鍋焼きうどんが3つしかなかったので、私はキムチチゲです。

カップ麺より満足感が高く、体もすごく温まりました。

お腹いっぱいになったのに、なぜかデザートは入る不思議😁

ターボの草餅と、ハガレーナのイチゴフルーチェシャーベットです。

一時間以上ゆっくりしました!

12時27分、午後の部の始まりです。

道は下りになります。

小さなピークを巻くように歩いて行き、

おおお~、前方に展望の良さそうな場所が現れましたよ~⤴️

12時38分、ランチの場所から10分程で大展望のピークに着きました!

すごい!すごい!すごい!

こんな展望台があったなんて!

確かにどなたかの記事で見たような記憶がありますが、皆さんの記事はあまり詳しく載ってないので、その場所がどこなのかとか良くわからなくて、、😣

まぁ、だからこその意外性で、ちょー楽しいんですけどね!💃

再び地図を出して山座同定です。

ターボが奥秩父全体の総図というのを出してきました。

そういえばずっと前に購入していたのです。

「持ってたんか~い!なんでさっき(二ノ峯で)出さない!💢」と私に叱られ、「持ってるの忘れてた💦」とターボ。

亀ちゃんが「叱られてるよ~😱」とびびってました😅

、、で、散々あーでもないこーでもないをやった挙げ句、「あれが甲武信ヶ岳だ!」という結論に至りました。

真相はいかに!?

ハガレーナのシータ写真にて😁

少し下った所からは両神山にトランジットする形で四阿屋山が見えています!

ほらほら、下の方に福寿草園も見える!

登ったことのある山が見つかるとテンション上がるんですよね~⤴️

さて、では再びの下りです。

ザレた急坂で、滑りやすいです。

岩場に備えてストックをしまったままなので、余計に怖い💦

さてさて、この後巨大モミの木やドでかい鉄塔が登場します!

【後編】につづく!

最後までお付き合い、よろしくお願いします🙇⤵️

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