【埼玉、小鹿野】四阿屋山から節分草園へ《後編》2020年2月22日(土)
《登山難易度2》
節分草園からこんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます😊
超初心者の亀ちゃんを上級者コースに連れてくるという暴挙を働いているお気楽隊です😅
前編で体験したあの岩場は、上級者というか、運動神経が良くて身軽で股関節の柔らかい人なら登れるのだと思います。
ハガレーナなら行けたと思うし。
私がダメダメなので、お気楽隊のレベルを低下させてるんですよね(涙)
それなのに好奇心だけは旺盛で色んなことに(できもしないのに)チャレンジしたくなる困った性格です💦
もっとストレッチして、体重を10キロ落としてから出直しますよ😢(そんな日が訪れるのか!?)
だだその後垂直壁を巻いてから現れた岩場は、ちゃんと足場があるので、登りでならスイスイでした。
眺めも良くて変化があって楽しかったです😊
山頂直下の分岐に到着したのは、11時15分でした。
山頂に向け最後の鎖場です。
登りなら楽しいレベル💃
四阿屋山山頂(標高771M)に到着しました~👍
狭いとは聞いていたけど、想像以上です。
時刻は11時20分。
最後の鎖場はわずか5分でしたね。
駐車場から290M、上級者コースの岩場下から標高差190Mでした。
とりあえず安堵の表情で記念撮影😉
山頂からは両神山を間近に見ることができます。
両神山との間にあるあの山は何だろう?
あちらに登れば更に間近に見られるはずですよね?
(両神山を見ることしか考えてない😁登る気はさらさらないという)
後で調べてみなくちゃ!(あ、また始まった、止まらない好奇心😅)
山頂から一段下がった所にベンチがあったので、そこでバナナ休憩しました。
亀ちゃん手作りの生チョコもいただきました!
可愛い入れ物に入っていて、楊枝がマスキングテープで止めてあって、亀ちゃん、女子力高いわ~💕
私のバナナやターボのスティックパンとはえらい違いだ!
私たちも見習わねば!(とこの瞬間は思った😁)
11時44分、大天狗、小天狗と彫られた祠の前を通って下山開始です。
分岐までの鎖場も下りだとドキドキしたけど、
それよりも分岐からの下り(帰りは上級者コースは通りません)の急斜面なことといったら!
これ、獣道を使った巻き道じゃないですよ、正規のルート😱
下りだと怖い、怖い💦
結局どのコースでも怖い所ありだったのね~(涙)
亀ちゃん、こんなところに連れてきてごめんよ💦
急な坂を下りきると、両神神社奥社がありました。
四阿屋山は両神山から派生する尾根の小ピークなんだそうです。
両神神社の御利益は災難よけ、山の安全などあるようなので、両神山にはなかなか登れない身としてはこの奥社で安全祈願をしておきましょう。
奥社からは立派な杉の森です。
私が盛大に「ハックショーーーーンッ」とくしゃみすると森にこだまし、それに答えるように遠くの森から男性の「ハックショーーーーンッ」が聞こえました😅
「おっ、返事が返ってきたよ!」と喜ぶ二人。
「もう一回くしゃみしてみて!」と言われましたが、そんな、あの大きなくしゃみをわざとなんてできないよ😣
杉林から抜けると、福寿草の自生地がありましたが、時期が終わってしまったのか、あまり数が多くなかったので、一回りして通過しました。
(大した写真が撮れませんでした)
山居の福寿草園に向かいます。
網の向こうに美しく剪定されたロウバイが満開でした。
「もうすっかり春だね~🎵」と言いながら、暖かい日差しとロウバイの甘い香りに包まれた福寿草園の中を散策しました。
青空にロウバイの黄色が映えますね!
お昼の太陽の光を浴びて、福寿草もテカテカ飴細工のように輝いていました。
再び車道を歩き、駐車場に帰りついたのは、午後1時頃でした。
駐車場にはシルバー人材センターから派遣されたような年配の男性が警備&案内係としてお二人いらっしゃいました。
「団体さんにすれ違わなかったかい?」と言うので「すれ違ったのは1組、道のあっちとこっちで姿を見かけたのは1組、姿は見えなかったけど大きな声がしていたのが1組いました」と言うと、「そうなんだよ。3組も団体さんが行ったんだよね。山頂が狭いから大丈夫かなと思って」と心配されていました。
どの団体さんも20名近くいそうでしたから、あの狭い山頂でどうやって過ごすのだろう?と思いました。
早めに降りてきて良かったです。
次はどこかでお昼を食べてから、節分草園に行こうと思います。
車でブイッと下ってくると、、
道の駅薬師の湯がある通りの信号脇に美味しそうなお店を見つけたので入ってみることにしました。
薬師茶屋です。
店内に置いてあった観光雑誌にも紹介されてました。
手打ちそばと岩たけ寿司のセットが有名なのだとか。
私たちもそのセットを注文しました。
岩たけは30~50年かけてようやくひとつまみの大きさになるという貴重なもの。
茸ではなく岩に生える地衣類だそうです。
手打ちそばは爽やかな香りでのど越しもよく、とても美味しかったです。
岩たけ寿司は初めて食べました。
岩たけは、椎茸のようなキクラゲのような不思議な歯ごたえでした。
50年もかけて育った貴重な岩たけを一口で食べてしまう快感(笑)
このセットはオススメです!
そして、お店の中で見た雑誌に載っていた薬師堂の記事です。
薬師茶屋の目の前にあります。
(というか、薬師堂の目の前に薬師茶屋があるということなんだけど😅)
室町時代に建立された由緒あるお寺です。
「目」にご利益があることから、「芽」に転じ、成功の祈願に来られる方が多いそうです。
これは参拝しておかねば!
なんだろう?
誰もいない静かな佇まいなのに、圧倒的な存在感!
奉納されている十二支の彫り物には「江戸小伝馬町三丁目」と書いてありますよ!
歴史を刻んできたような多くの絵、そして、「め」と書かれた絵馬。
写真には納めませんでしたが、過去10年間毎年絵馬を奉納し、「目がこれ以上悪くなりませんように」とひたすらお願いされている絵馬が重ねてありました。
目が不自由な方なのか、病気が進行することを恐れてなのか、人々の切なる願いが薬師堂に満ちていました。
天井や壁や柱におびただしい数の千社札。
もはや芸術的です。
金色の鈴と共に鮮やか千羽鶴が奉られていました。
くすんだ色合いの薬師堂は光と色に溢れていましたよ。
ではそろそろ節分草園へ移動します。
車で10分(かかったなか?)程の所にある節分草園です。
入場料300円なり。
うわっ、めっちゃ咲いてる!
私は初めて目にする節分草です。
とても小さな花なので、遠くから見たら目立ちませんが、良く見ると可憐で美しい!
ここからは何も言わず、キレイな節分草をお届けしますね。
ひとつひとつガクの中の色が違っています。
特に中が黄色いものが人気らしく、ネットでは高値で取引きされているんだよと警備のおじさんが教えてくれました。
お次は皆野町のムクゲ公園へ移動します。
実は今日、四阿屋山でオレンジ色の福寿草(秩父紅)を見たいと思っていたのですが、そもそも株が少ない上、もう終わってしまったのか、見つける事ができませんでした。
福寿草園にいたカメラマンに聞いてみると、「ここの秩父紅はもう終わっちゃったけどムクゲ公園で見られるって今日新聞に載ってたよ」と教えてくださったのです。
時刻は午後3時半。
まだムクゲ公園はやっているでしょうか?
急いで移動します。
はい!小鹿野町から皆野町のムクゲ公園へ瞬間移動~👍
空はすっかり雲り空になっちゃいましたよ(涙)
入園料は500円でした。
早くいかないと夕方で花が閉じてしまうそうです!
本当は午後2時頃までがいいんですって。
今日は青空だったので、昼間とてもキレイだったんだよとカメラマンの男性に教えていただきました。
あちゃー、もう少し早く移動してくれば良かったと後悔。
とはいえそれでも充分な美しい秩父紅が待っていてくれました。
ここからは怒涛の秩父紅をお届けします。
地面からニョキニョキと首を伸ばして、太陽の光を少しでも浴びようとしているみたいで、なんとも可愛いです。
そして、つぼみかけた花の中にランプが灯っているような、不思議な色合いを楽しむ事ができました。
見ている間にもどんどんつぼんでいくようでしたよ。
夜の眠りにつく直前に間に合いました!
そして黄色い福寿草も沢山咲いていました。
オレンジ色の福寿草は艶やかですが、黄色い福寿草は元気いっぱい!
春になったら町に出かけようとウズウズしている10代の女の子って感じです。
他にもロウバイやサンシユなどの花が咲いていました。
今まで何度も国道沿いにみていた「ムクゲ公園」でしたが、実際訪れたのは初めてでした。
とても素敵な公園でした。
小さな花の写真撮影はスマホカメラでもとても楽しい時間でした。
これからの秩父は花の季節です。
近いのに(近いからこそ)今まであまり訪れなかった秩父ですが、色んな魅力がいっぱい詰まった宝箱のような場所でした。
無謀にも上級者コースに挑み、あえなく撃沈からスタートした今回の山行でしたが、最後は美しい花たちにも出会え、思い出に残る一日となりました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
































































