【群馬、赤城】氷瀑見学の後はピッケル講習会&ザックザクの「オトギの森」雪道歩き《中編》2019年12月30日(月)
《登山難易度1》
雪のオトギの森からこんにちは👋😃
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます(^-^)
赤城小沼から歩き始め、オトギの森を抜けてやって来た名もなき氷瀑。
まだ出来始めたばかりってところでした。
当初は氷瀑を見た後は、「横引き峰」を通って茶ノ木畑峠経由で小沼に戻る計画でしたが、思っていた以上に雪の量が多いので(今回はわかんを持って来ませんでした💦)、あの雪量で長めの登りは大変だと思い、ピストンに変更することにしました。
そのため今日は時間に余裕があります。
氷瀑の谷に降りてくる斜面にちょうどピッケル練習が出来そうな傾斜地があったので、ピッケル講習会を開催します。
先生は私、生徒はターボ。
どちらもド素人です😅
まずはピッケルの持ち方です。
滑落しかけた時ピッケルだけ滑り落ちないように体に輪になったシートを掛け、カラビナでピッケルの紐に固定してあります。
登りではピッケルの尖った方を前に、下りではその逆に持ちます。
何をしているのか、全く意味不明だと思いますが、、😅
足を滑らせ転倒した時咄嗟にピッケルをどうやって地面(氷)に突き立てるかを練習しているところです。
これまた何をしているのか、ただ地面に転がっているようにしか見えませんが、、😅
三人の中で一番不器用なターボですから、要領を得るまで時間がかかりました。
ハガレーナは石井スポーツで私と一緒に使い方の説明を聞いていたので、何となく様になっています。
下りで滑った時、咄嗟に体を回転させて、胸の前に抱えたピッケルを腹這いになって地面に突き立てる練習中です。
こんなこと、とっさの時に出来るのかなぁ、、と甚だ疑問です。
ターボが帰宅してから見つけた滑落防止訓練のYouTubeを見ると、転んだ際にでんぐり返しして腹這い姿勢にしていました。
2秒でピッケルの歯を地面に突き刺さないと死ぬそうです😱
そ、そんなこと私たちに出来るのだろうか?
出来る気が全くしませんが(涙)
年明けに黒檜山に行く予定なので、それまでにイメージトレーニングを頑張ります。
そもそも滑落の憂き目に合わぬよう、ピッケルの下の尖りを使う練習をしようと思いました。
そんなインチキ講習会を終えてもまだ時間に余裕があったので、講習中に見えた沢の方に立ち寄ってみることに。
氷瀑(巨大な崖)の向かって左手に沢が流れていました。
下には砂防ダムがありました。
地図に載っていたあの二本線です。
ちょっと立ち寄ってみましょう。
またまた鹿の先客が😊
水を飲みに沢に降りてきたのでしょうね。
砂防ダムの上を歩いてみました。
ターボが潜っているあの木がめっちゃ怖いです。
リュックが引っ掛かってバランス崩すと砂防ダムの下側へ転落するイメージがバッチリ頭に浮かびます😱
なので、「リュックを引っ掛けないように気をつけてーー!」と叫びました。
下側はこんな感じ。
想像以上でも以下でもない。
砂防ダムとはこういうものですよね😅
凍ってなくて残念でした!
道に戻る途中でハガレーナが素敵な写真を撮ってくれました。
木の股越しに富士山を見るは良く聞きますが、木の股越しにターボと私。
こちらはその木と堤防にあったかわいい苔たちです。
では鹿の足跡をたどって登山道に戻りましょう。
いやいやそのまま鹿についていってはいけませんが、ちゃんとピンクテープがありました。
途中でハガレーナが「あー、ここ、さっき私がピンクテープに沿って下ろうとした道だ~」と気がつきました。
どうやら正規のコースは砂防ダムまで下り、そこから沢の側を通って崖下(氷瀑)に行くルートだったのでしょうね。
謎が一つ解けました。
多分ですが、途中までは私が選んだルートで大体合っていると思います。
まぁ、そんなに危ない箇所なく無事に氷瀑の側まで行けましたからよしとしましょう。
崖の上に出ました。
この頃には雪の降りがどんどん強くなっていました
幸い風はないし、気温も高め(1度位)なので、寒くはありません。
この左側がツルッツルに凍った崖の上を歩いて行きます。
見た目よりは幅があり、凍った崖に足を置く必要はないので、強風に煽られない限り大丈夫です。
風が強いようなら雪が深いですが、崖の右側斜面を歩けばいいのではと思いました。
また来たいと思っているので、色んな事を想像しながら歩いています。
珍しいターボの自撮り😄
今回は上手くいきました。
今までダメ出しばかりでしたが、「褒めて育てる」方式に変更したお気楽隊です😁
そんな自撮りをしていてふっと見上げると、地蔵岳の電波塔がうっすら見えていました!
先週地蔵岳に登った時は真っ白で山頂からの眺めはおろか、電波塔すら良く見えない状況でした。
山頂で確認できたのは高い電波塔と、低めのパラボラアンテナのみ。
その後もっとお天気の良い日に地蔵岳に登った方の記事で、何本も林立している写真を目にして、「えええええ、そんなに何本もあったの!?あそこに!?」と思ったマヌケな私です。
なので電波塔が見えると異常にテンションの上がる三人😅
雲が流れていて白が薄くなったり濃くなったりを繰り返していましたが「最大4本まで見れたーー!」と喜ぶ私たちです。
いつもすごい山に登って超絶景を目にしている山の猛者からしたら「アホか」って話でした💦
10時12分、登山道に戻って来ました。
谷底から標高差50Mでした。
オトギの森で水分補給です。
雪がシンシンと降っていて、木の枝にどんどん積もっていました。
往路では氷瀑の場所まで行くことばかり頭にあったので、森の美しさをよく味わっていませんでしたので、帰りは回りの景色を楽しみながら歩こうと思います。
再び氷瀑を上から眺めました。
往路で目にした時より少しクリアに見下ろす事ができました。
二枚の合成写真、、今回はイマイチ上手くいきませんでした😅
足元にある笹と向こうの美しい尾根の両方を入れたいと思ったのですが、、💦
見上げると、毛細血管のような枝に雪が積もってきれいです。
全てが徐々に白く覆われていく様が美しくて、何枚も同じような写真を撮ってしまいました。
積もったばかりのフカフカの雪の上に三人のカエルを座らせてみました。
笹の下に置いて「なんか三匹でおしゃべりしてるみたいね~」と言うと、ターボがすかさず「笹の下でささやき合ってるね😁」とドヤ顔で言ってました。
お、今回はこのオヤジギャグをメモしてないのに覚えていられた!
ターボは山行中度々オヤジギャグを連発するのですが、10分後には何を言ったのか、当の本人も聞いた私たちも忘れてしまうのが常なのです😅
雪だらけになりながら、写真を撮っています😅
自分たちの踏み跡を辿ります。
なのですが、行きは少しではありますが下り道だったので、自分たちの踏み跡が結構な大股だったみたいで、登りではその踏み跡に足を入れるのに「えええ、こんな大股~!?」と泣き言を言いながら苦労しました。
しかも後から積もった雪が湿り気が多く、朝つけた踏み跡が固く締まってきていたので、大股&固めの穴に足を入れると、次の足を出すために足を穴から抜くのが大変で、、💦
途中から踏み跡は無視して、ザクザク登りました。
いちいち足がズボッと埋もれるのは体力使いますが、既にある穴に足を入れようと無理をする必要がなくなるので少し楽でした。
白銀の森をエッチラオッチラ進みます。
ターボは帰りの車の中で腕が痛くなったと言ってました。
いつもは使わない筋肉を多用したみたい😅
ようやく広い道の所まで戻って来ました。
まぁ、ここからもなかなか大変だったのですが、、。
私たちの踏み跡がガチガチに凍っていて、踏むとサラサラというより、ザザザザと崩れる感じです。
再びの水分補給。
急な坂をフーフー言いながら登って来たので、ちょっとだけ休憩です。
長七郎山への分岐を過ぎると、どの季節に歩いても気持ちの良いプロムナードになります。
雪景色も素敵ですね~😍
写真を撮りながら、雪景色にうっとり😊
わずかな距離なのに、なかなか進みません😁
小沼が見えてきました。
この後小沼で少し遊んだので、それは【後編】で書きます。
いつも最後までお付き合いいただき、ありがとうございます(^-^)












































