50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、赤城】下り坂予報の赤城地蔵岳で霧氷を見てきました《前編》2019年12月22日(日)

寒空の地蔵岳山頂からこんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます❗


《登山難易度2》


今回は赤城の地蔵岳に出掛けました。

朝地区の掃除があり、夕方からは息子のバスケ関係のママ友と忘年会の予定だったので、ゆっくり出発でも歩けそうな山として選びました。

行きの高速道路から見た景色です。

小野子山ですね。

青空が広がっていますよ!

「今日は曇りから雨または雪の予報だけど、やっぱり晴れ女隊だから晴れるんじゃん!?」と浮かれ気味のターボ。

私が「晴れ女隊でも散々雨に降られてきたじゃない?!」と突っ込みましたが、運転しながら私も顔がにやけます😁

「そうなんだけどさ。天候悪化が遅れてるんじゃない?晴れ女隊のお陰で今日の赤城山は晴れるかもよ?」と三人の期待が膨らみます。

赤城山界隈では(鍋割山は除き)、二勝二敗の成績(?)です。

晴れていたのは、二回の長七郎山。

黒檜山では霧と雨と雪に泣かされ、長男ケイとボート遊びに来たときには5メートル先が見えないほどの濃霧にやられました。

まだ高い所から大沼の全景を見たことがありません😅

なので、今回こそ地蔵岳から絶景を見てみたい!

霧氷で白く輝く黒檜山や、白銀の上越国境の山々を見たい!(この前からこればかり言ってる気がする)

11時12分、おのこ駐車場から出発です。

今日は1から順番に半時計回りに歩いて来ようと思っています。

駐車場から下の車道におります。

冬靴で来てしまったので、若干歩きにくい💦

正面が目指す地蔵岳です。

電波塔の上の方だけ見えているのが分かるかな?

国道と交わった辺りに登山口があります。

写真は車道分岐にある駐車場です。

スタートから約10分。

ここ(標高1370M)から山に入って行きます。

おおおお、いきなり凍ってる!

アイゼン、車に置いて来ちゃったけど大丈夫かな?

辺りの苔は融けかけた氷で輝いています。

登山道には細かい石がゴロゴロしていて、凍てついてガチガチになっています。

大きな石の上はツルツルしていて危ないです。

この道は下りだと怖そう。

凍っていなかったら石車に乗って転びそうでもあります。

わずかな登りで私は一枚脱皮しました😅

まっすぐに登っていく、所謂「直登」っていうやつですね。

苔や氷の接写をしながら、ゆっくり登りました。

私が撮影した苔と氷。

ハガレーナ撮影の氷の滴。

こちらはターボが撮影。

展望のない山歩きは接写でミクロの世界を探訪します😁

尾根に出そうな気配ですね。

ヤマップに提出してきた3番のポイントに到着です。

急登で汗をかいた私は帽子もネックウォーマーも取ってしまいました。

駐車場出発から50分、登山口から40分でした。

登山口から標高差170Mをまっすぐに登って来ました。

凍結した斜面でしたので一歩一歩慎重に。

標準コースタイム35分です。

わずかですが、霧氷が現れました。

写真だと分かりにくいですが、肉眼で見ると桜が咲いているように見えました。

しかし悲しいかな雲&霧が、、(涙)

展望ゼロです😢

それでも今シーズン初の霧氷に笑顔の三人。

近くにあったまゆみ(?)の木を何枚も写真に納めました😁

背景が青空なら映えるのでしょうが、白に白では良く分かりませんね💦

再びの急坂です。

曲がった細い枝についた氷がツリーのオーナメントみたいでかわいいです。

晴れていればこの辺りからも大展望なのだと思うのですが、、。

私たちはいつになったら上から大沼を眺められるのだろう??(涙)

「あ、大沼だ!」と猿芝居を演じるハガレーナと私。

氷の縁取りが素敵な熊笹。

こちらはすすき。

綿毛を落として、氷の衣装に身を包んでいます。

前方の霧氷がキレイです。

歩くとザクザクと音がします。

木についた霧氷が風で落とされ、地面には氷の結晶が敷き詰められています。

広い所にでました。

お天気が良ければここからも大展望なのでしょうね。

霜柱がすごくて地面が盛り上がっているので、ハガレーナはその様子を観察しているところです。

場所はこの辺りです。

さっきの分岐から約30分。

標高差90M登って来ました。

道はなだらかになりました。

霧氷をカメラに納めようとしますが、霧が出ていてうまく撮れませんでした。

そういう時は身近な世界へ目を向けます。

小さな笹もレースの縁取り😊

木から落ちた霧氷が描く白い小道。

辺りはミニ北八ヶ岳の雰囲気になってきました。

霜柱が面白いです。

まるでミニミニの雲竜渓谷みたいです。

雲竜渓谷で本を読むカエル🐸

足元の岩が大きくなりました。

ちょっと天狗岳を思い出しました。

今回は湿った苔でではなく凍結でめっちゃ滑ります。

苔の道で、ますますミニ北八ヶ岳になってきました。

展望がないので、足元の小さな世界に心が動きます。

ツルッツルの岩の道。

全て凍りついています。

足を置く場所を慎重に探しながらゆっくりゆっくり登りました。

赤い実がたわわについた木がありました。

美味しそうなのになぜこんなに実が残っているのかと不思議に思ったら、、

鋭いトゲトゲがありました。

ハガレーナが接近して、「いたたたた!痛い、痛い、トゲが痛い!」と言いながら撮ってくれた一枚です。

こんな風に、、。

山頂近くになると、その赤い実の木が凍りついていました。

小さなトゲトゲの一本一本が白くなっています。

寒々しい~😱

えびのしっぽっていうやつですね。

今日は風がありませんでしたが、日頃は結構強風が吹き付けるのでしょうね。

地蔵岳という名前の由来でしょうか?

首のないお地蔵様が並んでいました。

山頂到着は午後1時でした。

標高1674M。

登山口から標高差304Mです。

登山口から1時間40分もかかってしまいました。

写真を撮りながらとはいえ、まぁゆっくりですね😅

標準コースタイムは1時間程です。

山頂標識と記念撮影。

電波塔もうっすらとしか見えません。

晴れ女隊の力及ばず、、(涙)

三角点があったので、お気楽隊には珍しく定番のポーズで。

指何本?となり、三角点だから3本じゃん?と三本指にしましたが、これは一等三角点だったので一本にするのが正解でした😅

少しお腹が空いてきましたが、何も見えないこの寒空の下でランチする気持ちにならず、バナナ休憩のみ。

このあと南方向にある血の池へ立ち寄ります。

広い山頂からは大沼はおろか太陽も見えない白い世界だったので、方角がわからず、めったに登場しないコンパスで方角を確かめて歩き出しました。

テキトーに歩いて全然違う方向に下山したらどえらいことになりますからね。

続きは【後編】にて。

いつもありがとうございます!

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