50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【山梨、富士吉田市】富士山五合目御中道歩き。南アルプス全部見え!そして通行止めで、予定変更《中編》2019年11月9日(土)

《登山難易度3》

南アルプスを背景に、富士山御中道からこんにちは👋😃


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


雪をかぶった富士山の五合目辺り、横に水平に作られた御中道を歩いた【中編】です。

森林限界との境目辺りを歩いています。

樹林帯と砂礫地が繰り返し現れます。

『おお、これは正に溶岩が流れ出た跡だね』と言いながら谷を見ると、、

花子が『あ!カモシカがいる!』と。

『え?どこどこ?』

『あの谷にいて、こっちをじっと見てるよ』

うわぁ、ほんとだ~🎵

『逃げないで、逃げないでね!』と心で叫びながら、慌ててズーム。

小首をかしげた姿が可愛い~(*≧з≦)

同じ場所に留まり、微動だにせずこちらの様子をじっとうかがっていました。

こんなに近くでカモシカを見たのは初めて!

以前浅間山のトーミの頭から草すべりにいたカモシカを見たことがありますが、あの時は遠すぎて何となく動くものがいる位の大きさでした。

今回は表情までバッチリ見えた!

嬉しいぞ~\(^^)/

さあ、カモシカに別れを告げて先に進みましょう。

朝日に照らされてカラマツが黄金色に輝き始めましたよ!

まだいくらか黄葉が残っていて良かったです。


ここは両側がシャクナゲだらけ。

7月中旬から下旬が見頃だそうです。

これはまた見に来なくちゃです。

なんだろう?

なんだかわからないけど、なんかすごい!

このダケカンバのひん曲がり様が。

ここが黄色く染まっていたら(先月なら間に合ったのかな?)それは見事でしょうね。

てことは10月初旬にも来なくちゃだ!

あぁ、忙しい💦

葉は落ちてしまいましたが、木の実が可愛い💠

富士山斜面にいくつも点在する大きな建造物。

巨大土嚢といったところでしょうか?

砂防ダム的な?

ウヒョー(゚∀゚)

大展望!

ズームにしてお届けします!

見て、見て、見て!

ほら、南アルプスが見えてきたよーーーっ!

一部冠雪した峰が見えてきました。

うわぁ、感激!

写真だと小さく見えますが、肉眼だともっと大きくハッキリと見えました。

カラマツと富士山のコラボ、、ハガレーナが撮ってくれました。

そして、雲海がすごいことになっています。

もう海にしか見えない!

あ、だから雲海か。

当たり前の事を言いました。

スミマセン😣💦⤵️

いや、それにしてもすごい。

平らではなく所々モコモコと盛り上がっていて、まるで泡ぶろみたい。

子供達が小さい頃、夏の暑い日にやりましたよね。

お風呂に泡ぶろの元を入れてモッコモコの行水😁

もう、こりゃ飛び込むしかないね!

、、ってことで、ターボとハガレーナに飛び込ませてみました😁

いやもうこれはテンションマックスですよ。

楽しいったらありゃしない。

『この楽しさを体で表現してみて!』と言うと、こうなりました。

私の無理難題にいつも付き合ってくれる二人です👍

八ヶ岳も見えてきましたよ!

カーブを曲がると益々広がる大展望。

うわわわわわわわわ、、

南アルプス全部見えじゃあないですか!

ここでガイドブックの写真と見比べて山座同定。

さっきから見えていたのは北岳だったんだ!と気がつきました。

そしてその左手の雪で白く輝いているのは間ノ岳。

北岳の方が高いのに雪がついてないのはこちらが断崖絶壁だからですかね。

うわぁ、嬉しい、嬉しい、嬉しいぞーーっ!

もう最高ですね、このルート。

左手を見ると、ちょうど太陽が富士山山頂と重なり、まるでダイヤモンド富士のようになってるじゃあありませんか!

ハガレーナのiPhone だと青い光に。

花子のAQUOSだとなぜかピンクのお花のようになりました。

そんなダイヤモンド富士を撮影している時に花子が『親分とターボの足が長いよ~!』と言いながら影を撮影してくれました。

あぁ、私も普通にこのくらいの脚に生まれて来たかった😢

現実は残酷なり。

楽しい楽しい空中散歩はまだまだ続きます。

ターボは何を発見したんでしょうね?😁

南アルプスの甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、仙丈ヶ岳も見えてきました。

この日甲斐駒ヶ岳から最南端の聖岳、光岳まで、全て見渡せたのです。

しかもこんなに間近に!

本当に幸せでした。

前方に東屋が見えてきました。

9時12分、御庭に到着です。

所要60分の行程ですが、写真を撮りながら1時間半かけて歩いて来ました。

寄生火山の説明がありました。

小噴火の跡があちこちに見られるそうです。

そんな寄生火山の火口を写真に納めると、太陽の光で宇宙船でも着陸しそうな不思議な光が現れました。

ここで、南アルプスを眺めながらバナナ休憩。

ここまでで半分来ました。

さあ、「大沢崩れ」が楽しみだね!

先に進みましょう!

あの分岐を左に行くのが御中道です。

ですが、ですが、先に行ったハガレーナが何か叫んでいます。

進んで行くと、、

なんてこったい!

通行止めだよ!

ターボが何かで見た「通行止め」はここなんだ~(涙)

先に道は続き、とても通行止めのようには見えないけど、もっとずっと先の方で崩落があるのでしょうか?

(その後ハガレーナがネットで調べたところ、ずっと先のいくつかある沢が崩れているらしいです。しかも今年の夏くらいから!)

ヤマップでもこのルートを歩いている方が少ないなぁと思っていましたし、今日も一人トレランの男性とすれ違っただけで他に誰にも会わないのは、そういうことだったのね😅

とりあえず泣いてみます。

すぐそこが崩れているなら諦めがつくけど、見えている範囲は何もないのでもどかしい思いです。

姫はどこまで歩いたのだろう?

てっきり大沢崩れまで歩いたのかと思っていました。

迫力ある大沢崩れを見てみたかったので、とても残念です。

さて、どうしましょうか?

この後のルートを考えます。

まぁ、答えは決まっているのですが。

ここから奥庭まで下って、さらに先の展望地に行きましょう。

時刻は9時35分です。

ランチは奥庭になるかな?

真ん中に石が敷かれた道です。

目の前に南アルプスが迎えてくれます。

気持ちいい~\(^^)/

ここから先は【後編】にしますね!


最後までお付き合いくださいね!

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