【山梨、富士吉田市】富士山五合目御中道を歩いて来ました《前編》2019年11月9日(土)
富士山五合目、御中道からこんにちは👋😃
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
《登山難易度3》
今回は少し前に姫が歩いてその展望に感激し、私たちに鬼押ししてきた富士山御中道歩きです。
御中道という道があることは以前から知ってはいましたが、森の中を散策するコースなのかと思っていました。
姫から聞くところによると、そうではなくて富士山が間近に見られるのだとか。
周囲の山の見晴らしもいいそうです。
それなら一度歩いてみたいと思い、みんなに参加を募りました。
何しろ高速代が結構かかるので、出来れば4人で行きたい!
するといつものターボに加え、ハガレーナと花子が一緒に行けることになりました。
今日はお天気は一日晴れの予報。
素晴らしい展望を期待して行ってきます😆🎵
自宅を4時過ぎに出発し、三人を迎えに行き、コンビニ経由、関越道、圏央道、中央道と使って、はるばるやってきました、富士スバルライン。
通行料普通車往復2100円です。
なんと、霧です。
しかも若干ですが、フロントガラスが濡れます。
料金所のおじさんに今日のお天気を聞くと『今日は天気悪くなっちゃったねぇ。しかも霜がおりてるよ。今塩カル撒きに行ってるから。凍結に気をつけて~』と言われてしまいました。
えええ、やはりお天気悪いの~?
私は『天気悪いのは朝のうちだけだよ。天気予報は晴れだからこれから回復するよ』という答えが返ってくると思って話しかけたのに、おじさんの答えを受けて車内は不安の空気に様変わりです。
さっきまであんなにテンションアゲアゲ⤴️⤴️だったのに、みんな『え?ここまで来て富士山見れないとかなしよね?』『うん、それはやだ』、、もしも何も見えなかったら、、そうだな、、富士急ハイランドで遊び倒そう❗と言うことになりました。
代替案が決まればあとは五合目を目指すのみ!
一合目の標識は通り過ぎてから『あれ?標高書いてある標識があったよ!』となり、二合目以降は標高アップを実感すべくいちいち写真に納めておきました。
霧が晴れたと思ったら、標高を上げるとまた霧に包まれたりして一喜一憂する私たち。
『また霧が出てきたね』と言うとターボが『きりがないね』と。
私は横目でジロッと見ました( →_→)が、後ろの座席で花子が大喜び。
『あー、久しぶりにひぃちゃん(ターボのこと)のダジャレ聞けた~🎵』と言っている。
いや、そんな希少価値のあるものとちゃいまっせ( →_→)
あたしゃいつも聞かされている。
『それは親分がいつも一緒にいるからだよ~。だからその有り難みがわからないんだよ~』とのこと。
花子は良くできた人間のようです。
何しろターボのダジャレを『一服の清涼剤』と呼んだ人物ですからね。
私は清涼剤が過ぎてブルッと来るわ((⛄))
途中展望のよさそうな駐車場があったので寄り道しました。
(トイレが開いていればと思いましたが、閉鎖中でした)
カラマツの森が美しいです。
ここでこれだけカラマツの黄葉が進んでいるということは五合目はもう終わってしまったかもしれません。
そして、『トイレは閉まってるねえ』などと言いながら振り返ってビックリ!
うわぁ、富士山近っ!!となりました。
こんなに近くから富士山が見えるんですね。
(来る途中はまだ夜が明けてなかったので)今日お初の富士山!
感動~\(^^)/
標高2020Mの展望台に立ち寄りました。
トイレをお借りしたあと(ここは開いてました!)、展望台に登ってみると、足元は霜でツルツルでした。
展望台からの眺めです。
雲海が広がり、前方の山には滝雲が見えます。
この時は分からなかったのですが、後から考えると滝雲の右手の平らな山が以前ターボと二人で登った『竜ヶ岳』なのではと思います。
『竜ヶ岳』は1月3日に登るとダイヤモンド富士が見られることで有名な山です。
富士山が遮るものなく目の前に(視界いっぱいに!)ドーーーンと見える最高の山でした。
再訪しようと話しつつまだ実現していません。
その後は凍結箇所が増えました。
塩カリが撒いてありますが、スリップしないよう慎重に運転しました。
まだスタッドレスはいてません💦
五合目駐車場の建物が見えてきました。
到着は7時20分でした。
駐車場には先客が一台のみ。
朝早くから警備員の方が誘導してくれました。
その後トイレをお借りしました(冷えるのでトイレが近い😅)。
外観は立派な(入り口は自動ドア)トイレでしたが、中の汚いこと!
トイレットペーパーが散乱し、臭いもひどいです。
朝の掃除がまだ終わってないからかもしれませんが、これだけの立派な施設でこれはないわと思いました。
便器も汚ならしい水滴がついていたりして、不快感マックスでした。
これでいいのか!世界遺産!まぁ、だからこそ外国人客が大量に押し寄せてこんなことになるのかもしれませんが、、。
私たちはほぼ観光地と呼ばれる所に行かないので、久々に多く人が訪れる場所の気持ち悪さを感じました。
、、汚い話になってしまってごめんなさい💦
気持ちを切り換えて出発です!
時刻は7時37分です。
今日はこのガイドブック(大人の遠足『富士五湖周辺の山あるき』)の①から⑥の大沢崩れまで歩き、⑩の御庭山荘から⑪の奥庭バス停まで下り、バスで駐車場まで戻る計画です。
奥庭の展望地に行きたい気もありますが、全体に距離が意外とあるので、帰りの高速渋滞のことも考えると奥庭へは行かずにバスで戻る方が無難かなと考えていました。
御庭辺りが通行止めになっているという情報をターボがどなたかのヤマップで見たようなのですが、どこがいつまで通行止めなのか良くわかりませんでした。
もしもバス停へ下れないようならそのまま御中道を歩いて駐車場まで戻ることでいいよね、などと言いながら歩き始めたのです。
結局五合目までやって来ると、雲ひとつない快晴でした!
あの料金所のおじさん、スバルラインの道路事情しか知らないんだな。
お天気悪くなったなんてインチキ情報だった!
『雲上閣』の側の階段が御中道の入り口です。
姫ご推薦の御中道歩きスタートです(*^^*)
石畳が敷かれた真っ直ぐな道です。
真新しい御中道の看板がありました。
ここには御庭までの道しか載っていません。
この先大沢崩れという所まで行きたいんだよと皆に説明しました。
コメツガの森の足元にはシャクナゲの赤ちゃんが沢山(´ 3`)
背の低い風車みたいです。
コケモモの森で読書カエル🐸
風雪にさらされた逞しいダケカンバが縦横無尽に枝を広げていています。
まるでおとぎ話の魔女の住みかみたい(*^^*)
森を抜けました。
この辺りはスコリア堆積斜面と呼ばれるそうです。
噴火の際に固まったマグマが堆積しています。
水蒸気の隙間が空洞になり、コロコロとした軽石で斜面が形成されています。
白いものを軽石、黒っぽいものをスコリアと呼び分けるみたいです。
西側の展望が開けました。
うわぁ、すご~い!
山座同定用の説明板がありました。
雲海が広がっているため、本栖湖などは見えませんし、南アルプスは雲に隠れていますが、天子山地と御坂山地が見えています。
手前の樹海も美しいです。
左を見れば富士山、右を見ればこの大展望。
いやぁ、このコースは姫の言う通り大展望コースなんだね!と話しました。
道は富士山の胴回りに沿って徐々に弧を描きます。
おっ!あれは!?
あの雲の上に頭を出した三角は南アルプスの一角じゃないですか!?
雲が少しずつきれはじめています。
これは憧れの南アルプス、徐々に見えてくるんじゃない?と気持ちが高ぶりました💃
(この時点ではあの三角を仙丈ヶ岳か甲斐駒ヶ岳かと思っていましたが、後に全貌が現れると北岳だったことがわかりました😄)
楽しくって仕方ないメンバーたち。
まだまだこれから絶景の連続ですが、ここで【前編】としてアップします。
今回も最後までお付き合いください!
いつもありがとうございます😊