【長野、小諸】Jバンドから外輪山稜線へ。360度の大展望を楽しむ【中編その3】2019年10月5日(土)
《登山難易度7》
浅間山外輪山Jバントからこんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
湯ノ平を歩いた【中編その2】の続きです。
いよいよJバンドを登ります。
写真を撮りながら登っていることも多少はありますが、まさるドンを先頭に行く三人の歩みについて行けない私です😢
湯ノ平までは何とか離れずに歩けていた私ですが、ついに三人から遅れ始めました。
ここから下山までほとんど孤独な一人旅の始まりです😅
振り返ればこの景色。
草すべりとは逆に浅間山が少しずつ目線の高さになっていきます。
草地の中の岩場を登ります。
股関節が固くなっている私は大きな岩を乗り越えるのに、重い体を引き上げるエネルギーが必要で、少しずつ体力メーターが下がっていくのがわかりました。
一歩登る度にビュンッとメーターの目盛りが失われて行きます。
こちら側に丸く弧を描いたような岩の壁がどんどん迫ってきます。
岸壁直下を左に曲がり、壁に沿って斜めに登って行きます。
先を行く三人が景色を眺めながら私を待っていてくれました。
ここからの景色はこちら。
浅間山の湯釜の辺りが見えてきました。
トーミの頭からだと角度的に見れないので、鋸岳から仙人岳辺りまでの稜線からでないと見られない光景です。
歩いてきたさいの河原の道も見えます。
Jバンド上部までの斜めの道。
上からいつ落ちてきたのか、大きな岩がいくつも道をふさいでいます。
前回ターボとハガレーナと一緒にここを登ったときはそれほど大変だと思わなかったのですが、今回はとても辛かったです。
前よりも体力が落ちたのか、股関節が更に固くなったのか、それとも体調があまり良くなかったのか、はたまたいつもよりパーティーの歩くスピードが速かったからか、その全てか、、理由は分かりませんが、私一人が飛び抜けて体力が劣っていることが明確になり、元々ない自信が木っ端微塵に打ち砕かれ砂粒ほどの大きさになったのでした😅
ここは昨年夏に滑落死亡事故が起きている場所なので、特に慎重に登りました。
崖側が怖くて壁側に寄ると、今度は上からはみ出した岩にリュックが当たってバランスを崩しそうになるので難儀しました。
ようやく尾根に着きました。
時刻は11時40分。
Jバンド通過に30分要したことになります。
私が遅れたので、体力ある人なら20分ってとこでしょうか?
稜線からの眺めです。
昼近くなっても八ヶ岳などしっかり見えています。
嬬恋村方面も素晴らしい眺めです。
鋸岳まで登ってランチにします。
前方に見えているのは外輪山の端っこから続くバカ尾根です。
浅間山に一番近い場所。
今日はおにぎりとお味噌汁の昼食です。
まさるドンが火気を持ってきてくれました。
今日のコーヒーは娘のバイト先からもらってきた自家焙煎コーヒー。
たんまり15g入りで、濃いコーヒーが好きなまさるドンが喜んでいました。
ランチしながら浅間山の山頂部を眺めていました。
あの斜度はきっとすごく大変なんだろうなと思います。
いつも私たちに登れるか登れないかという話ばかりしています。
調子がいいと次は前掛山!と思うし、ちょっと自信をなくしているとやはり私には無理だなと思うの繰り返しです。
時刻は12時半。
そろそろ下山開始です。
とはいえ黒斑山までは登りになります。
Jバンド上部を越えて、仙人岳までは岩場です。
さっきランチした稜線が見えます。
凄い場所に座っていたんだなぁ。
私にとっては、この仙人岳までの岩場の登りが地味にきついです。
一歩一歩、体が重い😢
三人に追い付けないです💦
歩いてきた稜線の登山道がよく分かります。
嬬恋村方面。
四阿山に雲ひとつないのは珍しい気がします。
先週車で走った草津白根山の日本最高標高の国道も見えています。
そして、浅間山。
もう最初から最後までよくぞ雲に隠れずにいてくれました!
これから歩く外輪山。
いつ見ても素晴らしすぎる。
外輪山のそれこそ「J」の形をしたラインが好きです。
横に伸びた地層と縦に描かれた木々の模様が絶妙です。
「浅間山、サイコーっ😃⤴️⤴️」
、、ということで、まだまだ稜線歩きは続きます。
ここで【中編その3】として投稿し、続きは【後編】で書きたいと思います。
いつもお付き合いいただき、ありがとうございます。