50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【長野、小諸】半年ぶりの浅間山外輪山。快晴無風の大展望《前編》2019年10月5日(土)

浅間山外輪山、トーミの頭からこんにちは👋😃


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!


《登山難易度7》


今回は珍しい組み合わせで山に出掛けました。

メイちゃん山岳会のまさるドンと花子とコマクサのハガレーナとわたしの4人です。

平標山に行く予定にしていたのですが、天気予報を見ると平標山は降水確率が午前中は90%午後も30%だったので、今回は降水確率が低かった浅間山に行くことにしました。

私よりもハードな山に沢山登っているまさるドンと花子ですが、何故か浅間山は未登とのことで、二人に浅間山の魅力を伝えられるといいなと思います。

あきっこさんにとってのホームは筑波山ですが、私にとってそれは浅間山なんじゃないかなと思います。

今までに8回訪れていて、今回が9回目になります(さっきブログで数えてみました😁)

浅間山荘から湯ノ平まで歩いたのが1回、草すべりJバンドコースが1回、(強風のためトーミの頭までの時も含め)外輪山の雪道歩きが4回、無雪期が2回です。

これだけ通っているなんて、浅間山フリークと呼ばれそうですよね?

前掛山本体にだけ登っていない、というか登れない(体力的に)なのですが、現在は火山警戒レベル2でそもそも前掛山には登れないので、言い訳は立つ😅

ところで、本日のお天気の話です。

本人達には自覚はないようなのですが、まさるドンと花子には若干の雨男雨女疑惑があり、行きの車中で雲に隠れた浅間山を見て「私が雨雲連れてきてるのかも~💦だったらごめんね~💦」と心配していた花子でした。

しかし車坂峠付近から下界を眺めると、小諸の町に低い雲がかかっているだけで、上空は見事な快晴!

これは今日の展望は期待できる!と皆で胸を撫で下ろしたのでした。

車坂峠の標識前で記念撮影。

ここで既に標高1973M。

少しひんやりします。

今朝初めて会ったまさるドンとハガレーナですが、二人とも気さくな性格なので昔からの知り合いのようです😁

雨女疑惑が晴れて満面の笑みの花子と一緒に張り切って出掛けましょう。

今日のコースは長いよ!

いつものように車坂峠表コースから入山し、トーミの頭から草すべりを湯ノ平へ下り、鋸岳直下のJバンドを登って外輪山を縦走してくる(私にとっては)ロングコースです。

去年の秋にターボとハガレーナの三人で歩いたのですが、最後は足が棒のようになりました。

それでも再び挑むのは、その展望があまりに素晴らしいからです。

私より数倍体力のあるまさるドン、花子、ハガレーナなので、今日は問題なく歩けると思いますし、自信を持ってオススメできます✌️

6時45分頃表コースに入って行きました。

歩きながらまさるドンが干支にまつわる登山の話をしていて、お知り合いの方が毎年年賀状に干支に関連した山での写真を使っておられるとか。

一番苦労したのは寅年なんだそうです。

そして馬年だと、「駒ヶ岳があるから困らない」というので、「ダジャレかよ!」と言うと「自分はターボの(高校の)後輩なんで、今日は自分が先輩の不在をカバーしなくちゃ」と言ってました。

ターボの存在感すごいな。

そのあとも度々ターボの話題が出てました。

多分花粉症並みにくしゃみしてたんじゃないかな?

彼女は花粉症も車酔いもしない原始の体をお持ちですけどね。

早速苔や紅葉した低木が現れますが、今日はしっかり歩かないと日暮れまでに帰りつけないので接写は我慢我慢。

車坂山に到着しました。

今のところ富士山は霞んで見えません。

駐車場を出てからは25分ですが、登山口からだと20分ですね。

今日は接写はしない前提で、それなりにガシガシあるいても私の鈍足だと標準コースタイムよりはかかってしまうので、少し余裕を見たタイムスケジュールで登山計画をヤマップに提出してきました。

下山は16時の予定です。

「雪道だとこの坂止まれなくなるのよ~」などと話しながら一旦下って鞍部からは槍ケ鞘までずっと登りになります。

私は鞍部でアミノバイタルをキューっと流し込んでおきました(今日は、というか今日もですがメンバーの中で一番体力ないのは私なので皆に迷惑をかけないように💦)。

私にとっては今日のコースはチャレンジなのです。

このところ接写で立ち止まりながら&標高差300M程度の超お気楽ハイクばかりでしたから余計に不安です😞

花子に「それ効くの?」と聞かれ、「う~ん、気持ちの問題?」と答えておきました。

一応準備は万全にしておきたい。

樹林帯を抜け時々現れるガレ場からは八ヶ岳方面が見渡せます。

写真だと分かりませんが富士山も見えていました。

時々振り返り、雲が流れる池ノ平方面を眺めながら登りました。

明け方降った雨で瑞々しく輝く葉っぱたち。

シラタマノキも登山道脇にずーっとあって、何度もカメラを構えかけては、「いかん、いかん、先に進まねば」と我慢しました😅

槍ケ鞘まででは一番の展望スポットに到着しました。

時刻は7時半。

登山口から45分、車坂山から25分です。

雲がきれいになくなりました。

肉眼では八ヶ岳、南アルプス、北アルプスと見渡せたように記憶しているのですが、スマホカメラには写ってないですね~、残念!

暑くなってきたので、リュックをおろし、ウインドブレーカーを一枚脱ぎました。

登山口のホテルが見えてきました。

森に入るとシラビソの間から朝日が射し込み何とも幻想的な雰囲気に。

先を行くまさるドンが天に召されそうになっています。

「父ちゃん、まだ天に召されるには早いぞ!」まだまだ子育て終わってない(笑)

黒斑山が見えてきました。

夏は真緑の山が薄い色に変わり、ひときわ輝くオレンジ色の木がありました。

楓でしょうか?

森の中で一枚だけ苔の接写をしてみました。

浅間山の森にも写真映えしそうな苔がいっぱいでした。

始まりましたよ階段地獄。

掘れっ掘れのこの障害物。

どうしても必要なんですかねぇ。

ハードルのように跨いで登らないといけないのですごく疲れます。

ただ実は私にとってこの階段はその日の体調を占う試金石になっているのです。

前に長男を連れてここに来たとき、この階段でバテバテにバテて、これは今日は草すべりーJバンドコースは無理だな、外輪山だけにしようと決めたのでした。

今日は辛いのは辛いけど比較的楽に歩けていて、何とかなるかな?と思いました。

階段の先にこの景色があると知っているから頑張れる👊

花子が足元ばかり見て進み気がついてないようだったので、「花子~、ここで今日お初の浅間山がみえてるよ~」と呼び止めると「うわっ、ホントだ!」と。

次のコーナーに差し掛かっていたまさるドンが「こっちの方がもっとよく見えるよ~!」と呼んでいました。

避難シェルター通過。

そして、いつも初めての友達の反応が気になって仕方ない槍ケ鞘からの浅間山!

花子は「なるほどね~⤴️」という反応でした😁

相変わらず大きいなぁ、愛しの浅間山。

久しぶりにやってきたよ。

先週あなたの後ろ姿(?)は見たんだけどさ。

お会いするのは半年ぶり。

クリさんと雪道歩きのために訪れて以来です。

あのときも快晴無風で素晴らしい景色を見させてもらいました。

今日もずっと隠れずにいてね!

ここで記念撮影。

私の顔が浅間山並みにデカイ💦

おっと、ヤマップの記録を残すの忘れるところだったぜ。

ついたのは8時25分頃だったのかな?

登山口から1時間40分でした。

トーミの頭までの登りを見て高い岩場が苦手な花子が「私行けるかな?」と心配するとハガレーナが「大丈夫、大丈夫、見た目より全然大したことないよ!」と言ってました。

ハガレーナも浅間山は今回で5回目になりますから、勝手知ったる何とかです。

トーミの頭まで一気に登ります。

まさるドンが先にてっぺんに立ちました。

ドッヒャーーッ!

今日も全部見えですね~!素敵💃

浅間山から湯ノ平へかけて、カラマツの紅葉が始まっています。

そして黒斑山から鋸岳までズズスイッと外輪山のカッコいいことといったら!

上から眺めながら、今日のコースを花子たちに説明します。

花子が「あんな先まで行くの!?」といってました。

体力あるくせになかなかのビビりです😁

ハガレーナが前回のクリさんとの雪道歩きの時に三度目の正直で初めて目にしたこの景色(初めの二回はいずれも霧と雲で見えなかった)を、始めての浅間山で見られるとは、クリさん並みにまさるドンと花子は晴れ男・晴れ女じゃん!

素晴らしいよ🎉

振り返ると北アルプスもずらーっと雲の上に頭を覗かせています。

写真だとうっすらですが、八ヶ岳の向こうに南アルプスも見えていました。

近くにいた方に撮っていただきました。

今日は先が長いので5分程眺めを楽しんだら次へ進みます。

草すべりを下り、湯ノ平を歩くのは【中編】で書きたいと思います(既に三部作にする気でいる)。


最後までお付き合いください!🙇

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