【群馬、中之条町】芳ケ平から渋峠まで最後は登山、苔の道で遊びました《後編》2019年9月29日(日)
《登山難易度2》
芳ケ平、苔の登山道からこんにちは。
芳ケ平の旅もいよいよ最終回。
行きはよいよい、帰りは怖いの下山ならぬ、最後は登山です。
標高差300M以上を登ります。
先日の北八ヶ岳で、ゆっくり登れば全く疲れなかったという経験から、ゆっくりゆっくり登ってみました。
しかし今回は北八ヶ岳のときの倍の標高差ですし、気温も高かったので、さすがに息が上がりました。
いつものように私が遅れて、ターボが待っていてくれるを繰り返しました。
意識してゆっくりゆっくり登りました。
なんとなく開けてきました。
そろそろ「ダマシ平」かな?
地図を見るとこの辺りでした。
「ダマシ平」です。
今日は二人で撮る機会が少なかったので、一枚記念撮影です。
ダマシ平で緩やかになった道は再びの急坂に。
道は右にカクンと折れ階段から岩の道になります。
カメラを構えると余裕の表情のターボ。
シラタマノキや苔がまたまた気になり出しました。
登りだとより目の前に可愛い姿が現れます。
バテバテの私。
ここまでゆっくりですが、遊ぶことなく一気に登ってきたので、また写真でも撮りながら行きますかね。
、、ということで秘密兵器登場!
先日の白駒池で苔の写真を沢山撮り、その大きさ(小ささ)を分かるようにしたいねと話していた私たちは、ミニ定規を用意していました。
ただの定規ではつまらないので、そこにリスのクリップをつけて、小さな森を演出しつつ、苔の長さも示そうというアイデア。
ただどうもしっくり来ません。
どうしても定規が絵にならない。
そこで、、
クリップになっているリスの足で苔をつまんで立たせてみると、なんとも可愛く仕上がりました。
これは面白い!
その後リスのクリップ遊びが始まったのは言うまでもありません。
シラタマノキを狙ってるリス。
苔の森でおしゃべり。
これは一番秋らしい写真になりました。
ただこの辺りからクリップで葉っぱの茎にくっつけるのが難しいとなり、、
側に落ちていた枯れ枝にくっつけてさも葉っぱの上にいるような演出を思い付きます。
種明かし~(笑)
枝の先に小さなリスたちをくっつけています。
こんな遊びをしていると、立ったりしゃがんだりが忙しく、、
立ち上がるのが容易じゃあない(埼玉弁)💦
いちいち「よっこらしょ」とポールを頼りに立ち上がります。
あぁ、情けなや、、(涙)
最後は遊びながらだったので(道もなだらかになってましたしね)疲れずに登れました。
駐車場が見えてきましたね。
駐車場に戻ると大きな観光バスが停まっていました。
皆さん横手山方面に向かわれていたようです。
私たちも今日は余裕の行程なので、時間が余ったら横手山に登って、有名な山の上のパン屋さんでお土産を買おうなどと話していましたが、もうお腹いっぱい(満足度という意味。あ、もちろん実際お腹もいっぱいです😁)という気分だったので、やめておきました。
その代わり少し先まで車で移動して「のぞき」という場所から眺めを楽しみたいと思います。
何ヵ所か展望スポット(車を停められる)があり、眺めを楽しみました。
ここにも「なんじゃこりゃ~!」の大絶景が。
最後の最後まで見せつけられるラムサール条約登録の底力に大コーフンの二人。
更に下ってきて(ここはもう長野県です)、名もないカーブの空き地からの展望がこちら!
いやぁ、もう、どうしちゃったんですか!ってくらいの美しさ。
スマホカメラじゃ伝わらないか~(涙)
実際見るとこの3倍はキレイです❗
さっき眺めを楽しんだ峠道路も見えます。
すごいところに車道を作ったもんだねぇ。
これ、国道ですよ!
驚きです。
このエリア、気に入りました!(笑)
絶対毎年一回以上来たいです。
最後は観光施設でトイレをお借りし、安曇野産の梨ジュースを買って帰りました。
ジュースの先に見えるのは、横手山への動く歩道。
なるほど、ここにあったのか!
山の地図には動く歩道が載ってないので、最後車に乗るときにようやく気がつくおバカな私。
初めて訪れた「渋峠、芳ケ平」は、想像をはるかに越える素晴らしさでした。
芳ケ平湿原だけでなく、辺り一帯にとんでもなく美しい自然が展開しています。
こんな所が東北でも北海道でもなく、自宅から2時間半の群馬県にあったなんて、もうお宝大発見の気分です。
さっきもコーフンして書きましたが(笑)毎年一回は訪れたい素晴らしい場所でした。
私たちが芳ケ平に来たことを知った姫が「私も行きたかったのに~!」とジタンダ踏んでた(ラインだけなので実際ジタンダ踏んだかは不明)ので、今度は他のメンバーも連れて来たいと思います。
わずかの行程を引っ張りに引っ張って、長編5部作にしてしまいました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました❗


































