50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、丸沼高原】湖面から山を眺める!丸沼でボート遊び(^w^)《前編》2019年9月8日(日)

丸沼高原の丸沼湖面からこんにちは😃


お久しぶりです!

お盆休み中のシャワークライミング以来のアクティビティで登場です。


このところ山歩きがしばらくできていません。

山歩きに飽きちゃったわけではありませんよ。

週末の度にお天気がイマイチなんですもの💦

なかなか機嫌良く山に出掛けられないのです😢

私はお盆休みに子どもたちと出掛けた北八ヶ岳以来、ターボとハガレーナは8月初めの八方尾根歩き以来のハイキングです。

1ヶ月ほども空いてしまいました。

今日は霧ヶ峰に出かける予定にしていましたが、あいにく過去最大級の台風が関東に接近しているため、午後から雨の予報(涙)

山歩きをすると、私たちの鈍足ではお昼までに全ての行程を終えるのは厳しいと判断し、前々からやってみたかったボート遊びをすることにしました。

初夏にあきっこさんも交えて訪れた丸沼高原の丸沼です。

前日に電話で確認したところ、①釣り客でなくてもボートは借りられる②時間は朝6時から③料金は1時間1050円、とのこと。

それなら天気の良い朝のうちにボートに乗っちゃって、時間が余ったら付近をハイキングして、温泉入ってランチを食べて午後早めに帰宅しようと言うことになりました。

なぜボート遊びに興味を持ったかですが、、

このところ奥日光の湯ノ湖や群馬の野反湖など、水辺を歩くことが多かった(てか、水辺ばかり歩いていたと言ってもいいくらい)ので、水辺に降りてみたい!なんなら水の中に入りたい!(これはシャワークライミングで実現)湖面に張り出した樹木の下をくぐってみたい!そして、湖面から山を眺めてみたい!、、と様々な欲望(?)が沸き起こり、ボートに乗りたくて仕方なくなったのです。

ハガレーナはそれほど興味はなかったかも(?)なのですが、ほぼ強制的に予定変更です😅

朝の4時に自宅を出発!

ハガレーナに朝も早よから、わざわざボートに乗るために出かける人がいるかね?と笑われながら、ホントに自分たちは奇妙なオバサンだと自覚しつつも、楽しむためには早起きに命をかけます(笑)

実は前日(土曜日)の夜、私は東京で大学同期の女友達と飲み会でした。

北海道に住む友人が年に一度上京する機会なので、何がなんでも参加するのです😁

少々寝不足の私は往路の車の中で100回位あくびをしてました。

本格的な山歩きの日なら(本格的と言っても私たちとしてはって話ね)、絶対バテバテになる体調ですが、お気楽なボート遊びなので大丈夫です。

丸沼に到着したのは6時過ぎでした。

早速電話で確認した受付(環湖荘)に向かいます。

こちらが丸沼湖畔に立つ「環湖荘」。

老舗感漂うホテルに入って行きました。

受付で係の方を呼んで、観光でボートに乗りたい旨を伝えると、なんとこの時期は(時間は?)観光ボートはやってないとの回答が!?

え?そうなんですか?

「いやいや、昨日電話で確認したら釣り客だけでなく観光でもボートは借りられるって言われましたよ。朝の6時から。1時間1050円で。なのでこんなに朝早くにやって来たんです」、、と言ってみます。

すると、少し困ったような顔の支配人(?)がそれならボート受付を向こうの売店でやってるからそっちで話してみてと言われました。

売店で1人釣り客受付をしていた若い男性に、ホテルでこちらに直接交渉するように言われたと伝えると、今度は乗るのは構わないけど、チケットはホテルの方にあるんでそちらに行ってくれと、たらい回しになる私たち😅

そんな~、ホテルでこっちって言われたんだよ~(涙)

若者がホテルに電話して確認すると、「チケットなしで構わない、貸したれ!貸したれ!」と言うことになったらしく(会話は聞こえなかったのですが、きっとそんな感じかと)料金を支払って、無事ボートに乗る権利を得ました。

ライフジャケットとオールを借りて意気揚々と出発です。

、、ターボとハガレーナは釣り客でもないのに、「観光で」「こんな朝早くから」「こんなオバサンが」「子ども連れでもないのに」ボートに乗ろうとしていることが少し恥ずかしい様子でした。

付き合わせて申し訳ない!(笑)

私は内心楽しくて、ワクワクが止まらなかったのよ~🎵

長靴を持ってきていなかったので、二人をボートに乗せてから私が二人のボートを押し出し、私が乗ったボートを湖面に出た二人に引っ張ってもらう形で無事濡れずに乗り出すことができました。

私は昔取った杵柄、スイスイとボートを進めます。

ターボに漕ぎ方を指南しながら、ターボは私の動きを確認して真似しようと必死(笑)

しばらくジタバタしていましたが、ちっとも進まないので、ターボの不器用さにしびれをきらしたハガレーナが漕ぎ手を交代することにしたようです😁

岸からなかなか離れられないターボとハガレーナが漕ぎ手を交代しようとしている場面です😁

ハガレーナはすぐにコツをつかみます。

さすがの運動神経👍

すぐに私の側までやって来ました。

さあ、真っ青な空の下、風もなく静かな湖面に二つのボートで漕ぎ出しましょう✨

オールが水をとらえた時の腕に伝わる重みが好きです。

オールが作る渦を眺めるのも楽しい😁

静かにスーッと進む航跡が気持ちいいです。

私は一人でボートに乗っているので、航跡など写真に納められないのが残念!

思いの外良いお天気で、気持ち良い青空が広がっています。

お日様が当たった朝の湖面が美しいです。

釣り客の邪魔にならないように、静かに(私たちとしては珍しい!)、あちこちにいる釣り客から一定の距離を保って、進みました。

釣り客がいない入江までやって来ました。

釣り客から遠く離れたので、ようやくみんなでワイワイできました😁

湖は透明度が高く、浅い岸の近くに来ると、底の方まで良く見えます。

水の色がキレイですよね!

風がないので、逆さ鏡がくっきり!

私は魚を探すのに夢中です😁

雲がきれて、日光白根山が顔を出しました!

前回来たときは雲が多く見れなかったので、思わず「白根山だよ!」と大きな声を出してしまいました。

山頂へ向かうロープウェイが動く様も良く見えました。

ロープウェイから丸沼を眺めたので、こういう位置関係なのねと納得。

今回北八ヶ岳の白駒池と、日光の丸沼とどちらにしようかと悩みましたが、付近の山を見渡せるのは丸沼の方かなと思い丸沼を選んだので、白根山を見ることが出来て良かったです。

私の「白根山が見えたよ!」の呼び掛けに応え、一斉に白根山の方向にカメラを構える二人(笑)

トンボがオールの先に止まりました!

静かだなぁ。

私たちのオールを操る音と、時々魚が跳ねる音、小鳥のさえずりだけです。

この辺りでは小鳥の声の合間に、湖畔に作られた遊歩道を歩くハイカーが、熊よけの鐘を打ち鳴らす音が響いていました。

いつもの私たちならあちらの立場。

揺れる小舟の上で少し優越感(笑)

紅葉が始まっている木もありました。

もう少し秋が深まったら、更に楽しいことでしょう。

いつまでも揺られていたい。

思った通りに湖面から眺める木々は美しいです。

少しだけ残念だったのは、周囲の木々の背が高いこと。

湯ノ湖で湖畔を歩いた時に、湖面にせり出すツツジなどの低木が多かったので、そんな木々の枝の下を潜ってみたいと思っていたのですが、それは叶いませんでした。

悔しい(?)ので、枯れ木の下を潜ってみます(笑)

みんなも真似してみて!と誘ってみる。

漕ぎ手をターボに交代したようです。

枯れ木の下を潜ります。

デカいことを自覚しているターボは、大袈裟なまでに頭を屈めて枝にぶつからないようにしてました。

ドキドキのアトラクション(笑)

どこを切り取っても絵になる😄

向こうに見えるのは、白根山へのロープウェイです。

そろそろ戻りましょうか。

金精峠方面の山の稜線が、青空を背景に際立っています。

水辺に映る山の美しいことと言ったら!

最高にいい気分です。

私、午後からの天候悪化予報がなければ、多分日がな一日この湖面で過ごすことができます。

最高の一日になりました。

早起きして良かった😁

ボート乗り場が見えてきました。

後で考えると左右のオールの長さが違っていたのか?何故か左のオールの効きが良すぎてすぐに船首が左へ左へと向くので、度々後ろを振り返りながら、ボート乗り場に舳先を向けました。

この後左手のボートの二番目の隙間にどこにもぶつかることなくボートを着岸させることができ、ハガレーナに「さすが!」とか「うまい!」とか誉められました。

、、、とここまでは良かったのですが、、、

何しろ長靴を持ってきていなかったので、釣り客のように浅い浜辺にポチャンと降りることができず、隣のボートに乗り移ってからボートを引っ張ろうと考えてしまいました。

少し隣のボートとの距離があったので、オールを使って隣のボートを引き寄せ、

リュックを背負おうと思ったら厚いライフジャケットが邪魔で上手く背負えなかったので、左手にリュックを持ち、、

そうです。

私は今右手にオール、左手にリュックと、両手がふさがった状態です。

そして、隣のボートに乗り移ろうと右足を乗せた途端(すごーく当たり前のことですが)私が乗っていたボートがスーッと後ろに動いてしまったのです!😨

私はもちろんその瞬間にさっと隣のボートに乗り移り、、、、な~んてことになるはずもありません。

「あーーーっ、待って、待って!(ボートに私の要求が通じるはずもなく)」と言いながら、ボートはどんどん離れ、私の両足が日頃の生活ではあり得ない方向(角度)に引き伸ばされ、股割き状態になったのでした。

左手にリュックを持っていたので、それを向こうのボートに投げ入れれば良かったのですが、隣のボートの艫にはたんまり水が貯まっていたので、リュックを濡らすわけにはいかない!と思い投げることができませんでした。

結局私は湖に落ちるという最悪の事態は避けられたものの、自分のボートに激しく尻餅をつき、そしてそうなる直前に左手のリュックを湖に半分位までポチャンしてしまうという、最悪ひとつ手前の事態になりました(涙)

ターボとハガレーナは離れたボートの上からアワアワ言ってるだけで、もちろん助けることはできず、、。

「だ、だ、だ、大丈夫?」と言うのが精一杯。

回りには沢山釣り客がいたと思うので、恥ずかしくて平静を保つのが大変でした。

いやいやそんなことより、ケガですよ、ケガ。

流されていく左足が踏ん張れるはずもなく、右足に力を入れて離れていくボートを引き寄せようと(一瞬の出来事ですが)頑張ったからか、あり得ない角度に引っ張られたからか、右足の太ももの裏側を痛めてしまい、しばらく足に力を入れられませんでした。

どうやら肉離れした様子。

角度によって鋭い痛みが走ります。

その後は右足をヒョコヒョコさせながら歩き回ることになりました。

そして、同じように深刻なのが、こちら。

ずぶ濡れの私の持ち物たち。

ガッカリな表情で笑うしかない私。

手帳はずぶ濡れで100年使った手帳のようにクネクネとたわみ、水性ペンで書いたページの字が亡霊のようになっています。

げ、月曜日の予定が滲んで見えなくなってる!

ここに何が書いてあったのだろう?

大事な用事でなければいいのだけど、、😱

そして、スマホ。

生活防水なので、携帯自体は問題なく使えたのですが、カメラが!

カメラのレンズ部分に浸水した模様で、細かい水滴が無数についています😨

最後にとんだ失敗をしでかしてしまいました。

帰宅して夫にこの話をすると、「もと船乗りなのに、勘弁してよ!」と笑われました😅

大学時代ヨットからヨットに乗り移る時も海に何度かドボンしたっけなと思い出しました。

あ、今回ドボンしなかっただけマシか。

いや、そういう問題じゃないね、お恥ずかしいです。

ということで、ターボの車のフロントガラス側に私の手帳を開いて乾かしながら、次の目的地に向かいます。

足をケガしなければ、丸沼周辺をハイキングしようと考えていましたが、ちょっとすぐにはハイキングは無理だと思った次第です。

時刻は8時半。

え?8時半!?

あんなに遊び倒したのにまだ8時半?

ボート貸し出しのお兄さんに「一時間もあれば一周できちゃいますよ」と言われた湖で丸々二時間遊んでましたが、朝が早かったからね、まだまだ一日は長いです(*^^*)

お昼まで時間はたんまりあるじゃん!

ということで、車で金精峠越えをして、奥日光に入り、前の切込湖刈込湖の時に立ち寄る予定が変更になった光徳牧場に向かうことにしました。

少し時間がたてば、足がいくから良くなるかも!?

、、、大したことしてないのに、ブログが長くなってますよね。

奥日光に移動してからは【後編】にしようと思います。


いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます!

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