50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、丸沼高原】「火曜日山の会」で目指した日光白根山。山メシの後は大展望の下りです《後編》2019年7月30日(火)

《登山難易度 4》

日光白根山からこんにちは😃


いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます!


「火曜日山の会」で出掛けた日光白根山日帰り旅の【後編】です。

山頂を後にし、もうひとつのピークを目指します。

昨年夏に下った道は通行止めとなっていました。

急な岩場を下って登って、三つめのピークでお昼にしようと思います。

時刻は12時半。

三つめのピークに到着です。

遠くに尾瀬の燧ケ岳の双耳峰が見えています。

五色沼を見下ろせる斜面に腰をおろしランチにします。

今日はひやむぎを茹でてきました。

ウォーリーがフルーツ、姫がタルトを持ってきてくれました。

気温の高い日は冷たいものに限ります。

太陽が雲に隠れると涼しい風が吹いて丁度いい感じ。

たまにお日様が出ると背中が熱くなるお天気でした。

雲の動きに合わせ、五色沼の色が目まぐるしく変わる様が楽しくて、誰もいない山頂でデザートを食べながらしばらく見つめていました。

デザートは蟻んことの競争でした。

左手には燧ケ岳、右手には男体山です。

雲が絶えず沸き立っていたので、男体山はほぼ見えませんでしたが、少しだけ雲が切れた瞬間があり、男体山の肩がチラッと見えました。

姫が先日(梅雨の晴れ間に)男体山に登り、その絶景に感動したようで、「えー、あれが男体山!?私あんなところに登ったんだ~!」と嬉しそうでした。

日光白根山の山頂はいくつも峰があり、あちらこちらにハイカーの姿がありました。

時刻は13時35分。

山頂で1時間以上過ごしました。

そろそろ下山開始です。

下山路は弥陀ケ池方面へ向かいます。

こちらのコースはとにかく気持ちいい!

尾瀬方面の山々が見晴らせ、眼下には弥陀ケ池の翡翠色の湖面が美しいです。

ただ足元は岩と石があり、よそ見をしていると危険!

石に足を取られて、ウォーリーが尻餅をついてしまいました。

幸いケガは無かったものの、片方のストックが曲がってしまいました。

前方に大きな岩が現れます。

昨年長女が登って写真を撮った場所です。

姫が少し登ってみましたが、ここまでが限界だったみたい。

上までは行けませんでした。

足をどこに置いたらいいのかわからない大きな岩もあります。

ウォーリーが苦戦中。

それを姫が笑って見ていましたが、、

結局姫もこんなことになりました(笑)

岩がゴロゴロした急な斜面なので、転ばないように慎重に下りました。

一度転んでいるウォーリーは特に慎重でした。

転んだことで怖くなってしまったみたい。

こちらの斜面もシャクナゲがはりつくように咲いています。

花は終わりかけでした。

これが満開なら、さぞや素晴らしいことでしょう。

青い空と白い雲のコントラストが鮮やかで、二人が絵になります。

少しずつダケカンバがみられるようになりました。

シャクナゲ、ダケカンバ、弥陀ケ池と、下山路のオールスターたちです。

ダケカンバのくねくね曲がった幹が楽しい!

振り返ると歩いてきたルートがよくわかります。

ここで少し水分補給しました。

シャクナゲとダケカンバに囲まれた道です。

昨年夏にここを歩いた時に、シャクナゲがこんなにあるんだ!と思って、来年はシャクナゲの季節に来よう!と思ったのです。

まさか山全体がシャクナゲに覆い尽くされた山だとは、(少しでしたが)花が咲いている時期に来て初めてわかりました。

この辺りはもう標高がだいぶ低くなったからか、花はほぼありませんでした。

ここは五色沼と弥陀ケ池の両方を見られるポイント。

微妙に色合いが違うことがわかりますね。

弥陀ケ池まであと少し。

弥陀が池分岐までやって来ました。

前回は池の側まで行かなかったので、今回は池まで往復してみようかと思いましたが、このとき時刻は午後3時です。

池まで往復20分、写真を撮ったりして計30分として、ロープウェイの最終に間に合わない可能性を考えて、今回も立ち寄りは断念しました。

山頂からここまで標準コースタイムは40分なのに、私たちは1時間25分もかかっているのです。

この分岐から山頂駅まで標準コースタイムだと1時間10分ですが、私たちの鈍足で果たして何分かかるか、、。

やはり池往復は危険だなと判断しました。

分岐を後にすると道は針葉樹の森になります。

途中、これはどう見ても熊の仕業だろうと思われる、皮が激しく剥かれた木が何本もありました。

前足で引っ掻いた痕や、後ろ足を引っかけた痕が生々しく残っています。

ロープウェイの時間が気になっていたので、スタコラサッサと下りました。

この辺りで水分補給。

私たちを追い抜いて行った若者グループが載せた石積みを、この後姫が(更に上に小さな石を載せようとして)破壊していました😅

道が平らになり、分岐を通過。

ここにも熊によってバナナのように剥かれた木が、、。

七色平を通過します。

昨年夏に来たときは、何を保護しているのか全くわかりませんでしたが、今回はいくらか花が咲いていて、花畑だったのね、とわかりました。

大日如来を過ぎると最後の急な下り坂を通り、朝休憩した場所まで戻ってきました。

時刻は午後3時52分。

おー、なかなかにギリギリですな。

ロープウェイ山頂駅に着くのは午後4時15分くらいになるかなと思いました。

そこからもなかなかに長かった。

こんなに歩いて来たんだっけ?と思うほど。

ロープウェイ山頂駅に着いたのは午後4時12分でした。

やはり弥陀ケ池に寄らなくて良かった。

寄ってたら最後は走る羽目になってました😨

今回も天空の足湯はスルー(涙)

前回はお天気悪化で、今回はお天気が大丈夫なのに時間的に🆖。

なんで今回はこんなにも時間がかかってしまったのでしょう。

前回より出発が45分遅いとは言え、同じコースタイムなら午後3時頃には帰り着いているはずなのに。

登りで私が遅れたことと、お昼をゆっくり取ったことと、下りでウォーリーが転んでから自信を無くして慎重になったことから、予定より大幅にオーバーする所要時間となりました。

でも最後までまずまずのお天気で、久しぶりに青い空を見れて、展望も良し(男体山が見れなかったけど)、シャクナゲも見れて、とても気持ちのよいハイキングでした。

帰りには大露天風呂という所に立ち寄りました。

大露天風呂というほど大きくはなかったし、温度が高め(42度)で長く入ってはいられませんでした。

とにかく汗を流したかったので、その後は肌がサラサラになり気持ち良かったです。


この春から3度目のウォーリーとの山旅。

帰りの車でどこが一番良かった?と聞くと、登りのときの森の雰囲気が良かったとのことでした。

シャクナゲが終わりかけだったのが少し残念!

来年はよく情報収集して、シャクナゲ満開の頃に再訪したいと思います。

日光白根山、やはり期待を裏切らないいい山でした!

お次の「火曜日山の会」は、夏休み中のシャワークライミングです。

両神山へ続く沢で沢登り体験してきます!

楽しみだ~\(^^)/


最後までお付き合い頂き、ありがとうございました☺️

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