【茨城、つくば】お茶屋さん商売繁盛の女神となった私たちですが、天候には恵まれませんでした。あきっこさんに案内してもらった筑波山《後編》2019年7月21日(日)
《登山難易度4》
筑波山、男体山山頂からこんにちは😃
あきっこさんに案内してもらった筑波山の旅【後編】です。
女体山山頂を後にし、直下の神社にお参りしました。
「雲がきれて、大展望の一角でも見れるといいな!お願いします!」
ロープウェイ乗り場への分岐や、電波塔の側を通り、少し下ります。
すると前方に面白い形の岩が現れました。
「ガマ石」です。
このガマの口の中に石を投げ入れることができると、金運がいいとのことで、みんなで挑戦!
私は2回目で一端口の中に入ったのに、その石がなのか、それとも私の投げた石のせいで誰かの石を押し退けてしまったのか、よだれのようにガマの口の端からこぼれでてしまいました。
その後も諦めず5回目で見事口の中へ!
花子とターボは何回やっても上手く入らなかったのに、ハガレーナは2回目で成功!
よし!ハガレーナについて行こう😁
なんとも昭和な雰囲気の茶店が現れました。
このお店でお昼にするのかと思いきや、もう少し先に沢山お店があるとのことで、ここは通過しました。
側には「せきれい石」があります。
女体山と男体山の鞍部、ケーブルカー乗り場のある広場にやって来ました。
展望台や沢山の茶店があります。
場所はこの辺り。
時刻は10時51分です。
紫峰杉という、筑波山最大の杉が徒歩1分の場所にあるというので、ランチの前に立ち寄ってみることにします。
途中に筑波山最大のブナの木がありました。
今日は私が遅れがちだったことで、登りでみんなとの距離があったので、ターボが何かダジャレを言っていたのかどうか不明です。
そもそも辛い登りだったので、いつもよりは無口だったと思いますし。
なので前編ではほぼダジャレを書いてないと思うのですが、このブナを前にして「あんまり近づくとあブナいよ」と言ってました。
みんなが「あー⤵️」となると、「呼ぶな。転ぶな。叫ぶな!遊ぶな!!」と連発していました。
下りだとちょっと口が軽くなるのです。
そんなことを話しながら進むと、目の前に巨大な杉の木が現れました。
紫峰杉(しほうすぎ)です。
紫峰とは筑波山のことらしいです。
あまりの大きさ、美しさ、神々しさに、鳥肌が立ちました。
みな圧倒されて、ただただ「すごいねぇ~」と言いながら見つめるのみ。
幹には違う命も宿り、木の表面をフワフワとした苔が覆い尽くしています。
今日登山道脇に多くの巨木がありましたが、これは確かに筑波山の主だなと思いました。
樹齢800年、ずっとここに立って森の生き物たちを見守ってきたのでしょう。
これは一見の価値あり!です。
紫峰杉の見学を終え、再び茶店のある広場に戻ってきました。
お店の外観を写真に撮ったつもりだったのだけど、誰も撮ってなかったので、いきなりお料理の写真です。
おばちゃんオススメの「つくばうどん」にしました。
つくばうどんの「つ」はつくね、「く」は黒野菜(根菜)、「ば」はばら肉なのだそうです。
麺には霞ヶ浦で取れたレンコンパウダーが練り込まれているそうです。
暑かったはずなのに、疲れた体に温かいスープが染み、具だくさんの美味しいうどんでした。
お店の窓を全開にして、涼やかな風が通り抜け、とても気持ちのよいランチでした。
私たちが入ったときに一組いたお客さんが出ていき、お店には私たちだけでした。
私たちがつくばうどんを食べていると、外にハイカーの団体がやって来て、突然お店が忙しくなりました。
他にも何組か入ってきて、おばちゃん一人でてんてこ舞いの様子でした。
そんな嬉しい悲鳴のおばちゃんを眺めながらお茶を飲んでいると、おばちゃんが「はい!」と言って金色ガマの置物を5つ、テーブルに置いて行きました。
私たちへのプレゼントみたいです。
きっと私たちがお客さんを呼び込んだ女神に見えたからなんだろうなと思いました。
何だか温かい気持ちになり、運のお裾分けをされたみたいで素敵だなと思いました。
「5匹の兄弟ガマ、それぞれの主人の元へ向かいま~す」を上の写真で表現してみました😁
食事の後は、広場にあった公衆トイレをお借りして、男体山に向かいます。
わずかの標高差みたいですが、お腹がいっぱいで、益々体が重い😅
あきっこさんが「女体山みたいに岩場はないから~」と言っていたのに岩場が現れて、「あれ?岩場があったんだっけ~?すっかり忘れてた~」と言ってました😁
おっ、山頂が近い雰囲気!
山頂が見えて来ました。
男体山(871M)の方にもお社があるのですね。
女体山の神様にお願いしておきましたが、結果はこちら。
白さが増していますね😅
今日はどう頑張っても何も見えない!
仕方ないですね、そんな日もあります。
それにしても二日前に見た(霧ヶ峰から筑波山に変更した日に見た)あの天気予報は何だったのでしょうね。
男体山神社の前を通り、
山頂直下にある不思議な建物の前を通過します。
壊れかけたというか廃屋のようなこの建物は気象観測所らしいです。
この建物の横から一周一時間の自然研究コースが設定されています。
トレイルランナーが一気に山頂を通過して、自然研究路の方へ駆け下って行きました。
男体山で記念撮影してから下山開始です。
手すりがグラグラする階段を下ります。
この辺りでは中国の方と何人もすれ違いました。
広場まで戻って来ました。
こちらは広場にいて人からお弁当のおかずをおねだりしていた二匹の猫です。
あきっこさんが「今日は会えた~🎵」と嬉しそうでした。
ここから下山は御幸ケ原コースを行きます。
結構な急坂、しかもドロッ泥です。
滑りやすい階段の幅が狭くて足を縦に乗せることができません。
ハガレーナがバレリーナ下りだと言って、がに股歩きをしていました。
広い階段になると、今度は「宝塚のステージみたい~」と宝ジェンヌの真似をしていました。
ツルッツルに磨き込まれ、不思議な模様が浮き上がった倒木がありました。
模様がまるでムンクの叫びみたいです。
御幸ケ原コースにも巨木を支える根っこがあちこち張り出していました。
根っこの上に乗ると滑るので、踏まないようにすると、まるで足がずいずいずっころばしか髭ダンスみたくなりました。
水場につきました。
時刻は12時54分。
ヤマップによると、標高が600Mとありますから、標高差約270M下って来ました。
ここで登ってきた高校生か大学生位の男の子のグループが楽しそうに水の補給をしていました。
このコースは多くの小さな子供も含めた家族連れ、若者、観光客風の方とすれ違いました。
こんなに大変なコースをこんな軽装で、こんな小さな子供を連れて、この時間から登ってきて大丈夫なのかな?と心配になりました。
前方にこれまた雰囲気の違う巨木が現れました。
二股に別れた木の表面は、登山者に触られるからか、赤くツルツルしています。
なんとも異様な雰囲気です。
若干登り、
再び下って行くと、
フェンスが現れ、ケーブルカーの線路が見えてきました。
ケーブルを引っ張るガラガラという音がし始め、やがて両方から赤と緑のケーブルカーがやってきて、私たちの目の前ですれ違ったのでした。
手を振ってみましたが、反応してくれたのは数人でした😅
場所はこの辺りです。
う~ん、まだまだありますねぇ。
道は泥どろ、ぐちゃぐちゃ、ネッチャネチャです。
歩く度「ネッチャネッチャ、ネッチャネッチャ」言います。
斜めになった石に足を乗せると滑るので、平らな所を慎重に選んで下りました。
ようやく道が少しなだらかになり、森が明るくなってきました。
「ここまで来ると、もう少しだよ」とあきっこさんが言っていたので、ようやくあの泥々道から解放されるのかと嬉しくなりました。
神社が近くなると、道は平坦になります。
平らな道の入り口(ここが御幸ケ原の登山口かな?)に着くと、「山頂まで90分」の標識がありました。
あきっこさんが、「こんな平らな道の所に「山頂まで90分」とあるから、みんな平らな道を『歩いて』行けば山頂に着くと思っちゃうのよ。『登らないと着かない』って気がつかないんだよね」と言ってました。
確かに!
この標識は誤解を招きます。
やはりここには「ここからは登山装備が必要です」って書いておくべきだと思いますね。
御幸ケ原コースですれ違った子供達(4~5歳の子供と手をつないで歩いている人もいました。背負子なしだよ!)、あれからどうしたんだろう?
あんな泥々道ではおんぶして登るのも危険だと思うし、途中で歩けなくなっても、登るも地獄、下るも地獄で困っちゃうんじゃないかな?
筑波山という耳馴染みのある山なので、高尾山みたいな感覚で登って来るのかな?
いやいや、筑波山、なかなかのものですよ。
しかも今回は雨上がりの滑りやすい道だったので、いつも以上にハードル高めだったと思います。
ようやく筑波山神社まで帰り着きました~🎵
ヤッター\(^^)/
結構大変でした!
時刻は14時5分でした。
白雲橋コースの登山口(鳥居)から入山したのが7時28分でしたから、6時間37分の行程でした。
距離は10キロ。
累積標高差は703Mでした。
では、筑波山神社にお参りしましょう。
大きな鈴の横にあるハートマークが可愛いでしょ?とあきっこさんに言われたのに、その写真を正面から撮ってしまったので、これじゃわかりませんね😢
みんなで最後に記念撮影したのですが、ちっちゃなハガレーナが私のドリンクホルダーに隠れてしまいました💦
もっとちゃんと確認すればよかった⤵️
お参りを済ますと、旅館街を通り、第三駐車場に戻りました。
この後はあきっこさんオススメのお蕎麦やさんに寄るつもりでしたが、結構お腹がいっぱいだったのと、歩いて20分と聞き少し面倒に感じたので、お蕎麦はやめて、あきっこさんオススメのカフェに向かうことにしました。
つくば市にある、すごーくユニークな外観の「Cox」です。
まるで要塞かダムかって感じのコンクリート造りで、入り口は巨大な木製回転扉でした。
あいにく満席だったので、蚊に刺されながら中庭でケーキとコーヒーを頂きました。
庭でお茶しながら、話すのはやはり山の話。
あきっこさんが趣味(?)でやっている、「国土地理院の地図」に「山と高原地図」を見ながら登山道を描いていくという、かなり面白そうな遊び(?)の話です。
つくば市に「国土地理院」の資料館的なものがあって、あきっこさんの行き付けだそうです。
いつかお気に入りの山域の地図を買って、チャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。
帰りは庭の方から出て、その後あきっこさんとお別れしました。
帰りの車の中では、あきっこさんにいただいたお菓子で、今私たちの中で流行っている目隠し写真を撮って遊びました。
(食べ物で遊んではいけませんね。良い子は真似しないでね)
後部座席の二人にはまだまだ恥じらいがありますね。
お手本をお見せしましょう!
やはりこうでなくっちゃ!
ロールケーキの渦巻きがいい感じで目が回ってるように見える(笑)
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました☺️
































































