50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【茨城、つくば】あきっこさんの地元愛溢れる筑波山へ。降水確率ゼロ予報はどうなったー!ドロッドロルートと真っ白白の世界でしたが、仲間がいれば楽しい!《前編》2019年7月21日(日)

日本百名山の筑波山山頂、女体山からこんにちは😃


いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます!


《登山難易度4》


今日はブログを通じて友達になったあきっこさんの地元、筑波山に行って来ました。

元々は長野県の霧ヶ峰に行く予定にしていましたが、金曜日の天気予報を見て変更したのです。

この週末もどこもお天気いまいちなのに、水戸だけ降水確率ゼロ!

筑波山を見ても曇りマークではあるもものの、やはり降水確率はゼロ!

久々に見たわ、この「0%」の文字。

霧ヶ峰といえば、3年前の秋、濃霧に巻かれ、あの広々とした草原や湿原で、自分の周囲3㍍位しか見えないという超ガッカリなハイキングになった経緯があるので、前回の二の舞だけは嫌だ!という気持ちが強かったこともあり、この「0%」に引き寄せられるように足は茨城県を目指しました。

金曜日の夜にあきっこさんに連絡すると、その日なら合流できるということで、今回はあきっこさん任せのガイド付きハイキングです😁


自宅を4時に出て、みんなを拾いながら、いつもとは違うコンビニ経由、関越道→圏央道と走って筑波山を目指しました。

圏央道に入ってからしばらくすると単調な対面通行の道となり、中央分離のポールが等間隔に並んでいる様が眠気を誘います。

ちゃんと「脇道、眠気注意!」の電光掲示板がありました。

やはりみんな眠くなるのね、この道。

常総インターでおりて一般道を走っていくと田んぼの中に筑波山の双耳峰が見え始めました。

筑波神社の鳥居手前で鋭角に左に曲がり、第三駐車場(駐車料金500円)に向かいます。

到着したのは6時13分。

関越道の花園インターから1時間半でした。

あきっこさんとは7時に待ち合わせだったので、トイレに行ったりゆっくり支度をしながら、あきっこさん到着を待ちました。

先日表参道のSnow Peakで購入したショルダーバッグを初お披露目です。

長女の友達が表参道のSnow Peakに勤めているので先日通院のついでに寄って買ってみました。

最近雨に降られることが多くて、お腹の所にぶら下げているポーチがずぶ濡れになることが多かったので、完全防水タイプのバッグです。

ドリンクホルダーには、アプトの道で買った「ゴミの神様」のバッジと、次女のゴミ箱に捨てられていたマトリョーシカのバッジ、先日双子池ヒュッテで買った「ルリビタキ」の人形がついております😁

あきっこさんと合流できたので、7時8分、歩き始めました。

この時気温は既に29度。

湿度は79%!

今日は蒸し暑いです。

車道をわずかに下り、すぐに左手の近道に入ります。

筑波山神社の前を通ります。

牛の像があったので頭を撫でると、ターボが「きっと喜んでるよ。『ウッシッシ』って」と言ってました。

お参りは下山後。

とりあえず先を急ぎ、ロープウェイが営業始めてから押し寄せる(そんなに?!)観光客の波にのまれる前に女体山に登りたいと思います。

この岩には上に張り出した樹木の枝から落ちる雫で規則正しく穴が開いていました。

何百年も前からここにある岩なのでしょうね、、とこのときは思ったのですが、後から見て「こんなに規則正しく四角く穴が開くかな?」と思いました。

何か意味のある人工的なものなのかも!?わかりません💦

鮮やかな赤いアジサイが咲いていました。

登りは白雲橋コースです。

登山口を示す標識の上に南の国の王様の冠みたいに草が生えていました。

この辺りでホシザキユキノシタという絶滅危惧種のユキノシタが見つかったらしいです(あきっこさんの談)。

標識の足元にユキノシタ(絶滅危惧種かどうかはわからない)があったので、ターボが「ユキノシタじゃなく、石の下じゃん」と言っておった。

見たまんまやな。

前方に小さな鳥居が見えて来ました。

筑波山全体が神域なのだそうです。

本日初の記念撮影。

今日のメンバーは、あきっこさん、花子、ハガレーナ、ターボと私の5人です。

この鳥居が登山口になります。

7時28分、登山開始です!

階段を登って行きます。

今日もヤマップの地図をダウンロードしてきました。

駐車場を出発してから27分、登山口の鳥居から7分ほどの地点。

ここからしばらく石の階段が続きます。

黙々と登ります。

この写真、まるで軍隊のように揃ってますね😁

今日先頭を歩くのはあきっこさんです。

登山口から15分、分岐が現れました。

右に行くと迎場コース。

数ある筑波山登山道のうち最も距離が長いとあきっこさんが言ってた気がします。

左に行くと白雲橋コースです。

美しい針葉樹の森です。

白蛇弁天に到着です。

この辺りに住んでいる白蛇を見ると金運が上がるらしいと聞き、もちろん裏手に回ってみましたが、欲望丸出しの私たちに怖じ気づいたか白蛇は現れませんでした。

やはり金運は持ってないか~😵

場所はこの辺り。

登山口から23分の地点です。

登山道で出会った花たちです。

この時期は花が少ないみたいです。

別のルートに春にはカタクリが足の踏み場もないほど咲き乱れるバリエーションルートがあるらしく、あきっこさんが開拓するつもりだと言ってたので、いつか案内してもらおうと思います😁

とにかく蒸し暑いです。

大粒の汗がボタボタ流れてきます。

登山口から36分。

まだこれだけしか来ていません😅

登山口を標高280Mとして、標高差170M登ってきたところでしょうか?

緩やかなところの少ない直登なので息が上がり、度々「どのくらい進んだかな?」とヤマップ地図を見てみますが、ちっとも進んでなくて「あー⤵️」となりました😓

根っこがすごいことになっています。

このルート上には巨木が多く、その大きな体を支えるための根っこが縦横無尽に広がっています。

もう少し登れば少しなだらかになるかな?

と期待しながら、、

直登階段を頑張って登る!

既に私が遅れ始めています。

今回もメンバー4人と私の体力の差が露呈する結果となりました。

カメラを向けられて無理やり笑顔を作ることしかできない汗みどろの私と、余裕のよっちゃんのハガレーナ😅

私は毎週山に出掛けているのに、ちっとも痩せないし、体力もつかないんですよね😢

暑さにやられたのもあるし、金曜日に虫歯治療で歯を一本抜いたので、化膿防止のために抗生剤を飲んでることもあるんじゃない?とハガレーナに言われたけど、でもやっぱりみんなとの歴然たる体力の差があるんだろうなと思います。

みんなが少し平らな場所で待っていてくれました。

登山口から58分。

標高差260M登ってきました。

気温26度、湿度はなんと89%!

気温こそ少し下がりましたが、湿度はうなぎ登りです。

不快指数半端ない💦

ここから等高線を斜めに歩きます。

白蛇弁天辺りからご一緒した82歳の長靴男性に茨城弁で話しかけられながら、ミストシャワーの中を登ります。

もう霧ではなく、雨です。

梢に当たる雨の音がし、時々ボタボタボタッと大きな水滴が落ちてきます。

カッパを着るか迷いましたが、とにかく蒸し暑いので、やめておきました。

再びの急坂。

すぐに遅れがちになる私とみんなとの距離感はこんな感じです。

みんなが待っていてくれました。

う~ん、まだまだだぁ😵

でももう少し登れば少しなだらかになるみたい!

雨がまた激しくなりました。

森の中なので何とかカッパは着なくてもすんでいます。

竜のような形の枝を伸ばす木や、太く真っ直ぐに伸びる巨木があちこちにあります。

山頂まで1キロ!

まだまだあるなぁ。

雨に煙るカエデの葉。

降水確率ゼロ%はどうなっちゃったんでしょうね?

9時13分、つつじケ丘との分岐に到着です。

ここでバナナやウィダーでエネルギー補給しました。

今日は蒸し暑いのでみんな水の消費量が多く、新しいドリンクをリュックから出して補充しました。

女体山山頂まで850m。

やっとm表示になった!

ここから82歳のおしゃべりなおじいちゃんはつつじケ丘方面へ下るとのことでした。

ハガレーナの補充したペットボトルがターボと同じ大きさなのに、ハガレーナが小柄だからか、胸に差した姿がまるでバズーカ砲みたいで、大笑いしました。

ちょっと自衛隊のポスターみたいに見えません?(笑)

竹島上空に侵入したロシア機に向け、威嚇射撃!発射!みたいな、、😅

つつじヶ丘への分岐広場を出発すると、ついに「ザ・筑波山」という奇岩が現れます。

「弁慶の七戻り」です。

想像していたより、ずっと迫力があって、下から見上げると何故落ちてこないのか不思議なほどでした。

次に現れたのは「高天原」。

切り立つ岩の間の階段を登ると祠がありました。

この岩の名前は何だったのでしょう?

誰も標識を撮影してませんでした。

胎内くぐりだったかなぁ。

この穴を通り抜けると、穢れが落とされ、生まれ変われるのだそうです。

穢れや欲望だらけの私たちですから、これで純粋な赤子のような人間に生まれ変われたでしょうか?

まだまだ続くよ、岩岩の道。

場所はこの辺りです。

登山口から2時間17分、標高差500M登ってきました。

「出船入船」です。

確かに左のは船の舳先、右のは船尾に見えます。

一旦下ります。

なだらかな歩きやすい道になりました。

お次は「北斗岩」。

中をくぐってみました。

まだまだ岩の登りが続き、みんなで「筑波山、なかなかだね~😵」と話しました。

山頂まで350m、あともう少しです。

屏風岩に到着です。

祠の上にリフトのレールが走っていました。

大仏岩です。

大仏の横顔に見えます。

最後は再び岩場の登りになります。

最後の階段を登ると、女体山山頂が見えて来ました。

10時25分、ようやく山頂に着きましたが、、

な~んにも見えません。

晴れていればあっち方面に富士山も見えるのだとあきっこさんに教えてもらいました。

山頂標識の前にて。

筑波山の標高は877Mなので、バナナを持って(^w^)

濡れた岩場は滑りやすく、そんなに広い訳ではなく、しかも観光客も含めた多くの人がどんどんやってくるので、ちょっと落ち着かなかったので、写真を撮ったらすぐに出発しました。

山頂からの大展望、見たかったですよね。

後日筑波山愛溢れるあきっこさんから「晴れてればこんな景色が見えるんだよ!」という写真を送ってもらったので、載せておきます。

おおお~、これは素晴らしい!ですよね。

どうやら海も見えるらしいです。

今日は見れずに残念!

それでもま久しぶりにまぁまぁある標高差を歩き通し、何とか女体山までやってこれましたからよしとします。

ここで【前編】として投稿します。


最後までお付き合い頂き、ありがとうございました☺️

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