50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【島根と広島】3年ぶりの里帰り《No.2》深入山下山~日本海の夕陽。2019年3月17日(日)

日本海、持石海岸からこんにちは😃


まずは強風の深入山から下山します。

テキトーに踏み跡のある方に下って行きます。

おお。こちらは更に雪が深いですね。

この辺りですれ違った地元ハイカーにいつもの年の半分くらいの雪の量だと聞きました。

いつもは見えている草が見えなくなるそうです。

「今年は雪が少ないのいね。いつもはこねぇなもんじゃぁないけーね。あの草が隠れる位じゃけぇ」とのこと。

前方に東屋が見えてきました。

東屋に立ち寄ります。

立ったまま、柏餅を食します。

長男は靴に雪が入ったと、靴下を脱いではらったりしていました。

次女の足元を見ると、ズボンが濡れて冷たそうです。

聞いても「冷たくない、大丈夫」と答えますが、いやいや、かなり寒そうに見えます。

私が装着していたゲーターを次女につけることにしました。

東屋からは山頂がよく見えました。

ここから尾根を下る予定にしていましたが、東屋の隅で休憩していた年配のご夫婦が、「尾根の道は転げ落ちるような道じゃけぇ、雪ん時はやめた方がええよ。こっちの道を行きんさい。わしらぁも後から行くけ」とのアドバイスを頂いたので、その教えの通り道を下って行くことにしました。

踏み跡に忠実に、、(笑)

鳥の鳴き声が間近で聞こえます。

見ると枝に小鳥(名前がわからない)止まり、木の実をついばんでいました。

しばらく側で写真を撮ったりしても逃げない(^-^)

次女はゲーターをつけて安心。

私は逆にゲーターがなくなって足首のところに雪が入る入る。

冷たっ!となりますね。

ゲーターの威力半端ない!

ルートの右側に岩場が現れました。

近づいて下を覗いてみます。

子供たちは「やめなさい、やめなさい!」と離れた場所から言っています。

「 みんなビビりじゃねえ」(帰省してからすっかり島根弁になっている)と言うと、「いや、私たち怖くて行けない訳じゃなく、あなたが危なっかしくて、見てる方が怖いのよ」とのこと。

私の身体能力を信じてないだけでした。

カッコ良く(?)ポーズを決める長女。

長男の手が「ゴムゴムの手」みたく長~く伸びて見える😱

岩場をあとにすると、徐々に美しいブナの林になってきました。

水場がありました!

まさに「ブナのしずく💧」!

直接口をつけて豪快に飲んでみる、しつけの良い我が子たち(涙)

そうだ!と思いつき、ペットボトルに汲んで帰ることにしました。

後でコーヒーいれてみます。

分岐に到着です。

下調べが不十分なので、全体像が分からず、若干迷うところですが、東屋への道を教えてくださったベテランさんがまっすぐ下って行かれたので、あとを追っていくことにしました、

どうやら林間コースというのを歩いてきたらしいですね。

真ん中の草尾根コースを下るためには、そもそも山頂から下山する取っつきを間違えたみたい。

どんどん下りましょう。

再び山頂が見えるようになりました。

下ってくる予定だった草尾根。

林間コースは遠回りのなだらかな道が続きます。

新緑の頃には気持ちのいいハイキングができそう。

この辺りは雪がとけて、かなりグッチャグチャ(涙)

一気にズボンの裾が汚れました。

お、広い駐車場が見えてきたぞ。

そろそろ終点かな?

広々としたキャンプ場です。

初夏~秋には賑わうのでしょうか?

草尾根をまっすぐに登っていく南登山口に帰りつきました。

次女がトイレを探している間に(結局トイレは閉鎖中だったらしい)、ポテチを食べ始める長女と長男。

時刻は1時半を越えてますから、お腹が減ってきました。

駐車場に戻って来ました。

次女はトイレを目指し、とっとといこいの村の中へ消えています。

累積標高差は391Mでした。

風さえなければもっと大展望を楽しめたと思うのですが、それだけは残念でした。

でも子供達と青空の下で、思いがけず雪道歩きが出来て楽しかったです。


💠💠💠


この後、いこいの村を後にし、匹見を抜けて益田の病院にお見舞いに行きました。

病院で2~3時間過ごし、帰りは海を見ながら帰宅することにしました。

立ち寄ったのは益田の持石海岸です。

石見空港の誘導灯がそびえたっています。

あ、手前を歩いている関取のようなアロハシャツは私の甥っ子です。

夕陽を見ながら写真を何枚も撮りました。

子供の頃、毎年夏に訪れた日本海。

海なし県からやって来た子供達はおおはしゃぎです。

長女がテトラポットに飛び移ったら、スッテ~ンと尻餅をついてしまったようです。

足を乗せてみるとツルッツルでした。

「こけるなよ」と言った瞬間の出来事。

アホや。

次女も果敢に挑戦。

「滑る滑る」と騒いでいます。

波しぶきを浴びながらの一枚。

早く戻っておいで。

弟に助けられ、何とか上陸です(笑)

家族揃って記念撮影。

私の横にいるちっちゃい仙人は私の父です。

89歳になり、誰よりも小さくなっちゃった。

陽が沈み始めました。

夕陽をバックに撮影大会。

いとこ、全員集合。

長女といとこのハルくん。

お、ハルくんの横だとスマートに見えるんじゃん!

、、、と思ってこんなツーショットを撮ってみた。

どう見ても何かの着ぐるみキャラクターと一緒としか思えない(笑)

ハルくんのサングラスをお借りして、、う~ん、似合わない。

帽子もセットで、、。

やっぱり何か変だ。

いよいよクライマックス。

最後はいとこのアヤちゃんに撮ってもらったナイスショットで。

日の入りまで見届けたかったのですが、せっかちな父が「そろそろ行こうで」と車に乗ってしまったので、後ろ髪引かれながら、持石海岸を後にしました。

島根里帰りの旅、二日目は大切な身内のお見舞いにも行き、広島の山にも登り、日本海の夕陽まで楽しむことができた、盛り沢山の一日でした。

三日目は幼なじみのちぃ坊と「山賊」にランチに行く予定です。

No.3に続きます。


最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

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