50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【新潟、南魚沼】紅葉真っ盛りの裏巻機渓谷。2025年11月8日(土)

やまみほ


裏巻機渓谷・割石沢の展望ポイントから、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今日は月に一度ウォーリーが週末に山に行ける日です。

そんな大切な日ですが、10月には雨模様だったので山は諦め、「芸術と食欲の秋」を満喫しました。

もちろんそれはそれなりに楽しかったのだけど、やっぱり駆け足で通り過ぎる秋の紅葉を見に行きたいのが本音です。

山の紅葉もだいぶ麓に降りてきて、今は渓谷辺りが最も美しい時期となります。

候補にあげたのは、『米子大瀑布』と『裏巻機渓谷』。

どちらもホントに素晴らしいのだけど、最近のYAMAPに米子大瀑布に雪が降ったレポを見つけたので、今回は裏巻機渓谷を選択することにしました。

雨さえ降らなければ行くつもりでしたが、週末が近づくにつれ、予報は晴れマークに!!

週なかには、とうから「晴れそうですね~」とルンルンラインが来るようになりました。

金曜日の夜には、もう嬉くって楽しみ過ぎて「小躍りしながら蕎麦を茹でている」とのこと🤣

この時点で、裏巻機渓谷は片側が断崖絶壁であることを伝え忘れておりました🤣🤣🤣

とうが天国と地獄を味わうことになろうことは、この時は誰も知らない😱😱😱



ところで、皆さん、裏巻機渓谷がどこにあるかご存知ですか?

ハガレーナと私が過去二回訪れていて、このブログで紹介していますが、一応復習しておきます(笑)


先日登ったり麓を歩いたりした『谷川岳』や、上級者向けでお気楽が行くことはない『平ヶ岳』などと同じ山脈に連なる、新潟県と埼玉県の県境に位置した『巻機山』の、裏側(北側)にある五十沢(イカサワ)が裏巻機渓谷です。

東北電力・永松発電所のための取水口が切り立ったゴルジュ帯の手前にあり、そこまで行く道が遊歩道として解放されています。


https://x.com/Tohokudenryoku/status/1655799757783048192?t=T9j-vBolq6_GL_BvUlddEw&s=19

↑↑↑

4月の残雪期に東北電力の方が素掘り水路の中を歩いて点検に向かう様子が載っています。


こんな感じで。(東北電力のX(Twitter)から引用)

あの遊歩道の岩の壁の中にこんな水路があったとは驚きです。

やっぱり水路って楽しいよね~!(水路好きの虫が騒ぐ🤣)


帰宅して、受付でもらった略図を見たら、ちゃ~んと水路が載ってました!!

分かりますかね?

遊歩道に沿って、五十沢川に流れ込む小さな沢(割石沢、坪池沢、大ヒド沢)で折れるように作られた水路の点線が。

そして、駐車場の近くに大きな発電用貯水池があり、そこから真っ直ぐのびた送水管の先に永松発電所があるのが分かります。

あ、YAMAPの3D画像でみた黒い長方形は貯水池だったんだ!!

これなんだ?滑走路か?それとも何かの跡地?などと思っていたのだけど🤣


これ!

確かに貯水池だ!

そこからキャンプ場近くの発電所に向けて作られた水路までしっかり見えます。

私たちが車を停めた車道脇から、帰る時に登ってUターンした上の駐車場の真下にあったんですね。

上から覗いてみれば良かった~💦💦

残念無念(涙)

こうやって、大体帰宅してから大事なことに気付くのが常なのですよ(涙)


話を裏巻機渓谷の遊歩道に戻しましょう(笑)


YAMAPの3D画像だとこんな位置関係です。

(こんな広域画像でもしっかり貯水池が分かる)

お気楽が過去に巻機山に登った際は、表側(?)の一般登山口からでしたが、この裏側からも巻機山の一部である割引岳や牛ケ岳に登る上級者コースがあるようです。

前に地図をたどってどんな道なのか妄想しましたが(過去のブログ参照)、何度も沢を渡っていく、まぁ、とんでもなく健脚の変態野郎の世界です🤣

お気楽は足を踏み入れることは決してない(涙)

そもそも、最初(2合目)の取水口石堤ジャーンプ!ができないもの🤣🤣🤣


🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙


今回はハガレーナもターボも都合が悪く不参加なので、車出しはとうにお願いすることに。

5時に寄居まで迎えに来てもらい出発。

現地(五十沢キャンプ場)に到着したのは、7時9分でした。

キャンプ場の窓口は既に開いていて、窓口前に車が数台列をなしていました。

渡された駐車券の番号は「No.31」!

おぉ、この時間で既に前に30台いるのか。

さすが紅葉シーズン真っ盛りですね。

しかも今日の天気予報は晴れ!!!

激混みを覚悟して行きましょう。


キャンプ場ゲートから約15分、車で登ってきました。

前回・前々回と停められた「みやて小屋」の駐車場は既に満車となっていて、その先の車道脇に斜めに駐車するよう誘導されました。

何人も誘導スタッフがいてくれて助かります。

すれ違いが難しい狭い道路なので、「帰りはバックしてから上の駐車場に行きUターンして戻って下さい」と指示されました。

紅葉シーズン真っ盛り!

期待が高まります!!!


🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶


《コース定数 10(やさしい)》




7時32分、歩き始めました。

朝のうちは遊歩道は山の陰になるので薄暗く色がきれいに撮影できません。

肉眼では入り口から既にめちゃくちゃきれいなんですけどね💦


上も下も真っ黄色!

ウォーリーが感動して足元の落ち葉を撮影中。


雪の重みで横に張り出した木々により、トンネルのようになっています。

ホントは真っ黄色の世界なのです。

写真だとそうでもないけれど。


最初の見所である「割石沢」が見えて来ました。

奥に見えているのは、不落ノ石と言われる巨大な壁です。


割石沢の手前で登山道と滝の上に行ける道に分かれます。

「滝の上部が見えるよ」と言うと、ためらいなく進んで行くウォーリー。

ちょっ、ちょっと待って~!

滑って危ないから、慎重に行こう~!!

慌てて追いかけるやまみほです🤣


 

滝壺の先に岩があり、そこに立ちたいウォーリーとそれを見守るやまみほの図。

ここは何かのコマーシャルにも使われたインスタ映えスポットです(今回の表紙に使いました)。


そんな岩からの眺め。

正面に見えるのは八海山です。


下を覗くと、紅葉が見事な支尾根の奥に五十沢川が見えました。


少し先に進むと、レポで良く見かける岩のトンネル(?)。

とうはどんどん先に行っています。

後から聞くと、左側が断崖絶壁なのが怖くて、止まったら終わりだと思い、ひたすら歩を進めていたのだとか🤣

ウォーリーと私はそんな事とは露知らず、の~んびり遊びながら、写真を撮りながら歩きました。


楽しくて仕方ない二人。


この辺りは左側に木があるので、怖さはいくらか下火に?

道がとにかく美しく、ウォーリーが「とうが五割増しに見える」と言っておりました(笑)

う~ん、ちょっと腰が引けてるのを、そこはかとなく感じる🤣


女二人は絶好調です。

ハガレーナの真似をしてポーズをとる。

これ右だ左だと何度か練習して、やっとでした🤣


坪池沢が見えて来ました。

ウォーリーが「黄色のカラーチャートみたい!一体何色あるの!?」と叫んでいました。


沢を渡る度に下って、登って、、。

今のところまだ人が少なく大丈夫ですが、この辺りは帰りになると登ってくる人とのすれ違いで渋滞するんですよね。

朝のうちよりお昼近くなった方が紅葉がきれいに見えるので、皆さんその事を良くご存知で遅めの歩き出しにされるのだと思います。

お気楽は混雑が何より苦手なので、人の少ないうちに歩くため早朝出発にすることが多いのです。


うわぁ、きれいだね~!

ため息しか出ない。

動画を見たターボが「きれいって150回位言ってたね」とコメントくれました。

ホントに、、この日私たちの語彙は「きれい」と「すごい」だけでした🤣


とうは大汗をかきながら、脇目もふらずドンドン進みます。

いつもは色んな会話をしながら、感動を分かち合いながら歩くのに、この日はとうの無言の後ろ姿しか見なかった気がします(笑)

人が変わったみたいでした。


切通を抜けると右側に大きな垂直壁のある石の階段になります。

とうは一瞬「うぉっ」という妙な声を発した後、全身を硬くしながら、多分必死の形相で下って行きました(顔は見えなかったけど、想像で)


対岸の大きなモニュメントのような岩山が近くなって来ました。


大ヒド沢通過。


相変わらず美しい小径。


沢が真下に見えるようになってきました。

この辺りからは、とうにとってこの日最大の恐怖エリアになります。


夫婦滝。

こんなに美しい景観の連続なのに、とうは見ることなど一切せずに、右に重心をかけながら、ひたすら黙々と進んでおりました。

もう後ろの二人を待つ余裕もなかったみたい(笑)


とうが通過できるかどうか心配だったメタボチェッカーも、私たちがカメラを構える前にしゃがんでとっとと行っちゃった(笑)


ここは手前に赤いドウダンツツジの紅葉を入れて、絵はがきのような写真が撮れる、私のお気に入りスポットです。

左側が断崖絶壁、右手の岩にはロープもなく、とうにとって最も過酷な道なので、とうはこんな景色を見ることもなく、はるか先を歩いておりましたが。


いよいよ、終点の取水口が見えて来ました。

下に見える板を二枚はめてプールする溝がある石堤をピョンと渡らないと、牛ケ岳には行けません。

人が複数立っている四角い場所まで行くのですが、とうは手前の階段上でじっとしていました。

登ってくる人を待っているのかと思い、しばらく様子を見ていましたが、一向に動く気配がなく、、

私が行ってみると、谷底に向かってのびる急な階段を下るのが怖かったらしく、固まっていたのでした(涙)

私が前を行くことで視界が遮られ、ようやく下ることができたとう。


取水口の下部にはいくつもポットホールがあります。

激しい水流が作る楽しい造形美。


そして、上流の景色はこちら。

これぞ、ゴルジュ帯というやつ。

切り立った見事なV字の細い渓谷です。

激しく右に左に打ち付けなれながら、ドゥドゥと水が流れていました。


とうは石堤に乗ること叶わず💦

終点に立つ女二人を写真に撮ってもらいました。

どんどん人がやってきて混んで来たので、早々に退散です。


ピストンで戻ります。

とうは往路は地獄のようでしたが、なぜか断崖絶壁が左手にあるより、右手にある方が楽に歩けるらしく、帰りは笑顔を見せられるまでになりました。

ようやく紅葉を楽しむ余裕が出てきた模様(笑)


復路途中、ご夫婦らしき二人組の女性に「やまみほさんですか?」と声を掛けられました。

「YouTube見てます。50代からのお気楽登山とかっていうのですよね?私も50代なので身近に感じてるんです」との事。

わぁお!ありがとうございます!!

とても気さくなお二人で、新潟の上越市にお住まいだとか。

私が足を怪我してヘリコプターで運ばれる羽目になった妙高山の近くだそうです。

あちらには「海谷渓谷」というところがあって、そこもここと同じ位きれいだと教えてもらいました。

いつか行ってみます!!

声を掛けていただき、ありがとうございました!

バッジをお渡ししたいと思ったら、こんな日に限って家に置いてきてしまいました。

ウォーリーのリュックに真新しいバッジがぶら下がっていたので、それを外してお渡ししました。

リュックに付けてくださるそうです。

本当にありがとうございます。

またどこかでお会いできたら嬉しいです。


こんな階段を登ります。

往路ではとうが脇目もふらず下って行った道。

とうは「こんな所通ったっけ?」と言いながら写真を撮ってくれました。


うわぁ、黄色しかない!!!

凄い、凄すぎる。


右手にはこんなモコモコ尾根を見渡せます。


なんなんだ、このメルヘン感は!

いや、もう、、最高ですよ。


お腹が空いてきたので、おやつ休憩しました。


そして、まだまだ続くよ、メルヘンロード。

あぁ、もう、ゴッホの世界じゃん!

絵を描きたくなるよぅ。

いつかこんな景色を絵に描いてみたい!

とうが「絵を描きたくなる気持ちが分かりました」と言ってました。

でしょ?でしょ?

パレットに黄色い絵の具をいっぱい出して、色んな色を作って、遊びたい!、、そんな気持ちを掻き立てる、濃厚な色彩溢れた世界でした。


この木陰のうつろいとか、、ほんと、ゴッホなんだよ。

楽しい、楽しい、楽しい!


黄色と青の組み合わせは、私が一番好きなコラボかもしらん。


行きでは素通りした、「不落ノ石」。

受験の時に願掛けに来る人も多いと聞きました(過去に)。


割石沢は、色んな国の言葉が飛び交っていて、写真撮影の行列ができていました。

ウォーリーがモタモタと岩に登れたのは、早朝ならではの特権ですな(笑)


日が高くなり、朝は薄暗かった登山口付近も見事なゴールドラッシュでした。

すんばらしい!!


朝はなかった車が登山道にも。

上の駐車場もいっぱいになって、こちらに誘導されたのね。


お疲れ様でした~!

11時37分、登山口に戻ってきました。

片側断崖絶壁なことを、あまり深刻に伝えてなかったこともあり、とうが天国と地獄を味わうことになった今回の山行。

とうは脂汗を大量にかき、ちょっと痩せたらしいです🤣

ウォーリーと私は、素晴らしい紅葉と沢の景観に、感動しっぱなしの楽しい道でした。



紅葉真っ盛りの裏巻機渓谷#お気楽隊#お気楽山登り

↑↑↑

動画をまとめています。

光り輝く紅葉真っ盛りの裏巻機渓谷をご覧ください。


ランチのために、南魚沼の道の駅に立ち寄りました。

右側が巻機山、左は金城山です。


一番人気のしょうが焼き定食をいただきました。

ご飯はもちろん南魚沼産のコシヒカリ。


この後、新潟の美味しい純米酒や、まるまるとしたなめこ、瓶詰めのご飯のおともなど購入し、ルンルンで帰路につきました。


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

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