【読書感想】『動機(横山秀夫)』『カササギ殺人事件(アンソニー・ホロヴイッツ)』2025.11.14
こんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
11月前半に読んだ本の紹介をします。
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《動機》横山秀夫著(文春文庫)
◎あらすじ、、、
◎感想、、、
Audibleで聞きました。
表題作の『動機』、『逆転の夏』、『ネタ元』、『密室の人』からなる四篇の短編集です。
横山秀夫さんは昔『64』を読んだことがあり、警察内部のゴタゴタをこれでもかこれでもかと描いていて、なかなか進まず、でも事件が動き出してからはとんでもないスピード感で最高に面白かった記憶があります。
今回は短編集なので、『64』のようなジリジリする時間は短いだろうと思って手に取りました。
各話ページ数こそ少ないですが、さすが横山さん、ジリジリさせます(笑)
それぞれ描かれるのは、警察内部での警察手帖大量紛失事件、殺人事件の犯人と被害者遺族、地方紙の新聞記者の引き抜き、裁判所判事の居眠り騒動。
そのなかで、当事者たちが恐れ悩み苦しみ、徐々に追い込まれていき、最後になるほどそう来たか~👀となります。
私は本の題名にもなっている『動機』が一番好みでした。
紛失防止のために退所時一括預していた大量の警察手帖が盗まれた。
一括保管を提案した主人公が記者会見までの猶予2日間で、手帖と犯人を見つけ出すために奔走します。
犯人の動機は何か?
その真相は横山さんらしい骨太で情があり熱いものでした。
私の評価は⭐3.5。
私は短編集が苦手ですからね(涙)
短編集の中では上位にくる満足度でした。
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《カササギ殺人事件・上》アンソニー・ホロヴイッツ著(創元推理文庫)
◎帯、、、
各種ミステリランキング、本屋大賞(翻訳小説部門)など、7冠達成
構想15年、ミステリ界のトップランナーによる金字塔!
◎うらすじ、、、
1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執り行われた。
鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけたのか、あるいは、、、。その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。余命わずかな名探偵アティカス・ピュントの推理はーーー。アガサ・クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ・ミステリ!
《カササギ殺人事件・下》アンソニー・ホロヴイッツ著(創元推理文庫)
◎帯、、、
著者の代表作にして犯人当てミステリの圧倒的な傑作。
◎うらすじ、、、
名探偵アティカス・ピュントのシリーズ最新作『カササギ殺人事件』の原稿を結末部分まで読んだ編集者のわたしは、あまりのことに激怒する。ミステリを読んでいて、こんなにも腹立たしいことってある?原因を突き止められず、さらに憤りを募らせるわたしを待っていたのは、予想もしない事態だったーー。ミステリ界のトップランナーが贈る、全ミステリファンへの最高のプレゼント!
◎上・下巻まとめての感想、、、
上巻がまるで会話の途中のようなところで終わって、さぁ、いよいよこれから謎解きが始まるぞ!と思って下巻を開いたら、、あれ?あれ?話者が変わってるじゃん?!謎解きはどうなったのよ!、、と肩透かしされます。
あぁ、そうか、、、あれは作中作だったんだもんねと冒頭部分を思い出しました。
上巻はアガサ・クリスティのオマージュらしく、古きよき英国の田舎の風景と人々が登場します。
昔読んだアガサ・クリスティの世界観を思い出し、なんだか懐かしい気持ちで楽しく読んでいたのですが、突然お預けを食らった形でかなり面食らってしまいました。
下巻の話者スーザンが怒り心頭だったように、、。
上巻まるまる一冊が作中作だという大胆構成。
なるほど、これが傑作と言われる所以なのか。
面白かったのは、スーザンが消えた結末部分の謎解きを自らチャレンジし、怪しい人物ごとに考察を述べているところです。
『カササギ殺人事件』の真相を知りたくて仕方ない読者は、スーザンと共に謎解きに挑むことになります。
しかし、現代パートでも自殺か事故かあるいは他殺かの事件が起き、どんどん複雑な構成へと向かい、『カササギ殺人事件』はどうなったの~!?と読者が若干置き去りにされる感は否めません。
ブックチューバーの皆さんが「二話分楽しめてお得感あり」と言っていましたが、まぁ、上・下巻だからねぇ、、そりゃ二話分だろうよ、、と思う私がいました🤣
消えた原稿と殺人事件の真相に女性編集者が迫っていく犯人当て本格ミステリです。
7冠とは!
その年の各章総なめだったのでしょうね。
それだけ指示されたのは、ミステリ愛に溢れた作品だったからなのだろうと思います。
中に登場するミステリ作家の名前や作品を知っていたり、好きだったりしたら、楽しくて仕方ない!となったことでしょう。
私の評価は⭐4です。
世間の評価にかなり引っ張られている気もしますが🤣
高校時代にはまったクリスティ、もう一度読み返してみようかな、、と思いました。
また、海外ミステリももっと読んでみようとも思います。
そんな風に思った私は、本屋でまたまたこんなに購入してしまいました(笑)
『ヨモツイクサ』は『硝子の塔の殺人』を書いた知念実希人さんの新作ですが、
他の4冊はいずれも海外ミステリです。
読みたい本が山積みなので、いつになるかわかりませんが、読んだら感想書きます!
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