50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、水上町】紅葉の谷川岳。2025年10月23日(木)

やまみほ


谷川岳(トマの耳)から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


週末ごとに雨が降っている今秋、、山は紅葉の盛りだというのに、ちっとも山歩きができないじゃあないですか!💢

、、、そう思っている山屋が日本中にそれこそ山の数ほどいることでしょう。

そこで、ターボと二人、平日の晴れた日にお休みをもらって山に出かけることにしました。


ほんとは元々お休みを取得して、二人で上野の美術館に行く予定にしていたのですが、なんと、展覧会準備のために休館であることがわかり、急遽予定を変更し、美術館へは来週行くことにしました。

そこで、予め休みの予定にしたいたこの日を出勤にしようかと一度は考えましたが、天気予報を見ると、その一週間ずっと曇りか雨なのに、その日だけ燦然と☀️マークが輝いていたのです。

わぉ!

これは神の思し召しか!?

このところ仕事を頑張っていたご褒美ですよ、きっと。

折角の晴れなら、お休み予定はそのままにして、山に出掛けよう!しかも週末なら激混みになること間違いなしのお山へ!!

そう、ついにチャンスが到来したのです。

何年も前から平日の晴れた日に訪れたいと思っていた、紅葉が盛りの谷川岳へ行ける日が!

こりゃ、ワクワクが止まりませんぞ。

楽しみで仕方ない!!!


自宅を6時に出発し、土合口の駐車場に到着したのは7時半でした。

駐車料金は1000円になってた!

以前は500円だった気がするので、星野リゾートになって値上げしたっぽいです。

天神平までのロープウェイは往復で3000円!

これも値上がり。

谷川岳に登るにはなかなかにMoneyが必要になってきました(笑)

まぁ、西黒尾根を登る体力があれば、ロープウェイ代は節約できるのだけど、、🤣



《コース定数 17(ふつう)》



チケット売場のある6階まで行くと、既に長蛇の列でした。

とはいえ、週末に比べたら多分5分の1位だったんじゃないかな?

150名位並んでいたでしょうか?

8時10分前からチケット売場がオープンし、列はどんどん進みます。

人の窓口(現金とカード決済)と、機械での発券機(電子マネー)がそれぞれ2つずつありました。

途中から2つに分かれる列は電子マネー利用客の方が多かったので、私たちは人の窓口に並び現金精算したことで、多分20人位追い抜けたと思います(笑)

現金の方が便利(早い)こともあるんですね。


8時運行開始のロープウェイ乗り場に並びました。

さすが平日!

赤いカーペットが敷かれた長い廊下をずんずか歩ける!

週末ならそこは何十メートルも人・人・人の行列になるのです💦


一気に標高差570Mを運んでもらいます。

紅葉がかなり麓まで降りてきていますね。

向かいにある白毛門は頭の方だけ赤く染まっていて、酔っぱらいのおじさんみたいでした(笑)


天神平に到着したのは、8時25分頃でした。

素晴らしいお天気だ!!

目の前に白毛門と笠ヶ岳、、その間(奥)に聳える頂は朝日岳です。


リュックを背負ったハイカーが何人も天神山に向けてリフトに乗っていくのが見えました。

高いお金払って天神山まで行っても、結局だいぶ下って通常ルートに復帰しなくちゃいけないの、みんな知ってるのかなぁ、と少し気の毒になりました。

私も初めて来た時に少しでもリフトで標高を稼ごうと天神山まで行ったら、そこから下りになって、下からのルートと合流し、その後だいぶ登ってやっと目線が天神山と同じ高さになった時、あのリフトでの登り、無駄だったじゃん!!となった記憶が甦ります(笑)

その失敗をして以降、私たちのスタートは天神平です。

紅葉の美しい林を背景にYouTube動画を撮影し、8時30分に出発しました。


私たちが日頃登る山に比べると人は多いですが、紅葉シーズン週末の谷川岳レポを見ると、登山道が山頂までずーっと行列という場合もあるみたいですから、これくらいなら全然平気です。

快適、快適。


熊穴沢の頭までは比較的なだらかな道です。

朝日を浴びたオレンジ色と黄色の木々が眩しいです。

今シーズン初の黄金色の世界に呑み込まれる喜びを感じながら歩きました。


階段を越えた先に現れる谷川岳の猛々しい勇姿。

見とれてしまいます。


鎖場も若干あります。

青空がきれいだ!


9時19分、熊穴沢避難小屋に到着しました。

水分補給だけして先を急ぎます。

 

天神尾根に乗ると、紅葉の輝きが増してきました。

左手には爼倉山稜から連なる峰々や、熊が多く生息する吾妻耶山などが見えました。


写真右手が爼倉(まないたぐら)、中央が小出俣山(おいでまたさん)。

関越トンネルは爼倉の真下を貫いているようです。


谷川岳名物、岩場の急登が始まりました。

ここで混雑すると、自分が渋滞の原因になってしまう心配ポイントですが、今日は平日!

後ろの人を気にせず、マイペースに登ることができました。


ゼェハァしながら登った先に待っているご褒美の絶景。

すぐそこに見える険しい頂は、爼倉です。

名前を聞いただけで恐ろしい((((;゜Д゜)))

お気楽が決して足を踏み入れてはいけない山のスペシャリストたちの楽園ですね。


登山道からの眺め。

熊穴沢避難小屋以降の天神尾根は、どこもかしこも360度の大展望です。

急な岩場をよじ登っては、その先の平地で息を整えながら、眺めを楽しみました。

(上の写真)手前が阿能川岳、奥の台形の山は吾妻山で、さらに奥は小持山と十二ケ岳で、いずれも谷川岳展望の山として知られています。

(二番目の写真)手前は天神平スキー場のある天神山と高倉山で、その奥に三峰山、最奥は、日本で二番目に広大な裾野を広げる赤城山です。

(三番目の写真)間近に見える山は白毛門・笠ヶ岳・朝日岳で、その奥に尾瀬の燧ヶ岳と至仏山、右奥は上州武尊山です。


まだまだ岩場は続きます。

シャリバテしないよう、バナナを食べて、再び歩き出しました。


10時14分、尾根上にある大きな岩場、天狗の溜まり場に到着しました。

熊穴沢避難小屋からここまで、標準コースタイム45分のところ、55分かかりました。

混んでなくても、私の体力だとどうしてもゆっくりしか歩けません💦

岩場では、登って写真を撮りたい人たちで長蛇の列になっていたので、私たちは水分補給だけしてスルーしました。


目線がどんどん周囲の山に近づいていきます。

谷に向けて広がる紅葉が美しいです。

見えているピラミダルな山は先ほどから何度も登場する爼倉(まないたぐら)です。

その山腹を掘削して造られた関越トンネルの換気口が写真真ん中ちょい左にあるの、わかりますかね?


爼倉から谷川岳に連なる稜線のカーブがカッコいいです。

真ん中の山はオジカ沢の頭です。

あそこのピークまで、肩の小屋から標準コースタイム一時間みたいです。

いつかあの辺りまで行ってみたい気がするけど、帰りのロープウェイに間に合わなくなるから、そしたら西黒尾根を登るのは怖いから、ロープウェイは使わず田尻尾根を登って来てみるかなぁ、いつの日か。

今より体力・筋力つけないと、できない相談ですね(涙)

行ってみたい所は沢山あるのに、年々体力が衰えていて、今回も最後の登りでターボを待たせる結果になりました💦

Audible聴きながら、自転車漕がないとかなぁ🤣


11時8分、肩の小屋に到着しました。

天狗の溜まり場から標準コースタイムは45分のところ、50分でした。

ここまで来れば山頂まではあとわずかです。

ここからもやはり素晴らしい眺めでした。

今まで何度も谷川岳に登っていますが、この肩の小屋辺りからガスに巻かれて何も見えなくなることが多かった、というか、多分毎回そうだった気がするので、こんなにクリアに安心して景色を眺められたのは初めての経験でした。

ウサ亀さんや、イダブルーが歩いている県境トレイルが遠くまで続いているのが見えます。

爼倉を経由するのか、あんなところ歩けるの!?と思って小屋の横にある県境トレイルの略図を見たら、爼倉はルートに含まれていないことがわかりました。

だよね、、爼倉は県境じゃないもんね。

オジカ沢の頭から、万太郎山、仙ノ倉山、平標山と繋がるようです。


11時26分、谷川岳山頂(トマの耳)に到着しました。

標高は私の生まれ年と同じ1963Mです。

大・大・大展望!!

こんなの初めてだ~!最高~!!!


山頂にたって、回りが見渡せたのは、初めてなのです、、何しろ谷川岳はガスが出やすい山域なので。

こんな景色だったんだね~!

今まで心の目で見てきた景色を、瞼に焼き付けました。

(上の写真)目の前の白毛門~朝日岳が上の方だけ赤く染まっているのが良くわかります。

(真ん中の写真)左側の薄茶色い三角は谷川岳の双耳峰のもうひとつ、オキの耳です。

その右手奥には、巻機山。

巻機山ってこんなに近いんだね~!

巻機山の手前には、白毛門から続く登山者の憧れ「馬蹄形コース」の清水峠避難小屋が見えます。

(下の写真)オキの耳から連なるのは、一ノ倉岳と茂倉岳です。

斜面の草紅葉がきれいでした。


一度も上から全貌を見たことがなかったマチガ沢です。

ずっと前の冬に、ターボとこの渓に迷い込んで、ラッセル地獄を体験したことがあります🤣

今となってはいい思い出です。


浮かれ気味のターボの頭の上には苗場山が見えています。


谷川岳の紅葉、、今年は赤色の発色が今一つみたいですね。

もしかしたらピークを越えてしまったのかも知れません。

それでも山肌に貼り付くように広がる赤や緑の絨毯のような紅葉と、迫力ある渓の陰影を、遮るものなく見てみたかったので、大満足でした。

この後、予定ではオキの耳まで向かうつもりでしたが、あまりの絶景にしばし動けませんでした。

トマの耳からオキの耳までは標準コースタイムでわずかに10分なのですが、すれ違いの待ち時間があったりして、お気楽の足だと毎回もう少しかかっています。

ここまで予定よりも時間がかかってしまったので、帰りのロープウェイに万が一にも間に合わないなんてことがあってはならないし、下山が混みあうことを考えて、今日はオキの耳はあきらめて、ゆっくりランチすることにしました。

今日はとにかく眺めが素晴らしいので、のんびり景色を眺めながら、たまにはゆっくりするのもアリだねとなったのです。


こんな景色を眺められる場所に座って、30分ほどのんびりしました。

風もなく、雲もなく、本当に最高の青空レストランでした。


山の名前が気になったので調べてみました。

中央の右側が影になっているピークは「オジカ沢ノ頭」で、その奥に「小障子ノ頭」「大障子ノ頭」、それにトランジットする形で「万太郎山」、さらに奥に仙ノ倉山がありました。

平標山からは谷川岳が見えなかったので、多分こちらからも見えないはずですよね。

あんな方までずーーーっと歩く人たちを尊敬し、強く憧れますね。

生まれ変わったら、健脚な男になって、若いうちから日本中の山を歩きたいです。


ランチを終え、12時20分に下山開始します。

結局一時間近く、山頂にいたことになります。

ゆっくりできて、幸せでした。


下山のレポートはサクサクと(笑)

登りでは私がバテ気味でスルーした「ザンゲ岩」にて記念撮影。


そして、往路では大混雑していた「天狗の溜まり場」にも登ることができました。

360度、細切れ撮影しておきました。

どこもかしこも絶景で、岩の上でグルグル回って、どれもカットできなかったです(笑)


オキの耳まで行かなかったことにより、多くのハイカーより早めの下山となります。

そのため下りの岩場の混雑も回避!

よい選択だったなと思います。

蛇紋岩の滑りやすい岩場で後ろに行列作られて、なんなら舌打ちなんかされちゃった日には、焦って転んで滑落するオチになりますから。

マイペースに安全に下ることができました。


この後熊穴沢避難小屋の中に初めて入って、おやつ休憩もしました。

岩場を混雑することなく、下って来れたことで、なんだか心の余裕ができていて、小屋の中にいた他のハイカーとおしゃべりしながら、のんびりしたくなったのでした。


午後の明るい陽射しを受け、黄金色に輝く森を下って行きました。


14時30分、天神平まで戻って来ました。

今日は最初から最後までピーカンの晴れで無風、、最高の登山日和でした。

出会ったハイカーたちは皆さん笑顔でしたよ。

平日にお休みを取ってやってきた甲斐がありました。

楽しかった~!!!




紅葉の谷川岳#お気楽山登り#お気楽隊#トマの耳#登山

動画を作成しています。

動画の中で距離を6.0kmと書きましたが、6.6kmでした!


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

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